せっきーママ
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ママテク(@mamateku)ライターのせっきーママです。
突然ですが、あなたにはママ友がいますか?
わたしにはママ友と呼べる人が一人もいません。
子どもを保育園に通わせるようになって3年が経ちますが、仲のいいママ友と呼べるような人がいまだにいません。
周りを見渡せば楽しそうにお喋りをするママ友グループがそこかしこに乱立しており、
しかし、ネット上には「ママ友がいない」という悩みを持った人がたくさんいるのに、わたしの周りにはそんな人は一人もいないように見える…。
今回はそんな「ママ友がいない、またはできなくて悩んでいる人」に向けて、少しでも支えになればという気持ちから、共感してもらえるような記事を書きたいと思いました。
ちなみにこの記事の中にママ友ができる方法は書いてありません。
たとえママ友がいなくたって、園生活やこれからの学校生活で親として前向きに楽しく過ごす方法や、ママさんたちとの関わり方について、わたしの実体験も含めて書いていきたいと思います。
パッと読むための目次
ママ友がいないと思っているのはあなただけじゃありません
まず最初に言っておきます。
ママ友がいないと思い悩んでいるのはあなただけではありません。
安心してください。
日常生活において見えていないだけです。
何も落ち込むことはありません。
ママ友がいないことは何も悪いことではありません。
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「自分はなんでこうなんだろう。」と自分を責めることはやめましょう。
ママ友がいない人あるある5選
自分自身の経験から言えるママ友がいない人のあるあるをまとめてみました。
「これあるある!分かるわ~!」と共感していただけたら嬉しいです。
ママ友いない人あるある1.自分から話しかけられない
基本的に自分から他のママさんに話しかけません。
というよりも話しかけることができません。
なぜなら、「話しかけられたら迷惑なんじゃ…(-_-;)」と思っているから。
わたしの場合、昔から自己肯定感が低いので「自分から話しかける=迷惑」と思ってしまっているところがあるのです。
いつも話しかけられるまでは自分から口を開くことはほとんどありません。
「そんな受け身だからママ友がいないんだよ!」と、どこかしらから批判的な声が聞こえてきそうですが、受け身が自分の性格である以上どうしようもないことだと思っています(苦笑)
ママ友いない人あるある2.何をしゃべったらいいのかわからない
他のママさんたちを見ていると、会話が途切れることなくずっとママ友と話しているように見えるのですが、「一体、何であんなに話すことがあるんだ!?」と毎回不思議に思って見ています。
わたしの場合、子育てのことだってそんなに思い悩んでいないし、思っていたとしてもすぐに口にできるほどわたしの頭は柔らかくない(笑)
逆に「子ども」というフィルターを通して他のママさんたちと対峙するからこそ、プライベートなことはもちろん、「仕事何してるんですか~?」などという普通の会話をすることもはばかられると考えてしまうのです。
ママ友いない人あるある3.あれこれ考えすぎて会話が続かない
そして、いざママさんと会話ができたとしましょう。
しかしすぐに会話が途切れ、「しーん…」という効果音が聞こえてきそうなくらいの沈黙が走ります。
その間わたしは冷や汗をかきまくり(汗)
口は閉じていても、頭の中では会話シミュレーションを高速で行っているので、頭はフル回転状態(笑)
微妙な空気感のまま、そのママさんから離れることになるのです。
そして、もし一対一で話をすることができたとしてもママさんたちが二人、三人…と増えていくと必ずといっていいほどわたしはフェードアウトします(笑)
「わたしここにいても意味ないんじゃない…?」と思って会話にもだんだんうなずくだけで、最終的にはママさんたちの輪から完全に離脱。
なんともいたたまれない気持ちを抱えたまま帰路に着くのです…( ノД`)
ママ友いない人あるある4.「保育園ママ」という存在に対して異常に警戒?
なぜか周りにいる「ママ」という存在に対して異常に警戒しているというか、関わらないようにしている感じがわたしにはあります。
特に過去にイヤな経験をしたわけではないのですが、ママさんに対しては圧倒的にコミュ障を発揮してしまいます。
しかし、一言に「ママさん」と言っても保育園の送り迎えで出会うママさんに対してだけで、職場で会うママさんたちとは仲良くできるのです…。
「自分の子どもが通う保育園のママさん=必ず楽しそうにおしゃべりしなければいけない」という無意識の強迫観念めいたものがわたしの中にはあるのかもしれません。
もしくは、わたしにはできないこと(ママ友同士のおしゃべり)ができていることに対して、少なからず嫉妬の気持ちもあることも事実ですね。
ママ友いない人あるある5.女同士で群れることが苦手
学生時代、女の子同士がみんなで連れ立ってトイレに行く…。
よくある光景ですよね。でもわたしはこの「群れる」という女子特有の性質が昔っから苦手でした。
一人で行動することが好きでよく一人で行動していたのですが、今となってはそういうのもママ友がいない(できない)理由の一つだと思っています。
だって一人のほうが断然気楽なんだもの!
