ファーストシューズの選び方6つのポイント!足のサイズの図り方、買い替えの目安も紹介!

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美奈ママ

2012・15年生まれの2人の娘を育てています。主婦ならではの目線を大切に、 育児で感じたこと・役立つ情報などを発信できたらと思っています。よろしくお願いします。

ママテク(@mamateku)ライターの美奈ママです。

ファーストシューズとは名前のとおり、赤ちゃんが初めて履く靴のことです。

赤ちゃんがそろそろ歩き始めそうになったら、ファーストシューズの購入を考える人も多いと思います。赤ちゃんが可愛い小さな靴で、ペタペタと歩く姿を想像するだけでも幸せになりますよね。

でも歩き始めて間もない子が履く初めての靴。

「どんな靴を選べばいいの?」「足の成長によい靴って?」「どこで買えばいいの?」など、ママにとってはわからないことがたくさん。

そこで、今回はファーストシューズを購入するときのポイントなどをご紹介します。

ファーストシューズは親子にとって思い出にもなる大切な靴です。納得のいくファーストシューズを選んであげたいですね。

ファーストシューズとは

ファーストシューズはヨーロッパから来た言葉で、赤ちゃんが初めて履く靴のことをいいます。

玄関に飾っておくと、その家庭に幸せを運んでくれるといういい伝えもあり、履き終わったら大切に残しておいたり、玄関に飾ったりする家もあるそうです。

また、赤ちゃんを待ち望んでいる家族は、玄関にファーストシューズを飾ると、その靴にぴったりと合った赤ちゃんが来てくれるという言い伝えもあります。

そんな幸せを運んでくれるファーストシューズ。赤ちゃんが立っちして、初めて歩き出すという、成長を感じさせてくれる初めての靴だからこそ、大切に選んであげたいですね。

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そこで、ファーストシューズを購入する前に知っておきたいことをご紹介します。

ファーストシューズを購入するまえに

赤ちゃんの足は、柔らかくて平べったくてかわいいですよね。

赤ちゃんの足は幅が広くて、脂肪がたくさんついており、土踏まずがない偏平足です。土踏まずがないので、ペタペタと足の裏をまっすぐつけてあるきます。

足の骨も柔らかく、成長とともに形も作られていきますので、赤ちゃんの段階ではとても変形しやすいです。

靴の選び方によっては、足の成長に悪い影響を及ぼすことがあるので、靴選びはとても大事だといえますね。

土踏まずは、3歳ころに作られるといわれています。

土踏まずには、体重を支える役目があったり、衝撃を小さくしてくれたりする役割があります。土踏まずがない偏平足な足だと、歩くとすぐに疲れるなどの問題が出ます。

しっかりと歩くことで土踏まずが出てくるので、赤ちゃんに合った靴を選んで、外でしっかりと運動させてあげましょう。

また、靴の選び方によって、足の負担が違ってきます。

大人でも合わない靴を長く履いていると、足が疲れたり痛くなったりしてしまいます。赤ちゃんも同じで、足に負担がかかる靴では、なかなか長時間歩くことができません。そうすると、赤ちゃんも運動不足になり、体の発達が遅くなってしまいます。

また、当然ですが赤ちゃんは「この靴は履きにくい!」「足が痛い!」と自分で言うことができません。

ママやパパがしっかりと赤ちゃんに合っている靴を選んであげることが大事ですね。

ファーストシューズ購入するタイミングはいつがベスト?

