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ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。
現在1歳2ヶ月になったうちの娘は、離乳食完了期になり、絶賛手づかみ食べ中です。
一生懸命食べようとしている姿や、おいしかった時にぱっと表情が明るくなる様子は、とっても可愛らしいものですよね。
また自分で食べてくれるようになると、少し食事の時間が楽になったようにも感じられます。
しかし、まだ自分の手を上手くコントロールできないせいか、お皿をひっくり返してしまったり、手でつかんだものを投げて遊びだしたりと、食事と掃除洗濯がセットになりうんざりすることも…。
そこで最近では娘が喜んで食べてくれて、汚れるリスクの少ないメニューを日々考えています。
今回は、そんな掃除洗濯のリスクが軽減できる手づかみレシピをご紹介します。
もちろん、赤ちゃんが全然汚さないことは難しいですし、赤ちゃんは汚すのも仕事の一つだとも思いますが、ママのストレスを軽くすることも大事!
少しでも赤ちゃんの食事タイムを楽にできたら…と思っている方に参考にして頂けたら嬉しいです。
パッと読むための目次
手づかみ食べはいつから?
うちの子は、1歳になるかならないかくらいの時に、手づかみ食べに興味を持つようになりました。
はじめは、赤ちゃんせんべいを手に持って食べられるようになり、バナナを一本そのまま持って口に運びたがるようになり、お皿に入ったたまごボーロをつまんで食べられるようになっていきました。
自分の手で食べるのはとても楽しいようで、何でも触りたがるように。
興味を持った時がはじめ時だと思い、すぐに手づかみ食べをスタートすることにしました。
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手づかみ食べをはじめてから娘に起こった変化
手づかみ食べをはじめて三ヶ月近くが経過しました。
手づかみ食べの効果とは一概には言えませんが、何でも口に入れてしまっていた頃に比べると、食べられるものと食べられないものが区別できるようになっていっているなと感じています。
赤ちゃんは、日々学んでいるのですね。
もちろん1歳2ヶ月になった今でも、誤飲の恐怖を感じてはいますが、口に入れても、食べられないものは出すようになりましたし、そもそも食べられそうもないものを口に入れる回数が減ってきています。
毎日手づかみで色んなものを食べているため、手で触った感覚でも、食べ物とそうでないものがだんだん分かってきてるのかな?と感じています。
手づかみ食べに何か効能を期待して始めたわけではないのですが、「手づかみ食べをすると脳に良い刺激を与える」という話を聞いたことがあります。
手先から様々な学びがあるため良いんだとか。
これからスプーンやフォークに移行する際にも、手づかみ食べをさせておいたほうがスムーズだという話も耳にします。
娘が興味を持ったことがきっかけではじめた手づかみ食べですが、何か良い効果があるとしたら嬉しいことです。
ちなみに、最近はスプーンも持ちたがるようになりました。
まだ上手く乗せることができませんが、スプーンがスムーズに使えるようになってくれたら嬉しいです。
手づかみ食べで汚させない対策法あれこれ
まず汚れるリスクが少ない手づかみ食べレシピを紹介する前に、そもそも汚れないための対策法をご紹介したいと思います。
これらの対策を行っておけば、万が一こぼされたとしても、最悪の結果は防ぐことができます。
お食事エプロンは必須アイテム
手づかみ食べで一番汚れるのは、首元から胸、お腹にかけての一帯です。
そのため、お食事エプロンは大切です。
ただ、うちの子の場合、お食事エプロンがあまり好きでないようで、はじめは外してしまうことがよくありました。
また、エプロンをしているのに、首の裏側に汁が入り込んでしまったり…。
シリコン製のエプロンの場合は、エプロンが引っかかってお皿を倒してしまったりと、大惨事の要因になることも…。
色々試してみた結果、やっぱり一番汚れにくいのは、袖まで覆えるスモックタイプです。
ただ、スモックタイプの場合、エプロン自体を毎回洗濯するのが面倒…。
あれこれ試した結果、結局シリコンタイプに今は落ち着いています。
シリコンタイプは、お皿と一緒にスポンジで洗えるのでらくちんです。
娘の方もシリコンタイプを使っているうちに慣れてきたようで、手から落ちてこぼしてシリコンエプロンの受け部分に入ったものまで、しっかり食べてくれるようになりました。
イスを変えたらストレス軽減できる?!
