【体験談】赤ちゃんの夜泣き対策6つのポイントをご紹介!2人育ててわかった夜泣き対策で1番大事なこととは?

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美奈ママ

2012・15年生まれの2人の娘を育てています。主婦ならではの目線を大切に、 育児で感じたこと・役立つ情報などを発信できたらと思っています。よろしくお願いします。

ママテク(@mamateku)ライターの美奈ママです。

子育て中のママの大きな悩みの1つが夜泣きではないでしょうか。

みんなが寝静まっている暗い中、1人きりで対応しなければならず

いったい夜泣きはいつまで続くんだろう
と途方に暮れるときもあると思います。

私も上の子は夜泣きが酷かったので、抱っこしながら「みんなこんな風にして、赤ちゃんを育ててきたんだな」と世の中のママたちを尊敬したのを覚えています。

夜泣きが毎晩続くと、寝不足になって本当にしんどく、赤ちゃんにもついイライラしてしまいますよね。

そこで、今回は夜泣きについて原因や対策をご紹介します。また、夜泣きによる苦情対策も合わせてみていきましょう。

夜泣きはいつから始まるの?

夜泣きとは、赤ちゃんが急に夜中に目を覚まして泣き出すことをいいます。

おっぱいやミルクを飲ませたり、おむつを替えたりしても泣き止まない状態が夜泣きです。

昼間は元気に過ごしていたのに、急に夜に泣き出してずっと泣き続けていると、ママも途方にくれますよね。

毎晩そんな状態が続くと、ママも精神的にも身体的にもしんどくなってきて、イライラしてしまうことも。

夜泣きがスタートするのは、早くて生後3ヶ月頃からです。

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夜間の授乳の回数が減ってきて、「やれやれ、やっとゆっくりと寝ることができる」とママが安心するのもつかの間、急に夜泣きが始まります。

個人差が多く、夜泣きが全くなかったという子もいれば、1歳過ぎてから夜泣きが始まるという赤ちゃんもいます。一般的には、6ヶ月頃から始まる赤ちゃんが多いようです。

私の上の子は、産まれてからずーっと夜泣きが続いていて、毎晩抱っこ抱っこで本当に辛かったです。

下の子は、生後2か月ぐらいまでお腹が空いてよく泣いていましたが、2ヶ月以降は全く夜泣きがなくなり、上の子との違いにびっくりしました。

夜泣きはいつ終わるの?

夜泣きは8~9ヶ月頃がピークで、その後1歳を過ぎてから減っていき、1歳半には終わるといわれています。

終わりにも個人差が大きく、2歳ぐらいまで続く子もいます。

夜泣きの始まりが早ければ、一年以上付き合うことになります。毎晩の夜泣きに限界を感じるママは多いと思います。

3歳・4歳になっても続くようでしたら、「夜驚症」という睡眠障害の可能性も考えられます。

夜驚症とは、急に恐怖を感じて泣き叫ぶもので、ママが声掛けをしたり、電気をつけたりしても泣き止みません。一度お医者さんに相談してみましょう。

夜泣きの原因はなに?月齢ごとにご紹介します

1.新生児から生後3ヶ月まで

この期間も夜泣くことが多いですが、夜泣きとは区別されます。

そもそも新生児のころは、昼に起きて夜寝るという生活リズムがついていません。とくに新生児のうちは、1日に15時間から20時間寝るといわれています。なんと、1日の約7割は寝ていることなるんですね。

でも、2時間から3時間ごとに目覚めるし、ちょっとした物音や声で起きてしまうことがあり、眠りが浅いのです。

また小さいころは、おっぱいを上手に飲むことができません。少しずつしか飲めないので、すぐにお腹が空いて起きてしまします。

そして、赤ちゃんはママのお腹から出てきたばかりです。外の世界に不安を感じても仕方がありません。

慣れようと一生懸命なので、ある程度泣いてしまうのは仕方がないと思って、「赤ちゃんも、頑張っている途中なんだ」という気持ちで、気長に付き合ってあげるといいですね。

2.生後4ヶ月以降の夜泣き

(1)生活リズムの乱れが原因

この時期から夜泣きが始まる子が多いです。

生後3ヶ月くらいで、少しずつ生活リズムが整い始めますが、まだまだ生活リズムが崩れやすいです。「昼寝の時間が長かった」「夕方まで寝てしまった」「朝起きる時間が遅かった」などいろいろな理由でいつもと違う生活パターンになることで、夜起きて泣いてしまうことがあります。

