【体験談】うちの子が全員ハマったおすすめ絵本まとめ!我が家の殿堂入りの作品を紹介します!

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チコリーヌ

三姉妹のママしています。子供好きでもないのに、なぜ三人も産んだのか自分でも謎…。ようやく三人の話を同時に聞けるようになりました。子どもたちの笑顔をめざして、まだまだ奮闘中です。よろしくお願いします!

ママテク(@mamateku)ライターのチコリーヌです。

  • 我が子には絵本好きになってほしい
  • 絵本の読み聞かせって発達にも良さそう
そう考えているママさんも多いと思います。

私ももちろんその一人!
私自身も絵本が好きなのもあって、けっこういろいろ買いました。

本屋さんに行くと、カラフルで可愛い絵本がたくさんあって迷っちゃいます。

でも、時間をかけて吟味して「子どもが好きそう!」って思って買っても、全然無反応だったり、破られて終わったり…。

我が家も子どもが三人いますが、それぞれ好みが違います。絵本選びって、なかなか難しいなぁと感じています。

そこで今回は絵本選びの参考に、我が家の三人が全員ハマった絵本をご紹介したいと思います。

絵本紹介の前に、三姉妹の絵本の好みを簡単に書いておきますね。

長女(7歳)
真面目な優等生タイプ。小さい頃から絵本大好き。
細かなところまで丁寧に書いてある絵が好き
絵本をじっくり読んで楽しみたいみたいので、絵本の扱いも丁寧。
定番絵本もキャラクター本もしかけ絵本も、それなりに好き。
次女(5歳)
自由奔放、天真爛漫タイプ。
つい最近まで、絵本は破って楽しむものだと思っていた
しかけ絵本はことごとく、次女によって破壊。面白い絵やお話しが大好き!
面白おかしく読んであげると大爆笑。ただし、長いストーリーは途中で飽きる。
末っ子(3歳)
可愛いもの大好きな女子力高めタイプ。お姫様、リボン、ハート、ピンクが描いてあれば、ストーリーなんて関係なし!
絵本はおままごとの小道具の一つだと思っている
ピンクに染まったマイワールドな世界を繰り広げて、絵本を楽しむ。可愛いしかけ絵本が大好き。

そんな全然タイプが違う三人が、全員ハマった絵本をご紹介したいと思います!

「しましまぐるぐる」

作:かしわらあきお 
出版社:学研

長女が赤ちゃんのころに、買いました。

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0歳の赤ちゃんが見やすい「黒」を使い、コントラストの強い配色の絵が中心となった絵本です。

「しましま」と「ぐるぐる」がカラフルに描かれ、それを見せながら「しましましま~」「ぐるぐるぐる~」と読んであげると、長女は2ヶ月ぐらいから、じーっと注目!

自分で手を動かせるようになると、「しましま」や「ぐるぐる」の模様を指でカリカリ。

1ページが相当分厚く、角も丸く、小さい赤ちゃんのことをよく考えて作られています。

破壊王の次女でも破れなかった強者!

この本は、我が家の三人ともが同じような反応をしました。

字がほとんどないので、お姉ちゃんやお兄ちゃんが下の子に読んであげるのにもピッタリです。

「もこ もこもこ」

作:谷川 俊太郎 絵:元永 定正
出版社:文研出版

これはなんとも不思議な絵本。初めて読んだ時の印象は「なんだこれは?」

なんとも芸術的なセンスのない私には、正直理解不能な絵本でした。

でも、子どもたちは三人ともが大ハマり!

