赤ちゃんの歯磨きのやり方まとめ!ガーゼ磨きの方法、歯磨きを楽しい時間にするためのコツも紹介します

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美奈ママ

2012・15年生まれの2人の娘を育てています。主婦ならではの目線を大切に、 育児で感じたこと・役立つ情報などを発信できたらと思っています。よろしくお願いします。

ママテク(@mamateku)ライターの美奈ママです。

赤ちゃんの口にちょこんと可愛い歯が生え始めてきたら、とても嬉しいですよね。

でも同時に、

虫歯になったらどうしよう…
お手入れはどうしたらいいのかな
歯ブラシはいつからつかうの?
と悩むママも多いと思います。

そこで、今回は赤ちゃんの歯磨きについてご紹介します。

嫌がる赤ちゃんに歯磨きをするのは大変で、ついついおっくうになってしまいますよね。

でも、歯磨きは必ず毎日続けていきたい大事なお世話の1つです。

歯ブラシで磨く時期や、歯磨きのコツも合わせてお伝えしますので、是非参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんの歯についての予備知識を身につけよう!

赤ちゃんの歯はいつ生え始める?

赤ちゃんの歯は生後5~8ヶ月ごろから生え始めることが多く、2歳から3歳で全ての乳歯が生えそろうといわれています。

ただ、生え始めは個人差がとても大きいです。

私の子どもは下の子は生後6ヶ月から生え始めたのですが、上の子は1歳近くまで生えませんでした。お手入れの必要がなく楽だったのですが、あまりに遅いので心配してしまいました。

下の前歯から生え始める赤ちゃんが多いですが、これも個人差があり、上の前歯から生え始めるケースも。

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赤ちゃんのよだれが急に多くなってきたら歯が生え始める頃です。

口に触られることに慣れておこう

口の中はとてもデリケートなので、歯磨きを嫌がる赤ちゃんは多いです。

いきなり口の中に歯ブラシを入れられたり、膝の中に身体を固定されたりすると、びっくりしますよね。

そこで歯磨きを始める前に、まずは口に触れられることに慣らしておきましょう

以下のようなスキンシップをしながら慣れるようにするのがおすすめです。

  • 口にぽんぽんと手を当てる
  • 歌を歌いながら、口の周りやあご、頬などに触れる
  • ママの膝の上に寝かせて、話しかける
また、ママやパパが楽しく歯磨きをしている姿を見せてあげるようにするといいですね。

赤ちゃんの虫歯が怖い理由とは?

赤ちゃんの歯は乳歯なんだし、どうせ生え変わるし虫歯になっても大丈夫、永久歯が生えたらしっかりと頑張ろう、、、
と思う人も中にはいるかもしれません。

でも、次のような理由から赤ちゃんの虫歯はとても怖いといわれています。

乳歯といっても、油断は禁物です。しっかりと歯磨きをしてあげましょう。

乳歯で虫歯になると永久歯でも虫歯になりやすい

乳歯でも虫歯が多いと虫歯菌が口の中で増えてしまって、永久歯も虫歯になりやすいといわれています。

あごの発達にも影響する

赤ちゃんは痛みをうまく伝えられずに歯の痛みを我慢してしまう可能性があります。そして食時のときにしっかりと噛まずに食べるようになってしまいます。

このことであごの成長を妨げる恐れがあります。

歯並びが悪くなる

乳歯が虫歯になって放っておくと、普通よりも早く抜けてしまいます。

そうするとその部分にスペースが出来てしまい、まわりの歯が倒れてきて、永久歯が生える場所がなくなってしまうこともあります。

永久歯が生えてきても綺麗に揃って生えるのではなく、ガタガタになってしまいます。

赤ちゃんの虫歯は気づきにくい

小さい頃は痛みの感覚が未発達のため、歯が痛いと思っても、見過ごしてしまいがちになります。

また、乳歯の虫歯は進行が早く広がりやすいので、ママが気づいたときには虫歯が広範囲にひろがってしまうことも。

きっちりと歯磨きをして、歯をチェックしてあげることが大事です。

歯磨きは毎日の習慣にすることが大事です。

口の中に歯ブラシを入れることに慣れて、小学校に入るまでには一人で歯ブラシが上手にできるようにしたいですね。

赤ちゃんの歯が生え始めたら(生後6ヶ月ごろから)

