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ママテク(@mamateku)ライターの美奈ママです!
子どもを育てていると、「絵本をたくさん読んであげましょう」といわれる機会が多いと思います。
しかし絵本を読んであげたいと思っていても、なかなか子どもが集中して聞いてくれないこともありますよね。
また、家事をしていて時間がないなどの理由から、読んであげたいと思いつつ、絵本の読み聞かせほとんどしない人も多いと思います。
でも子供が絵本好きになると、とってもいい影響がたくさんあります!その第一歩が「読み聞かせ」です。
実際に私の子どもは絵本がとても好きで、毎日手に取って絵本を読んだり、眺めたりしています。
そこで今回は、絵本好きにさせるために私が心がけている読み聞かせのポイントなどを詳しくご紹介します。
たくさん読み聞かせをして、子どもが本好きな子になるといいですね。
パッと読むための目次
そもそも読み聞かせはなぜ大切なの?
できることなら、子どもに賢く育って欲しいですよね。
学力が高い子は、小さい頃から沢山の本を読んでいるといわれています。
本をたくさん読むことによって、考える力や集中力、文章を理解する力が高まり、勉強をする上で大事な基礎が身につきます。
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また、小さな子供にとっては、本は楽しくいろいろなことを学べる道具です。
トイレトレや、食事、歯磨き、お着替えのことなど、親から学ぶのはもちろんですが、本から楽しく学べることも多いと思います。
実際に子どもたちが大好きなアンパンマンの本は、生活面のことがよく描かれています。私の子どもも歯磨きやトイレなど、絵本から学んでいました。
また、いやいや期の対応で困っているママも本を読むことで子どもの心にスッと大事なことが入っていくときもあると思います。
「あれっ、あんなに私が何回も言ったのに、本の言うことは聞くのね!」と悔しく思うときも…(*_*)
人を思いやる気持ちや友達との関係なども、言葉にすると説明が難しいこともあります。でも、本で読むと自然と身に付き、心の成長になることも。
ママは本で助けられることがたくさん!
そんな、子どもにとても良い影響を与えてくれる本ですが、本を読む初めの一歩が、絵本の読み聞かせです。親が何回も何回も読み聞かせをすることによって、次第に絵本が好きになり、自分から好きな本を見つけて読むようになります。
そんな本好きにするために大事な読み聞かせ。読み聞かせは、親子のコミュニケーションの1つとしてもとても大事です!膝に座らせて親子で絵本を読む時間は、大人になってもとても幸せな記憶として残っていると思います。
私も図書館で絵本を眺めていると、この本を読んでもらったなと、懐かしく思い出すことがよくあります。
では、絵本はどのように読み聞かせをしたらいいのでしょうか。私が普段から心がけているポイントをいくつかご紹介します。
絵本の読み聞かせのコツとは?
1.親が楽しそうに読む
ママやパパが一緒に楽しんで読むことで、絵本を読むのは楽しいという感覚が植えつけられます。
ソファなどで膝に乗せてリラックスしながら、読み聞かせをしてみましょう。子どもだけでなく、ママやパパにとっても幸せな時間になると思います。
読み終わったら、質問タイムをとると、理解が深まっていいと思います。「この場面はどうだった?」「どう感じた?」という風にコミュニケーションをとると、子どもも楽しいですよね。
絵本が子どものしつけにいいと書きましたが、この本を読んでこのしつけをしようと気負わず、自然と子供の心に入っていくのを待ち、とにかく読み聞かせの時間を、親子で楽しむようにしましょう。
2.一文字一文字はっきり、ゆっくりと読む
あまりすらすら読んでしまうよりは、一文字一文字をはっきり読んだ方が子どもの頭の中に入りやすくなります。