赤ちゃんの足は未発達です。まずは、裸足で歩く感覚を身に付けることが大事です。

また、裸足で歩くことによって、赤ちゃんの脳や筋肉の発達にもつながります。

ママは少し歩き始めたら早く一緒に外で歩きたいと思うかもしれません。でも、1.2歩あるく段階であれば、まだ家の中で歩く練習をしましょう。

5から10歩ほど歩けるようになったら、ファーストシューズを購入するタイミングです。

あまり先んじて購入してしまうと、サイズもすぐに小さくなってしまいますね。

赤ちゃんによって違いはありますが、早い子は生後8,9ヶ月ごろ、一般的には1歳前後でファーストシューズを購入する人が多いようです。

また、記念として残しておくのであれば、室内用のファーストシューズを購入するのも方法です。

屋外用のファーストシューズは、汚れたり擦れたりするので、室内用の方が綺麗なまま保管できるのでおすすめです。

また、いつも裸足で過ごしていた赤ちゃんが、突然靴を履くとびっくりして嫌がることも。室内用を履かせて慣れさせてもいいですね。

実際に私は、上の子が靴を嫌がって、すぐにポイっと脱いでしまったので、しばらく慣れさせるために室内で練習していました。

足のサイズを正しくはかろう

赤ちゃんの足は脂肪が多く、立っている状態と足を浮かせている状態では、足の形が変わってきます。赤ちゃんの足のサイズを測る時は、立って行うようにしましょう。また、ちゃんと足の指がまっすぐになっているかどうかも確認しくださいね。

かかとをぴったりとフィットした状態で、足の指はのびのびと動かせるように、計測した足の長さより、5ミリ程度大き目の靴を選ぶようにしましょう。

また、足の長さだけでなく、甲の高さもしっかりフィットしていて、前後左右で滑らないものがおすすめです。足の指を自由に動かせることができると、土踏まずの発達にもつながります

通販で買う方が安いので、通販を考えている人もいるかもしれません。

でも、ファーストシューズは、出来れば一度試しにお店で履いてみて、足の長さも計測してもらってから購入すると安心ですね。

お店で購入するときは、子どもの足や靴について詳しい店員がいる店を選びましょう。

例えば、子供靴を豊富に扱っている靴の専門店や百貨店などは、靴の品ぞろえも多く、サイズの展開も5ミリごとと幅広くそろえているので、おすすめです。

私もファーストシューズは、百貨店で店員さんに相談しながら購入しました。セカンドシューズ以降は、同じブランドで同じシリーズのサイズ違いの物を購入するようにしています。

足のサイズの計測は、足用のスケールを使ったり、特別な機械で簡単に測ったりできるお店もあります。

足用のスケールが近くの店に置いていないという場合は、靴のメーカーのホームページから計測表をダウンロードできます。一度確認してみてください。

ファーストシューズを選ぶときの6つのポイント

赤ちゃんのファーストシューズを選ぶとき、「デザインが可愛い」、「この色が好き」などママ・パパの好みがあると思います。

また、ハイブランドの靴なら安心かなと思いがちですが、赤ちゃんの足に合わなければ、どんなにいい靴でも意味がありません。

そこで、ファーストシューズを選ぶときのポイントを6つご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

1.履かせやすく脱がせやすい

靴を履かせるとき赤ちゃんは足をバタバタさせてしまい、ママは、抱きかかえながら履かせることも。そこでなるべく履かせやすい、足を入れる部分が大きく開いている靴を選びましょう。

でも、大きく開いているだけでは、歩いていると脱げやすいですよね。脱げて転んでしまうこともあります。

そこで、マジックテープなどで、しっかりととめることができる靴がおすすめです。

2.つま先が反りあがっていて、曲げると柔らかいもの

靴の形も大事です。つま先部分が上に6から7ミリ程度上がっているものを選ぶようにしましょう。

赤ちゃんの頃は偏平足で、ぺたぺたとペンギンのように歩きます。

大人と違って、うまくかかとから足先を使えないため、バランスが取れずに段差や障害物でつまずきやすいです。つま先が上がっていると、足を後ろに蹴りやすくなるので、つまずきにくくなります。

また、つま先部分が曲がりやすいものを選びましょう。

赤ちゃんの歩き方は、足の裏全体でペタッと着地して、足の指で地面をつかむようにして進みます。つま先の部分が柔軟に曲がる靴でないと、赤ちゃんの足に負担がかかってしまいます。

