【体験談】妊娠中の体調不良まとめました。悩める妊婦さんの参考に。

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あっこちゃん

2013年に第一子、2017年冬に第二子を出産したばかりの幼稚園ママです。昨年まで会社員でしたが夫の転勤もあり退職。今はママでもどこでもできるお仕事スタイルを確立すべく奮闘中です。2姉妹の育児で学んだ役に立ちそうなことをシェアさせて頂きます!よろしくお願い致します。

ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。

妊娠中には、思いもよらない体調不良で驚かされることばかりです。私は、自分の体なのにこれまでとは全く違うものになってしまったような気すらしていました。

そこで今回は私が経験した妊娠中の体調不良とその対策法をまとめてみました。

私と同じように妊娠してからの体調変化にびっくりしている方や、体調が優れずに落ち込んでる方に「自分だけじゃなかったんだ!」と安心して頂けたら嬉しいです。

さらに原因と対策も綴っていますので、何かのお役に立てたらと思っています。妊婦さん、一緒にがんばって乗り越えましょうね!

【妊娠中の体調不良その1】生まれてはじめての鼻血…

ある晩、喉の奥に違和感を覚え、洗面所で口をゆすいだら、まさかの吐血?!

なんだこりゃー!

と慌てて鏡を見たら、つーっと右の鼻から鼻血が流れ出たのです。

あれは確か安定期に入る少し前、16週から19週の間くらいのことでした。これまで鼻血が出たことなんてなかったので、大慌て!

出血が落ち着いた頃に、スマートフォンで『妊婦 鼻血』で検索してみたところ、なんと“妊婦は鼻血が出やすい”との記事がずらり!

「妊婦だから・・・」という情報を目にして、ひとまず病気ではなかったのかと安心することができました。

妊婦は鼻血が出やすいのはなぜ?

色々な情報を見てみると、妊婦は女性ホルモンのバランスが乱れて鼻血が出やすくなるという説が濃厚なようです。

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妊娠により、エストロゲンやプロゲステロンというホルモンが増えることで粘膜が柔らかくなって鼻血が出やすい状態になっているそうです。

もう一つの原因としては、妊婦は赤ちゃんに血液を供給しなければならないので血液の量が増えていることが挙げられます。

更に妊娠中は、”血液が増える→血圧が高くなる→血小板は少ない→血が固まりにくい”という状態になっているようです。振り返ってみると確かに、鼻血だけじゃなくてひっかき傷とかも血が出てしまうと止まりにくかったかも。

ちなみに、ホルモンバランスの乱れによって鼻水が出やすくなる人もいるそうですよ。

妊婦の鼻血対策

私にとっては、初めての鼻血だったので、とにかくどうしてよいか分からず大慌てでした。

鼻血の対処法としては安静にして、うつむき加減で、左右から鼻をつまむといいようです。

鼻血をよく出す夫は「子供の頃、上を向いてティッシュを鼻に詰めるようにと言われた」と言っていましたが、この方法は、血が逆流して止まりにくくなるのでよくないという説が最近では主流なようです。また、この時期、産院で貧血気味との指摘を受けて鉄剤を処方されました。

鼻血との因果関係は分かりませんが、赤ちゃんに大事な栄養を奪われがちなので、食事からも鉄分を多く摂取できるように心がけなければと思いました。

鉄分を補うには、いつものご飯に納豆を足したり、ホウレンソウや小松菜をお味噌汁に入れるだけなら、簡単にできます。

そして、私の鼻血とは言うと、しばらくは出やすい日々が続きましたが、そのうち出ることはなくなりました。

【妊娠中の体調不良その2】足がつって動けない!

寝ているときに足がつることも妊婦さんにはよくあることのようですが、最初につった時には「何事か!」とまたもや大慌てでした。

たった数分間のことなんですが、この数分がものすごーく長く感じられるんです。

私の場合は足つりが始まったのは安定期に入ってからで、出産が近づくにつれ、その頻度が増していきました。一般的にも足がつるのは、妊娠後期に多い症状のようです。

何度も足のつりを経験しているうちに慣れてしまい、冷静に対処できるようになっていきました。

妊婦は足がつりやすいのは何故?

妊婦の足つりの原因には、まず血行不良が挙げられます。

身体が重くなってきて歩くのも億劫になってくると“運動不足→血行不良→筋肉も固くなる→足がつる”という状態になってしまうそうです。

冷えないように靴下を履いたり気を付けていたつもりですが、それだけじゃ血行不良対策としては不十分だったようです。

それから、ミネラル不足も足がつる原因です。妊娠中はお腹の赤ちゃんに優先的にミネラルが送られてしまうので、ママのミネラルは不足しがちになり、足にも影響が出てきてしまいます。

さらに、骨盤の歪みも影響しています。

確かに立ち上がった瞬間や、歩いている途中に足の付け根やお尻の上部に激痛が走ることが結構頻繁にあって、骨盤が広がってるのかなと思っていましたが、身体のバランスが変わることで色んな所にしわ寄せがきたり、調整するためにあちこちに負担がかかったりするんでしょうね。

