りっくんママ
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ママテク(@mamateku)ライターのりっくんママです。
はじめての子育ては分からないことだらけで、悩んだり、戸惑うことがとにかくたくさんあるんですよね。
産後の入院生活ではおむつの替え方、沐浴の仕方、授乳のやり方など、基本的な赤ちゃんのお世話は一通り教えてもらうことが出来ますが、それ以降はママが自分で調べたり、人に聞いたりしながらやっていく形になります。
私も退院後は分からないことがいっぱいあり、そのたびに調べたり聞いたり、いろんな壁にぶち当たりながら育児を進めてきました。
その悩んだことの1つに「赤ちゃんの歯磨きのやり方」がありました。
生後7ヶ月頃、突然ちょこんと生えてきた可愛い前歯。
「あー!歯が生えてる!」と嬉しくなったと同時に、
というのも私自身、歯磨きがとても嫌いな子どもだったので、仕上げ磨きから毎日逃げ回った結果、小学校に入って虫歯がたくさん出来てしまい、歯医者通いを長く続けていたからです。
銀歯がたくさんあり、大人になった今ではちゃんと歯磨きしなかったことを後悔しています。
息子は出来れば歯磨き嫌いにはなってほしくないという思いがありましたが、それは私の教え方にかかっていると思うと、少しプレッシャーにも…。
とりあえず「赤ちゃん 歯磨き」などで検索をし、調べてわかったことを実践することに。
途中で歯磨きを嫌がられてしまうようになり、「歯磨きの進め方失敗したかも…」と思った時もありましたが、1歳3ヶ月になった今では自ら「歯磨きしようよ~」というように洗面所へやってきたり、仕上げ磨きの時もお膝に自分からゴロンと来てくれるようになりました。
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そこで今回は歯がちょこんと生えてきた初期段階の歯磨き法~今現在の歯磨きスタイルができあがるまでの「我が家の赤ちゃんの歯磨きのやり方」を時系列に沿ってご紹介したいと思います。
これから赤ちゃんの歯磨きを始める方、すでに歯磨きはやっているけど上手くいかない方のなにか参考になれば幸いです。
パッと読むための目次
最初に買った歯ブラシ、その他用意したもの
まず赤ちゃんの歯磨きをスタートするにあたり、当然ですが歯ブラシが必要になります。
ただ最初からゴシゴシと磨く必要は全くなく、まずは「歯ブラシという行為に慣れる」ところからのスタートになります。
離乳食も始まり虫歯が気になるかもしれませんが、まだこのくらいの月齢の赤ちゃんは唾液の分泌が多いため、虫歯になることはほとんどないのだそう。
ガーゼで軽く拭いてあげる程度で十分なのです。
よって、ガーゼ磨きオンリーでも構わないのですが、歯ブラシもなるべく早めに与えて、歯ブラシに慣れることも同時に始めていけるといいですよね。
また歯ブラシは赤ちゃん用のものを買うようにしましょう。
赤ちゃん用のものは、喉つき防止プレートがついているなど安全性が高く、やわらかい素材で作られているため、この時期の赤ちゃんの歯磨きに適しています。
ここでは私がまず最初に揃えた歯ブラシ、その他のものを参考までに紹介したいと思います。
リッチェルの乳歯ブラシセット
まず歯磨きを始めるにあたって、私が用意したのがこちらのリッチェルの乳歯ブラシセットでした。
この乳歯ブラシセットには3種類の歯ブラシが入っていて、
- 第1ステップは輪っかになった亀さんの歯ブラシ
- 第2ステップとしてブラシ部分がシリコン素材になったもの
- 第3ステップとしては普通の歯ブラシ
とだんだんと成長に合わせてステップアップしていけるように作られています。
ステップアップごとに1つ1つ買い足さなくて良かったのが、購入の決め手でした!
