【体験談】高齢出産ママはデメリットもあるけどメリットもいっぱい!高齢出産ママの私が感じたことをまとめてみました

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ざくろ

2012年に第一子、2015年に第二子を出産し、二人の女の子を育てるワーキングママです。夫の出張が多いワンオペ育児の日々を爆走中です。これまでの育児にまつわる私の体験をリアルにご紹介します。どなたかのお役にたてればうれしいです。

ママテク(@mamateku)ライターのざくろです。

私は、長女を35歳のときに、次女を39歳のときに出産しました。

出産するまでは‘高齢出産’であることをそれほど意識することはありませんでした。

テレビでは有名人が40歳をすぎて出産したという話をよく耳にしましたし、世間的にもそれほど珍しいことではないと思っていたからです。

そんな私も、子どもが保育園に入ったときや公園などで同じ年ごろの子どもをもつママさんに会うと「若いなー…」と思うことがあったり、体力や将来の不安などの悩みも色々でてくるようになりました。

そのたび、「もっと早くに子どもを産んでいれば…」と思ってしまうことも多々ありました。

確かに、私の周りでも35歳以上や40歳以上で出産する人はいます。
しかし、25~35歳までに出産を終える人が大半であることも事実なのです。

そんな高齢出産ママの私が感じる、高齢出産のメリットとデメリットをご紹介するとともに、私が高齢出産コンプレックスを克服するために実践していることや、日ごろ感じていることをご紹介します。

同じような高齢出産ママに少しでも共感してもらえたり、これから出産する方に「高齢出産でもいいことある!」と思っていただけると嬉しいです。

高齢出産ママは体調管理と体力づくりが大切!

高齢出産で一番つらいなぁと感じることは「体力」です。

私は、もともと体力に自信のあるほうではありませんでしたが、子どもを産んでからはさらに「私って体力ないなぁ」と痛感することがよくありました。

子どものお世話は常に前かがみや中腰になりますよね。

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私は、新生児のお世話で疲れがたまった産後半年のころに引越しをしたのですが、見事にぎっくり腰になってしまいました。

その後も高熱で数日寝込んでしまったり、体調不良の日が続いたり…。

子どもはどんどん大きくなります。寝たままの赤ちゃんだった子どもも、気がつけばハイハイをし、さらに走り回るようになるとママはそれを追いかけまわす日々になります。

そうなると、ママの体力は一層必要になっていきます。

成長する子どもに反して、ママの体力がなくなっていくようでは大変です。

「これじゃだめだ!」と一念発起し、体力維持と健康のためにできることをすることにしました。

まずひとつは、毎日寝る前に簡単なストレッチをしています。

これは、長女が産まれて半年くらいから毎晩続けていますが、かなり効果を感じています。

それまでは、かなりの腰痛持ちだったのですが、ストレッチをするようになってから整体やマッサージに行く回数が減りました。

もちろん腰痛が全くなくなったわけではありませんが、以前のように歩けなくなるようなことはなく、少し調子が悪いなと思ってもストレッチを続けることで改善されるようになりました。

このストレッチは、自分の気になる個所のストレッチなどをインターネットで検索して、いくつか組み合わせて自分流のストレッチをすればいいと思います。

私は、腰痛と肩こりのストレッチで検索し、自分ができそうなものを4種類くらい選んで行っています。

大切なのは毎日続けることだと思うので、所要時間は5分程度の簡単なものにしています。

ふたつめは、風邪対策としてマルチビタミンのサプリメントを飲むようにしました。

これは、子どもの病院で知り合ったママさんに

ちょっと喉が痛いな…くらいのときにマルチビタミンを飲んで、早めに寝ると風邪が悪化しない
という話を聞いてから始めました。

これが私には合っているようで、マルチビタミンを飲み始めてから、体調を崩すことがかなり減ったと思います。

また、産後肌荒れや吹き出物に悩まされていたのですが、サプリを飲み始めてから肌の調子がよくなったように思います。

最後に、やはり体力をつけるには日々の運動と食事です。

でも、スポーツクラブに行く時間もなければ、これ以上家で体力づくりに時間をかける余裕もありません。

そこで私は子どもと一緒にできるだけ遊ぶようにしています。

子どもが小さいときは、公園にいっても砂遊びなどかわいらしく遊んでいましたが、ちょっと大きくなってくると「ブランコおもいっきり押して!」や「一緒にかくれんぼしよう!」となってきます。

疲れているときはほどほどにしますが(笑)
そうでないときは子どもと一緒にたくさん体を動かすようにしています。

また、休日に何も予定がないときなどは、子どもたちと一緒にたくさん散歩をします。

いつもはバタバタと通り過ぎる道を子どもたちと歩きながら、少し遠くの公園まで行くことで運動不足の解消をするようにしています。

食事に関しては、たんぱく質と野菜を意識的に摂るようにして丈夫な体作りを心がけています。

ただ、日々の子育てにバタバタとして、子どもの食事には気をつかっても、ついつい自分の食事はおろそかになりがちです。

そんな私は、簡単な調理で栄養が摂れる食材として、洗ったミニトマトとチーズ、ゆで卵、この3つを必ず冷蔵庫にストックするようにしています。

「自分の食事に野菜が足りないな…」と思ったらミニトマトを追加したり、時間がなくてパパッと食事を終えたいときや時間のない朝などに、簡単にすぐ食べられるものなのでとても便利です。