長女の時は、ハイチェアに机を付けるタイプで食事させていましたが、次女は座椅子タイプを使っています。
座椅子タイプは、以下2つのストレスを軽減できます。
- イスから逃げようとする
- 食べ物がこぼれて、キレイにするのが面倒
座椅子タイプに座ると、イスから逃げることができません。
どうして座椅子タイプは逃げ出せないのかと言うと、一度テーブルを付けると、立ち上がる隙間がいっさいないからです。
赤ちゃんが食事中立ち上がることができないので、立ち上がったことで食器をひっくり返すリスクもありませんし、「座って食べて!」と注意せずに済むので楽です。
離乳食を始めてしばらくは、イスに座るのを拒否する時期もありました。
しかし、手づかみ食べができるようになったころからは、イスに座ると食べ物が貰えることを覚え、自分から座りに行くようになりました。
ハイチェアの場合、毎回食べ物をこぼしても、ふきんで拭きとることしかできません。
テーブル部分も大きいので、丸洗いすると、乾かすのが面倒でした。
たまに汚れが気になるときに、お風呂場に運んで、部品と部品の間に入った食べカスなどを洗い流したこともありましたが、さすがに毎回は丸洗いできません。
一方で座椅子タイプの場合、コンパクトなので、簡単に食器洗いのシンクで丸洗いすることができます。
テーブルは毎回食器と同じように、洗剤をつけたスポンジで洗ってます。
イス自体は、基本的には食事のあと、濡れたふきんで拭いてすませていますが、構造上、食べカスが入りこむようなスペースもないので、衛生的だと感じています。
広範囲にわたって汚れたときなど、週1~2回のペースで丸洗いして使っています。
汚れるリスクが少ない!手づかみ食べメニュー
それでは、掃除洗濯のリスクが軽減できる手づかみ食べメニューをご紹介したいと思います。
野菜の出汁煮
うちの子が一番大好きな手づかみ食べメニューは、野菜を出汁で煮たものです。
我が家では、大人と上の子用の味噌汁のだしを取る際に、別の鍋にだし汁を取り分けたもので手づかみ食べ用の野菜を煮ています。
我が家は、だしパックで出汁をとっています。
ただ、だしパックによっては、塩分が強いものもあるので、注意が必要です。
離乳食に使うときは、味を確かめてから使うようにしてくださいね。
また、だしパックを使うのも面倒な時は、顆粒の出汁を使うこともあるのですが、こちらも塩分が強いものがあるので、しっかり味見をすることが大切だと感じています。
顆粒タイプを使う場合は、少量にするか、離乳食用のだし・コンソメなどを使うと安心です。
出汁煮におすすめの野菜
これまで冷蔵庫に入っている残り野菜を色々あげてきましたが、手づかみ食べに適した野菜があると感じています。
食べた際に、手や口の周り、服などが汚れにくく、食べやすいのが一番出汁煮に適した野菜だと思います。
私なりのおススメが下記です。
にんじん | 〇 | 甘くて娘にも人気、柔らかくなるまでしっかり煮ることが大切 |
---|---|---|
大根 | 〇 | だしで煮るとほんのり甘くなるので娘も好き |
サツマイモ | 〇 | 甘いので好き。繊維が強いので、お腹の調子が悪い時にはあげない |
カブ | 〇 | 大根よりも、軟らかくなりやすいので煮すぎないのがポイント |
白菜 | 〇 | 柔らかい葉の部分より、白い固い部分が手づかみ食べに向いています |
玉ねぎ | 〇 | 柔らかく煮ると甘みも出るので、娘も好き |
ブロッコリー | △ | 柔らかく煮ると食べる ただ、細かく崩れて汚れることも |
カボチャ | △ | 娘は好きだけど、手でつぶして汚しやすい |
じゃがいも | △ | 品種によってはカボチャと同じでつぶしやすい そこまで好きではない |
レンコン | △ | 固くて噛みきれない かなり小さくしてあげると食べる |
リンゴ | △ | 喉に詰まりやすいので生は危険 煮ると食べやすくなる |