最初の1ページ目は地面と空だけ。「しーん」
次のページで地面が盛り上がり「もこ」
さらに盛り上がり「もこもこ」
何かが生えてきて「にょき」

大きくなった「もこもこ」にょきにょきを食べて…。出てくる言葉は、擬音語(?)だけ。

大人はつい何か意味を見出そうとしてしまいますが、子どもは感覚的に楽しむ生き物なんだなぁと実感した絵本です。

子どもたちは読むだけでなく、もこもこ動いてみたり、にょきにょき伸びてみたり、ぷうっとふくらんだり、体全体を使ってこの本を楽しんでいますよ。

子どもの自由な感性が、ちょっと羨ましくなった1冊です。

「くっついた」

作:三浦太郎 
出版社:こぐま社

これは、お友達にオススメされて買った1冊です。

2匹のきんぎょさん、あひるさん、ぞうさん、おさるさん。はなれて描かれている2匹。

「きんぎょさんときんぎょさんが…」

ページをめくると、くっついた2匹。

「くっついた!」この繰り返しの単純な絵本。

そして最後に
「お父さんとお母さんと○○ちゃんが…」
「くっついた!」
そのときに、ぎゅーっと抱きしめてあげると、三人とも大喜び。

親子であたたかい気持ちになれる絵本です。

小学生の長女もいまだに大好き。

三人で、最後の○○ちゃんは自分だと言い張ってケンカしています。親子のスキンシップにピッタリの絵本。

昼間に怒ってしまったとき、寝る前に読んであげるといいですよ。

「はらぺこあおむし」

作者:エリックカール
出版社:偕成社

あたたかな日曜日の朝に生まれた、ちっぽけなあおむし。

お腹がぺこぺこのあおむしは、食べるものを探します。

りんご、なし、すもも、いちご…。たくさん食べて、どんどん太っちょになったあおむし。

やがてサナギになり、きれいな蝶に変身します。

とっても鮮やかな色で画面いっぱいに描かれた、あおむしや食べ物や太陽や蝶。

はらぺこあおむしのベビーカートイも全員お気に入りでした。

絵本の破れたところも自分たちでセロテープで修理して、今でも三人で読んでいます。

月曜から日曜、1から5までの数字を覚えるのにもぴったり。

ひとまわり小さいボードブックなら、分厚くて丈夫なので長持ちしますよ。

「たべたのだあれ」

作:五味 太郎
出版社:文化出版局

うちの子どもたちは五味太郎さんの絵本が大好き!

中でも、三人ともが大好きで、繰り返し読んでいるのがこの絵本です。

長女が「きんぎょがにげた」にハマったので、その次に購入した本です。

子どもって、クイズや間違いさがしが大好きですよね。
「きんぎょがにげた」より少し難易度は高め。

見開きの左側ページに食べ物の絵。右側に動物の絵。

何匹かいる動物の一匹に、食べ物が絶妙に隠れています。

ライオンの鼻がイチゴになっていたり、ヘビの模様がサンドイッチになっていたり、男の子の髪型がソフトクリームだったり。

私は目玉焼き柄の牛がお気に入り。

長女はソフトクリームの髪型の男の子がお気に入り。

次女は角砂糖のオシリのアリがお気に入り。

末っ子はイチゴの鼻のライオンがお気に入り。

長女が末っ子に読んであげるのにも、ちょうどいいみたいです。

読む機会があれば、裏表紙も見てみてください。お星さま柄の裏表紙にも、それぞれの動物が隠れていて楽しいですよ。

「おばけなんてないさ」

作:せな けいこ 
出版社:ポプラ社

「おばけなんてないさ おばけなんてうそさ♪ ねぼけたひとがみまちがえたのさ♪」

誰もが知っているオバケの歌、「おばけなんてないさ」が絵本になっています。

「おばけなんてないさ」の歌詞にあわせた、ユーモラスなおばけの絵。
いろいろなおばけの表情や、おばけを怖がっている男の子の複雑な表情が、怖くないけどちょっぴり怖い。

子どもたちの「怖いもの見たさ」や「怖くないと強がりたいけど、やっぱり怖い」といった感情とマッチするようです。

うちの子どもたちは、冷蔵庫でカチカチになったおばけがお気に入り。

絵本を見ながら、何回歌わされたかわかりません。
一度読むと繰り返し歌わされるので、私の声はガラガラ…。

こどもたちだけで歌っているときもありますが、やっぱり一緒に歌ってあげると楽しいみたいです。

せなけいこさんのおばけシリーズ、「ねないこだれだ」「おばけのてんぷら」もオススメですよ。

「ひとりでうんちできるかな」

作:きむらゆういち 
出版社:偕成社

「ひとりでうんちできるかな」はトイレをテーマにしていますが、それ以外にもねんねやはみがきなど、シリーズで出版されているしかけ絵本です。

ことりのぴぃちゃん、ねこのミケ、かいじゅうさん、いぬのコロにゆうちゃん。
みんながいろいろできるようになる姿が、しかけ絵本でおもしろく描かれています。

とくに子どもって、なぜか「うんち」が大好き!