そんな生活をするようになって、私の体力不足は多少改善されてきたように思います。

我が家の子どもたちは、5歳と2歳です。
これからもっと健康で元気なママであることが大切になってくると思うので、日々の小さな積み重ねを大切にしていきたいと思っています。

同級生は気兼ねなく何でも聞ける育児の先輩!

私が長女を出産したとき、学生時代の友人のほとんどが小学生(中には中学生)のママでした。

ときどき2~3年前に末子を出産したという友人はいましたが、大抵はママ歴10年程度のベテランママさんたちばかりです。

そろそろ子どもたちだけでお留守番もできるので、夜のお出かけもできるようになり、年に数回プチ同窓会が開かれていました。

私も出産して少し経った頃、この同窓会に誘われたのですが、小さな子どもを預けることもできず、いまだに参加をしたことはありません。

こんな時、ちょっぴり悲しい思いになることもあります。

でも、友人が先輩ママであることはメリットもいっぱいあります。

ママになって、疎遠になっていた昔の友人と連絡をとるようになり、私が出産したことを同級生のママのつながりで知った友人が「お下がりいる?」と久しぶりに連絡をくれることもありました。

その友人は、2年ほど前に3人目の子どもを出産し、「もう産む予定はないから」とたくさんの洋服やベビーグッズを送ってくれました。

おかげで使用期間のすくない赤ちゃんの洋服やベビーグッズをあまり購入しなくてすみました。

その他にも、育児や産後に関する相談に乗ってもらったり、情報をもらったりすることも度々あります。

なにせ気の置けない友人が先輩ママなのですから、どんなことでも気軽に聞けてしまうのがとてもありがたいです。

長女を産んで半年すぎ、授乳間隔がなかなか開かない!と悩んでいました。

友人とのLINEでそのことを相談すると、

そんなの気にしなくていい!私なんかほぼ一日裸族ですごして、おっぱいあげて一日が終わってたよ!泣いたらおっぱいで大丈夫!!
と力強い言葉をもらい、とても助けられたことがあります。

そのほかにも、初めて熱をだしたときや育児のストレスで悶々としてしまったときでも、友人たちは「先輩ママ」としてたくさん励ましてくれ、的確なアドバイスをいくつもくれました。

同級生だけど先輩ママという存在がたくさんいてくれることは、高齢出産したからこそのメリットだと思います。

将来の不安は保険で解決

長女を出産するまでは、懸命に働き、働いたお金は自分のためだけに使っていました。

欲しいと思ったものは迷わず購入し、行きたいところに旅行に行っていました。

もしタイムマシンがあって過去の自分に会えるなら、「無駄遣いしない!将来のためにきちんと貯蓄しなさい!」と熱く説教すると思います(笑)

お恥ずかしいですが、それくらい私も夫も将来設計のできていない人でした。

39歳で次女を産んだ私は、次女が成人するときに59歳。

それから次女が何歳で結婚し子どもを産むかわかりませんが(しないかもしれませんが)、いずれにしても私は高齢です。

子どもが未成年のうちに私や夫(もちろん高齢)になにかあった場合を考えて、子どもが産まれてすぐに、高校入学や大学入学のタイミングで一時金が支払われる形の学資保険に加入しました。

もちろん、夫も私も子どもが成人するまでは働くつもりですが、病気になるかもしれませんし、リストラになることだってあり得ます。

これは親の年齢に関係なく、どの親でも考えることかもしれませんが、やはり自分の年齢を考えたときに少しでも将来に安心をしたいという思いで加入することにしました。

もうひとつの不安は、自分の老後の備えです。

子どもたちが大きくなったとき、できるだけ子どもたちのお世話にはなりたくないことと、もし孫ができたら洋服のひとつでもプレゼントできるような経済状況でありたいという思いから、個人年金と貯蓄型の終身保険に加入しました。