パン類
食パンは簡単に手づかみ食べさせられるメニューです。
朝忙しいときには、1cmくらいの賽の目切りにしてあげるとパクパク食べます。
厚さは、8枚切りか、あまりお店で見かけないのですが、売っていたら12枚切りも選びます。
パンだけだと栄養が偏るので、野菜のペーストを塗ってサンドイッチにするのもおすすめです。
ちょっと固めに離乳食の野菜ペーストを作って塗るのが簡単です。
また、うちの子は「やさいパン」が大好物なので出かけるときなどは、よく食べさせています。
忙しいときには、こうしたものに助けられています。
マカロニあべかわ
娘が大好きな手づかみメニューにマカロニあべかわがあります。
作り方は簡単。
茹でたマカロニ(ねじったタイプがおススメ)にきなこをまぶすだけ。
早ゆでのマカロニを使えば数分で作れるので、お腹がすいて泣き出したときにもおすすめです。
木綿豆腐
絹ごし豆腐は、手でつぶしてしまうのですが、しっかり目の木綿豆腐は、上手に食べられる可能性の高い食材です。
しっかり水切りして、1センチほどの賽の目に切ってあげています。
マカロニあべかわと同様に、ちょっときなこをかけてあげるとよく食べてくれます。
おにぎり
普通の固さのご飯が食べられるようになったら、おにぎりが便利です。
ただ、おにぎりはバラバラになりやすいという難点が…。
海苔で全体を包み込んで、バラバラにならないようにしているのですが、海苔が大きすぎると噛みきれないという難点もあり、なかなか作るのが難しいです。
試行錯誤を重ねてきましたが、一口で口に入れられるサイズにして、海苔で包みこむようにすると、バラバラになりにくいことが分かりました。
手でつかんで、おにぎりをかじってしまうと、崩れて、米粒がバラバラになります。
一口サイズにすることが成功のポイントです。
うちの子の場合は、直径1.5センチくらいであれば一口で食べてくれます。
できるだけご飯を入れる量を少なくして、コロコロします。
さらに、3~5ミリ四方の海苔をつけて、もう一度コロコロさせます。
海苔を付けた後に再びコロコロすることで、海苔がしっかりくっつき、食べるときに手につきません。
ホットケーキ風
卵 1個
牛乳 150cc
※ホットケーキミックスの推奨分量で作ることをオススメします。
あれば冷蔵庫の残り物野菜など。
- 野菜を入れる場合はみじん切りにしておく
- ホットケーキミックスに卵、牛乳を入れ混ぜ合わせ、野菜などを入れる場合は最後に入れて混ぜ合わせる
- フライパンの上にホイルシートを敷いて、タネを直径3センチくらいになるように入れて焼く
次女は、何度作ってもあまり好きになってくれないのですが、長女が大好きだったのはホットケーキです。
直径3センチくらいのものを大量に焼いて、冷凍保存。
あげる分だけ解凍してあげています。
プレーンも良いのですが、野菜やツナ、しらすなどを入れると栄養がアップするだろうと考えて、細かく切って混ぜ入れて焼いたものもよく作ります。
朝ごはんにしたり、夕食を作っているときに食べて待ってもらうのに、長女の時には重宝したのですが、次女は好き嫌いがあるようで、プレーンも具材入りも今のところあまり食べません。
好みがそのうち変わるかな…と何度かトライしていますが、今のところ好きではないようです。
甘さがダメなのかとお好み焼き風も作りましたが、食べてくれなかったので、小麦粉を焼いたものが苦手そうな感じです。
ちなみに、油は使わず、フライパンにホイルシートを引いて焼くとくっつかずにきれいに焼けます。
おやき(卵焼き)
卵 1個
冷蔵庫にある野菜 1かけらずつ
シラス・サケフレーク・鰹節などの魚類 大さじ2杯
粉チーズ 大さじ1杯
- 野菜をみじん切りにする
- ニンジンなど火が通りにくい野菜は、電子レンジで500Wで1分程度加熱しておく
- ご飯に、卵、野菜、魚類、粉チーズを入れて混ぜる
