【体験談】レインボーベビーって知っていますか?私の3回の妊娠の経験と、2回の流産をどうやって乗り越えていったかの記録

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ののかママ

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日々、2014年生まれの女の子に翻弄されているワーキングママです。育児や仕事に家事と、毎日何かに追われへとへとですが、娘からもらう幸せと笑いをもとに生きています。日々の生活の中から役立つ情報が発信出来たら幸いです。

ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。

突然ですが、レインボー・ベビー、ってなんだかご存知ですか?

レインボー・ベビーというのは、欧米で流産や死産という嵐を乗り越えたあとに授かった子どものことを言います。

ちなみに我が家の一人娘、私たち夫婦にとって何よりも大事な娘はまさに「レインボー・ベビー」でした。

私は現在3歳の娘を授かる前に一度流産を経験しているので、その暗黒な時期を乗り越えて生まれた娘は嵐の後の空を彩る虹のような存在でした。

そして、この間私は2度目の流産を経験し、レインボー・ベビーがまた私たち家族の下にやってきてくれることを祈る毎日を送っています。

あっという間にやってきて、あっという間に空に帰って行った我が子ですが、その存在はとても大きいです。

妊娠が発覚したときに感じた幸せな気持ち、心拍が確認できた時の興奮、これからどういった形の家族になっていくのかという期待、空に帰った子どもには、短い間に色んな気持ちを経験せてもらい、また色んなことを考えました。

母親にとって、子どもの存在って無事に生まれても生まれなくてもとても大事で、かけがえのないものなのですね。改めて実感しました。

また同時に、妊娠と流産は常に紙一重であること、無事に生まれてきてくれることがどれだけ奇跡的なことかを思い知らされました。

今日は私の3回の妊娠の経験と、2回の流産をどうやって乗り越えていったかを記事にしたいと思います。

妊娠したときの気持ち

正直に言うと、結婚をするまで、私は子どもを好きでも嫌いでもありませんでした。

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仕事も楽しく、責任あるポジションを任せて貰っていましたし、趣味もあり、のちに夫となる恋人もいて、友人もいて、週末は大忙し。

それなりに毎日楽しく、子どもを産むこと・育てることに関しての関心はとても低かったように思います。

しかし、夫と結婚し、家族になっていく過程の中で、

  • この人の子どもなら欲しい
  • 子どもが出来たら幸せだろうな…
と、漠然と思うようになりました。夫の子どもを見てみたい気持ちもありました。

そんな気持ちになってからは、子どもが欲しいという気持ちを常に持つようになりました。

初めて妊娠をしたときはまさに有頂天でした。

検査薬で妊娠反応が出たときは、子どもが出来た嬉しさで胸がいっぱい。
そしてこの子は間違いなく生まれてくるだろう、と疑うことなく思っていました。

妊娠の裏側にはいつでも、流産や死産の恐れがあることなんて、全く理解していなかったのです。

そして2回目の妊娠は、1回目とは正反対でした。

最初の妊娠が悲しい結果で終わった為、流産から4か月後に新しい命を宿していることに、半信半疑でした。

そしてそれと同時に、「子どもの生命力はもともと強くないのだから普通にしていよう」と、開き直った気持ちでした。

また同じことがあっても傷つかぬように、妊娠を喜びすぎぬよう、必死で自分にブレーキをかけていたように思います。

そしてこの間、3回目の妊娠ですが、今回は喜びの前に驚きがありました。

娘が生まれてから、二人目を…と考えたこともあるにはあったのですが、私の祖父が亡くなったことや、引っ越ししたばかりということもあり、すぐに二人目をというのはあまり現実的な思いではなく、出来たらいいな…くらいの気持ちだったのです。