私は、子育てが終わって娘たちが結婚するような年齢になる頃には年金生活の年齢になっています。色々考えると不安もいっぱいです。

子どもの教育資金や自分の老後資金など考え出すと将来が不安でどうしようもなくなることもあります。

でも、色々悩んでも仕方ありません。
今の生活を楽しんだ先に楽しい将来がやってくると信じて、今できることをできる範囲でやっていこうと思います。

実母のサポートは期待しすぎない


高齢出産ママの母親は、もちろん高齢です。

長女を出産したときも次女を出産したときも、産後は母のお世話になりました。
ただ、以前よりも疲れやすく、体力のなくなった母に何でもお願いすることは気がひけます。

私の母は、長女と次女の出産の間に病気で入院したりしたこともあって、次女出産後のお手伝いは2週間ほど我が家に泊まってもらい、あとは自分で乗り切りました。

「母親に子どもを預かってもらって、夜の飲み会に行った」なんて話をきいたりすると正直とってもうらやましいです。

私も気兼ねなく自分の親に子どもを預けて、一日ゆっくりと買い物でもしたい!と思いますが、現実にそんな勇気はありません。

自分の体調が悪くて母にヘルプ!の電話をしたら、電話口で咳をしている母。

「大丈夫だからそっちに行くよ…。」と母に言われても、母の体も気になるので「大丈夫、自分で何とかできるから!」とついつい言ってしまいます。

でも、よくよく考えたら、母親が早くに他界されている方だっているでしょうし、すごく遠方に住んでいで簡単に助けてもらえるような状況にない人だってたくさんいるはずです。

‘高齢出産だから’実母のサポートをあまり受けられないというのは自分の思い込みかもしれません。

高齢出産だから仕事のキャリアが手に入った

私自身、高齢出産でよかったと思えることのひとつは「仕事」です。

私は35歳で長女を出産するまで、懸命に働いてきたことに自信があります。

そのおかげで、ある程度のキャリアやスキルも手に入れることができました。

もちろん、そのままのペースで仕事をしたいという思いもありましたが、出産後は出産前のキャリアやスキルを活かして以前よりも随分とゆっくり仕事をしています。

産後の仕事復帰もスムーズにいったと思います。それは、時間をかけて、仕事の人間関係やスキルを磨いてきたからこそだと思います。

そういった意味では、私にとって35歳で出産したことはよかったことだと思えます。

もし、もっと若くに出産して子育てを始めていたら、仕事に対する後悔の気持ちは大きかったように思います。

ママ友のお付き合いで交友関係が広がった!

先にも書きましたが、わが子が通う保育園の参観などに参加して、他のママさんたちと接すると「若いなー」と思うことはよくあります。

お互いに礼儀として(笑)、年齢を聞くことはありませんが、おそらく私はかなり年上のほうだと思います。

ただ、話題のほとんどが子育てや地域に関することなので、それほど年齢を意識するようなことはありません。

正直なところ、保育園に入ったころは自分の年齢と周りの若いママとのギャップにビクビクしているところがありました。

でも、他のママさんたちと話をするようになって、勝手にギャップを作っているのは自分だけで、周りはそれほど年齢のことなど気にしていないのでは…と思うようになりました。

ママ友は実年齢よりもママ年齢が同じであれば話は合うし、仲良くもなれるものだと思います。

そして、何より仕事ばかりしていた頃には出会えなかった人たちとの出会いで、私の交友関係はとても豊かなものになりました。

そんな素敵な出会いを与えてくれた子どもたちに感謝!です。

【まとめ】結局、何歳で出産しても後悔はあるし、いいこともある!

出産のときにはそれほど意識していなかった高齢ママですが、同じ年齢の子どもを持つママさんと接する機会が出てくるようになると、「私って高齢出産ママなんだなー」と思うことは度々あります。

もともと人見知りタイプの私が他のママさんたちと気軽に話ができるようになったのは、わが子が保育園に入って随分たってからのことでした。

それまでは、自分の年齢を言い訳に、他のママさんとの交流を避けていたようにも思います。

でも、少しずつ、他のママさんと話をするうちに、周りはそれほど年齢のことなど気にしていないと感じるようになりました。

体力がないことも、自分の元々の問題であって年齢を言い訳にしているだけのように思えてきました。

先日、学生時代の友人と話をしていたときに友人が

もっと結婚前に資格とか職務経歴をつけておけばよかった…
と言いました。また、
若いころにもっと自由にお金をつかって、自分のためだけの時間を楽しみたかった
とも言いました。

友人は26歳で第一子を出産し、今や3人の子どもをもつベテランママさんです。そんな友人が私をうらやましいといってきたのです。

友人が乳幼児を抱えて子育てに四苦八苦していたころ、私はバリバリ仕事をし、好きなようにお金をつかって買い物や旅行を楽しんでいました。そんな姿がとてもうらやましかったそうです。

どんなママでも後悔と悩みはあるものですね。‘自分だけ’ということはないのだと痛感しました。

結局、何歳で子どもを産もうが、周りより年齢が上であろうが下であろうが、子どもにとっては私が唯一のママであり、自分の気持ちの持ち方ひとつで何とでもなる!と今は思えます。

もちろん、見た目の‘老化’は明らかですが、それだって日々の抵抗(笑)で多少は何とかなるものです。

「年だから…」と言ってしまえばそうなる!「年なんか関係ない!」と言えば、関係なくなる!と信じて、毎日お風呂上がりにたっぷりの保湿クリームを全身にぬりまくる私です。

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