このように、セットになっているものを買っておけば間違いないと思います。
乳歯ブラシセットはリッチェル以外にも色々売られていますので、セット内容や価格、デザインなどをみて気に入ったものを選ぶといいと思います。
ガーゼ
赤ちゃんの歯磨きは最初はガーゼ磨きからスタートするということで、ガーゼを新調しました。
すでにガーゼは出産準備のときに買ってたくさん持っていたのですが、お口の中に入れるものということで、使用済みではなく念の為、新しく購入することにしました。
歯磨きスタート!(生後7ヶ月頃~)
購入した乳歯ブラシセットが届いて、その日から歯磨きを早速スタートすることにしました。
初期段階にやっていた歯磨き方法がこちらです。
場所 | お風呂の中で |
---|---|
使った道具 | リッチェルの乳歯ブラシセットの輪っか状の歯ブラシ |
仕上げ磨き | ガーゼで拭き取る |
まずは歯磨きは楽しいものだと認識してもらおうと思い、お風呂のおもちゃ感覚で亀さんの輪っかブラシを与えました。
お風呂に浮かべてみたり、輪っかを覗き込んでみたり…すっかり気に入った様子でお風呂に入るとずーっと大事そうに握って、カミカミしていました。
自由にカミカミさせた後、身体を洗うついでにガーゼ磨きをしていました。
ガーゼ磨きといっても、本当に最初の頃はガーゼを自分の指に巻き付けて、「お口あーんしてね」と声をかけながら歯をちょんちょんとつつく程度。
まずは口の中を触られるのに慣れること、お口を開けられるようになることを目標にしました。
お風呂遊びの延長のような感じでやっていたので、あまり嫌がられることもなく、割とすんなり口を開けてくれていました。
ガーゼでちょんちょんも慣れてきたら、少しずつしっかり磨くようにしていきました。
磨くといっても、歯は数本しか生えてないので、指でつまむようにして拭き取るといった感じでやっていました。
特に嫌がられたりすることもなく、歯磨きデビューとしてはまずまず好調な滑り出しだったかなと思います。
歯磨きミュージックを導入!(生後10ヶ月頃)
我が家はこどもちゃれんじプチに加入しているのですが、ある日しまじろうの仕上げ磨き用の鏡のおもちゃが届きました。
☆ボタンを押すと、「せ~の、ゴローン!歯みがきしましょ~しゃっかしゃか~♪」としまじろうが歯磨きソングを歌ってくれます。しまじろうの顔の裏側が鏡のようになっています。
このおもちゃをとても気に入り、面白がってボタンを押しては、音楽を楽しんでいました。
一緒に届いたしまじろうの教材DVDにも、「歯磨きの時はあーの口、いーの口」という風に教えてくれるシーンがあって、そのDVDを見ながら「あーーー」と大きな口をあけて楽しんでいました。
その歯磨きソングはもちろん、実際の歯磨きの時にも歌うようにしていて、息子も知っている曲だからか、とてもニコニコしながら歯磨き(亀さんブラシをカミカミ)をしてくれていました。
亀さんブラシ卒業→シリコンブラシへ(生後10ヶ月頃)
ちょうど同じ頃、亀さんブラシを卒業し、2ステップのシリコンブラシへチェンジしました。
このシリコンブラシもとても気に入り、お風呂の中で嬉しそうにカミカミしていました。
ガーゼ磨きはまだしばらく継続しようと思っていたのですが、ガーゼで磨いている時に思いっきり指を噛まれてしまい痛い思いをしたので、それをきっかけに仕上げ磨き用の歯ブラシを別途購入することに…。
シリコンブラシ→普通の歯ブラシに(生後11ヶ月頃)
シリコンブラシも問題なさそうだったので、ステップ3の普通の歯ブラシに変えてみました。
しかし、この頃になると歯ブラシ自体にちょっと飽きてきたのか、お風呂場で渡しても、一応持ちはするのですがあまり咥えようとしません。
