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ママテク(@mamateku)ライターのあおいです!
だいたい妊娠5ヶ月目くらいの安定期に入るまで、つわりに悩まされる妊娠中の女性って多いですよね。
赤ちゃんを授かって嬉しい気持ちになったと思ったら、とにかく気持ち悪くて辛い日々が続く・・・。
また、つわりを全く経験しないママも多く、経験したとしても期間や程度は人それぞれ。「一人目はつわりがあったのに、二人目はなかった・・・」という事もありますし、またはその逆もあるんですよね。
私の友達の中には、出産するまで長くつわりが続いたママもいれば、全くつわりを経験しなかったというママもいました。
「つわりが全く無いなんて羨ましいな~」と、重度の吐きづわりに悩まされた私は、つわりが無い人の事を羨ましく思ってしまった事も。
今回は重度の吐きづわりに苦しんだ私が、吐きづわり中に食べやすかったもの、乗り越えるコツなどを体験談からお話していきます!
パッと読むための目次
そもそもつわりって、どんな症状があるの?
つわりと一言でいっても症状は人それぞれですが、大きく分けると2つのパターンのつわりを経験するママがいます。
吐きづわり
いわゆる、つわりと聞くとイメージする吐きづわり。
食欲が減退・胸焼けなど、二日酔いのように気分が悪く感じます。
何も食べていなくても吐いてしまったり、1日置きなどに体調に波がある人もいれば、毎日気分が悪く感じる人など様々です。
食べづわり
常に食べ物を口にしていないと、気持ち悪くなってしまう状態。
空腹になると吐き気がしてしまうので、ずっと何かを食べ続けなければならない状態。これも一般的なつわりと同じ時期に起こる症状です。
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どちらもつわりとして一緒にされますが、妊婦さんで多いのは吐きづわりの方。私も実際に妊娠初期は、この吐きづわりで悩まされていました。
妊娠発覚から重度の吐きづわり!水も飲めなかった妊娠初期
私は妊娠かな?と気づいたきっかけが、まさに「つわり」からでした。
ドラマで良くみる、トイレに駆け込んで「うっ・・・」ってなってしまうような、あるあるな光景から妊婦生活のスタートでした(笑)
それからというものの、産婦人科に行くのもやっとで、その後もだいたい一日中寝たきり。ひどい時には水を飲んでも吐いてしまうような、重度の吐きづわりに悩まされました。
やっと落ち着いたのは妊娠6ヶ月目くらいで、妊娠が発覚してから2~3ヶ月で10キロも痩せてしまいました。
水も飲めないひどい時には脱水症状になってしまい、病院で点滴を打ってもらう事も。
友人に相談しても「本当にそんなつわりがひどい人っているんだ~」とびっくりされたほどです(汗)
そんなひどかった吐きづわりも、終わってみればそんな事もあったな~と思えるまでになりました。
でも当時は毎日本当に辛くて、「誰かにこの辛さを分かってほしい・・・」と涙が出てしまう事も。
それでもつわりには波が必ずあります。
食べれる時には食べたいものを少しでも口に入れて、どうしても無理な時はゆっくりと休む。
そうしているうちに、自分がどう毎日を過ごしていくようにすれば、少しでも辛い気持ちを乗り越えられるかという「コツ」を掴めるようになります。
あくまで個人差はありますが、私が辛い吐きづわりを乗り越えてきたコツを一つずつ紹介していきます!もし、私と同じような吐きづわりで苦しんでいる人は、少しでも参考にしてみてくださいね!
吐きづわりを乗り越えるコツ1、無理して食べない!
