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ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。
子供を離乳食を食べさせているとき、ママが持っているスプーンに手を伸ばすことってありますよね。
まだ自分でスプーンを使ってご飯を食べられるわけではありませんが「それ、何??」という好奇心を持ち始めたいい傾向と言えます。
そんな姿がよく見られるようになったら「スプーンの練習をそろそろ始める合図」かもしれませんよ。
本格的な練習はまだ無理だったとしても、少しずつ練習に向けて動き出してもいいでしょう。
ですが、よそのお宅はどれくらいのタイミングでスプーンの練習をさせているのか気になりますよね…
早すぎても練習にならなそうだし、かといって遅すぎるのもちょっとイヤですよね。
また「どんな方法でスプーンの練習を進めていったらいいのかわからない」という人もいることでしょう。
自分自身の記憶を遡っても、物心がついたときにはスプーンが使えるようになっている人がほとんどだと思うので、どう教えたらいいのか悩んじゃいますよね(^^;
そこで今回は、子供のスプーンの練習にお悩みの人のために「スプーンの練習はいつぐらいから始めるのか」ということや「どんな風にスプーンの練習をするのか」ということを、我が家の経験を交えながらお伝えしていきたいと思います!
パッと読むための目次
スプーンの練習はいつくらいに始める?我が子の場合をご紹介!
我が家の娘たちは、スプーンの本格的な練習はちょうど1歳くらいから始めたのを覚えています。
離乳食も完了期に差し掛かり、子供も1人で子供用イスにしっかりと座れていられるようになったので「そろそろかな」と思い、スプーン練習を始めることにしました。
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それまでもスプーンに興味を持っていたので(離乳食中期あたりだったので、7ヶ月から8ヶ月くらい)、私がスプーンで離乳食をあげている最中に「スプーン、貸して」と言わんばかりに手を伸ばしてきていました。
最初のうちは「まだアナタには使えないよ~」と流していましたが、とても興味を持っていたので「スプーン練習に向けて慣れさせておくのもいいかも」と思い、渡してスプーンを握らせるようにしました。
練習というほどのものではありませんが、スプーンへの好奇心を満たし、握らせてその感触を覚えさせるようにしていました。
ニギニギしながらスプーンの握り心地を確かめ、お椀やテーブルにカンカンとぶつけて固さを音を確かめ、口に入れて味や噛みごたえを確かめ、赤ちゃんはあらゆる角度からスプーンについて研究します。
心行くまでスプーンを触らせたおかげか、長女は本格的にスプーンの練習を始めるときに違和感を持つことなくスムーズに進めることができました(^^)
ただし、喉や目を突いたりしないように、ママがそばでよく見ていてあげるようにしましょうね。
ちなみに我が家の娘たちはスプーンに興味がありすぎて、毎食ごとにスプーンを奪われてしまいました…(^^;
スプーンを奪われてしまうと離乳食が進まないので、我が家は離乳食用のスプーンを3本スタンバイしていました。
まず奪った1本目を右手に持ち、次に現れた2本目を左手に持ち、両手が埋まったところで、3本目のスプーンを私が使ってようやく落ち着いて離乳食タイムです(笑)
娘はスプーンを両手に握るとご機嫌にご飯を食べてくれていました。
我が家で効果があったスプーンの練習方法をご紹介!
「スプーンの練習」と聞くととてもカンタンなことのように聞こえますが、実際教えるサイドになると、どのようなことを教えたらいいのかちょっと悩みますよね…
口でさっくり教えようにも、相手はまだ1歳そこそこの赤ちゃんのような子供…私もどうしたものかと色々考えたものです。
ここでは、そんなお悩みのママさんのために私がスプーンを練習するために実際に試して効果があったことをお伝えしていきたいと思います!