(2)脳が未発達なため

まだまだこの時期は、赤ちゃんも眠りが浅く半分起きているような状態です。

赤ちゃんは寝ている間に脳の中で、その日に起きた出来事を処理しているといわれています。

でも、昼間に強い刺激を受けると、脳が活発にその出来事を処理するので、目を覚ましやすくなり、夜泣きにつながることがあります。

よく「集団検診に行った日は、夜泣きがひどかった」「昼間友達が来てくれた日は、夜ずっと泣きつづけてくたくたになった」なんて経験があると思います。

脳が一生懸命昼間の出来事を処理しているんですね。

(3)歯がむずむずする

生後5、6ヶ月ごろから離乳食が始まる時期ですが、このころから歯が生える赤ちゃんもいます。

歯が生えてくるときに、むずむずと不快に感じて夜泣きをしてしまうことも。

(4)人見知りが始まる

生後6ヶ月前後から、人見知りが始まります。パパとママ以外の人の区別がつき始め、外の世界を認識し始めます。

このことで、外での刺激が多くなり、脳の処理が活発になり夜泣きの原因となります。

また、起きた時にママがいないと不安に感じて泣くこともあります。

3.生後1歳以降の夜泣き

(1)脳の発達が未熟なため

脳の発達が未熟ですが、生後1歳を過ぎると歩ける子どもも多くなり、動きが特に活発になってきます。

そうなると、昼間の刺激が強く、昼に起こった出来事を処理するのに脳が活発になり、夜泣きにつながります。

(2)おっぱいを探してしまう

離乳食が始まり、しっかりと食べている子でも、夜おっぱいを欲しがって泣いてしまうこともあります。

ママも「お腹が空いているのかな?」とおっぱいをあげてしまいがちですが、お腹が空いているのではなく、口寂しくて泣いているだけという場合も多いです。

赤ちゃんはおっぱいが大好き。添い乳をしたり、泣いたらすぐにおっぱいをあげたりしていると、夜目が覚めたとき、おっぱいがもらえると思って泣いて訴えることも。

(3)体調がわるい

体調が悪いときは、子どもは夜泣きをしてしまいます。私の子どもは、大きな鼻くそがつまって、泣くことが頻繁にありました。

寝たいのに寝られないので、泣いてしまうようです。

他にも熱を出していた、中耳炎だったなどの可能性もあるので、普段と違う様子があれば、病院に行くようにしましょう。

効果的な夜泣きの対策6つ

1.生活リズムをつくろう

明るくなったら起きて、暗くなったら眠るというリズムを少しずつけるようにしましょう。

朝は7時には起こすようにして、夜は8時には寝かせることを意識してください。

夜泣きで早くに寝ることが難しくても、なるべく朝は早くに起こすようにしましょう。

朝に日光を浴びると、夜眠くなりやすくなるので、朝起きたらカーテンを開けて、お日様の光をあびさせてあげるといいですね。

日光はメラトニンを減らす効果があります。

メラトニンは、睡眠を誘発する効果があるので、日光をなるべく浴びてメラトニンを減らすように心がけて、昼間は起きている時間を長くするようにしましょう。

夜はできれば寝る2時間前くらい前にテレビを消すなどして、徐々に暗くして、メラトニンを増やすようにしましょう。

また、パパが赤ちゃんをお風呂に入れている家庭も多いと思います。仕事から帰ってきたら、「赤ちゃんと一緒に入りたい」と楽しみにしているパパも多いですよね。

でも、入浴時間が遅いと興奮してしまい、なかなか夜寝付けなくなってしまうので、生活リズムが乱れます。

夕方の早い時間に入れるようにしましょう。パパには申し訳ないですが、お休みの日に一緒に入ってもらうといいですね。

2.昼間にたくさん身体を動かそう

昼間適度に疲れると、いい睡眠につながります。

晴れている日は公園にいったり、お散歩をしたりするなどして、身体を動かしてあげましょう。