「少しでも栄養を付けなければ・・・」と、気分が悪くても食べ物を口に運んでいた私。
けれど、すぐに吐いてしまい、逆に体力を消耗してしまう事も少なくありませんでした。
また、家族がせっかく買ってきてくれたものや、作ってくれた料理を食べないわけにはいかないと、無理して口にしていたというのもあります。
ですが、食欲が無い状態で無理して食べてしまえば、その後吐いてしまう事って多いんですよね。それで戻してしまった時は、逆に体に必要な水分も外に出してしまい、ひどい時には脱水症状になってしまいます。
食べ物からの栄養も大切ですが、まずは水分を取る事の方が大事。吐いて水分を外に出してしまうと、体にとって良くありません!
「食べられそうに無いな・・・」という時には、無理に食べないようにするのも吐きづわり対策の一つです。
私は気を使い過ぎるタイプだったので、「ありがとう!」と言って無理してこっそり吐いて・・・というような事をしていましたが、そんな事は絶対にやめましょう(笑)
家族やご飯を一緒に食べる事がある人は、正直に今の状態を周りに伝えるようにしましょうね!
吐きづわりを乗り越えるコツ2、水分はちょっとずつ!
先ほど水分は大事と言いましたが、お水を飲む時なんかはちょっとずつ飲むようにした方がベスト。
いつものようにぐびぐび飲み物を飲んでしまうと、胃が反応するのか私の場合、すぐに気持ち悪くなってしまっていました。
ちょっとずつちょっとずつ水分を摂るようにした方が、気分も悪くなりにくかったので、なるべく少しずつ飲み物を飲むように心がけていました。
「暖かい飲み物の方が、胃がびっくりしないのでいい。」という声もありますが、私は夏に吐きづわりに悩まされたので、逆に冷たい飲み物を少しずつ飲んだ方がスッキリした気分になりました。
そして、これもよく聞く話なんですが、「吐きづわりの時には炭酸が飲みやすい!」という話もあります。
私も実際に、吐きつわりが辛い時は炭酸水を少しずつ飲むようにしていました。ジンジャーエールやコーラなんかもよく飲んでいましたね。(体にいいかどうかは別ですが・・・)
同じように吐きつわりに悩んでいた友人は、ルイボスティーなら口がスッキリして飲みやすかった!と常備していつも飲んでいたそう。
ルイボスティーはノンカフェインで、授乳中に飲んでいるママも多いので、ぜひ妊娠中から飲み慣れておくのもおすすめです。
妊娠中は水分を摂っておくべきなので、まずは少しずつでも自分が飲みやすい飲み物を飲むようにするといいでしょう。
吐きづわりを乗り越えるコツ3、なるべく外へ出かける
私の場合、家にじっといるとつわりの事ばかり考えてしまうのか、外にいるよりも気分が悪く感じてしまっていました。
ひどい時に無理して外出する必要はありませんが、たまには散歩や買い物に出かけてみるのもおすすめです。
また、食べられそうなお店で外食してみるのもいいでしょう。
私はひどくて辛いつわりだったのに、少し調子がいい時に外食しに行ってみると、「今までのは何だったんだろう?」というくらい食べられる事がありました。
さすがに油モノは無理だったのですが、回転寿司で茶碗蒸しを食べてみたり、うどん屋さんで冷たいサッパリしたうどんを食べてみたり・・・。
家にいるよりも気が紛れるのか、いつも以上に食べたいものを食べられる事が多かったんです。
もし気が向いたらちょっとずつ外に出てみるのも、気分転換になって食欲が湧いてきたりします。
他にも少し気分がいい時には、外に出て少し買い物をしたり、ちょっとコンビニに行くだけでも気分転換になります。
もし吐きづわり真っ最中で何日も家にこもりっきりになってしまっている場合は、気分転換も兼ねて少し外へ出てみるのもおすすめです!