大人がお手本を見せる
子供にスプーンの使い方を教えるには、まずお手本が必要だなと思った私は、私や夫が食事をする姿をしっかりと子供に見せるようにしました。
それまでは子供の離乳食を先に済ませ、そのあとでゆっくりと大人が食事をするというパターンでした。
子供に離乳食を食べさせながら食事をとると、どうしても子供のほうに手がかかって早食いになってしまったり、ご飯が冷めてしまったりするので我が家では時間をずらしていたのです(^^;
でも、スプーンの練習のためを考えて、このときから一緒に食事をとることにしました。
まずは子供に好きにスプーンを使わせます。
離乳食がグチャグチャになってしまっても、とりあえず5分くらいはやりたいようにやらせていました。
食べれはしないものの、娘はスプーンが使えてゴキゲンです。
そのあいだに、私も自由に食事を進めます。
そして5分経ったくらいに、お箸からスプーンに切り換えて
さっきまではただ離乳食をスプーンで混ぜていただけだった子供が、スプーンを使う私の姿を見て「同じようにやりたい」と感じたようでスプーンを意識して使うようになったのがわかりました。
うまくすくえなくてグズグズすることもありますが、頑張っているのが伝わってきます。
これを毎食、毎日繰り返しました。
はじめのうちは、食事が終わるとともにせっかく頑張って覚えたスプーンの使い方もリセットされていしたが、根気よく繰り返していると徐々に落ち着いてスプーンを使ってくれるようになりました。
スプーンですくいやすいもので練習する
長女がスプーンの練習をしているとき、どうしてもうまくすくえなくて癇癪を起こしたことがありました。
スプーンを使ってご飯を食べたいという気持ちはあるのに、その気持ちに技術が追い付いていない姿はとてもかわいそうでした(TT)
何とかしてスプーンをうまく使えるようにしてあげたい、自信をつけさせてあげたいと考えていたときに、実母から「すくいやすいものから始めなさい」とアドバイスをもらいました。
実母の話によると、「兄が幼い頃スプーンの練習がうまくいかずに悩んでいたが、プリンで解決することができた」と言っていました。
兄のスプーンの練習中のある日、おやつにプリンを出したそうです。
「どうせコレもグチャグチャにするんだろうな…」と思っていたら、兄がこれまでにないくらいスムーズにスプーンを使っていて驚いたそうです(^^;
プリンがスプーンを使って食べやすいものということもありますが、プリンが大好物だった兄の「好きなものを食べたい!」という食欲がスプーンをうまく使うことに繋がったんだと母は思ったそうです。
そこから、兄のおやつは小さめのプリンやゼリー、ヨーグルトにするようにしてスプーンの練習をしていたら、あっという間にスプーンが上達したそうです。
ちなみに、兄のおやつのたびにプリンやゼリーを食べさせているとカロリーや虫歯が気になるから、試しに牛乳寒天を作っておやつに出したことがあったみたいなのですが…。
寒天はプリンやゼリーほどプルンっとしておらず、スプーンですくうとホロホロと崩れる&ツルツルと滑るなどで兄は大号泣…牛乳寒天は大失敗だったそうです。
その後は手作りで豆乳プリンやヘルシーなゼリーを作るようにしていたそうです。
遊びのなかでもスプーンを使う
子供は遊びのなかから色んなことを学び、吸収します。
子供は遊ぶのが大好きですし、遊びを通してスプーンや食事について教えていくととてもすんなりと受け入れてくれるものです。
我が家の次女は本格的なスプーン練習に入ったとき、スプーンを使うことがイヤがる時期がありました。
それまでは両手にスプーンを握り、スプーンを使ってお皿の上の離乳食をガシャガシャとしていたのに「遊びで気ままにスプーンを使うのではなく、ちゃんと自分で食べる練習をする」ということになったのがイヤだったようです…(汗)
本格的なスプーン練習に入ると、これまで大好きだったスプーンを握ることすらしなくなり、全身でスプーン練習をストライキするようになりました(TT)
このままではいけないと思い、色々試した中で効果があったのがこの「遊びのなかでスプーンを使う」ということでした。
例えば、おままごと遊びなどをしているときに「あっ、コレ(スプーン)、何に使うやつかな?」「どうやって使うものかな?」などと、積極的にスプーンについて触れていくようにしました。
ときには「いただきまーす」と言いながらスプーンを使って食べるふりをしたり、「はい、アーンして!」と子供に食べさせるふりをしてみたり…
とにかくまたスプーンを好きになってもらえるように、おままごとには高頻度でスプーンを使うようにしました。
最初のうちは「ダメ!」「あっちにやって!」と怒っていましたが、長女にサクラ役を頼み「スプーン使うの、楽しい!」「自分でたくさんご飯が食べられる!」と、次女に見せつけるように私と長女の2人で芝居がかったおままごとをしていました(笑)
すると次女がまんまと策に乗っかり「自分も」「次はわたし!」とやりたがってきました。
そして「○○ちゃん(次女)は、スプーン上手かな?」「今度は本当のご飯で使ってみる?」と聞くと「うん!」と元気よくお返事…おままごとはかなり効果がありました。
そして食事でのスプーン練習と平行して、おままごと用のお茶碗にビーズを入れてスプーンでビーズをすくう練習もしました。
最初はすくいやすいように小さいビーズをたくさん入れていましたが、慣れてきたら大きめのビーズに変えていきました。
小さくて細かいビーズだと適当にすくってもある程度の量をすくい上げることが出来るので「できた!」という達成感を味わうことができたようです。
そして最終的にはビーズではなく、ゴロッとした大きめのキラキラ石を使っていました。
大きめのキラキラ石はビーズとちがって、しっかり意識してすくわないとうまくスプーンに乗っかってくれません。
普段の食事でうまくすくえないものがあると癇癪を起こす次女でしたが、遊びだと1個1個を丁寧にスプーンですくえるように頑張っていました。
このビーズ&キラキラ石ご飯のおかげか、本物のご飯も上手にすくえるようになりましたよ♪
遊びで鍛えられたスプーンの技術が本当の食事でもしっかりとリンクするようになるのはかなり感動しますよ!