あとは、うわべだけの付き合い(言い方は悪いですが)がどうしてもできないというのもあります。
わたしの場合、人とある程度まで仲良くなるために相当な時間が必要になるのですが、ただ毎日保育園の送り迎えで挨拶したりちょっとお話しただけで、ものすごい親密な関係を築いていくママたちは本当にすごいなと思ってしまいます。
ママ友がいないとどんな不便があるか
「ママ友なんていなくても何とかなる!」と結構本気で思って気を奮い立たせていたのですが、やはりママ友がいないと不便だったりちょっぴり悲しくなることも…。
①園で必要な持ち物や行事について聞ける相手がいない
まず、保育園での色々なことを聞ける相手がいない問題。
保育園では家庭で用意してくるものが山ほどあります。
例えば、お布団やお弁当箱、水筒に始まり、夏場であれば水着にタオル、泥んこ用の下着などなど…。
「まだあるのか!多すぎるよ!」と思わず一人ツッコミを入れたくなるほど。
そんなときに保育園でそろえるグッズ類などの情報交換ができないのが地味に辛い…。
そのたびにわたしはネットで情報収集して保育園グッズをそろえるようにしています。
また、園での行事についても同じで集合時間など忘れようものなら、聞く相手もいないのでとにかく早く現場に集合したこともありました。
やっぱりママ友がいないと何かと不便なんですよね。
②同い年の子がどんな風に育っているかわからない
自分の子の成長具合や性格は周りと比べてどうなのか、ということがわかりません。
比較対象となる同い年の子どものママさんとの会話がほぼなさすぎて判断材料がないのです。
例えば、オムツがはずれているとかトイレトレーニングの進み具合などもほとんど聞くことがなかったため、うちの子のパンツ移行はかなりのんびりしたものになっています。
現在は3歳をすぎましたが一日オムツだったりパンツでいけたり…という日々を送っています。
しかしこの場合、周りのママ友の情報に流されて「周りの子に比べて自分の子ができていない…。」と焦ったりすることは皆無だったのでその点ではよかったかも?
③レクレーションや行事のときは高確率で「ぼっち」になる
保育園や学校には必ずといっていいほど行事やレクレーションがありますよね。
そのたびに親(しかも高確率でママ)が参加するわけになるのですが、これがなかなか辛い( ノД`)
なぜかというと、高確率でぼっちになるから。
行事から帰ってきたあともそのことで悶々としてしばらく思い悩んでしまうことがあります。まぁ寝たら忘れるんですけども(笑)
ママ友がいなくても園や学校生活を乗り切るポイントは?
ママ友いない歴3年のわたしが悩みぬいた末に自然と身に着けた「ママ友がいなくても園や学校生活を乗り切るポイント」を4つご紹介します。
あまり大げさなものではない上に、「え、そんなこと?」と思うようなものばかりですが少しでも参考になれば嬉しいです。
①他のママ友同士の輪をあまり気しない!
保育園などの送り迎えなどをしていると、ついついどうしてもママ友同士が固まって楽しそうに話しているのが目に入ってしまいますよね。
しかし、そこでその光景を見てしまうからこそ「自分には…。」と辛くみじめな気持ちになってしまうもの。
そこでわたしはなるべく見ない、そしてなるべく気にしないようにしています。
やや後ろ向きな方法ですが(笑)、精神的ダメージを受けないようにするために大切なことだと思っています。
別に相手から悪く思われているわけでもないですし、自分が傷つく必要は何もないのです。
②園の行事は子どもと一緒に全力で楽しむ
園での行事は、多くのママさんたちと接することができる(もしくは接しなければいけないと思わせる)機会ですよね。
しかしコミュ障ママにとってはそれがとてつもなく大きな試練となるのです。
「園行事、参加したくないな…。」という後ろ向きな気分を切り替えて、全力で我が子と一緒に楽しむという気持ちを持つようにしましょう!
例えば、園や学校行事での一大イベントの運動会。
わたしは我が子の行動のみにフォーカスを当てて他のことは気にしないようにします。
特に他のママがどうしているなどは前述の通り、気にしないようにすればいいのです。
③行事はなるべくパパを連れて参加する
これは自分が行事ごとでぼっちにならないための最終防衛手段です(笑)
パパがいれば特に「他のママさんたちと会話しなければいけない…。」という強迫観念から逃れられます。
特に平日に園行事がある場合には、なるべくパパにお休みを取ってもらって一緒に参加してみるのはいかがでしょうか。
また家族で参加することで、普段家では見ることのない子どもの一面を共有し、親子の絆もより深まっていいことばかり♪ですよ!
