子供と一緒に映画鑑賞しよう!我が家のおすすめ作品と一緒に楽しく観るためのコツをご紹介します

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ざくろ

2012年に第一子、2015年に第二子を出産し、二人の女の子を育てるワーキングママです。夫の出張が多いワンオペ育児の日々を爆走中です。これまでの育児にまつわる私の体験をリアルにご紹介します。どなたかのお役にたてればうれしいです。

ママテク(@mamateku)ライターのざくろです。

子どもを持つ前の私は、週末にレンタルショップやオンデマンドなどを利用して映画鑑賞をするのが趣味のひとつでした。

深夜の静まりかえった家で、ひとりビールを片手におつまみに手をのばしつつ、好きな映画を観る…。

私が再びそんな時間を過ごせるようになるには、もう少し時間が必要です。

子どもが小さい間は、録画したドラマですら最初から最後まで一度に観るのは難しいものです。

また、一緒に映画を観たくても、子ども向けのDVDはやはり「子ども向け」です。
大人の私が一緒に楽しめるというものではありません。

しかし、次女が2歳半くらいになったころ(長女は5歳頃)から、少しずつ大人でも楽しめるような作品を一緒に観ることができるようになってきました。

ざくろ
そうだ!子どもと一緒に楽しめるような映画を探して、私も一緒に楽しめばいいんだ!
と思いついた私は、それから「子どもも一緒に楽しめそうな映画」を探しては子どもたちと鑑賞するようになりました。

子どもたちとの映画鑑賞は、大人と違った視点で楽しめたり、思わぬ感想が聞けたりと思いの外楽しいものです。

雨の休日や体調が悪くて外遊びができない休日などに、子どもたちとの映画鑑賞はいかかですか?

我が家流の子供との映画鑑賞の方法と、子どもたちに好評だった(もちろん私にも)作品をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

まずは子どもと一緒に映画鑑賞をする上での注意点やおすすめ方法をご紹介します。

子どもと一緒に映画鑑賞を楽しむために

子ども向けの作品でも、1時間以上のストーリーを飽きないように一緒に観るためには、それなりの工夫も必要です。

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おやつを用意する

まずは雰囲気作りとして一緒にポップコーンやお菓子を用意します。

映画鑑賞といえばポップコーンですよね。

我が家では、私の余裕がある時には映画鑑賞の前にポップコーン作りを一緒にします。

スーパーでトウモロコシの種を買っておいて、その日の気分で味付けをしたポップコーンを作ります。

わが家の人気の味は

  • バター
  • カレー(コンソメカレーパウダーをかけます)
  • オリーブオイルとお塩
などです。

時間がない時は市販のお菓子を数種類並べて楽しむこともあります。

要は、映画を観ることと一緒に、何か特別なことをプラスしてあげると、子どもたちのテンションは上がるようです。

一緒に映画を選ぶ

そして、「今日は何を観る?」と一緒に相談をします。

子どもは気に入った映画は何度でも観たがりますので、

もう一回○○が観たい!
となる時もありますし、
ウーーン。どうしよう。。。
となる時もあります。

子どもたちが何を観るか悩んでいる時は大チャンスです(笑)

ママのオススメ作品があるんだけど、一緒に観ない?
と誘います。そうすれば、見事!自分が観たい映画を観ることができます。

ストーリーを補足し、感性を刺激する

そして、もう一つ大切なのが、時々子どもの様子を伺って、「???」な顔になっていたら、ストーリーを少し補足説明してあげることです。

もちろん自分自身の感性で感じることも大切ですが、物語が進んでいく上で大切だと思われる部分では

  • 今、あの人が○○○って言ったから、こうなったんじゃない?
  • あの人、今すっごく悲しい気持ちになってるんじゃない?
などと言うようにしています。

この時、できるだけ「感じる気持ち」は大切にしてもらいたいなと思っているので、あくまで「ママの感想」として話をし、「○○はどう思う?」と聞くようにしています。

気に入った作品は何度も観る

長いお話を一度に理解するのはなかなか難しいものです。

絵本も何度も読むうちに新しい発見をしたり、より深く内容を理解することができたりします。

同じように映画も3回目、4回目と観るごとに子どもたちの理解が深まっていくのがわかります。

大人は2回目くらいで飽きてしまって「またそれ?他の観ようよ~」となってしまいますが、何度も観るうちに思わぬ場面に興味を持ったり、新しい感想を聞かせてくれたりすることもよくあります。

気に入った作品は何度も観るのがおすすめです。

子供との映画鑑賞で作品を選ぶ時のポイント

子どもと一緒に観る映画はどうしてもジャンルが限られてきてしまいます。

以前の私は任侠ものやホラーもよく観ていました。
さすがに子どもと一緒にドロドロのホラー映画や過激なシーンのある作品は観れません(笑)

