【体験談】子育て中&妊娠中の転勤で大変だったことと学んだ教訓まとめ。

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あっこちゃん

2013年に第一子、2017年冬に第二子を出産したばかりの幼稚園ママです。昨年まで会社員でしたが夫の転勤もあり退職。今はママでもどこでもできるお仕事スタイルを確立すべく奮闘中です。2姉妹の育児で学んだ役に立ちそうなことをシェアさせて頂きます!よろしくお願い致します。

ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。

全国転勤の夫と結婚して覚悟はしていたものの、いざ転勤となると困ったことが次から次に発生しました。

今回は、娘が年少さんになる直前&妊娠したかもというタイミングでの転勤だったので、子育てをしながらの転勤と、妊娠中の転勤と両方の大変さを同時に味わうことになってしまいました。

突然の辞令に慌ててしまい空回りしてしまったこともあったので、次回の転勤時に生かすためにも、大変だったことと、そこから学んだ教訓を今回はまとめてみました。

いつ辞令が出るのか・・・とビクビクしている転勤族のママに、参考にしてもらえたら嬉しいです。

辞令が出たら、ママの役割は?

夫に転勤の内示が出ると、当人は人事のことで頭がいっぱいになり、落ち込んだり喜んだり、しばらく今後の生活について考える余裕を持てなくなってしまいます。

そんな中、ママまで慌ててしまうと新生活の準備に遅れが出てしまいます。

転勤を冷静に受け止め、やるべきタスクをこなしていくことがママの役割です。

子供のためにもどんと構えて、転勤先でもきちんと生活していけるように準備していくことが大切になります。

・・・と、頭では分かっていても今回かなりあたふたしてしまったので、転勤は楽ではないと痛感しています。

突然の転勤!上の子育児で大変だったこと

幼稚園・保育園が見つからない!


【教訓→内示が出たその日に最優先で幼稚園探しを始めよう】

転勤前、2歳児だった娘は保育園に通っていたため、そのまま継続して保育園に通わせ、私も仕事の量を増やしていく予定でした。

ところが、2月に入ってから夫に内示が出てしまい、「あーどうしよう」とパニックになってしまいました。

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まずは、引っ越し先でも保育園に入れて仕事をしていく道を模索しました。

この時点で、次の年の入園申し込みは二次選考まで終わっており、難しいかなと思ったのですが、役所の担当者がとても親切に案内してくれたので

きっとどこかしらの園に入れる地域なんだ
と思い込み、急いで書類を準備しました。

ところが、届いたのは落選の通知。役所に問い合わせてみると、3歳児が入れる園は今回一か所もなかったとのこと。

期待を持たせるような対応をした役所に怒りを覚えつつ、(勝手に思い込んだだけかも)幼稚園探しにシフトしました。

家から通えそうなエリアの幼稚園に片っ端から電話をかけてみましたが、どこも3歳児の募集は終わっているとのこと。土地勘がないので、幼稚園バスでどこまで通えるのかも分からないので、とにかく手探りで電話をかけまくりました。

幼稚園の願書は通常11月に提出することになっていて、それまでに見学を済ませて、第一志望のところには朝早くから並ぶ人も多いようで、出遅れもいいところ・・・

幸いにも、一か所だけ受け入れてくれる園が見つかり、何とか入園させることができました。

幼稚園バスがないので徒歩での通園、お弁当は週3回、預かり保育の時間が短いなど、条件的には今一つのところもありますが、ぎりぎりの時期に受け入れてくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいです。

内示が出た時点で、幼稚園を探し始めていたとしても、他の園は受け入れてくれなかったかもしれませんが、少しは可能性が広がっていたかしれません。内示が出たその日から、幼稚園を探し始めることが大切だと痛感しました。

また、今回は娘が3歳での転園だったので、そこまで精神的に大きなダメージは受けなかったようですが、もう少し大きくなると、転園、転入による娘の心のケアも必要になってくるかと思います。

どこに通うことになるのかをいち早く決めることで、娘に心の準備をする時間をなるべくたくさん取ってあげられるようにしていきたいと思います。

また、引っ越しの物件を探すときに、夫の会社へのアクセスや、買い物のしやすさなどではなく、幼稚園があるかないかを最優先に物件を探すべきでした。

転勤先で小学校に上がったときのことを考えて、小学校の場所や評判は不動産屋さんに確認していたのですが、幼稚園のことを軽視しすぎていました。

うちの場合は4月1日着任だったのでまだよかったのですが、周りの転勤族のママの中には、期の途中での転園だったためにさらに幼稚園探しに難航して、いったん決めた物件を解約して、幼稚園に通えるところに引っ越し先を変更したという人もいました。

また、11月の願書提出のタイミングで朝早くから並んで、理想の園への入園が決まっていたのに、転勤になってしまってがっくりしているママの姿もお見受けしました。

転勤がなければ子供の環境を一番に園選びができるのですが、転勤がある場合は入れるとことに入らざるを得ません。

ただ転勤族が入れる園には同じような境遇の子が少なからず集まるので、色々なところから来た子と触れ合えたり、与えられた環境の中でたくましく生きる術を身に着けられるというメリットがあります。

転勤族は悪い事ばかりではないと信じて、上手くいかなかったところは次回に生かして、内示が出たら真っ先に保育園・幼稚園探しをしようと思っています。

病院探しに奔走!


