【体験談】我が家の赤ちゃんの寝床作りまとめ。ベビーベッドやベビー布団は本当に必要だった?

The following two tabs change content below.

あっこちゃん

2013年に第一子、2017年冬に第二子を出産したばかりの幼稚園ママです。昨年まで会社員でしたが夫の転勤もあり退職。今はママでもどこでもできるお仕事スタイルを確立すべく奮闘中です。2姉妹の育児で学んだ役に立ちそうなことをシェアさせて頂きます!よろしくお願い致します。

ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです!

生まれたばかりの赤ちゃんの一日の睡眠時間はなんと14時間~20時間ほどと言われています。

しかし実際には、特に生まれたばかりの頃は3時間ごとに起こされて授乳をしなければならなかったり、なかなか寝付いてくれなかったり、寝たと思ったらすぐに目を覚ましてしまったりと、とにかくしんどい毎日でした。

赤ちゃんの睡眠環境を整えてあげることは赤ちゃんにとっても良いことですし、ママの安眠にもつながるのでとても重要!

そこで赤ちゃんとママにとって最適な睡眠環境を追求するべく、ベビーベッド、ベビー布団のメリットとデメリット、ベビー布団選びのポイント、ベビーベッドを使う場合のレンタルと購入のメリットとデメリットをこれまでの体験からまとめてみました。

ベビーの寝具ってなかなか高額な買い物ですが、子供が3歳半になった今振り返ってみると結構無駄買いもあったなと思う部分も…。

私自身もこの教訓を活かして、二人目の時には失敗のないように睡眠環境の準備をしようと思っています。

出産を控えて、赤ちゃんの睡眠環境をどう作ろうか悩んでいる方、また、赤ちゃんがなかなか寝てくれなくて寝不足で疲れ果てているママに参考にして頂けたら嬉しいです!

我が家の赤ちゃんの寝床作りの変遷をご紹介

ではまずは、我が家の現在までの赤ちゃん睡眠環境の変遷をご紹介します。

私は子供が生まれてから3か月になる前までは実家に里帰りしていて3か月になった頃に自宅に戻ったのですが、和室のある実家にいた頃と、狭い自宅での睡眠環境作りでは、全く違う工夫が必要で頭を悩ますこともありました。

色々と試行錯誤の末、当初の予定よりも早くベビーベッドは卒業することになりました。

【スポンサードサーチ】

  1. 新生児~3ヵ月(里帰り):畳の上で添い寝(ママの布団+ベビー布団)
  2. 3ヵ月~10ヵ月(自宅):ベビーベッド使用(大人ベッドにレンタルベビーベッド併設)
  3. 11ヵ月~現在/3歳半(自宅):大人ベッドで添い寝

こんな感じです。当初は、友人や兄弟にどうしてるかを聞いて参考にしながら準備をしました。

でも他の家とは部屋の広さや間取りなど様々な事情が違っているので、少しずつ我が家流にマイナーチェンジをしていきました。

そもそもベビー布団やベビーベッドは必要?

当初はベビー布団を用意せずに、ママやパパが普段寝ている大人のベッドでの添い寝することも検討しました。

赤ちゃんを壁側に寝かせるなどして落下しない工夫をすればわざわざベビー布団を用意しなくても大丈夫だと考えました。

さらに大人のベッドや布団の上に直接置けるベビーベッドも検討しました。

直接置けるベビーベッドには柔らかい素材の柵が付いているので、大人が寝返りを打った時に赤ちゃんを踏んでしまう心配を解消できそうです。
また、赤ちゃんが寝返りを打つ頃になったらどうなるかわかりませんが、柵の中で寝てくれる間は落下の心配もなさそうです。
しかも持ち運びができるので、お出かけの時に便利に使えるのも嬉しいポイントですよね。

しかし、うちのベッドはマットレスが低反発で柔らかかったため、窒息の心配がぬぐいきれず、ベッドでの添い寝になかなか踏み切れませんでした。

もう一つ、大人用の掛布団が赤ちゃんの顔にかかってしまったら大丈夫だろうかというのも心配なポイントでした。

不安を感じたままでは自分自身もぐっすり眠れずに疲れてしまうだろうと思い、結局大人のベッドでの一緒に寝るのは先送りにしてベビー布団やベビーベッドを使い、生後10か月くらいからようやく川の字で寝られるようになりました。

ですので結論としては、ある程度大きくなるまでは、ベビー布団やベビーベッドを使って良かったなと感じています。

ママの布団+ベビー布団とベビーベッドどっちが良かった?