小さいときは、絵本の言葉の意味がわからなくても音を楽しむことが多いと思います。私の子どもも音のリズムが楽しい本はとても笑顔で聞いてくれます。一音一音はっきりと発音することで、子どもが集中して聞いてくれると思います。
読み聞かせしてもすぐに飽きてしまう子どもには、一度、一文字一文字はっきりと声を出して読んでみてください。
また、本を読むことによって、日本語の読解力がつきます。
助詞や助動詞などの使い方など、本から自然と身につくことが多いので、助詞や助動詞などの接続詞も、さっと読んでしまわずに、はっきり、ゆっくりと読んであげるようにしましょう。
3.本を読む時間を決めよう
寝る前や、保育園・幼稚園に行く前に本を1冊読むなど、本を読む時間を決めて習慣にしましょう。
寝る前に読むことを習慣にしている人も多いのでは?ゆっくりと落ち着いた気分になり、眠りやすくなりますので、とてもいいと思います。眠る前の入眠儀式としても効果的で、夜泣きの対策にもなりますね。
ママが寄り添って絵本を読みながら眠りにつくのは、子どもの精神安定にもつながります。
私は、下の子を授乳しているときは、上の子が手持ち無沙汰になってしまうので、本を読む時間にしていました。
授乳時間で上の子を待たせて申し訳ないという気持ちがなくなって、おすすめです!上の子もとても嬉しそうにしていました。
4.何度も繰り返し読んであげることが大切
私の子どもは、ノンタンの本が特に好きで、毎日何回も何回も読んでと持ってきました。
親からすると「またか、ちょっと飽きて来たんだけれど、、、」と思うかもしれませんが、その気持ちをぐっとこらえて、何回も読んであげましょう。
何回も何回も読むことで、子どもは次第に本の文章を暗記してしまいます。
暗記をすると、字を覚えるのがとても早くなります。音が頭の中に入っているので、文字を追いかけながら、字を覚え始めることもあります。
何度もせがまれたら、面倒くさがらずに根気強く付き合ってあげましょう。
また、読んでと頼まれたら、「また後でね」と言わずにすぐに読んであげることも、本好きにするのにおすすめの方法です。
忙しくしているママも、本ならいつも読んでくれると子どもながらに理解して、ますます絵本タイムの時間を楽しむようになるはず。
ママも絵本を読んでといわれたら、家事をしたいのを我慢して、少しの時間付き合ってあげましょう。
「今は忙しいから、この短い本にしようね。」とさりげなく短い本を1冊読むのでもいいと思います。
以上、読み聞かせのポイントをご紹介しました。今度は、本を読むのを好きになる方法をご紹介します。
本が本当に好きな子は、何もしないでもどんどん読むようになるかもしれませんが、今はTV、インターネット、ゲームなど、楽しいものが周りにたくさん。親が工夫しないと本を読む習慣が定着するのは難しいことも。
そこで、ちょっとした工夫をして、本を好きになるようしてみましょう。
子供が本を読みたくなる「工夫」とは?
本棚をリビングに置こう
本棚を子ども部屋に置いている家庭も多いと思いますが、本棚は是非リビングに置くことをおすすめします。
いつでも時間が空いたら取り出して読むことができますし、本がとても身近に感じられます。
TVを見ていて本に書いてあることをいっていたら、ママも「あっ、それ本に書いてあったね。どこに書いてあったっけ?」などと質問して、子どもが本を取り出すように導くと、本に興味を持つ機会が増えますね。
また、ママがキッチンにいる間は、手持ち無沙汰になってしまいます。そういう時間は本を読んで過ごすことができたらいいですね。
家事をしながら感想などを質問したりもできるので、リビングに本棚を置くのはおすすめです。
私もキッチンにいるときに、なんか静かだなーと思ってふっと見ると……自分から本を読んでる!とびっくり。まだ本を読めないのですが、座って眺めていたんです。
また、リビングとは別に寝室に分けて置くのもいいと思います。寝る前に読み聞かせをするときは「これを読んで寝ようか」と布団に転がりながら一緒に読んであげることができて、便利ですよね。