また、作品のチョイスに失敗すると、せっかくの映画タイムも退屈した子どもたちに邪魔をされて終了となってしまいます。

よって作品選びは結構重要です。

ストーリーにメリハリのあるもの

単調なお話は飽きてしまいがちです。

我が家の子どもたちを見ていると、ストーリーにメリハリがあって、時にクスッと笑えるようなシーンがあるものは最後まで飽きずに観ていられるように思います。

少しでも興味のある要素があるもの

後にご紹介するように、すでに知っているアニメの登場人物が出てくるお話や、好きな歌がたくさん出てくる作品など、子どもたちの興味や好みに引っかかるような作品を選ぶと失敗が少ないように思います。

男の子だと車が出てくる映画などもおすすめです。

こうした作品の中で自分が観てみたいなと思うものを探せば、「子ども向けでしょ…」と軽く考えていた作品でも最後は私が一番号泣していたなんてこともよくあります。

みなさん、子ども向けと侮ることなかれ!です。

我が家の映画鑑賞の方法

自宅で映画鑑賞というとDVDレンタルが定番かと思いますが、雨の日等の場合は子連れでレンタル店へ借りに行くのも大変ですよね…。

よって、我が家では基本的にDVDレンタルはせず、以下の2つの方法で映画鑑賞を楽しんでいます。

テレビ放映されるものを録画


テレビ欄をこまめにチェックして、一緒に楽しめそうな作品が放送される場合は録画予約をするようにしています。

アマゾンプライムのプライムビデオ

昔の映画鑑賞といえば、近所のレンタルショップに出向いてDVDをレンタルするというものでしたが、今やオンデマンドの時代。

「映画が観たいな」と思ったら、ネットを介して好きな映画を観ることができます。

今はいろいろなサービスがありますが、我が家が利用しているのは「アマゾンプライムビデオです。

年会費3,900円を支払ってプライム会員になれば、「プライム対象作品」の映画やアニメを無料で観ることができます。

また、映画とは関係ありませんが、プライム会員になっていれば対象商品を購入した場合の送料が無料になったり、配送が早くなったりと色々な特典があります。

この「プライム対象作品」はかなりの数があるので、観たい作品をこの中から十分選ぶことができます。

また、対象作品でない場合もオンデマンドで料金を支払えば、その場ですぐに観ることができます。

「映画を観たい!」となったら、すぐに観ることができるのは本当に助かります。

それでは、大人の私も十分に楽しめて、我が家の子どもたちが少なくとも3回は繰り返し観たほど、好評だった作品をご紹介します。

【おすすめ!】ドラえもん スタンドバイミー

私が「子どもと一緒に普通の映画も観られるかもしれない!」と最初に思わせてくれた作品です。

我が家の子どもたちが「ドラえもん」に興味を持ち始めたのは長女が4歳、次女が2歳になったばかりの頃でした。

はじめはテレビ放送を録画した普通のドラえもんを観ていたのですが、たまたまアマゾンプライムのプライムビデオで「プライム対象作品」になっていたのを見つけて、映画版でも喜ぶかな…と思って観せました。

当初は『子ども向けの作品だし、子どもたちが楽しめればいいや』と思っていたのですが、ちらちらと一緒に観るうちに最後は私がほろっと涙を流すことになっていました。

この作品は、ドラえもんがのび太くんと出会うお話や、のび太くんとしずかちゃんのお話など懐かしいお話を3DCGのきれいな映像で再構築したものです。

大山のぶ代さん世代の私でも十分に楽しめる作品でした。

子供たちは最初、テレビ版のドラえもんに慣れていたため、3DCGの映像に少し違和感があったようで、「いつものドラえもんじゃない~」と不満そうでしたが、一緒に観ながらストーリーを説明したりしているうちに夢中になり、その後何度も見返すようになりました。

【おすすめ!】ルパン三世 カリオストロの城

テレビ放映されていたものを私が観たいと思って録画していたのですが、思いの外子どもたちが気に入りました。

宮崎駿さんの初映画監督作品で有名な作品で、多くの方がご存じだと思います。

「ルパン三世」自体は小さな子ども(特に女の子)には、少し難しい上に興味を引く要素が少ないように思いましたが、「カリオストロの城」はさすが宮崎駿氏!と言いたくなるくらい随所に子供たちが楽しめるシーンが盛り込まれていて、飽きずに最後まで楽しんでいました。

特にルパンの表情や効果音などがとても面白いようで、ゲラゲラとよく笑い、観終わった後にはルパンや五右衛門の真似をして見せてくれたり、親子でとても楽しめた作品です。

面白かったのが、ヒロインのクラリスよりも峰不二子に我が子たちの人気が集中したことです。

次女は「不二子ちゃん好き!大きくなったら不二子になる!!」と言っていました(笑)

【おすすめ!】マレフィセント

ディズニーアニメの「眠れる森の美女」に登場する悪役「マレフィセント」が主人公のお話です。

この作品を観るには、先にアニメの「眠れる森の美女」を観ておくことをオススメします。

我が家の子どもたちは少し前に「眠れる森の美女」を観ていたので、「マレフィセントが主人公の映画があるけど観る?」と聞くと、「怖いからいやだ。。。」と初めは気が進まないようでした。