というわけで私の場合はベビー布団もベビーベッドも両方使ったのですが、どっちが良かったかを振り返ってみました。

ママの布団+ベビー布団のメリットは?


私が思うお布団派のメリットは3つあります。

1つ目は、お布団からは“落下の心配がない”ことです。

ベビーベッドの場合、寝返りができるようになるとうっかり柵を閉め忘れた時などに赤ちゃんが床に落下してしまう心配があります。

また、捕まり立ちができるようになると柵を乗り越えてしまうことも。恥ずかしながら、うちの子は寝返りができるようになった頃にベビーベッドから落ちてしまい怖い思いをしたことがありました。

3歳半の今とっても元気なので、不幸中の幸いでしたが、その経験から気をつけて対策する必要性を感じています。

お布団派の2つ目のメリットは、“添い乳ができる”です。

添い乳は、育児に疲れてママが夜中に朦朧としているときにとっても便利。

ママが起き上がらずに赤ちゃんと一緒にそのまま眠れますし、背中スイッチがあると言われるほど布団に置かれることに敏感な赤ちゃんですが、添い乳なら赤ちゃんを布団に置いたままの状態で寝かし付けをすることができます。

ですのでお布団で添い乳をしていた時はすごい楽だなと感じました。

ただ、当初母乳があまり出ずに、夜中にもミルクを作っていたのですが、ミルクで育ててるときにはこのメリットは感じられませんでした。

さらにもう1つ、お布団派には“ベビーベッドを買ったり借りたりする費用が掛からない”というメリットがあります。

赤ちゃん用品をそろえるにはその他にも色んなお金がかかるので、ここで節約できるのは嬉しいですね。

ベビーベッド派のメリットは?


自宅に戻ってから、狭い我が家ではベビーベッドが活躍しました。

なぜなら、ベビーベッドの下に赤ちゃんのおむつや着替えなど、すぐに使うものを収納しておけたから。

ベビーベッドのスペースを、赤ちゃんが眠るのと収納の両方に使えたのでとても便利でした。我が家で使っていたベビーベッドにはキャスターが付いていたので、お掃除も楽でしたよ。

次に、ママに優しいメリットとしては、“抱き上げる時やおむつ替えをするときの腰への負担が軽い”という点があります。

床に敷いているベビー布団から抱き上げるより、ベビーベッドから抱き上げるほうが高さがある分、楽でした。

屈んでから立ち上がるのは、赤ちゃんが大きくなればなるほどしんどくなっていきます。抱っこだけでなくおむつ替えや着替えも立ったままできるので、ベビーベッドを使っている時は腰や膝への負担が少なかったように感じました。

さらにもう一つ、ベビーベッドのメリットがあります。それは、“上の子問題”。

例えば、上の子がふざけて走り回りながら誤って赤ちゃんを踏んでしまったり、かわいさ余って赤ちゃんを力いっぱい触ろうとする可能性もありますし、遊んであげようとして赤ちゃんにおもちゃなどを落としてしまうなどの心配もあります。

90センチほどの身長の上の子が手に持ったものが床に寝ている赤ちゃんに落ちるのと、床上40センチほどのベビーベッドに落下するのではダメージが大きく変わるはずです。

またベビーベッドには柵があるので、簡単に上の子が手を伸ばせないのも安全なポイントだと思います。

上の子の年齢にもよりますが、思っていた以上に子供はやんちゃなものだと日々痛感しているので、上の子がいる場合にはベビーベッドで寝かせてあげたほうが安全だと思います。

ベビー布団選びの注意点・選び方のポイント

では、次に私が感じたベビー布団を選ぶ際の注意点をまとめてみました。これからベビー布団を購入する方は是非参考にしてください。

そもそもベビー布団は大人の布団と何が違うの?