まずはガーゼ磨きをしよう

歯が生えてきたらお手入れを始めましょう。

このころは、まだまだ離乳食や母乳・ミルクが中心の食事生活です。

赤ちゃんの歯は、ある程度唾液が綺麗にしてくれます。とくに下の歯は唾液が届きやすく、虫歯になりにくいです。

歯ブラシは慣れる目的で使うだけにして、まずは、口の中のお手入れに慣れることが大事です。

湿らしたガーゼで優しく歯をふいてあげるようにしましょう。

表の歯ばかりに目が行きがちになりますが、裏の部分も忘れずに

指にガーゼを巻き付けて、歯をつまむように優しくふいてあげるといいですね。授乳後や食事後、寝る前にふいてあげるようにしましょう。

寝ている間は唾液の分泌の量が少なくなります。虫歯菌も繁殖しやすいので、必ず寝る前は歯をケアする習慣をつけましょう。

もし、外出していてガーゼで拭くことが難しい場合は、食後にお水や白湯を口に含んで口の中をきれいにするといいですね。

ガーゼ磨きの効果とは?

ガーゼ磨きは歯をきれいにするだけでなく、口の中をさわられることに慣れるという効果もあります。

そうすると、歯ブラシへの抵抗が少なくなるので、歯ブラシで歯を磨くという次のステップに移りやすいですよね。

歯ブラシへの興味も持ちやすくなるので、ガーゼ磨きはとても大切です。

ママの膝にコロンと寝転がって、リラックスした雰囲気の中で、ガーゼ磨きができるといいですね。

ガーゼ磨きの注意点

綿100%のものを選ぼう

赤ちゃんに優しい綿100%の素材のものを選びましょう。無蛍光のもの、ノンアルコールのものが安心ですね。

一度使ったら捨てるようにしよう

口の中を清潔に保つために、使い捨てにしましょう。大判のガーゼを購入して、使う分だけ切るようにすると、経済的だと思います。

口の中を傷つけないようにしよう

歯をしっかりと磨くというより、まずは口の中を清潔にするという目的で拭いてあげると、赤ちゃんもいやがりません。歯磨きに慣れさせるということが大切です。

また、特に「上唇小帯」という、前歯の中央にあるスジはとてもデリケートなので、傷つけないように注意しましょう。

このスジは年齢とともに細くなっていきます。赤ちゃんのうちは太いので、強くこすってしまうと赤ちゃんが痛がることがあります。

このことで歯磨きが嫌いになる赤ちゃんもいるので、注意してあげたいですね。

ガーゼ以外のおすすめ歯磨きアイテム

ピジョン 親子で乳歯ケア 歯みがきナップ

ウェットタイプの歯みがきシートです。メッシュのデコボコが赤ちゃんの歯の汚れをやさしく拭き取ってくれます。

ノンアルコール・無香料・無着色・防腐剤不使用なので、安心して使えますね。

キシリトールのほんのとした甘みがあって、赤ちゃんも喜ぶかもしれません。

和光堂 にこピカ 歯みがきシート

汚れをふき取りやすい、凹凸メッシュのやわらかいコットンシートです。歯磨きデビューにおすすめです。

キシリトール、カルシウム配合で、乳歯を守ってくれます。

私の家でもこれを使っています。仕上げ磨きの後にもこれで口をふき取っています。

ガーゼ磨きに慣れたら!赤ちゃんの歯をしっかり磨こう

離乳食が進んでくると、食べかすもだんだんと気になるようになってきますね。

また、上の歯が生え始めると、唾液が上の歯には届きにくいので、なかなかガーゼだけでは汚れがとれなくなってきます。

次の時期を目安にして、歯ブラシにチャレンジしてみましょう。

赤ちゃんの歯磨きを始める時期はいつから?

上の歯と下の歯が4本ずつ、合わせて8本生えてきた頃に歯磨きを開始しましょう。一般的に1歳ごろに8本生えるようです。

赤ちゃんに歯磨きが大切な理由とは?