アニメに出てくるマレフィセントはかなりの悪役で子供たちにとっては相当こわかったようです。

「じゃあ、怖いからみんなで手をつないで観ようか」と提案すると、怖いもの見たさもあって「観よう!」となりました。

ストーリーは「眠れる森の美女」をマレフィセントの視点から見たお話で、なんとも切ないお話です。

アンジェリーナ・ジョリーが演じるマレフィセントの美しさ、恐ろしさ、温かさがとても印象に残る作品で、子どもたちには時々登場人物の気持ちや状況を補足しながら一緒に観ました。

観終わった後には、「ステファン嫌い!マレフィセントは本当はいい人なんだよ!」と鼻息荒く熱弁していました。
すっかりマレフィセントが好きになったようです。

子どもたちなりに作中のキーワード「真実の愛」を理解しようとしてくれ、それを私に懸命に伝えようとしてくれたのがとても新鮮で面白かったです。

【おすすめ!】サウンドオブミュージック

おばあちゃんからのプレゼントでDVDをいただきました。

お話の内容は1930年代のオーストリアが舞台で、「戦争」や「ナチス」などが出てくる随分難しいものなので、子どもたちにはどうかな…と思ったのですが、意外や意外!反応はとてもよかったです。

もちろん、子どもにとって「?」となる部分はたくさんあるので、そこは簡潔に説明をしてあげてなんとか乗り切ってもらう必要がありますが、マリア先生や子どもたちの歌のシーンは夢中になって一緒に歌っていました。

この作品を観た後は、我が家に「ドレミの歌」の一大ブームがやってきます(笑)

特に2歳の次女の大のお気に入りで、「マリア先生のやつみたい!」とよくリクエストされます。

この作品は174分ととても長いものなので、一度に全てを見ることは難しいのですが、物語というよりも歌のシーンを観たがるので、今は少しずつ観せています。

もう少し大きくなったら、一緒に物語の内容も含めて最後まで観たいと思います。

また、大人だけで観ることができるのであれば字幕版を観ることをオススメします。

マリア役のジュリー・アンドリュースさんの素晴らしい歌声とオーストラリアの美しい景色のコラボレーションにうっとりすること間違いなしです。

【おすすめ!】ベストキッド(2010年リメイク版)

テレビ放映していたものを録画して観ました。

私は1984年版を見たことがあったので、「懐かしい!」と思って録画したのですが、設定は全く違ったものでした。

ただ、軟弱だった少年がカンフーの師匠(ジャッキー・チェン)に出会い、いじめっ子に立ち向かって精神的にも肉体的にも強くなっていくという流れは同じでした。

このわかりやすいストーリー展開が子どもにも良かったようで、特に長女は、主人公の少年が意地悪をされるシーンでは一緒になって悔しがり、カンフーを教えてもらうシーンでは一緒になって型を真似たり、完全に主人公になりきって楽しんでいました。

【おすすめ!】グレイテストショーマン

19世紀に活躍した興行師P.T.ナーバムという人のサクセスストーリーを描いた、ヒュージャックマン主演のミュージカル映画です。

日本で公開された時にとても話題になっていたので映画館で観たいと思っていましたが、夢叶わず(笑)デジタル配信されるのを待っていました。

ついにデジタル配信となった時、どうしても観たかったので「ドラえもんが観たい!」という子どもたちを何とか説得し、半ば無理やり一緒に観ました。

映画を観終わった後の子どもたちの反応は「もう一回観たい!!」でした。

ストーリーの解説は必要ですが、とてもわかりやすいシンプルなお話なので子どもたちも理解しやすいようでしたし、何より歌とダンスのシーンがたくさんあるので、子どもたちは一緒になってダンスをしたり、最初から最後まで飽きることなく一緒に観ることができました。

その後、あまりに何度も「観たい!観たい!」となるので、ついにはDVDを購入したほど子どもたちのお気に入りの映画になりました。

この映画は吹替版のものでも、劇中歌は英語です。
何度も何度も観るうちに子どもたちは英語の歌詞をそれっぽく歌えるようになっています。

子どもの耳ってすごいな~と思います。

【まとめ】新しい発見を与えてくれる子どもとの映画鑑賞

子どもと映画鑑賞をし始めたのは、次女は2歳を過ぎたころでしたので「まだ早いかな…」と思っていました。

それでも、次女は次女なりの観点で作品を楽しみ感想を伝えてくれたりします。

もちろん、内容の全てを理解しているわけではないのですが、次女の感想を聞くと「なるほどそういう部分に興味を持ったのか」と驚かされることもしばしばあります。

先に紹介した「マレフィセント」では「マレフィセントは本当はいい人なのよ!ステファンが悪い!」と保育所の先生にまで教えてあげていたそうです(笑)

また、ルパンがお城の屋根を飛ぶシーンでは、ルパンと一緒になって飛び上がっていました。

子どもたちと映画鑑賞をしていると、大人とは違った観点で面白がったり怖がったり、思わぬところに興味を持ったりと毎回とても新鮮です。

こういうことがあるので、「まだ早いかな…」と思うような作品でも、時にはチャレンジをして一緒に観てみたりします(もちろん失敗に終わることも多々ありますが)

独身時代のまったり、のんびりな映画鑑賞に憧れることもありますが、今は子どもたちの感性に驚きながら、一緒に映画を観れる時間を全力で楽しみたいと思います。

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