赤ちゃんの布団をお店に見に行くと、布団が思いのほか硬くてびっくりするかもしれません。

大人の体に合わせて作られた寝具は、赤ちゃんにとっては柔らかすぎる可能性があるそうです。

やわらかい敷布団で寝ると、赤ちゃんの頭や顔が沈み込んでしまって窒息する恐れがあります。

また、やわらかい布団は間接などが未熟な赤ちゃんに負担がかかってしまうことも。ですので、赤ちゃんには固い素材の敷布団がおすすめされています。

赤ちゃんのことだけを考えて作られているという点が、ベビー布団と大人の布団の最大の違いと言えるでしょう。

ベビー布団を用意せず、大人の敷布団で寝かせる予定の場合は、硬めの敷布団を用意するようにしましょう。

掛布団はどんなものが最適か?

我が家の場合は掛け布団は赤ちゃんに負担をかけないように、軽いものを選びました。

しかし、足の力が強くなってくるとすぐに蹴飛ばしてしまい、掛けたままで寝てくれなくなりました。

ちなみにうちの子は冬生まれだったので、掛布団と毛布を使いましたが、あっという間になかなかお布団をかけて寝てくれなくなってしまったので、今振り返ると毛布よりもスリーパーがあったほうが便利だったかなと思っています。

そもそもですが夜中の授乳に備えるためにもエアコンで室内温度を調整し続けていたので、そんなにたくさん布団をかけなくても寒くなかったかなとも思います。

逆に夏生まれの赤ちゃんはタオルケットで十分だと思います。夏は何よりも汗対策が大切ですので、サラサラ素材のシーツも用意してあげると良いと思います。

ベビー布団は何が必要?

私はベビー布団セットを購入しましたが、セットに入っていた夏掛けや枕は結局1回も使わないうちに大きくなってしまいました。

いらないものもあれば汗っかきの赤ちゃんのために洗い替えのシーツなど後から買い足したものもあります。

ベビー布団は、〇点セットなどで売っている場合が多いですが、必要なものだけ買えばよかったかも・・・と今になって思っています。

私が購入したのは国産素材の9点セットで、掛芯、掛カバーリング、肌芯、肌カバーリング、敷布団、毛布、シーツ、防水シーツ、枕のセットで40,000円ほどのものでした。

セットになっていることで割引にもなっているので、金額が必ずしも一致しませんが、この中で肌芯(\4,500-)肌カバーリング(\6,500‐)枕(\1,500‐)の計\12,500‐相当分は、いらなかったなと思っています。

こう見てみるとセットではなくてバラで購入した方が良かったかもしれませんね。

ですのでベビー布団セットを購入する際には生まれる季節も考えて、どんな寝具が必要か考えてみると無駄なものを買ってしまう失敗がないかと思います。

ベビー布団なら素材にこだわれる!

ベビー布団を買ったもう一つの理由として、“大人が使っている布団がキレイか自信がなかった”ということがあります。

肌が敏感な赤ちゃんを、今まで私と夫が使っていた布団で寝かせて大丈夫なんだろうかと思い、試しに布団用掃除機で吸ってみるとゾッとするほど細かいゴミがごっそり取れて、やっぱりこんなところに赤ちゃんは寝かせられないという思いになりました。

赤ちゃん用のベビー布団には、国産やオーガニック素材にこだわったものなど、赤ちゃんのデリケートな肌に優しいものがたくさんあります。そういった素材のベビー布団のほうが安心ですし、何より新品ですので清潔です♪

ちなみに私は国産のピンク色の布団セットを購入しました。新生児の頃だけでもきれいでかわいい布団に寝かせてあげられたのは、無駄ではなかったなと思っています。

生まれたばかりの頃は写真もお布団の上で撮ることが多いので、かわいい布団で寝ている姿の写真を大きくなった時に見て、本人も嬉しいはず。

ただ、ピンクの布団セットを買ってしまったのは今ではちょっと失敗だったかなと思っています…。

1人目が使ったベビー布団は、2人目のときにも使うつもりなので、2人目の性別が男の子だった場合、ちょっとかわいそうかなと思ったりしています^^;

もし2人目3人目を考えていてベビー布団をお下がりとして使用するつもりの場合でしたら、黄色など無難な色を選んでおいた方がいいかもしれません。

ベビーベッドはレンタルと購入、どっちが賢いか?