本棚はあっという間に本が増えてしまうので、なるべく大きいものを選ぶといいと思います。リビングに置くと本の片付けが大変ですが、是非リビングに本棚を置いてみてください。
パパもママも本を読もう
子どもに本を読んでほしいときは、ママとパパも一緒に本を読んで楽しむようにしましょう。
私は本好きなのですが、考えると母親が本好きでした。よく「本はいいよ。色んなことを書いているよ。」と本をおすすめされたような気がします。
子どもは親が楽しんでしていることを、真似しますよね。
親の本もリビングに置くことができるとベストです。
だんだん難しい本を読めるようになってくると、親の読んだ本も何気なく手に取ることもあるかも。本の内容も一緒に質問しあったりすることもできますよね。
広いリビングを持つお家の人は、パパ・ママの本も一緒にリビングに置いてしまいましょう。
私の家ではリビングが広くないので、子どもの絵本を置くスペースを取るのがやっとです……。もう少し大きくなれば、リビングに置いてあるおもちゃも減ると思うので、本を置くスペースを拡張できるといいなと思っています(^^)
図書館や本屋を上手に利用しよう
本をたくさん読ませてあげたいと思っても、本は高くて、何冊も買ってあげられません……。
そこで私は、図書館を利用しています。
子どもにも好みがあって、何回も繰り返し読む本もあれば、一度読んだだけでもう手に取らない本もあります。
「せっかく買ったのに全然読んでないじゃない!」なんてことになりそうな本も、図書館で借りればそういう心配はありません。無料で借りれるし、どんどん本を子どもに与えることができます。
また、今は昔と違って図書館の絵本がきれいな気がします。
私がよく行く図書館は、キッズスペースを大きくとっていて、本に出てくるぬいぐるみが置いてあったり、折り紙で作った工作が置いてあったり、いろいろ本に親しむ工夫がされています。
忙しい方でも、今はネットで予約して、本が借りれる状態になったらお知らせしてくれるシステムもあります。是非利用してみてください。
また本屋に行くのもおすすめです。
本屋は、試し読みできるようにビニールがかかっていない本も多く置かれています。買い物ついでに本屋に寄る習慣を付けるなどして、積極的に本に触れ合える時間を作ると、本に親しむことができます。
なるべく自分で絵本を選ばせる
本を買ったり借りたりするとき、ママが本を選んでしまっていませんか?
どうしてもママばかりが選んだ本だと興味がなくなってしまうので、子どもにも選んでもらいましょう。
私も自分が選んだ本ばかり子どもに読ませていたのですが、あまりそれらの本を積極的に読むことがありませんでした。「図書館から借りて来た本を読もうか。」と声掛けしないと手に取らないことも。
そこで、図書館では自分で選ばせるようにしました。そうすると自分で借りて来た本は、帰ってきてすぐに取り出して読んでいるではないですか!
「あぁ、やっぱり自分で借りた本じゃなければだめなんだな……」と感じました。
それからは、なるべく自分で選ばせるようにしているのですが、結構簡単な本ばかり選んできてしまうんですよね(-“-)もう4歳になるのに、0歳や1歳が読む本を選んできます。
3冊に1冊ぐらいは、私が選んだ本をこっそり入れています。
絵本のイベントに参加しよう
図書館ではよくボランティア活動で、子どもたちに絵本を読み聞かせするイベントをやっていると思います。
無料で開催していますので、是非足を運んでみましょう。子どもが絵本に触れ合える機会が増えます。
イベントでは普段読めないような大型絵本を使ったり、紙芝居をしたり、手遊び歌を歌ったりしてくれるので、小さいお子さんなら喜ぶと思います。
スケジュールは広報誌のっていたり、図書館のチラシにのっていたりします。
そしてボランティアの方の本の読み方はとても上手です。ママも読み方の参考にするといいですね。
以上、本を読みたくなる「工夫」をご紹介しました。つぎは、子どもが興味を持って読んでくれそうな絵本の選び方、おすすめの本をご紹介します。
絵本の選び方
ロングセラーの本を選ぼう