④ママ友がいなくても「挨拶」だけはやっとけ!
すごく当たり前なことですが、とりあえず「挨拶」さえできていれば、保育園での生活は何の問題もないと思っています。
さすがに挨拶をされてイヤに思う人はいないでしょうから、とにかくなるべく口角を上げてにこやかに挨拶することだけは常に意識しています。
「ママ友がいなくても、挨拶さえできれば十分十分!」と自分をほめるようにすれば、例えママさんたちとうまく会話ができなくても、自己嫌悪のスパイラルへ陥ることも少なくなるはずです。
ママさんたちと会話するときに「発想の転換」をする
わたしの中でママさんたちと会話するときはこんな風に思っていました。
「他のママたちが会話してるように、矢継ぎ早に、笑いながら、楽しそうに会話しないといけない…。」と。
しかし、子どもと同じクラスのママさんと会話しても楽しく話ができないことが多く、「ああ、今日もうまく話せなかった…。」と落ち込んでばかりの毎日。
ちょっとママさんたちと会話した後も「変なこと話さなかったかな…。」「なんか微妙な空気感になっちゃったかな…。」と反省ばかりして自己嫌悪に陥ることも少なくありません。
そのたびに精神的に疲弊してしまって、子どもに優しくできないときもありました。
ある本の一節にコミュ障ママの心が救われた
そんなとき、とても救いになった本の一節があります。
以下の文章は、ITジャーナリストの佐々木俊尚さんという方が書いた『広く弱くつながって生きる』という本の中に書かれていた一節です。
人とつながる場合、別に寡黙でもかまいません。寡黙で、朴訥(ぼくとつ)で、嘘をつかない。よく話すわけではないものの、自分を好いてくれていることは何となく伝わる。そういう人の方がよほど信頼されますし、一緒にいて安心感があります。
-中略-
人とのつながりに必要なのはコミュニケーションにあらず。フラットな構造で求められるのは、話し下手でもいいのでまずは相手を大切にして、話を引き出したり、TPOに応じた声の出し方をすることだったりするのです。
引用:『広く弱くつながって生きる』より
この一節を読んで、わたしは気持ちがとても楽に、そして前向きになりました。
別に会話が途切れたっていいじゃないか。別に言葉につまってしまったっていいじゃないか。別にコミュ障でもいいじゃないか…!と自分に対してポジティブに考えられるようになったのです。
「情報を得るために会話する」という発想の転換をした結果…。
振り返ってみれば、わたしは以前まで「周りに楽しそうに話をしている」ように見せることにばかり気を遣っていた気がします。
しかしそうではなく、ママさんと会話をするときは「相手から情報を引き出す」ということに焦点を変えて話してみることにしました。
そうすると面白いことに「あ、あのことを聞いておけばよかったな。今度聞いてみよう。」という風に、自己嫌悪に陥ることなくママさんとの会話をポジティブにとらえられるようになったのです!
やはり情報を手に入れるための一番の手っ取り早い方法は、人に聞くことですよね。
世の中のママの全員がおしゃべりなわけじゃない
わたしはもともとおしゃべりが好きという人種ではありません。
しかし、わたしの中には「世の中のママはおしゃべりが好きで人と話すのも上手な人ばかりだ」という無意識の刷り込みがあったのだと思います。
そうでなければならないと思って、無理やりその型に自分をあてはめてみようとしたけれどうまくいかなかった。
しかし当たり前ですが、世の中のママが全員「おしゃべりが好きで人と話すのも上手な人ばかり」ではないですよね。
わたしの場合は、必要なときだけ必要な人に必要な情報を得られればママさんたちとのコミュニケーションはそれで充分と考えるようにしました。
そうすることで以前よりもママ友がいないことで思い悩むことがなくなり、無駄に落ち込むこともなくなりました。
あなたの中にもある「こうでなければいけない」という無意識の刷り込みを一度取り払って、自分を見つめなおして、自分に合った他のママさん達との付き合い方をしてみることが自分にとって一番いい方法だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「ママ友がいない」、または「ママ友ができない」と悩んでいる方にフォーカスをあてて記事を書いてみました。
子どもが園生活や学校生活を送る限り、どこまでもつきまとう「ママ友問題」。
わたしの娘はまだ3歳で、これから果てしなく続く「ママ友問題」を抱えながら生きていかなければならないと思うと、多少気が遠のきそうになりますが…(笑)
この記事を読んで「ママ友がいない」と悩んでいる人の気持ちを少しでもやわらげることができたならとても嬉しく思います。
そして、最後にもう一度だけ。
ママ友がいないと思って悩んでいるのはあなただけではありませんよ!