【体験談】陣痛促進剤効かない…?5日間投与し続け、帝王切開になった出産体験談

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りっくんママ

りっくんママ

2016年12月に男の子を緊急帝王切開にて出産した新米ママです。4月からは認可保育園へ通いながら仕事と子育ての両立に奮闘中。ワーママとしての時短テクや子育てで感じたこと、うまくいったやり方などシェアしていきたいと思います(^^)よろしくお願いいたします。

陣痛促進剤とはその名の通り、陣痛を促進するために投与する薬で、主に出産予定日を超過しても陣痛が起きない場合や、子宮口の開きが悪くお産が長引いている場合に使われるもの。

陣痛促進剤というくらいなので投与したらすぐに陣痛が起こるものだと思っていた私ですが、実は陣痛促進剤が効かないことも結構あるんだそうです。

陣痛促進剤は初産の人、体質的に効きにくい人、まだ出産のタイミングでない時に使った場合でもなかなか効きにくいんだとか。(後に産科務めの友人に聞いた話)

実際も主治医に説明を受けた時、『陣痛促進剤は初日で効く人ばかりではないですから安心してくださいね』と言われました。

投与をはじめてすぐに強い陣痛が来るわけではないと知り、ホッとした私でしたが、逆にこんなにも陣痛促進剤が効かずに苦しむことになるとは思いもしませんでした…。

私は入院した日から5日目でようやく出産することが出来ましたが、結局最後まで陣痛が来ることはありませんでした。なんで陣痛促進剤が効かないの?自分の身体はおかしいの?と思い悩み、出産までの間、ネットで陣痛促進剤について検索をしては体験談を読みあさっていました。

そこで今回は陣痛促進剤が最後まで効かなかった私の出産体験レポートをまとめてみたいと思います。まさに今陣痛促進剤が効かなくて落ち込んでいる人や、これから陣痛促進剤を使う予定の人の何か参考になれば嬉しいです。

予定までもう少し。しかし出産の兆候は一切なく…。

昨年12月初旬。いよいよ予定日が近づき、いつ来るかわからない出産の兆候に毎日ドキドキしながら過ごしていました。臨月に入ってからは主治医のアドバイス通り、時間さえあれば歩きにいき、陣痛が起きるとされているジンクスは一通りやってみたものの、特に出産の兆候らしいものは起きることはありませんでした。

『まぁ初産は予定日を超過するというし、こんなもんだろう。』
と思い、のんびり構えていた私ですが、39週目の最後の妊婦健診の時に

『赤ちゃんの頭が大きめのようなので、これ以上大きくなれば自然分娩が難しくなるかもしれない。来週月曜日から誘発入院しましょう。』と提案されました。

自然分娩を希望していた私は先生の提案に従い、週明けから入院をすることにしました。入院した月曜日はちょうど出産予定日でした。

入院初日はバルーンを投与

陣痛促進剤が投与できるのは病院の決まりで平日19時までだそうで、それまでに陣痛が起きなければ部屋に戻り休み、翌朝8時から陣痛室へいき、陣痛促進剤投与。ということを繰り返し続ける、と説明を受けました。

入院したのはお昼過ぎだったので、入院初日は陣痛促進剤は使わず、バルーンという子宮口を広げる処置を受けただけで終わりました。

バルーンを入れた直後はちょっと重めの生理痛のようなドーンという子宮の痛みがありましたが、耐えられないほどではなく、いつも通り過ごすことが出来ました。

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入院二日目から陣痛室へ。

入院二日目の朝。陣痛室へ移動し、いよいよ陣痛促進剤の投与がスタートしました。
陣痛促進剤にも種類があるようですが、子供の頃、喘息持ちだった私が使える薬は1種類。点滴で入れていく薬でした。

陣痛室とは私のように陣痛を待っている人や、まさに陣痛がきている人が分娩室へ行くまでの間に待機する部屋で、個室ではなく最大3人が入れるようになっていました。私が入った時には既に他の2台のベッドは埋まっており、カーテンが閉められていました。

朝の段階では、陣痛が起きているような声は聞こえず、それぞれ家族と会話する声や、笑い声、誰かに電話をする声が聞こえたりと、とても和やかな雰囲気でした。

私も陣痛促進剤の投与は始まっていたものの、特に陣痛らしい痛みが起きることもなく、スマホをいじったり、ご飯を食べたり、いつもと変わらずのんびりと過ごしていました。

しかし、その日のお昼過ぎ、私の斜め前の妊婦さんの様子が急変。ついさっきまで和やかムードだったのに、苦しむような声が聞こえてきて、陣痛が来ていることがカーテン越しでも分かるくらいでした。