長年愛され多くの人に読まれてきた本は、子どもを惹きつける要素がとても多く、選んで間違いはないと思います。
親の目線と子どもの目線ってやっぱりどこか違うと思います。「あれ、こんな場所が面白いの?」と思うところで、子どもはケラケラ笑ったりします。
まだ子どもがどんな本が好きかわからない間は、子どもに長年親したしまれた本を選んでおきましょう。
どの絵本を読んだらいいか迷うときは、全国学校図書館協議会が本を選ぶ際の手掛かりとなるよう絵本リスト、「よい絵本」を発表しています。
「よい絵本」は子ども達が育つうえで、これだけは是非読んで欲しいという本を、全国学校図書館協議会絵本委員会で検討を重ねて選ばれた本です
。乳児や幼児、小学校低学年、小学校高学年、中学というように、年代別になってるので、年齢に合わせて選びやすいです。
ホームページからリストを確認することができますので、是非参考にしてみてください。
音のリズムが良い本を選ぼう
絵本にもいろいろなタイプの本があると思います。絵が美しい本だったり、かわいい雰囲気の本だったり……。
子どもが小さいうちは、音のリズムが良い本を選ぶといいと思います。
私の子どもも二人とも音のリズムが楽しい絵本が好きです。楽しい音が出てくると「きゃはは」と笑ったり、真似したりするようになります。
子どもが楽しそうに何度も読んでいる本をご紹介します。
⑴ノンタンシリーズ 作・絵 キヨノサチコ 出版社 偕成社
みんなが知っている猫のノンタンが出てくるロングセラーの絵本。作品によって年齢設定が違い、赤ちゃんから小学校入学前あたりまで、幅広い層で楽しむことができる絵本です。
この本は音がたのしくて、例えば「のんたんおやすみなさい」という本ではじゃんけんをするときに「じゃんけんぽん。あいこでしょ。にゃんころぽん、あんみつぱん、ほーほーでしょん、、、」というように、面白い表現をします。
子どもが喜んで真似をしたりして、何度も読んでいます。ママも歌うように楽しそうに読むことができて、親子で惹きつけられる本です。
他にも、「のんたんサンタクロースだよ」では、「ねんねねんね、ねんねんねん。ノンタン、たんたかたんこぶ、ホイ!ねたら、サンタは、やってくる。ノンタンのサンタもやってくる。」という場面も歌うように読むことができ、音もがとても楽しくて、子どもが大好きです。
元気いっぱいのノンタンが、ちょっといたずらをしたり、周りの子を困らせたりすることで「友達関係」や「片づけ」「兄弟関係」などを楽しく学べるようになっているので、私もとてもお気に入りです。
(2)ととけっこう よがあけた 作 こばやしえみこ 絵 ましませつこ 出版社 こぐま社
わらべうたをもとに作られた、わらべうた絵本のシリーズのなかの一冊で「ととけっこう よがあけた」と歌いながら読む本です。
音が楽しくリズミカルで子どもがとても喜びます。
動物もたくさん出てきますので、「これは、にゃーにゃーだね。これはモーモー牛さん。」など声掛けをしながら読むことができるので、赤ちゃんとのコミュニケーションにもなり、親子で楽しめる一冊です。
(3)ももんちゃんしりーず 作・絵 とよたかずひこ 出版社 童心社
肉まんみたいな顔をしたちょっと不思議なあかちゃん「ももんちゃん」が出てくるシリーズです。
絵もわかりやすく、音が楽しい絵本です。「どんどこももんちゃん」だと「どんどこどんどこ」と山を登ったり、走ったりする音を表現しています。
何度も繰り替えし楽しい音が出てくるので、子どもも真似をしたりして、楽しんでいます。
まとめ
いかがでしたか。子どもを本好きにするための読み聞かせのポイントや、工夫、おすすめの絵本をいくつかご紹介しました。
絵本は子どもの知的好奇心を高めるだけでなく、子どもの想像力を高めたり、他人を思いやる気持ちを与えてくれたりします。
ママにとっても、歯磨きや、着替えなど子供に教えるときの助けになることが多いと思います。
子どもを本好きにするには、まず読み聞かせから。親子で楽しんで読み聞かせをする時間を持てば、子どもはきっと本がもっと好きになると思います。