知っておきたい内祝いの選び方~相場・のし・送り方など我が家のエピソードも交えて紹介!

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aki

山に囲まれた米農家で夫の両親と同居しながら、やんちゃな男の子3人の育児に奮闘しています。2013年5月に長男を、2015年10月に次男を、2018年6月三男を出産しました。三男の出産を機に仕事を辞め、webライターに転身。育児は肉体的にも精神的にも体力がいりますが「3人がいつか、たくましい男性に育ってくれたらいいなぁ」と願っています!たまにはホッと息抜きしながら…一緒に楽しく頑張りましょう♪

ママテク(@mamateku)ライターのakiです。

これから出産を控えられている皆さん、出産を終えられた皆さん、お疲れさまです^^

初めての赤ちゃんとの生活はドキドキしますよね!

出産を迎える前、入院グッズに産着にガーゼに、オムツに…と準備しなければいけないものがたくさんあるから大変です。

日々の生活の準備も必要ですが、ここで少し出産後の内祝いについて考えておきませんか?

『内祝いって何?』という方も、これから内祝いを選ばれる方も、ちょっとのぞいてみてくださいね。

内祝いって何?

そもそも「内祝い」とは何なのでしょう?少しご説明しておきますね。

元々内祝いとは、『身内におめでたいことがあったときに、親族やご近所の方と喜びを分かち合うための贈り物』のことでした。

時代とともに「内祝い」の意味合いは変化し、現代では「内祝い」は『贈り物を下さった方へのお返し』と解釈されています。

赤ちゃんを出産したら、現金や品物などのお祝いをいただくことがあります。

出産祝いをいただいたら、お祝いをくださった方にお返しとして「内祝い」を準備するのがマナーです。

しかし、実際に内祝いをするのは産後ですが、産後の身体はとても疲れています。

疲れた身体で、赤ちゃんを連れての内祝い選びは大変です…。

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ですので、余裕のある方は、妊娠中に進物店やカタログなどでリサーチされておくのがオススメです!

出産する病院やマタニティ雑誌の付録などで内祝のカタログがもらえる場合もあるので、ぜひ活用してみてください!

内祝いを準備しよう!

出産のお祝いをいただいたら、内祝いとしてお返しの品物を贈ります。

まずは、内祝いの基本についてお話ししておきますね。

内祝いはいつまでに贈ればいいの?

内祝いはいつまでに贈るのが良いのでしょうか。

一般的に、内祝いはお祝いをいただいてから1ヶ月~2ヶ月以内に送るのがマナーとされています。

私は出産してから退院後、実家に1ヶ月間里帰りをしましたので、産後すぐにお祝いを下さった方へは2ヶ月以内を目安に内祝いをお贈りしました。

内祝いにかかる金額の相場はいくらくらい?

内祝いはいただいた金額のおよそ半額のものをお返しするのがマナーです。

例えば、1万円のお祝いをいただいたら、3,000円~5,000円くらいのお返しをするのが一般的です。

我が家では、5,000円いただいた場合は2,500円、1万円いただいた場合は5,000円くらいを目安に内祝いを選びました。

ちなみに、お金ではなくタオルやオムツケーキ、おもちゃなどの品物をいただくこともありました。

品物をギフトとしていただいた場合は、失礼を承知でだいたいの金額をインターネットなどで調べ、半額に相当する内祝いを選んでお贈りしました。

内祝いはどこで手に入るの?

我が家の子どもたちは3人とも、近所の大手進物店にてお世話になりました。

専門知識を持ったスタッフの方に贈り物のことを直接相談できるので、安心して内祝選びができます!

内祝の購入以外にも、赤ちゃんの足型をとって記念にいただいたり、期間によってはおもちゃやおしりふきなどのプレゼントをいただいたりと、嬉しいサービスもたくさんありました!

内祝いの包み方に決まりはあるの?