改めて体は全て繋がっているんだと感じました。

妊婦の足つり対策

足つりの対策としては、私の場合はストレッチがよく効きました。

痛いときに動かすのは勇気がいるんですが、膝を伸ばして、つま先を天井に向けて待っていると自然に治まっていきます。そして痛みが治まったら足首をくるくる回します。

かなり頻繁につっていたので、妊娠後期には痛みが来ると冷静に一連の流れができるようになっていきました。

また足がつらない為の対処も大切です。

血行不良に陥らないように、散歩をするなど、運動不足の解消を心がけたり、特に夏場は面倒だったりしますが、お風呂にゆっくり入ってマッサージするのも良いようです。

それから、ミネラル不足を補えるような食事内容に変えていくことも大切です。簡単なのは、ご飯を雑穀入りにすること。

さらに、産院でも助産師さんから体重管理について口を酸っぱくして注意されましたが、急激に体重が増えすぎると、色んな所に負荷がかかってきてしまいます。

きちんと体調管理をすると足がつる頻度を減らせるかもしれません。

私の場合、足がつる回数は出産が近づくに連れて増える一方でしたが、根本的に対策することも大切だったなと今更ながら思っています。

【妊娠中の体調不良その3】便秘&頻尿で眠れない。

大きな声で言うことではないかもですが快便が取り柄で、妊娠前は1日3回はお通じがありました。

ところが妊娠したとたん出にくくなってしまったのです…。

普段は快便だったために便秘に不慣れで、出せないことで腹痛になって夜中にトイレに座るも出てくれずに眠れないということが何度もありました。

これは辛かった。これは妊娠初期から、出産までずっと続きました。

それから、便秘(出ない)とは反対に頻尿(出したい)にも悩まされました。

トイレが近いけど、少しずつしか排出できない・・・これも夜中にトイレに起きなくてはならないことがしばしばあって、辛かったです。

頻尿も妊娠初期から、出産までずっと続きました。

妊婦は便秘になりやすいのは何故?

便秘の原因の一つにもホルモンバランスの変化があります。

ホルモンのバランスが変わったことで身体が栄養を蓄えようとするために代謝が悪くなってしまうのです。

さらに栄養だけでなくて水分も蓄えようとするので、便の水分が減って硬くなり、出にくくなってしまうことも便秘の原因です。

それから、運動不足もよくありません。お腹が大きくて億劫だからと動かなすぎることは、お通じにも影響するんですね。

さらに、子宮が大きくなっていくことでも便が出にくくなります。子宮が胃や腸が圧迫をすることで便がスムーズに進みづらくなってしまいます。

妊婦の便秘対策

妊婦だけでなく一般的な便秘対策としても有効ですが、便秘解消には水分摂取、食事内容の見直し、運動不足の解消が大切です。

寝る前と朝起きたときに白湯を飲むのがよいと聞き試してみたり、最低でも一週間位3日は1万歩以上を目指して歩いたりしました。

しかし、対策法が甘々だったせいか私の場合はなかなか解消しませんでした。もう少しきちんとやればお腹が痛くならずにすんだかなと思ったりもしています。

出来る限りの対策を行い、それでも辛い場合は産科で相談した方がよさそうですね。

妊婦は頻尿になりやすいのは何故?

頻尿の原因は、便秘と同じく、ホルモンバランスの変化や子宮が大きくなることによって引き起こされる膀胱の圧迫にあります。

妊婦の頻尿対策

「水を飲まない!」訳にはいかないので、できるだけ利尿作用のなさそうな温かい飲み物を飲むようにしました。

それから冷えも厳禁です。夏場はサンダルで過ごしてしまったりもしましたが、クーラーが効いている場所では冬より冷えると、産院で注意を受けました。

また、排尿後に前屈みになると、出し切れるという説を聞いたので、のんびりトイレに座って出し切るようにしてみたりしました。

でも、頻尿とも結局出産するまで付き合っていくことになりました。

【妊娠中の体調不良その4】眠いけど目が覚める

妊娠中の睡魔も、妊娠初期から出産までずっと続きました。

一人目の妊娠時は、営業として会社勤めしていたので外回りやプレゼンなど緊張感があるときは良いのですが、事務所に戻ってデスクワークをしていると決まって睡魔が襲ってきて困ったものです。

二人目を妊娠中の今は、退職したので、上の子を幼稚園に送り出した後など、ついつい横になってしまうことも。恐ろしいことに寝ても寝てもまだまだ眠れるし、大丈夫か?と思うほどずっと眠いものです。

こんなに寝ているのだから当然かもしれませんが、夜の眠りは浅く何度も目が覚めることも。トイレに行きたかったり足がつったりする以外にも、よく目が覚めてしまうことがあります。

妊婦が眠いのは何故?