ベビーベッドを買うべきか、借りるべきかここも悩んだポイントです。それぞれのメリットをまとめてみました。

ベビーベッドレンタルのメリット

レンタルの1つ目のメリットは、“荷物が増えない”とうこと。

うちは転勤族で、引っ越し荷物を増やしたくないので迷わず借りることにしました。そして、思った以上に長くは使いませんでした。

当初12ヵ月までベッドをレンタルしましたが、10か月くらいの時に繰り上げして返却してしまいました。なぜかと言うと、赤ちゃんの寝相悪すぎたから。

ベッドの柵に専用のクッションをつけて対策もしましたが、寝返りができるようになって、柵に激突して起きてしまうことが増えたんです。

そこで思い切って、ベビーベッドをやめて大人のベッドでの添い寝を始めたら添い乳ができるようになったので、夜泣き対策としても良かったなと感じています。

一応ベビーベッドも大人のベッドにくっつけて添い寝仕様にできましたが、添い乳の際におっぱいを片方ばかりあげることになってしまって、もう片方のおっぱいが張ってしまうので、添い乳にはあまり向かず…。

我が家のように“いらなくなったらすぐに返せる”のもレンタルのメリットです。

ちなみに、赤ちゃんのベビーベッドの柵への激突対策としては、柵がメッシュ素材のものもあるので、激突が心配な場合は予めメッシュ素材を用意しておくと良いと思います。

メッシュ素材のものの中には、コンパクトに折りたためるものがあって、旅行や帰省の際に、車に積んで運ぶこともできて便利そうなので、私も二人目の時にはこれをレンタルしようと思っています。

ベビーベッド購入のメリットは?

ベビーベッドはレンタル派も多いですが、一方で他の人が使ったものに抵抗があったり、第2子、3子と兄弟が多くなって長く使う場合は購入したという人が多いようです。

私は業者さんがきれいにしてくれたものなら抵抗はないし、1人目ができた時は2人目はまだ考えていなかったのでレンタルがダメな理由はありませんでした。

ただ実際に借りてみたら、レンタルの場合組み立てて解体してと借りて返すのにけっこうな手間がかかりました。しかもきちんと借りた時の箱を保管しておかなかったので、返すのに苦労しました。

レンタルの場合も購入する場合もそうですが、ベビーベッドはいずれにせよ組み立て作業があるということは忘れがちです。

30キロほどとベビーベッドは結構重いので借りて返してはなかなかの重労働だったので、返却の手間が面倒な場合は購入するか、ベビーベッドを使わない方向で検討してみても良いかもしれません。

レンタルと購入どっちがお得?

私がレンタルしたのは、ママのベッドと添い寝ができるもので、サイズは標準と言われる125×82×89 cmのもの。

レンタル期間8ヵ月で¥12,390‐+送料(引取料含む)¥1,260- 合計13,650円(税込)でした。

ちなみに、これと同じものを買った場合いくらなのか検索してみたところ、43,200円(税込・送料無料)と思ったより高価!

これはこれから2人目が生まれることを考えても、借りて正解だったなと思います。

ちなみに、折り畳みのベッドなど安いものは買っても¥10,000-程度のものもあるので、使いたい商品に合わせてどっちがお得か比較検討してみると良いと思います。

あと意外と忘れがちなのがレンタルの際に送料がかかる場合もあるので、レンタルにかかる諸経費も考慮した上で比較検討するようにしましょう。

【結論】家の環境によってママと赤ちゃんにとっての快適さが違う!

ベビー布団やベビーベッドのメリット、ベビー布団を選ぶ際の注意点、ベビーベッドを買うか借りるか等、私の体験談からまとめてみました。

結論としては家の環境によって最適な睡眠環境は違いますが、個人的には赤ちゃんのお世話をするママの体の楽さを考えると、添い乳できる環境を作るのが一番だと思います。

私と同じように考える方は、添い乳できるか否かを軸に、睡眠環境を整えていくことをおすすめします。

部屋が狭かったり、上の子が心配だったり生活スタイルは様々なので、一番大切にしたいことを軸に赤ちゃんが眠る環境作りを検討していくことが大切です。

今の家の中の状況に合わせて赤ちゃんが安全に安心してたっぷり眠れる環境を作ってあげたいものです。

赤ちゃんにたくさん寝てもらってママが楽しく育児ができる環境を整えておけば、赤ちゃんを迎える楽しみが増すこと間違いなし!是非参考にしてみて下さい。

赤ちゃんのリビングの居場所はこれだけでOK!妊娠中に進めておきたいお部屋づくりのポイント

2017年9月16日

【アンケート調査】ベビーベッドは必要?問題に終止符!ママ100人に実際どうだったか聞いてみました

2017年9月14日