しかし、どの妊娠についても、いくら戸惑いや驚きが先に来たとしても、遅かれ早かれ3回の妊娠ともにうれしさが必ずありました。

そして、妊娠が発覚したときには、今後の生活への希望がありました。

子どもが自分の身体に宿った日から、日々が輝いて見えたとおっしゃる方もたくさんいらっしゃると思います。

私も異例ではなく、妊娠したことで、毎日がとても楽しく感じました。

自分の中に自分以外の生き物が育っていくことは毎回神秘的ですし、そして、その子が育ち、母親の人生を変えていくのですから。

流産の種類について

自分が実際に流産するまで、流産には種類があることは全く知りませんでした。

また、流産、と呼ばれるのは22週まで。22週以降の場合は死産となるそうです。

そして、流産の中でも12週までに起こる流産は早期流産、13週以降22週以内に起こる流産は中期流産というようです。

下記が流産の種類です。

  1. 化学流産…最も初期の流産。受精をしても着床が長く続かず妊娠が終了してしまう事を言います。
  2. 稽留流産…妊娠確定後、子宮内で赤ちゃんの心臓が止まってしまう流産。痛みや出血ない場合が多く、多くの場合は染色体の異常などがその理由であると言われています。
  3. 進行流産…腹痛や出血があり、子宮口が広がり、流産をとめる事が出来ない状態です。
  4. 完全流産…進行流産後に胎児も組織も子宮外に出てしまったことを言います。
  5. 不完全流産…進行流産後に組織の一部などが体内に残ってしまったことを言います。
  6. 切迫流産…流産につながる可能性のある状態で、完全に流産しているわけではありません。医師の指示に従い安静にして居れば流産を防げる場合も有ります。
  7. 人工流産…望まない妊娠などで人工的に流産させる方法です。

私の場合は最初の時も、2度目の時も出血があり、1度目は完全流産、2度目は不完全流産だったため手術を受けました。

どちらかと言えば、体に感じる辛さでは1度目よりも2度目の時の方がつらく、陣痛の痛みのような痛みで眠ることも出来ず、また何よりもトイレに行くたびに目に入る出血で毎回押しつぶされるような気持ちになりました。
出血を見るのが怖くてトイレに行けないくらい、出血がストレスでした。

2度目の時は、妊娠確認時から子宮外の出血があった為に、出血を確認するたびに医者に行き、張り止めや出血止めを処方され、要安静と言われました。

流産の確率について

「だれも悪くない、誰のせいでもない、悲しいけれど、どうしても起こってしまう仕方のないこと」
これは、看護師さんに言われた言葉です。

流産の確率は大体全体の10~15%程度、年齢が上がるごとにその可能性も高くなっていくそうで、40代に関しては30%くらいだとか。
10人いれば1~3人は流産していると考えると、流産を経験されている方の多さにはとても驚きます。

また、卵子の老化や母体の老化が、高年齢の方の流産の率を上げているそうです。

そう考えると、第一子を産んだ時よりも第二子の方が年を重ねているわけですから、第一子より一子以降の流産の可能性の方が高いかもしれません。

いうまでもなく、流産が決して珍しくないことであることは数字を見ても明らかです。

そして、この数字をみていると、自分が一度でも子どもを産めたことはもちろん、自分自身がこうやってこの世に生を受けていることさえもが、奇跡に近いことなのじゃないかと実感します。

しかし、これは同時に仕方ないことなのでしょうけれども、流産してしまったことで、自分を許せない気持ちや、ああしておけば良かった、こうしておけば良かった、という気持ちや後悔が生じてしまっているのも事実です。

流産は仕方ない、とはよく言われますが、流産を経験したお母さんたちが「自分を責めても仕方ない」と言われても自分を責めてしまう事や落ち込んでしまうことも、自然の摂理で仕方がないことであるとも思います。

私の場合も同様に、特に2回目の流産の場合は、子宮の外で出血している状態が最初に見受けられたため、出血に気づいても子宮内の出血なのか外なのかが分からず、日々の忙しさもあり放置してしまったことをすごく後悔しています。

また、病院に行き切迫流産と診断され要安静と言われたときにも、上の子を放置することや、散らかっていく家、夫への負担が気になって家事をしてしまったのです。

また、流産する2日前に医者に行ったとき、赤ちゃんは、たしかに生きていました。心拍も力強くありました。

しかし、そのときすでに私の身体が赤ちゃんを排除しようとしてしまっていたのかもしれません。

出血はどんどん多くなり、激痛になり、夜なので一睡も出来なくて、朝まで待ち医者に行ったときには胎児の心拍は止まっていました。

もう少し早く病院に行っていたら…?ちゃんと安静にしていたら…?赤ちゃんを追い出してしまう私の身体は出来損ないなのか…?