スプーンの練習、ストレスなく乗り越えるには?
ここまでは、我が家で効果があったスプーンの練習方法についてお伝えしてきました。
子供がスプーンを使い始めたころは全然すくえなくて思い通りにならないので子供が癇癪を起こしてキーキー言ってしまうこともあるでしょう。
幼い子供なりにも一生懸命頑張っているので優しく見守ってあげたいものです。
ですが、スプーンの使い方が拙くてたくさん食べこぼしをしたり、なかなかスプーンの練習が進まなかったりすると、ママだって人間なのでイライラしてしまうこともあります。
ここでは、そんなママのイライラを最小限におさえる方法についてお伝えしていきたいと思います!
床にレジャーシートや新聞紙を敷いておく
子供がスプーンの練習を始めたころは、スプーンですくって食べるご飯の量よりも、テーブルや床に落ちているご飯の量のほうが多いなんてこともありますよね(汗)
まだ練習中なので食べこぼしは仕方がないことです。
しかし、頭ではわかっていても毎食毎回床に食べこぼしをされると、それを片付けるママはイライラしてしまうことでしょう。
テーブルならまだ拭けば済みますが、床はしょっちゅう食べこぼしをしていると傷めてしまう可能性がありますし、マットやじゅうたんを敷いているお宅は毎回洗濯に悩まされることでしょう。
そんなママのストレスや悩みを解消するには「離乳食のときは、床にレジャーシートや新聞紙を敷く」などして防汚するといいでしょう。
汁物やドロドロした食事がメインのときはレジャーシートを敷いたうえに、さらに新聞紙を敷いて二重ブロックすればバッチリです♪
新聞紙は食べこぼしを包んでそのまま捨てることが出来ますし、レジャーシートはカンタンに水洗いして外に干すなり拭くなりすればオッケーです。
ママがちょっとだけ工夫すれば、ストレスを感じずに食べこぼしをほほえましく許してあげることができますよ☆
「まだまだ不慣れだから」と心にゆとりを持つ
スプーンの練習を始めるようになると「我が子も成長したな」と感じるものですが、まだまだ幼い子供であるということを忘れないようにしましょう。
母乳やミルクを飲んでママにずっと抱っこされていた赤ちゃんの頃に比べると、離乳食が進んだ幼児はかなりお兄ちゃんお姉ちゃんになったと思うものです。
ですが、スプーンの練習を始めるような1歳そこそこの子供に「失敗せずに」「上手に」というのは高望みというものです。
何事も個人差があるように、あっという間にスプーンの使い方をマスターする器用な子もいますが、ほとんどの子は失敗を繰り返し、時間をかけて少しずつ上達していくのです。
スプーンがなかなか上達しないと「毎日使っているのに、なんでうちの子は…」「スプーンくらい、ササッとマスターしてよ!」とイライラすることもあるでしょうが、産まれてまだ1年くらいの子供が一生懸命頑張っていると思うと「不慣れだから仕方ないな」って考え方にシフトすることができます。
この1年で離乳食を食べられるようになり、立てる(歩ける)ようになり、自分の感情を出せるようになり、かなりたくさんのことが出来るようになっただけでもかなりスゴいことですよ!
ここで少しくらい時間をかけたっていいじゃないですか(^^)
慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、スプーンの使い方のコツを掴むとあっという間にマスターしてくれますよ。
そうなると自分勝手なことに「ママがお手伝いしなくても1人でご飯を食べられるようになったのね…」と少し寂しくなりますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
我が家では子供のスプーンの練習は1歳ちょうどから始めました。
「もう1歳だし」というちょうどいい目安もありましたが「スプーンへの興味があった」「子供用イスに落ち着いて座っていられるようになった」という理由が強かったです。
そして我が家がやっていたスプーンの練習方法は
- 大人がお手本を見せる
- スプーンですくいやすいもので練習する
- 遊びのなかでもスプーンを使う
などです。
特に3つ目の遊びのなかで練習するのは、子供も楽しんでくれるのでかなり効果的ですよ(^^)
ビーズやキラキラ石に飽きたら、おままごと用の野菜や食材を使ってみるのもアリです!
また、スプーンの練習に付き物のママのイライラの原因になる食べこぼしは「床にレジャーシートや新聞紙を敷いておく」などしてフォローし、練習がはかどらなくてたまらなくイライラしてしまったときは「まだまだ不慣れだから」と心にゆとりを持つ」などして優しく見守ってあげましょうね。
もし、どうしてもスプーンの練習に付き合うのがツラくなったら、一旦お休みするのもいいでしょう。
少しくらいお休みしたって困りませんよ(^^)
少し落ち着いてから練習を再開すると新鮮な気持ちで挑むことができます。
スプーンの使い方のコツを掴んだらあっという間にマスターするので気楽に、気長にスプーンの練習に付き合ってあげてくださいね♪