そしてその日の夕方頃、もう1人の妊婦さんにも陣痛来たようで、私以外の妊婦さんの陣痛に苦しむ声が部屋中に響き渡ります。

「さっきまで二人共普通だったのに。一気に進む時は進むんだな…」
2人の陣痛に苦しむ声を聞きながら、私も今に来るかと怯えていましたが、私にはその日陣痛が来ることはありませんでした。

「初日は陣痛が来ない妊婦さんも多いですから、心配しなくても大丈夫ですよ。また明日から頑張りましょうね。」と看護師さんから声をかけていただき、その日は部屋に戻ることに。

翌朝、再び陣痛室へ戻ると、昨日埋まっていた2台のベッドは空っぽになっていました。
「居ないってことはあの後、出産したんだ。今日は私の番かもしれない。」と思っていたら、今度は違う2人の妊婦さんが部屋に入ってきて、陣痛室は再びいっぱいになりました。

入院三日目。陣痛促進剤を続けるも変化はなし。

三日目も朝から陣痛促進剤を投与しましたが、その日も特に変化はなく…。

私の斜め前に居た妊婦さんもどうやら陣痛促進剤を使っているようで、「この陣痛促進剤とかいうやつ、本当に効果あるのかな?今のところ、全然平気だけど…」みたいな声が聞こえてきました。

お昼ご飯を食べ、スマホを見たりして過ごしていると、看護師さんから
「じっとしてるとお産が進まないので、出来る限りスクワットしたり腰を回したりしてみてください。」と言われ、点滴を打ったまま、ベッドサイドに立ち上がり、スクワットしたり、腰を回したり…。アドバイス通りしばらく頑張りましたが、特にその後も体調に変化はありませんでした。

そうこうしていると、斜め前の妊婦さんに陣痛が…!
私より後に入ってきたのにもう陣痛促進剤の効果が出ていて、ちょっと複雑な気分でした。あれよあれよという間にお産が進み、その妊婦さんは分娩室へ移動。

次こそ私の番かな、と思い、ドキドキしていると、今度はもう1人の妊婦さんが破水したようで、何やら医師と看護師さんと話をしていました。すでに4人の妊婦さんの出産の兆候を目の当たりにし、体調に一切変化がない自分に少しずつ焦りを感じ始めていました。

その日も結局陣痛が来ることはなく、夜部屋に戻って休むことになりました。

入院四日目。ようやく出産の兆候が…!

入院四日目の朝。いつものように陣痛へ行くと、前日破水した妊婦さんだけまだ残っていました。しかし、帝王切開の話がいつの間にか進んでいたようで、しばらくすると手術室へ。

陣痛室は一瞬だけ私一人になりましたが、しばらくしてまた新しい妊婦さんが1人入ってきました。そして、その妊婦さんも夕方頃には陣痛が始まっていました。

目まぐるしく入れ替わる陣痛室のメンバー。もはや陣痛室のお局になったような気分でした(笑)

自分だけお産が進まないことへの焦りと、でも突然陣痛が来るかもしれないという不安、点滴に繋がれて動きづらいストレスからだんだんと精神的に辛くなりはじめていました。

しかし、そんな私にもようやく出産の兆候が…!おりもの?がなんとなく多めに出たような気がしました。

そのことを看護師さんに話すと「破水してるかどうかチェックしておきましょうか」と言われ、診察室へ。なんと破水しているとの診断結果が…!後位破水という、ほんの少しだけしか羊水が出てこない破水だったようでした。

思わず、「先生、ほんとですか?ヤッター!」と声をあげて喜んでしまいました(笑)

「このまま陣痛がつけば、きっとお産が一気に進みますね」と言ってもらい、落ちていたモチベーションが一気に上がりました。診察室から陣痛室へルンルンしながら戻ると、さっきまで陣痛で苦しんでいた妊婦さんがいなくなっていました。

「破水していていつお産が進んでもおかしくないので今日は部屋には戻らず、陣痛室で休んでください」と言われ、陣痛室で一晩過ごすことに。幸い、その晩には陣痛のついた妊婦さんはおらず、広い陣痛室で1人のんびり過ごすことが出来ました。

入院五日目。遂に出産へ!