贈り物の箱に『水引きが蝶結びの「のし」』をかけ、
上部に『内祝』、
下部に産まれた子どもの名前を書いてお返しをするのがマナー
です。

水引きが蝶結びののしには、「何度あっても良いこと」を表わす意味があります。

出産は繰り返しあっても喜ばしいことなので、繰り返し結ぶことのできる蝶結びの水引きを使用するのだそうです。

進物店や内祝用のカタログギフトなどで申し込めば丁寧に包装してくださいますので、利用されるのがオススメです♪

我が家で利用させていただいた進物店では、のしの準備だけではなく、赤ちゃんの写真と名前、お礼メッセージの入ったカードもギフトと一緒に包んでくださいました。

内祝いは持っていく?送る?

本来ならば、内祝いは各ご家庭に直接持っていくほうが良いでしょう。

直接会ってお渡しする方が、より気持ちが伝わるからです。

しかし、産後で体調が優れず、慣れない赤ちゃんのお世話もありますし、何より小さな赤ちゃんを連れての外出は大変なので無理は禁物です。

今の時代、宅配業者に頼んで相手の自宅まで送ってもらうのも良い方法だと私は思います。

筆者も、近くに住んでいる親族や友人へは直接手渡しをしましたが、同じ県内でも離れた場所にいる親戚や友人には宅配で送ることにしました。

進物店にて手続きをお願いしたので、宅配の手配もしてもらうことができ、大変助かりました。

その代わり、あらかじめお祝いをいただいた直後に、お礼の電話を入れておくのを忘れないようにしました。

どうしてもメッセージを添えたい場合は、お手紙を持参し、一緒に包んでもらってもいいかもしれませんね。

進物店に行かれる際は、あらかじめ相手の住所や郵便番号を調べて持っていくと良いでしょう。

配送の手続きがとてもスムーズにできますよ♪

我が家流「内祝いの選び方」

我が家では、親族、友人、同僚からお祝いをいただき、内祝を選びました。

これから、我が家流「内祝いの選び方」をご紹介します。

内祝いは誰が選んだ?

我が家の場合、内祝いは筆者と主人の2人で選びました。

お互いの親族や友人、同僚への内祝いを選びましたが、「基本的に自分の関係者は自分で選ぶ」というスタイルの選び方をしました。

なぜならば、内祝いを選ぶ時には心を込めて、相手の好みを考慮したいと考えたからです。

相手の好みは、自分に近い相手でないとよく分かりませんからね。

内祝いの種類は?

内祝いは、大きく分けて3種類のものを選びました。

  1. タオルなどの実用品
  2. 調味料などの食料品
  3. お菓子やコーヒーなどの嗜好品
です。

ひとつずつ、どんな種類のものがあるのかご紹介していきますね。

タオルなどの実用品
実用品には、タオルや食器、洗剤などがあります。
我が家では、タオルセットや調理用の保存ケースセットなどを内祝いとして使用しました。
調味料などの食料品
進物店に行くと、油やドレッシング、醤油など、調味料も多数取り扱っています。

家庭でお馴染みメーカーのものを詰め合わせたギフトセットもありましたが、せっかく内祝いとしてお送りするので、シンプルでおしゃれなパッケージのこだわりのレトルトスープやカレーのセット、おしゃれなドレッシングとジュースのセットなど、普段スーパーではなかなか販売されていないものを選びました。

できれば賞味期限が長いものの方が、相手も好きなときに食べられるので、気をつけておくと良いかと思います。

お菓子やコーヒーなどの嗜好品
お菓子やコーヒーなどの嗜好品も、内祝いの定番です。
マドレーヌや有名店のクッキー、ドリップコーヒーやスティックタイプのカフェオレセットなど、様々なものが選べます。

お菓子類なら、近所にステキなお菓子屋さんがあれば、内祝いに対応していただけるか相談をして、利用されてみてもいいかもしれませんね。

お菓子やコーヒーなども、賞味期限が早すぎるものはなるべく避けた方がいいかもしれません。

内祝いを贈った相手は?