すぐにポイっとして他のおもちゃで遊び始めてしまいます。
「歯磨きしようね~」と声をかけても、ちょっとカジッと噛んですぐにポイッ。
遂には仕上げ磨きも嫌がるようになってしまい、いつも泣きわめいている我が子を心を鬼にして羽交い締めにしながら磨いていました。
お気に入りだったしまじろうの仕上げ磨き鏡にも見向きもしなくなり、私がしまじろうの歯磨きソングを歌うと「仕上げ磨きされる、やばい!」とハイハイダッシュで逃げてしまう始末…(笑)
すっかり、歯磨きブランクに陥ってしまっていました。。。
この頃は毎日の歯磨きタイムがちょっと憂鬱で、私もイヤイヤやるようになってしまっていました。
お風呂場で歯磨きは卒業!ママと一緒に洗面所で歯磨き!(生後1歳2ヶ月頃)
そんな日々が続き、なぜちゃんと歯磨きをしてくれないのか、仕上げ磨きを嫌がるようになってしまったのかを考えてみました。
すると、「あ、、、私が一緒に歯磨きしてないからかも」と気がついたんです。
今までは子供の歯を磨くことばかりに必死になっていたのですが、自分の歯磨きはというと、いつも息子が見ていないところでぱぱっと済ませていたんです。
よーく考えてみたら私が歯磨きのお手本をちゃんと見せていなかったんですよね。
お手本がないのにいきなり歯を磨けと歯ブラシを渡されても、そりゃ磨かないよなぁと。
そのことに気がついた翌日から、お風呂場での歯磨きを卒業し、お風呂から上がってパジャマに着替えたら洗面所へ行き、一緒に歯磨きしてみることにしました。
自分ひとりの時は立ったまま鏡を見ながらやりますが、子どもは歯ブラシをくわえたまま転倒すると喉を突いて危ないので、子供と一緒に歯磨きをする時は、二人で床に座り込んで、向かい合ってやっています。
「は~みがきしましょ~しゃっかしゃか~♪」と私が歌いながら、楽しそうな雰囲気で歯磨きをしていると、息子も嬉しそうに左右に揺れながらニコニコと私の真似をしながら歯を磨きます。
今までは歯ブラシを渡してもすぐにポイッとしていましたが、一緒にやる時は一生懸命私の真似をしてみたり、私の歯ブラシを持ってシャカシャカ~と動かしてくれたり、とても楽しそうにしています。
やっぱりお手本がなくて、歯磨きってどんなふうにすればいいのかがよく分からなかったみたいです。
仕上げ磨き嫌いは「歯磨きジェル」で克服!
毎日逃げ回る息子を捕まえて、必死に押さえつけてやっていた仕上げ磨き。
今はどうかというと、なんと息子から私のお膝にゴローンとしてくれるようになりました!
一体どんな手を使ったかというと、「歯磨きジェルって美味しいよ~作戦」です(笑)
ママと一緒に歯磨き作戦で、セルフ磨きはある程度やってくれるようになったのですが、仕上げ磨きは相変わらず嫌がる日が続いていました。
そこで、そのうち使うだろうと買っておいたイチゴ味の歯磨きジェルをふと思い立って取り出してみたのです。
すると、美味しいものに目がない息子は目をキラキラさせて、「それ僕にもやって~」とすり寄ってきました(笑)
歯磨きジェルを仕上げ磨き用の歯ブラシにほんの少しつけて、「ゴローンしてね」というと、磨いて欲しさに自らゴローンとお膝に寝っ転がってくれるように。
美味しい歯磨きジェルのおかげで、仕上げ磨きもだいぶ素直にやらせてくれるようになり、最近は本当に歯磨きタイムが楽になってきました。
赤ちゃんの歯磨きのやり方の重要なポイントまとめ
我が家ではこのような流れで歯磨きを進めてきて、今に至るわけなのですが、ここまでの経験を踏まえて、赤ちゃんの歯磨きでこれは大事だな~と思ったことをまとめてみたいと思います。
1,楽しい雰囲気作りは超重要!