3.靴底は薄すぎず、厚すぎないもの

靴底は適度な厚みがないと、地面の熱や石などから足を守ることができないので、薄すぎてもよくありません。

クッション性の高いものを選ぶことで、衝撃から守ってあげるようにしましょう。

また、厚みがありすぎると、足が地面につく接地感覚がなくなり、足の正しい成長を妨げる可能性があります。

靴底は滑りやすいと転んでしまいます。とくに室内で床がツルツルとしている場所は滑りやすいですね。ゴムの素材のもので滑りにくい靴がおすすめです。

4.かかと部分がしっかりとフィットしているもの

赤ちゃんの足は骨が未発達のため、うまくバランスが取れません。

そこで、かかと部分がしっかりとフィットし、足が靴の中で前後左右に動かないようなものを選ぶことで、安定した歩行をすることができます。

5.靴の中は、凹凸が少ないもの

外ばかりに目が行きがちですが、赤ちゃんの足を入れる靴の中も確認してみましょう。

切り替えが多かったり、縫い目が荒かったりすると、赤ちゃんの足に当たってしまいよくないので、凹凸が少ないものを選ぶようにしましょう。

6.通気性がいい、柔らかい素材

赤ちゃんは新陳代謝が活発でとても汗かきです。足にもたくさん汗をかくので、靴の中は蒸れやすいです。

そこで、通気性がよいファーストシューズを選ぶようにしましょう。

メッシュ生地だと、通気性がいいので、暑い日はおすすめです。

また、赤ちゃんの足は脂肪が多く、形も変形しやすいです。足が地面についたとき、地面から離れた時に形の変化をフォローしてくれるような柔らかい靴を選びましょう。

足の形の変化に、靴が合わせてくれるようなものが理想的です。靴によって足の形が強制的に変形させられるようなものは避けましょう。

その他ファーストシューズの疑問

1.靴を履くとき、靴下は履かせるの?

暑い時期に靴下をはかせると中で蒸れてしまわないか心配になりますよね。

でも、靴を履くときは靴下をなるべく履くようにしましょう。靴下は汗を吸い取ってくれる効果があります。

赤ちゃんの足は汗かきなので、靴下を履かないと靴の中が汗でべたべたになってしまい、不快ですよね。

赤ちゃんの足は未発達ではありますが、汗腺の数は大人の数と同じだそうです。だから小さな足なのにたくさんの汗をかいてしまうんですね。

また、靴下を履くことで靴擦れの防止にもなります。

赤ちゃんの皮膚は薄くてとてもデリケート。素足のまま靴を履いていると、足が擦れてしまいます。靴擦れを起こさないためにも、靴下を履くようにしましょうね。

室内では、靴下なしで過ごしている家庭も多いと思います。私もついつい出かけるときに、靴下と靴両方履かせるのが面倒で、靴下なしで外に出てしまうこともあります。でも、靴下にはちゃんと意味があるんですね。

また足の大きさを測る時は、靴下を履いた状態ではかるようにしてくださいね。

2.赤ちゃんの靴の買い替えの時期・頻度は?

子どもの足は3歳までに、半年に1センチも成長するといわれています。

靴は5ミリ刻みでありますから、3ヶ月に一度が買い替えの目安といえます。これは結構頻繁に買い替えが必要になるということですね。

成長のスピードも個人差があると思いますので一つの目安にしておいて、靴売り場を通りがかったら、こまめにサイズを確認するのがいいと思います。

私も、だんだん靴に足を入れるのがきつくなってきたので、ファーストシューズを3ヶ月後くらいで買い替えました。靴も安くないので、早いなと正直思いましたが、赤ちゃんの足の正しい成長を考えると、必要なことなんですね。

また、赤ちゃんの足はとても柔らかいので、若干小さめな靴でも入ってしまいます。「この靴小さいよ」なんて赤ちゃんはわからないですから、ママがちゃんと気づいてあげなければいけませんね。気軽に確認できる方法は以下の通りです。

  • つま先にちゃんと余裕があるか、確認しよう。つま先に余裕がなくなりキツキツであれば、買い替え時期といえます。
  • 靴を脱いだ時に、素足に跡が残っていたり、赤くなったりしていないか確認しよう。

3.靴が大きいので中敷きを入れても大丈夫?