長男の時も、次男の時も、三男の時も、ありがたいことに様々な方からお祝いをいただきました。

祖父母やおじおば、筆者や主人の兄弟などの親族、友人、職場の同僚からお祝いを頂きましたので、内祝いを選んでお贈りしました。

我が家…というよりは、筆者自身の個人的な考えの結果なのですが、贈り先によって内祝いの内容を変えて贈りました。

どのように変化をつけたのか、ご紹介していきますね。

親族


親族、と一言に言っても、筆者や主人の祖父母、おじおば、兄弟など様々です。

我が家の場合は、祖父母には思い出に残るようにと形の残る品物を、おじおばや兄弟へは食品を選び、形が残らないものにしました。

食品は、我が家の親族の場合、若者との同居がない家庭や甘いものが苦手な家庭には、おしゃれなドレッシングのセットを贈りました。

普段手にしないデザインのもので、とても喜んでいただくことができました。

都会で一人暮らしをしている親族は、ほとんど自炊ができない環境のようでしたので、スティックタイプのカフェオレなどのドリンクセットを贈りました。

相手の暮らしや家族の人数によっても、内祝いの内容を変えてみるのがオススメです!

我が家では利用しませんでしたが、赤ちゃんの名前入りギフトの申し込みもできるようでしたので、近い親戚ならば利用されてみてもいいかもしれませんね!

友人

友人からのお祝いは、基本的には贈り物が後に残らないように食品を選びました。

後に残らないものを選んだ理由は、筆者の個人的な印象かもしれませんが「◯◯くんが産まれたときの内祝いだよな」と何年も形が残ってしまうよりも、食品などの消耗品の方が後を引かなくていいかな、と感じたからです。

ただ、小さい子どもさんがいらっしゃるご家庭には、タオルなど子育てに役立つ実用品を贈ってもいいのかな、と考えています。

形が残るものの場合は、相手の好みも考慮しなくてはなりませんけどね^^;

食品を送る場合も、相手の好みを考慮して、友人が苦手なものは選ばないように気をつけました。

会社の先輩や同僚

会社の先輩や同僚への内祝いも、基本的には友人と同様で後に残らないように食品にしました。

個人的にお祝いをいただいたパターンと、複数人からまとめてお祝いをいただいたパターンとがあるので、それぞれご紹介しますね。

個人からいただいたとき
主人の勤めている会社の方からは、何人か個人的にお祝いを下さった方がいらっしゃいました。

男性で最近ご結婚された若い方でしたので、親族と同じようにオシャレなドレッシングのセットを贈りました。
お菓子にしようかと迷いましたが、最近の若い方の中には甘いものが苦手な方もいらっしゃるようなので、食卓に並べられるものの方が無難かな、と感じたからです。

奥様と楽しい食事のひとときを過ごして下さればいいな、と思いました。

複数人によるお祝いをいただいたとき
三男を出産した際、筆者が勤めていた職場の皆様からは、合同でオムツケーキを頂きました。

お返しはどうしようかと迷いましたが、近所の美味しい洋菓子店でお菓子の詰め合わせを購入し、職場に持っていきました。
「休憩時間に皆さんで召し上がってくださいね♪」とお伝えしました。

内祝いのちょっと変わったエピソード

出産のお祝いをいただく中で、少しイレギュラーな出来事もありました。

本来半額返しと言われている内祝いを「贈らない」というエピソードです。

  • どうして内祝いを贈らなかったのか
  • 内祝いを贈らない代わりにしたことは何なのか

参考までに少しご紹介しますね。

出産時期が知人とかぶったときにしたこと

三男の出産と同時期に、主人の同僚から出産祝いにおもちゃをいただきました。

すると、時期を同じくしてその同僚のお家にも赤ちゃんが産まれたとのこと。

お祝いをいただいたので内祝をしたいし、出産のお祝いも渡したい。

しかし、こちらが内祝とお祝いの両方を渡せば、同僚のご家庭も内祝を用意しなければと焦らせてしまうかもしれない…。

どうしようか、主人と一緒にかなり悩みましたが、主人にとっては仲の良い同僚だったこともあり、今回は内祝は無しにさせてもらって、相手の出産後にお祝いを渡しました。

本来でしたら、出産時期が被ってしまったのが先輩や目上の方の場合は、きちんとお祝いを渡したり内祝したりする必要があると思います。

しかしながら「親しい仲にも礼儀あり」とはいうものの、相手との関係性を考慮して、お互いに気をつかわずに済むように相談し合うのも良いお付き合いをするコツなのかな…と私は考えています。