どうぶつたちが、うんちをしようと「う~ん、う~ん。」と言っているところでは、子どももしゃがんで真剣に「う~ん。」

ページをめくって、うんちが出ると爆笑!

特にかいじゅうさんの巨大うんちには三人とも大爆笑です。

トイレトレーニングや、自立心が芽生えてくる2歳ごろからオススメです。

こちらも普通の薄い紙の絵本だけでなく、おでかけ版ボードブックが出ています。

ボードブックは分厚く丈夫にできているので、いいですよ。

「くだものだもの」

作:石津 ちひろ 絵:山村 浩二 
出版社:福音館書店

お話というよりは、ことばあそびを楽しむ絵本です。

海水浴場で、果物たちが繰り広げる愉快な行動。ユーモラスな絵と、だじゃれのようなテンポの良い言葉たち。

「海水浴にはいかないスイカ」
「キウィうきうき浮き輪で泳ぐ」
「琵琶のおわびはおわらない」
「もしもしスモモのおすもうさん」

子どもたちは呪文のように、何気ない日常の中でつぶやいています。

表紙にはたくさんの果物が描かれていて、「これなんの果物?」「食べてみたい!」と表紙でも盛り上がります。

また、よぉ~く見るとスイカの家の表札にちゃんと「西瓜」と書いてあったり、つぎに出てくる果物が前のページにそれとなく書かれていたり。

細部まで何気にこだわっていて、そんな発見も楽しい絵本です。

うちの子どもたちは三人が何度も読んだので、もうボロボロ。それでも、ぜったい捨てたらダメ!と言われます。

独特の雰囲気のある、味のある1冊です。

「ぐりとぐら」

作:中川 李枝子 絵:大村 百合子 
出版社:福音館書店

言わずと知れた定番絵本の「ぐりとぐら」シリーズ。

このシリーズは何冊か持っていますが、子どもたちは断然「ぐりとぐら」が大好き。
「ぐりとぐら」シリーズの第一作目です。

ふたごの野ネズミのぐりとぐら。ある日、森で大きな卵を見つけます。

あまりに大きくて持って帰ることができないので、ふたりは森でカステラをつくることにしました。

カステラの焼けるにおいに、森中の動物たちが集まっていきます。

『子どものころに自分も読んで大好きだった』というママも多いのではないでしょうか?

私も子供心に、あの大きなカステラがとっても美味しそうで、憧れてたのを覚えています。

子どもたちに読んであげると、卵の運び方を一緒に考えたり、大きなカステラを一緒に食べるマネをしたり、とっても楽しそう。

あのカステラに憧れる人はたくさんいるようで、ネットで検索すると、「ぐりとぐら」のカステラレシピがたくさん出てきます。

お子さんと一緒にカステラをつくってみても楽しいですね。

「どこいったん」

作:ジョン・クラッセン 訳:長谷川 義史
出版社:クレヨンハウス

「ぼくのぼうしどこいったん?さがしにいこ。」

お気に入りの帽子をなくしたクマが、帽子を探していろいろな動物に聞いて回ります。

「ぼくのぼうしどこいったん?」
「しらんなぁ」「みてへんで」

最後はクマの帽子をかぶっていたウサギから、クマは帽子を取り返すのですが…。

大人が読むとなんともシュールな絵本です。

絵のちょっと不気味(?)な雰囲気と関西弁の訳が、なんともマッチしていておもしろい!

ラストははっきりと描かれているわけではないのですが、「えっ、もしかして…」と思わせる空気。

子どもはこの絵本のシュールさを理解することはできませんが、なぜか姉妹三人とも大好き!

