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ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。
突然ですが、私の周りは現在出産ブームです。
それに伴って、出産のお祝いを送り、そのお返しである出産内祝いを贈っていただくことが最近とても多いです。
現在3歳の娘の時には内祝い選びにはとっても苦労した経験があります。
わが子の出産を祝ってくれた方たちへのお返しということもあってかなり真剣に悩みに悩んで内祝いを選んだ覚えがあります。
今回我が家に内祝いを送っていただいた方たちに関しても、きっとすごく考えたのだろうなぁと思うくらい素敵な内祝いがたくさん。
今回はお子さんの内祝いに悩む方たちに、我が家の内祝い選びの経験と、今回頂いてとても嬉しかった内祝いについてご紹介したいと思います。
パッと読むための目次
そもそも内祝いって?マナーは?
そもそも内祝いというのはいったい何なのでしょう?
私が「娘の内祝いをどうしよう?」と言っていると私の母が
そう、内祝いというものを調べてみると、もともとはお祝い振る舞いのように幸せを分かち合う意味で、お祝いを貰っていなくても何か贈り物をするという風習のようです。
しかし、今となってはお祝いを貰ったことへのお返しの意味合いのほうが強くなってきているようですね。
私の友人でも、地方に嫁いだ友人は、義実家で意味する「内祝い」と、友人の認識が異なっていたために少し戸惑ったこともあったようです。
彼女の話によると、義両親から「内祝いを用意しておいたから…」と言われたものの、
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こういった意味合いの違いについては、土地柄や世代間で認識の違いもあるので、ご両親や義両親とすり合わせを行っておいたほうが良いかもしれません。
我が家の場合では、私の実家との認識の違いはあったものの、義両親と相談の結果、特にお祝い振る舞いのようなものはせず、お祝いを頂いた人にだけお祝いのお返しを送ることになりました。
- 金額 … 1/2がベストです。しかし、金額が高価な場合には1/3くらいがちょうど良い場合もあります。
- 時期 … お祝いを頂いた場合はすぐに電話や手紙でお礼をしましょう。そして、お返しについては1か月以内くらいに送りましょう。
尚、相手が喪中の場合には49日が過ぎたころに送るといいそうです。また、その場合は「祝」という字を使わずに御礼としたほうが良いそうです。 - のし … 内祝いには必ずのしを付けましょう。
我が家の場合でも、娘へのお祝いを貰うとすぐに、友人たちには携帯から、親戚にはハガキで御礼状を送りました。
御礼の文章は、親しい親戚などには普段の会話と同様に砕けた形で、めったに会うことのない遠い親戚などにはインターネットで検索した文章を参考にして手紙を書きました。
また、双方の親からもたくさんお祝いを貰ったものの、お祝い返しを送ってしまうとかえって他人行儀な気がして、我が家の場合は夫と話し合い、両親へのお祝い返しは送りませんでした。
私たちの親からしてみれば私たちの子どもは孫。
家族の一員ですので、他人行儀になってしまうことはとても失礼な気がしたのです。
その代わり、お宮参りの後に双方の家族と娘とで家族写真を撮り、それぞれの家に1枚ずつ写真館で撮った写真をプレゼントして、とても喜ばれました。
半返しには全然及ばない金額ではあったものの、家族としての記念になるものを送ったことで家族が増えた喜びを家族皆で分かち合うことが出来たように思います。
喜ばれない内祝いってどんなもの?
娘が生まれたとき、本当にたくさんの方からお祝いを頂きました。
そして、それぞれに対していつ、どれくらいのものを送るかをとても悩んだように思います。
特にお金ではなくて物で頂いた方たち、とくに友人たちに関してはいったいどれくらいの値段のものを頂いたのかの把握がしづらく、とても悩みました。
ちなみに、内祝いでがっかりした経験を今回インターネットの書き込みなどから調べましたので、ご紹介します。
- 嫌いな食べ物
- あげたお祝いよりはるかに安いもの
- 趣味に合わないもの
- 日持ちのしないもの
- ライフスタイルに合わないもの
ネット上でかなり目立ったのは自分があげたものよりもはるかに安いお返しだった、という不満です。
お祝いをしようと思ったとき、「お返し何を貰えるかな…」と思って送る方はいないと思うのですが、送った相手を喜ばせようとして一生懸命考えて、ある程度値段の張るものを送ったのに、お返しが適当(安い)なため、悲しい気持ちになった、という書き込みがとても多かったです。
産後フラフラな状態で内祝いは何をしようか…と考えていると、どうしても「友人たちは同じものでいいや」だとか、費用に関しても「大体平均位でいいかな…」という妥協が生まれがちなのでお返しを送る人の気持ちも分かるのですが、「一生懸命に考えて送った気持ちが軽視された気持ちになった…」という送った側の気持ちも分からなくはありません。
また、趣味に合わないもの・ライフスタイルに合わないものに関しても、内祝いを送られた相手が「私のことを理解してくれている?」という気持ちになってしまう可能性がありますよね。
特に親しい友人の場合は、その友人の趣味や嗜好に関しては何となく把握できているかとは思うのですが、例えば一人暮らしの友達に日持ちがしない大量のお菓子を送ってしまう、甘いものが嫌いな友達に甘いお菓子を送ってしまうなどは結構やってしまいがちな失敗で、内祝いを貰った方としては悲しい気持ちになってしまう可能性もあります。
「産後の忙しさを理解して欲しい…」と思う気持ちもあるのですが、それでも大事なわが子の誕生をお祝いしてくれた方たちへの感謝の気持ち、そして今後のお付き合いのためにも、内祝い選びにはじっくりと取り組む必要があるかと思います。
我が家の内祝い選びはこんな風にしました!