- スプーンですくい、ホイルシートを敷いたフライパンの上に直径3センチくらいの大きさにして焼く
卵かけご飯のように、ご飯に卵を混ぜたものに野菜を入れて、直径3センチくらいにフライパンで焼いたものを我が家では”おやき”と呼んでいます。
おかゆでも作れますし、冷凍も可能なので、手づかみ食べにとっても便利です。
1センチ四方になるようにちぎってあげると、パクパク手で食べてくれます。
作るときのコツは、卵がご飯にしっかり絡んだ状態にすること。
卵の量が少ないと上手く固まりませんし、ご飯とご飯の結びつきが弱くなってしまうので、ボロボロになりやすくなります。
また、にんじんなど、火が通りにくい野菜を入れる時には、一度レンジで加熱しておくと、しっかり柔らかくなります。
ツナを入れることもよくあるのですが、オイルが入っているものだと固まりにくいことがあるので、オイル不使用のものを使うと上手く行きます。
シラス、サケフレーク、鰹節、粉チーズも、相性が良いです。
また、ご飯を入れずに、普通の卵焼きも、野菜をたっぷり入れて作ると手づかみ食べにぴったりです。
長女のお弁当を作る際に、味付けは粉チーズのみにした卵焼きを作り、お弁当にはケチャップをかけて入れて、次女の手づかみ食べの分は、そのままもちやすいサイズにしてあげています。
ハンバーグ
卵 1個
木綿豆腐 100g
玉ねぎ 半分
ニンジン 2cm分程度
その他、ホウレンソウ・レンコン・キャベツなど冷蔵庫の中にある野菜 少しずつ
- 野菜をみじん切りにして炒める
- 木綿豆腐はよく水切りしておく
- ひき肉に野菜・卵・木綿豆腐を入れよく混ぜる
- 直径2~3センチくらいにして焼く
ハンバーグは、手づかみ食べが上達してきたらおすすめのメニューです。
玉ねぎだけでなく、ニンジンやホウレン草など、様々な野菜を入れて作ります。
卵焼き同様、長女のお弁当に入れる時に味付けせずに作り、お弁当にはケチャップ、次女にはそのままあげています。
ただ、次女はまだハンバーグを食べるときに握りつぶすなど、バラバラにしてしまうので、まだちょっと早いかなと感じています。
手作りボーロ
牛乳 小さじ 1杯程度
卵 1個
砂糖 30g ※好みにより調整可
- 材料を混ぜ合わせる
- 粉っぽい場合は牛乳、水っぽい場合は片栗粉を入れて、手で丸めてくっつかない程度(耳たぶ程度)の固さに調整して、直径1センチくらいの大きさに丸める
- 180度に予熱したオーブンで10~12分焼く
1歳を超えて、たまごボーロが大好きになった娘に、たまごボーロをたくさん買っているので、自分で作れないものかと思い立ち、作ってみました。
手作りボーロを上手に作るポイントは「生地の固さ」です。
生地がゆるくなりすぎると、オーブンで焼いている間に横に広がってしまいます。
材料を混ぜ合わせて手で1センチほどの球状に丸めて、オーブンで焼くと完成なのですが、丸めている段階で手につかないくらいに固い状態にしておくと、上手にできます。
様々なレシピが公開されていますが、結構砂糖が多くて、びっくりしました。
分量通りに作ると、市販のボーロに近い味になったのですが、手作りしてみたことで、市販のものもたくさん砂糖が入っているのだと気が付くことができました。
あまり甘いものばかり食べるのはどうなのか…と思ったので、二回目以降は砂糖少な目で作っています。
それでも娘はたくさん食べてくれるので、作れるときには5歳の長女にお手伝いしてもらいながら、まとめて作るようにしています。
まとめ
手づかみ食べの食事作りは、子どもとの知恵比べだと感じます。
自由に食事を食べさせてあげたい反面、派手に汚れるとあとが大変になってしまいます。
赤ちゃんもママも食事タイムが楽しくなる手づかみ食べレシピを見つけておくと、ストレスが少し軽減されるのではないかと思います。
今回紹介した中に参考になるメニューが1つでもあれば幸いです。ぜひ色々と試してみてくださいね。