子どもに「ウサギどこいったん?」と聞かれるのですが、正直なところ返答に困ります。

成長とともに、どういう受け止め方をしていくのか、今後も楽しみな1冊です。

「ちょっとだけ」

作:瀧村 有子 絵:鈴木 永子 
出版社:福音館書店

なっちゃんのおうちに赤ちゃんがやってきました。

お姉ちゃんになったなっちゃん。赤ちゃんのお世話で忙しいママ。

なっちゃんは、幼いながらも一生懸命頑張って、自分のことを自分でしようとします。

でも、やっぱり本当はママに甘えたい…。自分だけのママでいてほしい。

そんな気持ちをわかってあげて、なっちゃんを優しく受け止めてあげるママの姿。

優しい絵の色合いや雰囲気と、温かい物語にママも癒される一冊です。

この本を初めて読んだのは、ちょうど次女の出産後。長女は2歳になったばかり。

次女が誕生して自分だけのママでなくなった現実を、幼いながらも必死に受け止めようと葛藤している長女。

長女の気持ちはわかっていても、十分受け止めてあげるだけの時間と余裕がない自分。
そんな時期に読んだので、読むたびに涙腺崩壊です。

なにか感じるところが子どもたちにもあったのか、普段はこのタイプの本には興味を示さない次女も大好きな絵本です。

お姉ちゃんになる、そんな葛藤とは縁のない末っ子もお気に入り。
何度も読んでるのに、この本だけボロボロになっていないのも不思議です。

きっと、子どもたちにも大切にしたいと思わせる何かがあるのかな…。

二人目を出産予定のお友達へのプレゼントにも最適ですよ。

「ようせいのおたのしみショー」

作:マギー・ベイトソン 絵:ルイーズ・コンフォート
訳:みま しょうこ (訳)(編)
出版社:大日本絵画

これは私のテンションが上がりまくったしかけ絵本です。
子どもに渡すのがもったいないくらい!

メリーゴーランド型のしかけ絵本で、絵本をぐるっと開くと、妖精たちの舞台に早変わり!絵本というよりはオモチャに近い感い感覚です。

オモチャとして遊べるのに、絵本のように収納できるのも嬉しいところ。

とにかく凝ったつくりで、女の子の夢があふれる絵本。こんな豪華なしかけ絵本は、見たことがありませんでした。

長女がとても大事にしていた絵本で、次女がある程度の年齢になるまで、絶対に触らせなかったくらいです。

登場人物の妖精たちは、型を抜いて人形みたいに遊べるのですが、確実にボロボロになりそうだったので、最初に透明テープで補強してから遊ばせました。

本当に可愛い絵本で、「おたのしみショー」以外にも何冊かバリエーションがあるようです。

もう少し三人が成長したら、一人に1冊ずつ買いなおしてあげたいなと思っています。

まとめ

子どもたちの絵本の好み。自分の子どものことですが、今でもよくわかりません。

「絶対にこの絵本好きそう!」というのは何となくわかるんですが、子どもって意外な絵本にハマったりもするんですよね。

せっかく買った絵本なのに全然興味をもってくれないこともよくあると思います。

そんな時はがっかりしないで、その絵本もいつでも読めるところにひとまず置いておいてくださいね。

またひょんなきっかけや、成長とともに興味を示すことも多いですよ。

小学生の長女は、もうストーリーを自分で読むことができます。小学校や図書館で本を借りてきて、自分で読んで楽しんでいます。
それでも時々「読んで~」と絵本を持ってきます。

やっぱり、読み聞かせというのは、読書とは違った楽しみがあるみたいですね。

絵本の読み聞かせを通しての、親子のコミュニケーションって本当に大切だなぁと感じます。

読み聞かせは子どもの心にとって大切な栄養!

正直、寝る前に疲れているときなんて「あんまり長いお話は読みたくないな」なんて思ったりすることもあります。

でもよく考えてみたら、絵本を読んであげる機会って、小学生になったら本当に減ってしまうんですよね。

読み聞かせの親子のコミュニケーションもゆっくり楽しめるのはきっと今だけ!

子どもと一緒に、ぜひ絵本の世界を楽しんでくださいね!

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