私が娘の内祝いを選んでいたときにも、喜ばれない内祝いについて調べてみて、そして「その反対のものを送れば確実に喜んでもらえるのではないか…」という結論に至りました。
我が家が内祝い選びに対して行ったことは下記のとおりです。
- 頂いたものの大体の値段を把握する
- 贈る相手の家族構成を把握する
- 親戚であれば両親や義両親に好みを聞く
- 会社関係の場合は年賀状などで家族構成をチェックする
お祝いを頂いた相手の気持ちにこたえるには、みんなまとめて同じものを送るのではなく、送る相手によって何を送るかをよく考えてみる必要があると考えました。
この作業は結構大変だったのですが、夜間の授乳中や子どもが寝なくて困っている時などは割と気持ちがまぎれる作業であったように思います。
頂いたものの値段を把握する、ということは最初少し抵抗がありましたが、高価そうなものであればあるほど、しっかり調べて失礼のない金額でのお返しをすることがとても大切であるように思いました。
こちらの方法に関してはおそらく賛否もあるかなと思うのですが、大体の目安でもお祝いで頂いたものの値段を把握することで内祝い選びはしやすかったように思います。
また、家族構成を把握すれば、「お子さんがいるからジュースはどうだろう…?」だとか、「夫婦二人だから量の少ないものにしよう」など、どのようなものが喜ばれるかの目処にもなります。
親戚の場合は、両親などに相手の好みを聞いたりしながら、当たり障りのないものを送ることが出来ましたし、会社関係の人(夫の同僚など)への内祝いに関しては年賀状の写真などを見て家族構成を調べてから選ぶことも多かったです。
また、会社からのお祝いに関しては、会社の規定に入っているような出産祝いにはお祝い返しは送らず、連名で頂いた場合などには小分けできるようなものをまとめて送りました。
一人一人相手の顔を思い浮かべながら品物を選ぶ作業はとても大変だったのですが、大事なわが子の出生を祝ってもらったという事実はとてもかけがえのないものですし、感謝の気持ちはとても強かったので、これも母親になってから行う仕事の一つと思いながら対応しました。
また、ほとんどの内祝いの手配はネットで行ったものの、なるべく一旦自分の家に配送し、一つ一つにお礼の手紙を改めて同封して送ることもしていました。
普段はそれほどマメなほうではなかったのですが、慣れない子育ての合間にそういった作業を行うことでいったん子育てのことから意識が離れる瞬間もあって、それはそれでリフレッシュになりとても楽しかったのを覚えています。
我が家の内祝い選び、喜ばれたものはこれ!
そんな風に、最後のほうは内祝い選びを完全に楽しんでいた私ですが、我が家が実際に贈ってとても喜ばれた内祝いの例をいくつかご紹介したいと思います。
①一人暮らしの親戚(高齢)へ レトルトのにゅう麺
男性の一人暮らしで高齢ということで、お湯をかけるだけのにゅう麺を贈りとても喜んでいただけました。
化学調味料なども使っておらず、一人でささっとお昼ごはんを食べるときなどに良かったようで、その後もご自分でリピートされているようです。
②同時期にお孫さんが生まれた親戚へ タオルセット
同じ時期にお孫さんが生まれた親戚(ご夫婦)には、可愛いガーゼのタオルセットを贈りました。
お子さんたちが家に帰ったとき、赤ちゃんをお風呂に入れたり、寝かせたりするときに使うのにとても役立ったそうでとても喜ばれました。
③料理が好きな友人(夫婦)へ 調味料のセット
料理が好きな友人には調味料のセットを贈りました。
普段買わないものを贈ったことで、料理に熱が入ったと連絡がありました。
後日、家に遊びに行ったときには我が家が贈った調味料を使って手料理を作ってくれました。
④小さな子がいる夫の同僚へ ジュースのセット
小さな子がいる夫の同僚には100%果汁の、小分けのできるジュースセットを贈りました。
後日会社のイベントで会ったときに、子どもたちからおいしかったと言われました。
⑤パン好きな友人(一人暮らし)へ パンのセット
パンが好きでいつも新しいパンを探して食べ歩きをしている友人には、有名店からパンをお取り寄せしてお祝い返しとして送りました。
一人暮らしということもあって悩みましたが、本当にパンが好きな友達だったため、あっという間に食べきったそうです。
⑥連名でお祝いをくれた会社の同僚達へ コーヒーのセット
連名でお祝いをくれた会社の同僚達にはコーヒーと焼き菓子を組み合わせたものを贈りました。
仕事の合間にリフレッシュしてくれたようです。
贈る相手の年齢・家族構成・趣味などをよく調査して、一人一人のライフスタイルや趣味に合った内祝いをなるべく送りました。
とはいえ、最初のころは何を選んだらよいかわからず、「カタログギフトを贈ろうか…」とも思っていました。
しかし、我が家の場合は義両親も両親も「カタログギフトが苦手だ」というので内祝いには使いませんでした。
また、なぜ苦手かというと、商品を選んでハガキを郵送する作業があまり好きではないそうです。
ついつい忘れてしまう場合もあれば、じっくりカタログを見ている時間がない、というのが主な理由のようです。
年齢がある程度上のご家庭だと、贈答品を貰いなれていることもあって、カタログギフトを面倒くさいと思ってしまうお宅をあるのだな…と思い、我が家の内祝いには選びませんでした。
我が家が貰って嬉しかった内祝いはこれ!