放っておくと、色んな負の考えが頭に浮かびます。
誰を責めても仕方ない、と言われても、責めてしまうこと、これは生理的に仕方がないことなのではないかと思います。

切迫流産と診断されたら…

切迫流産とは、まだ流産しているわけではなく、流産の可能性があるということで、切迫流産と診断されても子どもが生まれる可能性は大いにあるようです。

ただし、要安静と指示されることが殆どで、病院によっては入院もあり得ます。

この場合の要安静というのは、後から看護士さんに聞いた話、「トイレと食事以外動かないこと」だそうです。

横になり、体を休め、赤ちゃんが育ちやすい母体を作るために何もしてはいけないそうです。

風邪やその他の病気の場合には、簡単な家事や子どもの世話など、動いてしまうお母さんもたくさんいらっしゃるかと思います。

しかし、切迫流産に関してはそう行ったことは一切ダメだそうです。

とはいえ、小さな子どもが居るお母さんにとって、妊娠発覚から上の子どもを抱っこ出来ない申し訳ない気持ちに加え、自分が寝込んでいることで家族に寂しい気持ちにさせたり、パパの負担を増やしてしまう…と、申し訳なく思ったりしてしまいますよね。

私自身も、要安静と言われながらも、夫の仕事への支障が気になったり、まだまだ抱っこしてほしい上の子を抱っこ出来なかったり、子どもにも夫にも申し訳なくて、寂しくて、横になりながら涙してしまうこともありました。

また、ダメだとは頭で分かっていても、「少しくらいなら…」と家事をしてしまうこともありました。

1番辛かったのは保育園からのお迎えコールで、高熱でグッタリした娘を抱っこしてあげられなかったことです。

安定期に入っていなかったために、保育園にも妊娠をしていることを伝えてなかったため、「お母さん抱っこしてあげてください」と言われてしまうくらい、抱っこしてあげることに抵抗がある気持ちもありました。娘には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

とはいえ、もしも今切迫流産と診断されているお母さんがいるならば、何もしちゃダメ!と声を強くして言いたいです。

切迫流産でも安静にしていれば、助かる可能性はまだまだありますし、赤ちゃんが生まれてからいくらでも上の子を抱っこできます。

上の子に寂しい思いをさせたくない気持ちも分かりますが、座ったままでも横になっても上の子を抱きしめることが出来ますし、今無理をしてしまう事は結果的に下の子を抱っこするチャンスを削ってしまうかもしれないのです。