吐きづわりを乗り越えるコツ4、ご飯はまとめて炊く
ご飯が炊ける匂いがダメ・・・というつわり中の妊婦さんは多くいます。
今まで美味しそうな匂いだと思っていたのに、つわりが始まるとその匂いで気持ち悪く感じてしまうんですね。
妊娠するとホルモンの関係で匂いにすごく敏感になるそうで、特にこのご飯が炊ける匂いというのに敏感になってしまう人が多いのだそうです。
私も実際に、夕方ご飯を炊いている時は別の部屋に移動したり、気分がいい時はあえて外に散歩に行ったりしたほどでした。
そこまで毎日ご飯を炊くタイミングに合わせて行動するのは大変だったりするので、できればまとめてご飯を炊くようにしてみましょう。
炊きたてにこだわる旦那さんがいるかもしれませんが、つわりで辛い時ばかりは協力してもらいたいですね!(笑)
吐きづわり中に食べられた食べ物~私の場合~
これもかなり個人差があるようなのですが、つわり中に「これだけは食べられる!」というのがどの妊婦さんでもあるそう。
サッパリした物が食べやすいと思いがちですが、実際によく聞くのは意外にもカレーやポテトフライ、あとはおにぎりなら食べられたという人も多いです。
カレーやポテトフライなんて逆に吐き気が増してしまいそうですが、案外食欲をそそって食べられたりするんだとか。
私の場合は油物はダメで、夏だったせいかサッパリしたものや、あまり噛まずに食べられる物なら食べられた記憶があります。
今は元に戻っていますが、吐きづわりの時期や妊娠期間中は、味覚や嗜好が随分変わってきます。
例えば、異常なくらいにチューインガムが噛みたくなったり、グミをずっと噛んでいたくなった・・・というような、一つの食べ物にすごく執着する場合もあるんですよね。
私はそこまで偏ったりはしませんでしたが、吐きづわりで食欲がない時でも唯一食べられたものがいくつかありました。
食べ物の好みは人によって違いますが「何も食べたいものがなくて辛い!」という場合には参考になるかもしれないので試してみてくださいね!
アイスクリームやシャーベット
なぜか吐きづわりが辛い時期でも、毎日食べたいと思えたのがアイスクリームやシャーベット。
つわり中に氷が舐めたくなる・・・というママがいるのは聞いた事がありましたが、私はアイスクリームがいつも食べたくなっていました。
吐きづわりが辛かった時期が暑い夏だったからか、口に入れると冷たくてスッキリするアイスだけは毎日でも食べる事ができました。
特に柑橘系のシャーベットや、アイスボックスという氷状のアイスはガリガリとよく食べていました。
普段はバニラ系のアイスクリームが好きなのですが、当時は口の中がスッキリする味や食感の物を好んで食べていました。
ただ、お腹が冷えると妊婦さんにとってはよくないですし、体重管理という意味でも食べ過ぎには注意が必要です!
もし糖分や栄養が心配なママは、缶詰の果物を凍らして、そのあとフードプロセッサーなどでシャーベット状にするのもおすすめ。
私もさすがに連日アイスばかり食べていた時は栄養や糖分が気になり、果物を凍らして舐めたりシャーベットにして食べるようにしていましたね。
ゼリーやプリン
つるんと食べやすいゼリーやプリンも、吐きづわりが辛い時期にお世話になった食べ物の一つです。
風邪を引いて食欲がない時なんかも、ゼリーなどは口に入れやすいですよね。
特にプリンに関しては、コンビニやスーパーに売っている物の方が好きで、洋菓子店の本格的な生クリームが多く含まれている、トロッとしたものは胸焼けしやすかったように思います。
本当につわりが酷くて1日横になっている時なんかも、ハンディタイプで吸うだけのゼリーなら、口に運ぶ事ができましたよ!