大人の歯は、頑丈なエナメル質でコーティングされていますが、赤ちゃんの乳歯はエナメル質が薄く永久歯の半分ぐらいの厚さしかありません。

そのため、虫歯になりやすく、虫歯になるとあっという間に進行してしまいます。しっかりと磨いてあげるようにしたいですね。

赤ちゃんの歯磨きの方法・回数は

ママの膝にのせて、口の中を傷つけないようにしっかりと頭を固定しながらみがくことが大事です。

特に上の歯の歯と歯の間が虫歯になりやすいので、しっかりと磨くようにしましょう。

私も歯医者におすすめされましたが、子供用のデンタルフロスを使うのもおすすめです。私もたまに使っています。

まずは歯ブラシに慣れることが目的ですが、できるかぎり食後には歯磨きをする習慣をつけましょう。

歯磨きができないときは、白湯を飲ませてあげて口の中を清潔に保つようにしましょう。

夜寝る前は、唾液の分泌が少なくなってしまうので、寝る前には必ず仕上げ磨きをしてあげるようにするといいですね。

それ以外は、出来る限り楽しみつつ歯磨きをすることを心がけると、歯磨きがきっと好きになると思います。

私もついつい忙しさにかまけて歯磨きが面倒になってしまうのですが、夜寝る前の仕上げ磨きだけは、徹底するようにしています。

赤ちゃん用の歯ブラシ選びのポイント

  • ブラシ部分が柔らかいもの
  • ブラシの毛先が丸いもの
  • ヘッド部分が小さいもの
  • ブラシがフラットなもの
  • 赤ちゃんが握りやすいもの

赤ちゃんが自分でも歯ブラシをできるように、トレーニングブラシをあげましょう。

赤ちゃんはよく歯ブラシを噛んで毛がすぐに傷んでしまうので、仕上げの歯ブラシとは別のものを用意してあげるのがおすすめです。

ママの仕上げ磨き用の歯ブラシは、奥歯まで届くように長さのあるものを選んであげましょう。

赤ちゃんの歯磨きのポイント・注意点

強く磨きすぎない

強く磨きすぎると、歯ぐきを傷つけてしまいます。また、赤ちゃんも痛がって歯磨きにストレスを感じてしまいます。

歯ブラシは細かく動かそう

赤ちゃんの歯はとても小さいです。ペンのように歯ブラシを持って、細かく動かしましょう。

ペンのように持つと、力が入りすぎず細かく毛先だけを動かすことができておすすめです。

歯ブラシは、歯の面に直角にあてよう

歯ブラシを直角にあてることで、効率よく歯の表面の汚れを落とすことができます。直角にあてて、やさしく磨くようにしましょう。

歯磨きを楽しい時間にするためのコツとは

歯磨きを嫌がる赤ちゃんはたくさんいます。口の中に硬いものが入ってくることを嫌悪する赤ちゃんや、ずっと口を開けていなければならない状況を嫌がる赤ちゃんも多いです。

そこで、歯磨きを少しでも楽しくするための方法をご紹介します。

赤ちゃんが遊べる歯ブラシを用意しよう

歯ブラシが口の中に入るときの違和感を少なくするように、歯ブラシで遊ばすのも一つの方法です。

ひととおり遊んだあとに、しっかりとママが仕上げ磨きをしましょう。

遊ぶための歯ブラシは、口の中を突いてしまう危険がないものを選んであげてください。

(1)ポージィ ベビー リング歯ブラシ

まんまるグリップと短いネックのベビーリングハブラシは、のどまで届かない安心設計になっています。

自分で磨きたがるとき、歯ブラシで遊んでしまうときにぴったりですね。

私の家でもこのリング型の歯ブラシで遊ばせています。まずは、歯ブラシに慣れることが大事かなと思っています。

(2)ベビーバナナ 歯ブラシ

可愛らしいバナナの形のやわらかいシリコン製の歯ブラシです。

持ちやすいようにとってもついていて、遊びながら楽しく歯ブラシに慣れることができますね。

(3) コンビ テテオ はじめて歯みがき 乳歯ブラシセット

最初の歯が生えたら、前歯が生えてそろってきたら、奥歯が生えてきたらと3つの段階の成長に合わせて使い分けができる歯ブラシセット。

ステップ1はストッパー付きで、のどの奥に入らずに安心です。