切迫流産と言われたときは、何よりも自分の身体と赤ちゃんを大事にして下さい。

家族への恩返しや、愛情の穴埋めはいつでも出来ますから、何より自分と赤ちゃんを優先してください。

流産と向き合う

1回目の流産は最初に悲しみが襲ってきました。とにかく「なんで私が?」という気持ちが強かったです。

独身時代からずっと、ジムに行ったりヨガをしたり、早寝早起きで、身体のケアはちゃんとしていましたし、食べる物も気をつけていました。

煙草も吸いませんし、お酒もたまに飲むくらい。普通の人より健康に気を付けていて、体力にも自信がありました。

なので、なんで私が?と言う気持ちが強かったのですね。

病院で流産宣告を受け、処置をした帰り道に、電車内で妊婦さんに席を譲った後、涙がはらはらと流れてきました。

完全に絶望して、一ヶ月くらい自暴自棄でした。

しかし、この間の2度目の流産では、胎児の心拍がないことを告げられたとき、不思議と前回のような悲しさはありませんでした。

悲しさよりも、「早く元気になって、娘の世話をしなければいけない」という気持ちの方が強かったです。

夫が出張中だったため、1人で淡々と書類に記入し、義両親に娘の世話を頼み、手術台に乗っていました。

手術台の上では自分の意思と反して涙が出てきたのですが、全身麻酔で眠っている間はとても楽しい夢を見ていたので、赤ちゃんは楽しく空に帰って行ったのだなと何となく思えて、少し気持ちが救われました。

この間の流産は、前回に比べて痛みが強かったこともあり、心の準備が出来ていたのかもしれません。

また、何よりも娘の存在が救ってくれているんだと思います。寂しくても娘を抱きしめていると、また赤ちゃんが戻って来てくれる気がします。

1回目の流産のあと我が家に希望を運んできたレインボー・ベビーである娘は、二回目の流産のあとも、私を癒してくれています。

悲しみを分かち合える存在

今回の流産で私を救ってくれたのは娘だけではありません。夫の存在もとても大きいです。

最初の流産のあと、悲しむ私を元気付けようとあてもないドライブに連れて行ってくれた夫ですが、今回も出張先からひっきりなしに連絡をくれ、出張先では空に帰った我が子のことを近くのお寺で祈っていたようです。

また、出張から帰ってからは1週間残業をせず、私や娘のそばに居てくれました。

悲しみを一緒に受け止めてくれる家族の存在はとても大きな支えなのだなと実感しています。
私もすごく悲しかったのですが、それと同時に、夫自身もとても悲しかったそうです。

流産してしまうと、悲しいのは自分だけ…と思ってしまいがちですが、大事な家族を失ったのは、夫も娘も同じです。
自分だけの殻に閉じこもらない方が良いと思います。

とはいえ、会社を休まなきゃいけなかったため、流産したことを会社に話したものの、頂く慰めの言葉には若干やさぐれてしまっている自分もいます。

元気を出して、とか、残念だったね、とか、赤ちゃんのことだけ考えて…とか、次はまたいい子が来るから…とか。

頂く言葉はとてもありがたいですが、それらの優しい言葉を真正面から受け止めてしまうと悲しくなり、自分がとても可哀想に思えてしまい素直になれないのです。

頂く言葉をありがたいと頭の中で理解している反面で、受け止めたくない現実と対峙しなければならなくなり、身動きが取れなくなってしまうこともしばしばです。

個人的には、流産直後のヒリヒリした気持ちには、流産のことはあえて触れず、いつも通りしてもらう方がありがたいのが本音です。

もしも、周りに流産した方がいらっしゃって、かけた言葉への反応がいまいちであったとしても、もしかしたら、きっと色んな気持ちを抱えて葛藤している最中かもしれません。

流産直後は流産自体のショックはもちろん、ホルモンバランスのせいもあり気持ちが不安定なのもあるので、少しそっとしておいてあげるといいと思います。

時間が経てばきっと一つ一つの言葉を受け止められる日が来ます。

よく流産や死産に関して「どうやって言葉をかけてあげたらよいかわからない」と言っている方がいますが、経験者としては、そっとしておいてもらうことが一番嬉しいです。

まとめ、嵐は必ず去る

平和な我が家に突然やってきた流産という嵐。

流産後は日々、淡々と過ごしているものの、もう立ち直れないかもしれない…と、ふと思うこともあります。

しかし、その反面で、家族の優しさに気づいたり、自分がこの年まで大きな病気することなく成長して娘の母親になっていることに感謝したり、改めて自分というものと向き合う時間を持てていることも事実です。

そして、どんなときでも止まない雨はないですし、過ぎ去らない嵐もありません。

今は今の気持ちと十分に向き合っていきたいと思うと同時に、またいつかレインボー・ベビーを授かれたら…と願う毎日です。

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