さて、それでは今度は逆に我が家が最近貰った内祝いの中から、特に嬉しかったものをご紹介します。
①お米のギフト
何と言ってもお米のギフトはとっても嬉しかった内祝いです。
お米って買いに行くと重いですし、ちょっといいお米って普段なかなか手を出しにくいんですよね。
たまにお米を変えてみたい…と思うこともあるので、お米のギフトはとっても嬉しかったです。
今回、お米のギフトを2人の方から頂いたのですが、出生時の体重分のお米のギフトもなかなかセンスがあって面白いと思いました。
普段使うものでちょっと良いもの、は内祝いで頂くととっても嬉しいですね。
②ちょっといい地方名産のギフト
こちらも普段使いのものでちょっと良いもののギフトセットです。
ポン酢や七味など、普段買うにはついつい安いものやいつも買うものを買ってしまいがちですが、自分ではあまり買わない少し高めのものがたくさん入っていて、なおかつ味がとても美味しくてとても嬉しかった内祝いです。
③娘の生まれ年のワイン
夫の友人が我が家に内祝いでくれたのが娘の生まれ年のワインです。
娘の生まれた年をさりげなく夫に聞いてきたようなのですが、まさかワインを頂くとは思いませんでした。
こちらのワインはワインセラーに寝かしてあります。
④子どもにはやはりジュース
我が家の娘はジュースに大喜びです。
たくさん入っていても一日に1本しか飲めないのですがたくさん入っているジュースを見て、しばらくはジュースを切らすことがないな…と思ったようです。
もちろん頂けるだけで大変ありがたいのですが、本音を言うとやはり、実際に自分が内祝いを貰ってみて嬉しいのは、残るものよりも食べ物などの消耗品で普段から使い慣れているもので少し良いものが嬉しいです。
これはその家その家で嗜好は違うのでしょうけれど、我が家のことをよく考えて嗜好にピッタリのものを頂けると単純に嬉しいと思ってしまいます。
少し困ってしまった内祝いも…
頂いたものに不満を言うのはとっても失礼なことですが、ごくたまに、少し困るなという内祝いもあります。
我が家が少し困ってしまった内祝いは、量が過度に多い贈り物。
以前、3人家族の我が家に48個入りの立派な焼き菓子のセットが届いたことがあったのですが、3人家族と言っても当時娘はまだお菓子を食べられませんでした。
また、夫も甘いものはそれほど食べないため、結構持て余してしまいました。
賞味期限もかなり短かったので、その時は冷凍できるものは冷凍して、出来ないものは会社で配るなどして何とか消費しましたが、お返しとして送るならば適量を送っていただけると大変ありがたいな…と思ったと同時に、それ以来は我が家でも、贈りもので食べ物を贈るときには「適量であること」にはとても気を使っています。
高価な贈り物を頂くと、ついついその半返しで量の多いものを送りたくなってしまうのですが、内祝いに関しては量より質を重視したほうが無難かなと思っています。
また、賞味期限なども、デパートなどで買う時には必ず確認しますし、ネットの時も可能であれば商品の詳細欄などで確認しておいたほうが良いと思います。
そして、出張や旅行、外出が多い相手に対しては賞味期限が1-2週間のものは送らないほうが無難です。
また、夫婦の場合でも自分以外に来た荷物を開けない家庭もほとんどだと思います。
夫や妻が出張中でなかなか送った贈り物が開けられない、その間に賞味期限が近づいてしまうということもありますので、内祝いに関しては夫婦宛に送るほうが良いでしょう。
まとめ
出産後の体力も気力もあまり万全ではない状態で行うのが内祝いの手配ですね。
しかし、出産祝いを贈ってくれた相手も、子どもの誕生を祝おうと一生懸命に考えてお祝いを選んでくれたのだと思います。
そのお返しを贈る作業も、確かに大変な作業ではあるものの、出産を祝ってくれたことに対する感謝だと捉えて内祝い選びを楽しんでしまえば、こまごました作業も結構楽しいものです。
「ありがとう」「これからもよろしく」の気持ちを込めて内祝いを選びたいですね。