赤ちゃんの頃は唾液が多く、虫歯になりにくいので磨くことに一生懸命にならなくて大丈夫。
とにかく赤ちゃんの唾液パワーを信じて(笑)
磨くよりも楽しい雰囲気作りを優先させましょう!
歯磨きソングを歌ったり、歯磨きしている時は
わぁ、ピッカピカになったね!嬉しいね!
歯磨きって気持ちがいいね~
以下のような歯磨きの絵本を読み聞かせるのも効果的だと思います。
2,褒めて伸ばす!
セルフ磨きはもちろんまだ上手に磨けませんが、それでも「うわ!歯磨き上手に出来てるね~すごいね~!」などと、褒めるのもポイント。
うちの子は褒めると、照れくさそうにドヤ顔します(笑)
褒められるのはやっぱり嬉しいみたいで、その後もノリノリでやってくれます。
少しでも出来ていたら褒めてあげましょう。
3,仕上げ磨きは笑顔が大事
仕上げ磨きも笑顔でやることが大切です。
歯医者さんに行ったことがある人は思い出してみてほしいのですが、歯医者さんに真顔で口の中を覗き込まれて…あの瞬間ってよく考えたら結構怖いですよね。
仕上げ磨きも真顔で覗き込んでいると、きっと子どもには「大好きなママ」ではなく「恐ろしいもの」として映っているはず(苦笑)
しっかり磨かなくては…とつい真剣な表情になってしまいがちですが、笑顔をなるべく忘れないように心がけるといいですね。
4,ママも一緒に歯磨きしよう
ここが一番私がこの記事で伝えたい最重要ポイントです!
おすわりが出来るようになったら、ぜひ子供と向かい合ってママも一緒に歯磨きしてみてください。
この時もママはテンション高めで楽しそうにニコニコしながら歯磨きすることが大事。
ちょっと演技が必要になりますが、「歯磨きって楽しいんだよ」ってことを身をもって教えてあげるようにしましょう。
歯磨きだけでなく、これからトイトレや、もっと大きくなったら勉強など、色々な壁にぶつかるのだと思いますが、「ちゃんとやってね」と口で言うだけではなく、何事もまずママがお手本を見せて、楽しそうにやる姿を見せることが大事なのかもしれませんね。
5,歯磨きイヤイヤは成長が解決してくれることも!?
1歳のお誕生日前後は歯磨きを嫌がる日が続き、とても億劫になっていました。
でも今は洗面所へきて、「座ろうね~」と声を掛けると素直に座ってくれたり、「ゴローンしてね」というと、お膝にゴローンしてくれるようになりました。
それは、「ママと一緒に歯磨き作戦」や、「歯磨きジェル美味しいよ作戦」の効果もあるとは思いますが、1歳を過ぎて少しずつ私とのコミュニケーションが取れるようになったことも大きいと思います。
我が子の場合は歯磨きの他に、爪切りもとっても嫌いで起きている時に切らせてくれることはありませんでした。
しかし、1歳を過ぎたあたりから、いつの間にか爪切りも素直に応じてくれるようになっていたんです。
このように、成長が進むことで今まで嫌だったことも受け入れられるようになったり、なぜしなければいけないのかが少し分かるようになるのかもしれません。
要は「成長すれば解決する」こともたくさんあるのだと思います。
それまではちょっと大変ですが、歯磨きって楽しい、歯がすっきりすると気持ちいい♪とママ自身が楽しむ姿を見せ続けてあげることで、いつか「私も僕もやってみたい!」と心変わりしてくれる日が突然くるかもしれません。
めげずに楽しい環境作りを引き続き、頑張っていきましょう!
まとめ
このようにようやく歯磨きのスタイルが確立出来たわけですが、これから2歳、3歳のイヤイヤ期を迎え、また歯磨きイヤイヤが再発したりするかもしれません。
もしそうなったとしても、歯磨きを楽しむ姿は見せ続けたり、楽しい雰囲気作りは忘れないようにしたいな~と思っています。
赤ちゃんの歯磨きの仕方の一例として参考にしてもらえたら嬉しいです。