雨の日は困ると思いますが、私はよく支援センターを利用しています。適度な疲れがいい睡眠につながると思います。

子育て支援センターのデビューはいつから?上手に利用するコツ・注意点をまとめてみました

2017年7月5日

新生児や低月齢の赤ちゃんは自分で動くことができません。でもベビーカーに入れてお散歩するだけでも赤ちゃんにとってはいい刺激になります。

日中は少しずつお散歩に出たり、外の空気を吸わせてあげたりしましょう。

3,昼寝の時間を意識しよう

お昼寝をさせすぎないようにしましょう。

考えてみてください。大人でもお昼寝をしすぎると、夜なかなか寝付くことができませんよね。赤ちゃんも同じだと思います。

静かな環境でゆっくりと寝かせてあげたいと思いますが、それが、夜泣きにつながってしまうことも。

お昼寝は個人差がありますが、以下を目安として、お昼寝が長引きそうなら起こすようにしてみてください。

  • 生後3,4ヶ月頃
    朝、昼、夕方の1日3回、合計4時間から5時間程度
  • 生後5,6ヶ月頃
    午前と午後の1日2回、合計3時間から4時間程度
  • 生後7,8か月頃
    午前と午後の1日2回、合計3時間程度
  • 生後9ヶ月以降
    午前と午後の1日2回、合計2時間半時間程度
  • 生後1歳以降
    午前の昼寝がなくなることが多く、午後に1回、合計2時間程度

私は上の子が寝ているときは、静かな環境で寝たいだけ寝かせてしまっていました。昼寝の途中に宅配のピンポンがなると「赤ちゃんが起きちゃう!」と焦ったことも。

また、今はベビーカーやチャイルドシートも赤ちゃんがゆっくりと眠れるような上質なものが増えています。私の上の子は昼寝時間、本当にぐっすりと寝ていたと思います。

下の子のときは、上の子のお世話があるのでそんなことは言っていられません。

昼寝していても外出する時間になると起こされたり、昼寝中も上の子が騒いだり泣いたりしてうるさかったりと、昼寝の時間や質が上の子に比べて、全然違ったと思います。

でもそのおかげか、夜はすぐに寝てくれたし、夜泣きは全くなかったです。夜に寝ている時間もとても長くて、上の子1人を育てているより、2人育児をしている方が楽だと思える程。

今考えると、上の子は昼寝をし過ぎていたんだなと思います。

上の子がうるさくて起きてしまっても、上の子にうるさいと注意するのではなく、「赤ちゃんもちょうど起きる時間だったんだ、それ程眠くなかったのね」と思うようにしていました。上の子にもイライラせずに過ごせるので、おすすめです。

また、夕方4時~5時以降になったら、お昼寝を切り上げることも大事です。

私はちょうど上の子が4~5時あたりがお風呂の時間だったので、上の子を入れ終えたら下の子を起こしてお風呂に入れちゃっていました。

起こしたらびっくりして泣き出しそうになるのですが、お風呂にいれると気分が変わるのか、泣かずにすぐにご機嫌になったので、もし昼寝が夕方まで長引くようでしたら、起こしてお風呂に入れる方法を試してみてください。

赤ちゃんを自由に寝たいだけ寝かせてあげるのではなく、ママがある程度眠りをコントロールすることが夜泣きを減らすことにつながると思います。

とくに昼は寝かせすぎない、よく身体を動かすということは、二人育てて大事だと私は思いました

4.入眠儀式を取り入れよう

寝る前に毎日同じことをして、「これから眠る時間だよ」と赤ちゃんがわかるようにしましょう。

何が赤ちゃんにピッタリ合うかはそれぞれですが、毎日繰り返しすることで赤ちゃんに合った眠りの流れが見つかると思います。

おすすめの入眠儀式
  • 絵本をよむ
  • 好きな寝んねグッズをそばにおく
  • メリーなどの音楽をかける
  • 子守歌をうたう
  • 体をとんとんする
  • 「ねんね、ねんね」と声をかける