【教訓→地元の人から情報を得て、たくましくいくつか回ってみるしかない】

転勤するとかかりつけのお医者さんが変わることも大きな変化です。

赤ちゃんのときから、娘のことを診てくれていた先生を頼れなくなり、不安にもなりましたが、転勤先で今後どこの病院にかかるか急いで決めなくてはなりません。

幸い娘は環境が変わってから熱を出すこともなくずっと元気だったので慌てずゆっくり情報収集するこができました。

役所の窓口で引っ越しの手続きの際に聞きつつ、娘の幼稚園のお友達のお母さんからも情報を聞いて、評判の良さそうなところを選びました。

歯医者さんは数が多いので、さらにかかりつけを見つけるのは難しいです。引っ越しから半年でまだ決められていないので、急がなくてはと思っているところです。

また医療機関ではありませんが、美容院も歯医者と同様にたくさんある中から探さなくてはならないので合うところを見つけるまで失敗することもあります。

良い出会いを信じて、たくましく探し続ける必要がありますね。

予防接種の助成制度が自治体によって違う!


【教訓→引っ越し前に打つべき予防接種は済ませておこう】

予防接種は、自治体によって任意のものに補助が出たり出なかったりと少しずつ制度が違っていることに今回引っ越して初めて気が付きました。

前の自治体では期限が定められていなかったので、インフルエンザを優先したり、風邪をひきやすい時期を避けたりして先送りしていた予防接種が、引っ越し先では3歳の誕生日までしか助成されないという制度になっていて、自費で摂取することになってしました。

これには、引っ越し前に打って来るべきだったと激しく後悔。

次回からは、引っ越し前に予防接種の打ち忘れがないか確認するようにしようと決意しました。

突然の転勤!妊娠中で大変だったこと

産院が見つからない!


【教訓→地元の人から情報を得よう】

引っ越しの少し前に妊娠が疑われたので、引っ越し先で病院を探して検査することにしました。分娩をする病院は後で決めようと、まずはインターネットでクリニックを探して検査してもらいました。

妊娠の初期に、知り合ったばかりの人に産婦人科について聞くのは非常にハードルが高かったので、しばらくクリニックに通いながら少しずつ情報収集しました。

結論としては、今住んでいるエリアに産院はあまりなく、総合病院で産むか個人病院で産むかくらいしか選択肢はありませんでした。ご飯がおいしいという理由で私は、個人病院を選んだのですが、知らない土地での出産の大変さを痛感しています。

引っ越し荷物が片付かない


【教訓→物をたくさん持たないようにしよう】

引っ越してまもなく妊娠が発覚!

実はこのタイミング、夫の会社の制度を利用するにあたって一番損するパターンで、引っ越しの時点で妊娠がきちんと分かっていれば、荷作り荷解きまで業者にお願いするものを選べたのですが、きちんと判明していなかったのでスタンダードな引っ越し屋さんを利用することになりました。

荷解きする間もなく、つわりに突入したため、片付けることができませんでした。安定期になったらと思いながらもダラダラ先延ばしにしていると、今度はお腹が大きくなってきてやる気が出ない。

結局段ボールはいまだ山積みです。

いつか二人目を産むこともあるかもしれないという思いから、ベビー用品を捨てずにしまっておいたのですが、その行方が引っ越しによって分からなくなってしまいました。

出産を控え、押し入れの奥底まで調べてベビー用品を探さなければならないと思うと、気が滅入っています。

荷物が多すぎるのも片付かない大きな要因なので、転勤族は日頃から物を増やさないように暮らしていくことが大切だと痛感中です。

車社会なのに運転できない


【教訓→運転免許は持っておいた方が良い】

地方都市は車社会のところが多く、車の運転ができないと不便です。

学生時代に、まさか転勤族の人と結婚して全国各地を転々とすることになるとは思いもよらなかったので車の免許を取得していませんでした。

妊娠する前は、自転車があれば何とかなると思っていたのですが、妊娠中はそうもいきません。

産婦人科で確認したところ、乗ってはならないわけではないといけないと言われたのですが、やはり心配はつきもの。車が運転できないと本当に不便です。

地方暮らしの可能性がある人の中で、まだ車の運転免許を持っていない人にはなるべく早く運転免許を取得しておくことをおすすめしたいです。

転勤を楽しむ3つの秘訣

転勤をすると、どうしても前に住んでいたエリアと、現状を比べて落ち込むこともあります。

色んなエリアがあるので、ネガティブなポイントを見出すときりがなくなってしまいます。また、知り合いがいないことで悩んでいるママも多いようです。

インターネットのお悩み投稿サイトを覗いてみると、転勤先で小さな赤ちゃんを孤独に育てている声が多数寄せられています。

私も上の子が生まれた時にも転勤があり、全く知らない土地で育児が始まったため、誰にも会わずに毎日赤ちゃんとだけ過ごす時間がすごく長く感じました。

当時会社員だったため、夫の転勤先に合わせて転勤させてもらい、娘が5か月になったタイミングで職場復帰しました。早く復帰した理由の一つに家に赤ちゃんと二人っきりで居ることに耐えられないという思いもありました。

仕事をしていてもしていなくても周りに頼れる親族や友人がおらず孤独であることが転勤ママにとってとても辛い事なんです。

では、こんな状況をどう乗り切ったら良いのでしょうか?