親族から「内祝いは要らないよ」と言われた時にしたこと

遠方に住んでいる筆者の祖父母や主人のおじおばから、お祝い(現金)をいただきました。

通常の出産祝いといえば5,000円~1万円くらいが相場なのですが、それよりも多い金額のお祝いでした。

住む場所は遠いですが、近しい親戚ということもあり、いずれも「お返しは要らないよ」とのお言葉。

とてもありがたかったのですが、やはりなんとなく、いただきっぱなしではいけないような気がしていました。

内祝いをしようにも半額返しだと高額になり、せっかくお祝いをしてくださったのに逆に気をつかわせてしまい申し訳ないような気もします。

こんな時、我が家では主人と話し合い、金額では表わせない「気持ち」を贈ることにしました!

筆者の祖父母も、主人のおじおばも、我が家より遠方の他県に住まいがあります。

そこで、私たちの住んでいる地域にゆかりのあるものを贈り物として祖父母やおじおばの自宅まで送りました。

ちなみに筆者の祖父母は、私たちの住んでいる地域で活躍しているプロ野球球団を熱く応援しています。

そこで「プロ野球チームのグッズやお菓子」などを詰め合わせ、贈り物にしました。

主人のおじおばには、主人と相談して、私たちの住んでいる地域で有名な「味付けのり」のセットを贈りました。

いずれの贈り物にも、筆者が書いたお手紙を添えました。

メールや電話もいいですが、やはり心を込めて書いたお手紙には、金額では表わせない「気持ち」がたっぷり含まれていると思います!

ご近所の方から出産祝いをいただいた時にしたこと

我が家は田んぼや山に囲まれた田舎にあり、昔からの風習が残っている地域です。

結婚当初から主人の両親と同居をしているのですが、主人が長男ということもあり、我が家の長男が産まれた際に、地域の各ご家庭より出産祝いをいただきました。

地域の取り決めで「出産祝いをいただいてもお返しはしない」ということになっているのですが、義両親より「お礼状をお送りしたらどうか」とのアドバイスをいただきました。

筆者は産院を退院後、しばらく里帰りをしていたので、お祝いをいただいてからすぐ主人に各ご家庭にお礼の電話をしてもらいました。

それから、お祝いを下さった各ご家庭にハガキでお礼状を送りました。

参考までに、お礼状の内容もご紹介しておきますね!

  • お祝いをいただいたことについてのお礼
  • 子どもの誕生日
  • 子どもの性別
  • 子どもの名前
  • 子どもの名前の由来
  • 子どもの出生時の体重
を書きました。

例文も載せておきます!

拝啓 初夏の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
先日は、長男の誕生に際しまして、ご丁寧なお祝いを頂き、誠にありがとうございました。
◯月◯日に誕生しました長男は、◯◯◯◯gの元気な子です。長男には『◯◯◯◯◯』という願いを込めて『◯◯(読み仮名も記載)』と命名いたしました。
母子ともに健やかに過ごしておりますので、どうぞご安心ください。
末筆ながら、皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。 敬具

◯◯年◯月吉日

郵便番号
住所
赤ちゃんの両親の氏名

近所にはご年配の方が多く、目上の方々に向けて作成したお礼状ですので少々堅苦しい文章となりました。

しかし、例えば仕事の取引先の方から頂いたお祝いに対してのお礼状にも使用できる文面かと思いますので、もしよろしければ参考になさってみてくださいね!

【まとめ】心のこもった内祝いを選びましょう♪

今回は、我が家で出産後にお贈りした内祝いについてご紹介しました!

内祝いには様々な種類のものがありますので、お祝いを下さった方々一人ひとりのことを思い浮かべ、相手の好みや生活スタイルにピッタリの内祝いをお贈りすることを心がけました。

また、色々な事情で内祝いを送らない場合でも、感謝の気持ちが伝わるような工夫をすることが大切だと考えています♪

出産後は、赤ちゃんのお世話もあり体調も優れないので大変かと思いますが、今後の長いお付き合いのためにも、心を込めて感謝の気持ちを伝えていきましょうね♪

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