など

私は上の子は、自分のお気に入りのタオルをいつも持ちながら寝ていました。お気に入りのタオルや掛け布団と一緒に寝る子は周りでも多いです。

下の子はメリーをかけることを入眠儀式にしていました。

入眠儀式も月齢によっても変わってくると思います。1歳近くになると、いろいろと物事がわかってくるので、声掛けや絵本は効果的だと思います。

逆に小さすぎると、音楽やメリーなどがいいかもしれません。下の子は少し大きくなるとタオルに変わりました。

安心して眠ることができる入眠儀式がきっと見つかると思います。いくつか試してみてくださいね。

5.一度リセットしてみる

夜泣きで抱っこやゆらゆらしてもいっこうに泣き止まないときは、一度、電気をつけて起こしてしまうのも一つの方法です。

気分が変わって、泣き止んでくれるかもしれません。

ずっと泣いている状態だと、ママも負担が大きくてイライラしてしまいますよね。お茶やお水などを飲ませて一度落ち着かせましょう。

そうするとママも落ち着いて、「お腹が空いているのかな」「部屋の温度はどうだろう」「もしかして、体調が悪いのかも」と夜泣きの理由がわかる可能性もあります。

6.夜間断乳を試みてみる

生後6ヶ月を過ぎ、離乳食を3回しっかりと食べているのであれば、口寂しくておっぱいを求めて泣いているのかもしれません。

しかし、思い切って夜間断乳するのも方法の1つです。

夜間断乳をして、夜泣きがなくなったママも多いです。1歳以降に夜間断乳するママが多いようです。

離乳食から栄養がしっかりと摂れているなら、夜の授乳は必要ないことが多いです。

夜間断乳をすると、ママも授乳のたびに起きなくてすみますし、虫歯になりにくいという効果もあります。

本来、夜は寝る時間です。食事は起きて行うものなので、夜は寝るというリズムを付けるためにも、離乳食の進み具合によっては夜間断乳を考えてみることもおすすめします。

ただ、離乳食は赤ちゃんによって進むスピードが違います。離乳食が進んでいない場合は、夜間断乳は早いです。しっかりと食べて栄養がとれてから行うようにしましょう。

ママが夜泣きでイライラしないために

毎晩夜泣きされると、疲れがたまってママもイライラしてしまいますよね。

密室で赤ちゃんをずっと抱っこしてあやしていたら、「なんで泣き止まないの」とイライラしても無理はありません。

でも、ママのイライラが赤ちゃんに伝わって、余計に夜泣きが酷くなることも。

1.いったん部屋を離れてみよう

赤ちゃんを少しぐらいなら、泣かせっぱなしにしていても問題ないです。毎回抱っこをせずに、トントンして声掛けだけするのもいいと思います。

また、少しの時間なら別室に離れてしまうという方法も。

イライラした気分をまずは落ち着かせるようにしましょう。週末はパパに交代してもらうのもいいですね。

2.近所への対策をとろう

アパートや集合住宅に住んでいる人は、近所迷惑を気にしてイライラしてしまうことも多いと思います。効果的な対策をご紹介します。

(1) 出産する前にあいさつをする

これは、一番大事。出産前に思い切って一度「ご迷惑をおかけしますが申し訳ありません」とあいさつしましょう。

出産後も出会ったら一言挨拶するのもいいですね。顔見知りの赤ちゃんには、寛容になれる可能性も高いです。

(2)背の高い家具を置く

隣と接している壁に、背の高い家具を置くようにしましょう。

本棚や洋服ダンスなら、本や洋服をたくさん入れると、吸音してくれます。

(3)防音カーテンをつける

赤ちゃんの泣き声は窓を通してベランダ越しに聞こえやすいです。

防音効果のあるカーテンをつけて、窓には隙間テープを貼ると外に漏れにくくなります。

(4)泣き出したら、隣接した部屋から離れる

隣接しない部屋に移動しましょう。赤ちゃんも移動することで、気分が変わるかもしれませんね。

(5)窓と換気口をしめる

泣き始めたら、窓は必ず閉めましょう。また、換気口が開いているとそこから泣き声が外にもれます。換気扇が回っていたらすぐにとめ、換気口もしめましょう。

しっかりと対策をとることで、近所迷惑や近所の苦情を気にしすぎることがなくなり、精神的な負担も減ると思います。

まとめ

いかがでしたか。夜泣きの原因と対策をご紹介しました。

夜泣きはいろいろと対策をとっても一朝一夕では効果が出ないことも。毎日毎晩夜泣きに格闘しているママは、永遠に夜泣きが続くように思われるかもしれません。

でも、夜泣きは赤ちゃんが成長をしている証拠です。大丈夫です!夜泣きはいずれ必ず終わります。

辛いときは旦那さんに頼ったり、一時保育に預けたりするなどして、ママもストレス発散してくださいね。

なんといっても、ママが笑顔で育児できるのが一番大事です。

赤ちゃんにぴったりと合う、夜泣き対策が見つかるといいですね。

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