大人の靴も大きいと中敷きを入れて調節したりしますよね。赤ちゃんでも大丈夫かなと思いがちですが、赤ちゃんの靴は、ちゃんと足を保護し、転ばないように設計されて作られています。

中敷きを入れてしまうと、歩きやすさが変わり、靴の中で中敷きがずれたりして不安定になってしまい、靴の機能が充分果たせなくなることが考えられます。

大人と違い、赤ちゃんの足は成長段階ですので、合った靴でなければ成長の妨げとなってしまいます。

「中敷きを入れたら、サイズが合うから…」とサイズだけを考えるのではなく、しっかりと靴の本来の機能を果たせることが大事です。

4.赤ちゃんにサンダルを履かせても大丈夫?

夏は暑いですよね。赤ちゃん用の可愛いサンダルもたくさん売っていますし、ついペタペタと可愛いサンダルで歩く姿を見たくてサンダルを買いたくなってしまいます。

でも、赤ちゃんはまだしっかりと歩くことができず、すぐに転んでしまう可能性があります。

またサンダルは露出部分が多いので、石などが当たって怪我をする可能性が高いです。

危なげなく歩けるようになるまでは、怪我を防止するためにも、かかとでしっかりと支えてくれる靴を選びましょう。

5.お下がりの靴を履かせても大丈夫?

足は長さだけでなく、横幅や甲の高さなど、赤ちゃんによってそれぞれ違います。また、歩き方にも癖があるので、靴底の減り具合も違います。とくに長く履いたものならば、その子の歩き方によって靴が変形してしまっています。

変形した靴を履くと、足の骨や筋肉が未発達の赤ちゃんの足の成長にはよくありません

また、靴底のクッションも、お下がりだと機能を発揮しづらくなります。クッションは地面の衝撃から足を守る効果がありますので、クッションの機能がなくなった靴を履くと足に負担がかかってしまいます。

私も下の子にはお下がりの靴を履かせていました。ファーストシューズはぼろぼろだったので買い直しましたが、それ以外はお下がりを使っていたので反省です。

長く履いた靴は、捨てるようにして、新しいその子に合った靴を買ってあげなければいけませんね。

ファーストシューズを記念に保存しよう

ファーストシューズは、子どもが初めて靴を履いて歩いた記念になる靴です。小さくて可愛く思い出になるので、捨ててしまうのは残念ですよね。

ファーストシューズを玄関に飾ると幸せを運んでくれるという言い伝えもありますので、玄関に飾りたいというママも多いかもしれません。

保存する場合は、まず、綺麗に洗ってお日様に干してしっかりと乾燥させましょう。また、靴のクリーニングをしてくれるお店もあるので、クリーニング店に出すと安心ですね。

ファーストシューズは自分でケースを購入して飾る方法もありますし、通販で子供の名前を入れて、特殊な樹脂で加工して綺麗な状態で届けてくれるサービスもあります。

ファーストシューズは、一度しかない大切な靴。将来大きくなった時に、プレゼントするのも素敵だと思います。

まとめ

いかがでしたか。ファーストシューズの選び方や赤ちゃんの足についてご紹介しました。

赤ちゃんの足は骨や筋肉が未熟で、変形しやすいです。

また、赤ちゃんは、靴が合っていないことを口では伝えられません。ママ・パパが正しい知識をもって靴を選ぶことは、赤ちゃんの足の成長や体の成長にとても大事です。

赤ちゃんにとって大事なファーストシューズ。素敵な思い出になるように、しっかりと赤ちゃんの足に合った靴を選んであげたいですね。

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