妊婦が眠いのも、やはりホルモンバランスの変化が原因のようです。

お腹がどんどん大きくなってきて疲れやすくなって眠くなってしまうことも。身体の中で人を一人育てているんですから、それは疲れて当然ですよね。

妊婦の眠気対策

会社員時代は、ガムを噛んでみたり、こっそりトイレに座って5分程度仮眠を取ったりしながらなんとかしのぎました。

そして、家にいる今は、眠いということは身体が寝ろと合図を出しているという説を聞いて、眠さに身を任せて眠るようにしています。

とりあえずやるべきことがないときは寝る!怠け者な自分を許し、「どうせ生まれたら寝れなくなるから寝だめしておく」という言い訳をしながら過ごしています。

これは対策とは言えないかもしれないですけどね(笑)

妊婦は眠りが浅いのは何故?

これもホルモンバランスの変化が原因の一つだそうで、妊婦の体は本当に不思議です。

また赤ちゃんの眠りのリズムにママの眠りの周期が近づいてくるからという説もあります。

出産後、夜泣きや授乳で、夜中も起きなくてはならないことが増えるため、妊娠中から身体を慣らしていくために変化するんだとか。

確かに出産後、特に最初の一か月は、三時間間隔の授乳に「続けて寝たい!」「辛い!」と連日思っていました。

あれだけ辛かったんだから、慣らし期間は確かに必要だったのかもしれませんね。

【妊娠中の体調不良その5】つわり&胸やけ

やっぱり妊娠中に一番つらかったのはつわりです。いろんなタイプのつわりがありますが、私の場合は、胸やけ&吐き気でした。

一人目の時は3キロほど体重が減り、二人目は2キロくらい減りました。そんなに重度ではなかったと思うのですが、産婦人科で健診の時に一度点滴を勧められたこともありました。

一番つらかった期間は、8週目から20週目に入ったくらいまででした。

しかも驚くべきことに、20週をすぎてからも、ちょっと食べ過ぎてしまった次の日などは、翌朝おう吐することも。

出産までずっと、胸やけのような状態が続いていて、たくさん食べたいのに食べられない。食べ過ぎるとお腹がカチコチになってしまって本当に苦しいんです。

私は食べることが大好きなので、目の前にあるおいしそうなものが食べたいと脳みそが信号を出しているのに、胃が受け付けないのがとても辛かったです。

妊婦のつわり・胸やけの原因は?

つわりの原因はよく分かっていないようなんですが、よく言われるのは、ホルモンバランスの変化と自律神経の乱れ、身体が拒絶反応を起こしているという説です。

拒絶反応というのは、身体の中で今までなかったものがどんどん大きくなっていくわけですから、なんとなく頷けます。

つわりの対処法

つわり対策として、胸やけがひどかった私の場合は産院でちょこちょこと食べられるものを食べることをおすすめされました。

一人目の時はひたすらお酢をかけたトマトや豆腐を毎日食べ、二人目は、カルピスを飲んだり、杏仁豆腐を食べたりしました。

つわりは、周りの話を聞いても症状が全く違うので、自分なりに対処法を生み出して、あまりにもひどい時には産院で相談するしかないと感じます。

苦しいときは本当にげっそりしてしまいますが、安定期に入る20週頃には落ち着いてくると信じてなんとか耐えました。

【まとめ】妊娠中の体調不良の原因・対策には共通点が…

いかがでしたか?私と同じように悩んでいることもありましたか?

妊娠中のトラブルは様々なものがありますが、こうしてかいてみると原因や対策は、共通しているものが多く、1つ対策したらいくつかの症状が改善することがありそうですね。

例えば、全ての原因に共通しているのはホルモンバランスの変化です。赤ちゃんを育てるために、普段通りの体ではいられないですもんね。

また、運動不足の解消や食事の軽視、体重の増加も多くの症状を引き起こす原因になっています。

これらの体調不良の原因と対策をまとめてみると、産院で注意を受けたことはしっかり守るべきなんですね。

食事に関しては、妊娠するまではきちんと考えてこなかったので「栄養バランスを意識した食事ってめんどくさい!」と思ってしまったのですが、その後、赤ちゃんが生まれて離乳食が始まって、目の前で食べ物を口に運んでどんどん大きくなっていく子供をみて、この子の体を作っているのが食べ物だと思うと、栄養バランスのとれた食事は大切なんだと改めて感じられます。

妊婦の時にバランスを意識した食事を作れるようになっておくことは、後々とても役に立ちます。体重も、産んでから落とすのはとてもとても難しかったので、妊娠中から気を付けて太り過ぎないようにしておくことは、未来の自分を助けてくれるはずです。

妊婦の時は、体調不良にばかりに気を取られて今を何とか乗り切ることで必死になってしまいがちですが、産んだ後の方が長いわけですから、先を見て過ごせたらよいかなとも思います。とは言え、まじめに取り組み過ぎるとストレスをためてしまうこともあるので、緩い気持ちでやっていくことも大切。

自分の中で上手く落としどころを見つけて体調不良に負けずに、マタニティライフを過ごしていきましょうね。

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