入院五日目もいつものように朝から陣痛促進剤の投与を開始。
前日に破水をしたことで私のモチベーションも復活し、さぁ今日こそ頑張るぞ!と意気揚々としていました。

そんな私とは反対に、ちょくちょく様子を見に来ていた看護師さんもたまにしか来なくなり、母も夫も陣痛促進剤が始まった頃は朝一で来てくれていたのに「今日はお昼ごはんを食べてから行くからね~」と、どうせ今日も進まないだろう、といった様子に…(汗)

たった一人の陣痛室でスクワットや腰振りを黙々と頑張っていた時に、パンッという何かが弾けたような大きな音と共に大量の水が…。すぐにナースコールし、診察へ。「本破水したからもうこれ以上動かないで大丈夫、ベッドでゆっくりしていてくださいね。」と言われ、ベッドで休むことに。

その後、お昼ごはんを食べていたらようやく母と夫も登場。
遂に本破水ということで、いよいよ今日生まれるか。と緊張が高ぶっていました。

お昼ごはんを食べ終わって、ゆっくりベッドで横になりながら談笑をしていたら
お腹につけていたNST(胎児心拍数を図る装置)が突然ピコンピコンとなり始めました。

「ん?装置がちょっとズレたかな?」など思っていたら、
2人の先生と4、5人の看護師さんが陣痛室にすごい剣幕でドタドタと入ってきました。先生や看護師さんの表情はとても深刻そうにこわばっていました。

何が何だか状況が分からないまま、いきなり酸素ボンベを装着され
「大きく深呼吸して!!!赤ちゃんに酸素を送ってください!!!」
といわれ、とりあえず言われるがまま深呼吸。

しばらくすると、医師から
「お腹の赤ちゃんの心拍数が低下していて危険な状態です。緊急帝王切開します。」
と告げられ、あれよあれよという間にパジャマを脱がされ、手術の準備が進められていきました。

10分もしないうちに手術の準備は完了し、麻酔科医から麻酔についての説明を超特急で受け、バタバタと手術室へ移動。

手術中は生きている心地がせず、お腹の赤ちゃんが無事でいてくれることをとにかく祈るしかありませんでした。よく帝王切開の麻酔が痛かったなど聞きますが、私の場合は、そんなことを気にしている余裕が全くなく、赤ちゃんの命が大丈夫かどうか、それだけしか頭になかったので、痛みについては正直一切覚えていません。

とにかく無事で居てほしい。そう思いながら、ただただ手術室の天井をボーっと眺めるしかありませんでした。

そして手術開始から20分ほど経過した頃、オギャー!!!という元気な泣き声が手術室に鳴り響きました。それを聞いて安堵した私は息子と一緒に大号泣。

先生や立会の看護師さんたちも、ホッとした様子で「元気な男の子ですよ!良かったですね。」と声をかけてくれました。

出産後の処置を一通り終えた息子が、私の元へきてカンガルーケアを行いました。
それまでギャーギャーと泣きわめいていた息子でしたが、私が抱っこした瞬間に泣き止み落ち着いた様子に。私も母になったのか、と思った瞬間でした。

出産時に心拍数が低下してしまった息子ですが、特にその後も異常はなく、現在も至って元気ですくすくと成長しています。

まとめ

私の場合、陣痛促進剤が最後まで効くことはなく、緊急帝王切開で出産となりました。

陣痛促進剤が効かなった原因については分かりませんが、出産後、改めて色々な出産体験談を読んでみると、陣痛促進剤が効かなかった人は案外たくさんいることが分かりました。本当にびっくりするくらい効かなかったので『私の身体はおかしいのか?』など思い悩みましたが、そんなに珍しいことではないようなので安心しました。

陣痛促進剤が効かなかった5日間は、周りの妊婦さんがどんどん出産を迎えていくのを目の当たりにし、焦りと不安とストレスで精神的に辛かったですが、振り返ってみれば陣痛室で過ごした日々はいい思い出となり、とても貴重な体験だったなと思います。

どんな方法であれ赤ちゃんは必ず生まれてくるので、陣痛促進剤が効かなくて悩んでいる方は、そのうち出てくるでしょ!くらいの気持ちでドンと構えて、リラックスしながら残りわずかのマタニティライフを過ごしてもらえればと思います。(当時の私にそうアドバイスしたいです。笑)

産まれたら当分は頻回授乳で眠れなくなるので、今が最後の寝れるチャンス!くらいに思って、ゆっくり休んで体力を温存しておいてほしいと思います。

また出産前は「帝王切開なんて傷が残るし、麻酔や術後も痛そうだし絶対イヤだ!自然分娩がいい。」なんて思っていましたが、いざお腹の赤ちゃんの命が危ないとなった時にはそんなことは一切どうでもよくなり、とにかく赤ちゃんに無事で居てほしい、という一心でした。

今もまだお腹の傷は赤く残っていますが、息子の無邪気な笑顔を見ていると、そんなことなんてどうでもよく、無事で居てくれて本当によかったという気持ちになります。

これから帝王切開になるかもしれない人にとって、未知の痛みに耐えられるかと不安を感じているかもしれませんが、とにかくお腹の赤ちゃんが無事に生まれてくることが第一。どうか勇気を出して出産へ望んでもらえればと思います。

私の出産体験談が、これから出産予定の方に何かの参考になれば幸いです。最後まで読んでいただき、有難うございました。

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