りんごなどの果物類
すり下ろしたリンゴや、梨やいちごなどの果物は、気分が悪い時でも食べる事ができました。
特にリンゴは栄養もある果物ですし、手に入りやすい事からよく口にしていたものの一つ。
すり下ろしたリンゴに、はちみつなどを入れることも多いですが、私は何も入れない方がさっぱりと食べる事ができたように思います。
噛んでいるうちに吐き気をもよおす事が多かったので、なるべくさらっと口に運べるよう、摩り下ろして食べるようにしていました。果物も栄養と一緒に水分も取れるので、つわりがひどいママにもおすすめです。
【注意して欲しい事①】もし症状がひどい時は病院へ
私は吐きづわりが始まって間もない頃、慣れない気持ちの悪さで水も飲めなくなり、重症化してから病院へ向かうことになりました。
先生からは「遠慮せずにキツい時は来ていいですからね」と言われて心強かったのを覚えています。
「何も食べられない・水すら飲んでも吐いてしまう」という場合は、脱水症状になってしまう事も多く、ママのみならず赤ちゃんにとっても良くない状態。
吐きづわりで口から栄養や水分を摂取できない時、病院では点滴を打ってくれる場合が多いんです。
自分は大丈夫!と思っていても、立っただけでフラフラしたり、口が乾いている感覚が続いていたら、脱水症状になり始めているサイン。
吐きづわりがどうしても辛い場合は、我慢せずにかかりつけの産婦人科に相談し、薬を処方してもらったり点滴を打ってもらうなどしてもらってくださいね!
【注意して欲しい事②】吐きづわりが終わったら、体重管理に気をつけて!
私は吐きづわりが徐々に軽くなり、その後食欲が戻ってからは、今までの分を取り返すかのようにドカ食いが始まってしまいました(笑)
妊娠期間中は、赤ちゃんを守るため・または出産を控えて体力をつけるために、ママの体は栄養を蓄えやすい体質になっています。
妊娠すると痩せ型の人でもふっくらしてくるのは、そのせいなんですね。
私はこの吐きづわり時期が終わってから、今まで食べられなかったものをどんどん際限なく食べていました。
また、妊娠していない時よりも、やはり明らかに食欲が旺盛になっていたと思います。
このリバウンドのせいで、私はつわりが終わってから体重が一気に何キロも増加していきました。
2週間に1度の検診の際、2週間で2キロも増えていた時は、さすがに担当の先生に怒られたほど(汗)
「つわりが終わったからって、好きなように食べ過ぎると、今度は体重が増えすぎて良くないよ!」と注意されてしまいました。
私のように、重度の吐きづわりで苦しんだ後に、つわりが終わってから食欲が増して体重が増えすぎる妊婦さんも少なくないんだとか。
体重が増えすぎると、妊婦高血圧症などの症状になりやすく、赤ちゃんを産む体として健康な状態ではなくなってしまいます。
どうしても妊娠中は家に引きこもりがちで、家にいると口寂しくてつい何か口に入れたくなってしまいますよね。
散歩に出かけたり、外に少しでも出るよう心がけると、気分転換にもなり食べ過ぎを防ぐ事ができます。
吐きづわりで食べられなかった分、食欲が戻ってからはつい好きなものをどんどん食べてしまいがちですが、体重を増やしすぎないよう心がけるようにしましょう。
【まとめ】吐きづわりは体が出産に備えている証拠!辛いけれど色んな工夫で乗り越えて
出来ることなら経験したくないな~と思ってしまう吐きづわりですが、こればかりは個人差があり、体質によっても症状は様々です。
つわりは今後の出産に控え、妊婦さんとしての体に対応している証拠!赤ちゃんも頑張ってお腹の中でしっかり成長しています。
吐きづわりが辛くて心が折れそうになってしまいますが、「赤ちゃんも頑張って大きくなっているんだ!」と思うようにすると、だいぶ気が紛れるはず。
吐きづわりはいつか必ず終わりが来ます。
どんなに長く続いたとしても、出産してしまえば終わりますし、だいたいのママは妊娠5,6ヶ月には落ち着く事が多いそうです。
吐きづわりはある意味、赤ちゃんを授からないと経験できないもの!ぜひ色んな工夫をしながら乗り越えていきましょうね♪