  1. 行政サービスを利用しつくす
  2. どこでもできる仕事や趣味を持つ
  3. 近くの観光地・名産品やおいしいお店を制覇する

この3点で転勤を前向きに捉えられると私は思っています。

① 行政サービスを利用しつくす

図書館や児童館などで開催されている催し物に積極的に参加することで、地元の人と交流する機会を持つことができます。

もちろん、はじめての場所で知らない人と交流するのはパワーが必要ですが、もし仲良くなれる人がいたらラッキー!何かよい情報が得られた運がいい!くらいの感覚でいることで楽に参加できます。

明日行く場所が決まっているだけで、気持ちがすっと楽になれます。

転勤ママの利点としては、もし、ママ友づきあいなど人間関係が上手く構築できなくても、短い期間で次に行けるところがあります。

ですので、コミュニケーションがうまく行かないと思い悩む必要はありません。

ただし「どうせ長くいない」という感覚が、相手にも見えてしまうと嫌厭されてしまうこともあるので、表には出さないように気を付けましょう。

今住んでいるエリアに対してのマイナスな言動を控えることも、上手くやっていくためのポイントです。

そのうえで、最初から浅い付き合いで良いのだと割り切って、様々なところに顔を出して、合うコミュニティーが見つかれば次も参加すれば良いのです。

ママの性格にもよりますが、ずっと同じ人たちと付き合っていくよりは楽だと考えることもできるでしょう。

行政サービスの情報収集方法として、まずは自治体の広報誌をしっかり読むことです。保育園や幼稚園に子供が通っている場合は、地域のお知らせを貰ってきてくれますし、役所や図書館などの施設にはイベント情報が書かれたチラシがたくさん置かれています。

定期的にチェックをしておくと、参加できるものは意外とたくさんあります。

② どこでもできる仕事や趣味を持つ

夫の転勤先で勤め始めることができたとしても、多くの場合、次の転勤によって辞めなくてはならなくなってしまいます。

同じ職場に長く雇われてキャリアを構築していくことはできないので、絶望的な気分になったこともありましたが、それはもう受け入れるしかありません。

そして会社員としてでも自営業としてでも、スキルだけで渡り歩けるような人になっておくのが理想です。

決して簡単なことではないですが、仕事だけでなく趣味でもよいので、どこにいても続けられる何かを持っておくと、転勤後の生活への不満を軽減できるのではないかと思います。

仕事や趣味は孤独感を減らしてくれます。

③ 近くの観光地・名産品やおいしいお店を制覇する

実は、これが転勤族の最大の醍醐味です。

せっかく色々なところで暮らせるので、近くの遊び場や食べ物は制覇しないともったいないと考えることでポジティブなパワーが湧いてきます。

引っ越しをすることで、近場の観光地だけでなくちょっと足を延ばせば行けるエリアも変わるので、色々行きたい場所をピックアップしていくだけで楽しみを見つけることができます。

近くで見たことのないようなお祭りが行われていたり、子供の頃、教科書で眺めていた場所が意外に近所だったりするので、発見すると嬉しくなります。

食べ物は、スーパーに行くだけでも、見たことのないものや、知らないメーカーのものがたくさん並んでいるので楽しめます。

「いつも買っていたものがない!」と思うと気持ちが落ちていってしまうので、初めて見るものを試してみようという前向きな姿勢でいることが大切です。

飲食店は、地方は基本的に都市部より安く新鮮なものを食べられるところが多いです。

また観光客向けではなく、地元の人が通うお店を探すのがポイントです。情報収集には、地元で愛されているローカルのテレビ・ラジオ番組や、ポストに投函されるフリーペーパーが役立ちます。

生活をする中で地元の人の感覚を取り入れつつ、観光客気分も忘れずにいると、良いとこ取りで暮らしていけます。

まとめ

いかがでしたか?転勤族のママには大変なところもたくさんありますが、くよくよしていても何も始まらないので、現状を前向きにとらえて生活していくことが大切です。

「転勤があるから・・・ができない」ではなく「転勤があるから・・・できる」と思考をシフトすることでたくましく生き抜くことができます。

とは言え、子供がいることで注意しなければならないこともたくさんあるので、転勤ママのコツを習得していくことも大切です。全国転勤ママ、一緒に頑張っていきましょう!

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