歯磨き後はたくさん褒めてあげよう

小さい子は少しでも自分でやりたがり、そしてママに褒められることが大好き。

上手に磨けなくても自分で磨かせて、少しでも上手に歯ブラシを動かせたら「上手だね!」とおおげさに褒めてあげましょう。

仕上げ磨きのときも大きな口を開けて大人しくしてくれたら、ご褒美のシールをあげてもいいですね。

歯磨きに関する絵本の読み聞かせをする

歯磨きに関する絵本はいくつか販売されています。今まで歯磨きを嫌がっていた子も、お気に入りの絵本に出会えれば、歯磨きが好きになるかもしれません。

そんなきっかけを与えてくれそうな絵本をご紹介します。

(1)ノンタンはみがきはーみー

子猫のノンタンやうさぎさん、たぬきさんたちが、楽しく歯磨きする姿が描かれている絵本です。

音のリズムも楽しくて、子どもと一緒に「いいいのいー」「しゅこしゅこしゅっしゅっ」などと口ずさみながら、歯磨きを楽しむことができる絵本です。

歯磨きが苦手なお子さんにおすすめです。

(2)いちにのはみがき

みんな大好きアンパンマンが出てきて、はみがきはいつするのか、はみがきをさぼっているとどうなるのかを教えてくれる絵本です。

しかけ絵本で、大好きなキャラクターがとびだすしくみになっているので、小さな子が喜ぶこと間違いなし。

赤ちゃんが怖がらない姿勢で磨こう

本来ならママの膝の間に赤ちゃんを寝かせて、あおむけになって磨くのが一番磨きやすいのですが、この体勢を怖がる赤ちゃんも多いです。

そんなときは、授乳するときのように、横抱きにして磨くこともおすすめ。いつもしている体勢なので、赤ちゃんが安心するかもしれません。

慣れないうちは、赤ちゃんが安心できるような雰囲気を作ってあげるといいですね。

ママも笑顔を心がけよう

歯磨きするときって、怖い顔でしていませんか?私は絶対怖い顔をして歯磨きしています!

特に寝る前の歯磨きは、「歯をきれいにしなくっちゃ」という気持ちが強くって、真剣に磨いている気がします。

あと、寝る前ってママも一番疲れているときですよね。一日の育児も終盤に入っていて、あまり楽しい雰囲気で磨けていない気がします。

そんな怖いママの顔を真上から眺めていると、赤ちゃんも歯磨き時間が楽しくない時間になってしまうかもしれません。

意識して笑顔で歯磨きをすると、赤ちゃんも楽しい時間と認識してくれると思います。

歌を歌いながら歯磨きをするのもおすすめです。

赤ちゃんにおすすめの歯磨き粉

赤ちゃんの歯磨き粉は以下を参考に選ぶといいですね。歯が数本生えてきて、1歳以降になったら、使用するようにしましょう。

  • うがいが上手にできないので、飲み込んでしまっても安全な成分である
  • イチゴ味やリンゴ味など赤ちゃんが好みそうな味やにおいがついている
  • 泡立ちが少ないジェルタイプ

(1)アラウペビー はみがきジェル

赤ちゃんが飲み込んでしまっても安心なように、防腐剤・保存料・合成香料・着色料・石油系合成界面活性剤が無添加です。

ほんのりみかん風味で、小さい子も喜びそうですね。

(2)ライオン チェックアップコドモ

うがい上手になったら、フッ素化物とキシリトールを配合したこちらの歯磨き粉もおすすめです。

歯医者さんでもよく販売されていて、私も上の子の歯磨き粉用にこちらを買っています。

子どもが気にならない程度の泡立ちで気に入っています。

まとめ

いかがでしたか。赤ちゃんの歯磨きを始める時期や、歯磨きのやり方、そして歯磨きを楽しい時間にするための工夫などをご紹介しました。

歯磨きを嫌がる赤ちゃんは多いです。無理やりすることもできますが、毎日だとママもしんどくなってしまいますよね。

赤ちゃん用の歯ブラシやお気に入りの歯磨き粉、絵本などを活用して、赤ちゃんの歯磨きを楽しい時間にすることができたらいいですね。

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