混合育児のコツ・スケジュールを大公開!混合育児成功のポイントをシェアします

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ChiKa

2歳と6歳の姉妹の母親をやっています。毎日姉妹に翻弄されていますが、ナイスなおかんを目指して日々頑張っております。趣味は人間観察ですが、その姿をよく知り合いに観察されています…ちょっとマヌケですが、宜しくお願いします。

ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。

赤ちゃんが産まれる前は「母乳で育てる!」と思っている人も多いことでしょう。

しかし実際に赤ちゃんが産まれてみると、体質の関係や家庭の事情で母乳1本で育てるが難しい人もいるものです。

そんなママと赤ちゃんに欠かせないものが「ミルク」です。

私も娘たちも、ミルクには大変お世話になりました(^^)

決して母乳が出ないわけではなかったのですが、長女のときは母乳がなかなか軌道に乗らず、母乳だけでは足りていなかったので、「母乳3:ミルク7」の混合育児でした。

1ヶ月検診で

  • 赤ちゃんの体重が増えてない
  • 母乳が足りていない
と指摘されて混合育児になりましたが、ミルクを足すようになってから我が家ではハッピーなことばかりでした(^^)

ただ、完全な母乳育児とは違い、混合育児は「ミルクのスケジュール」というものを意識しなければいけません。

母乳のように「欲しがったらいつでも好きなだけあげていいもの」ではないので、

  • 何時に、どれだけミルクを飲ませるか
  • 成長に応じてミルクの量を考える

などのスケジュール管理や調整が必要でした。

ミルクはとても役に立ちますが、こういったスケジュールに関することはちょっと面倒ですよね…

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今回は、私の経験を元に混合育児のコツやスケジュール、混合育児成功のポイントなどをお伝えしていきたいと思います!

ChiKa
混合育児で悩まれてるママさんの参考にしていただけたら嬉しいです(^^)

混合育児のスケジュール!我が家の場合をご紹介!

ここでは我が家の長女が赤ちゃんだった頃の混合育児のスケジュールをご紹介していきます。

他の人は、混合育児はどうやってやってるの?
混合育児だけど、自分のやり方でいいのかわからない
という人に、ぜひ読んで頂けたらと思います!

離乳食が始まるまで

冒頭でもお話したように、長女は1ヶ月検診でミルクを足すようにと言われてから、本格的な混合育児になりました。

最初は私もかなり手探りでしたが、まずは体重を増やすことを最優先し、「母乳は全く飲めていない」ということを前提にして、完全ミルク育児と同じ量のミルクを調乳して飲ませることにしました。

もし、母乳も飲めていてミルクの途中でお腹がいっぱいになるのなら、それでもOKとすることに。

ちなみに、離乳食が始まるまでは次のような感じで母乳後にミルクをあげていました。

生後2ヶ月ミルク100ml前後を1日6回
生後3ヶ月ミルク140ml前後を1日6回
生後4ヶ月ミルク180ml前後を1日6回

混合育児スタート当初は、母乳を飲んだあとにも関わらず、完全ミルク育児と同様の量で用意したミルクを全て飲んでいました。

よほど母乳が出ていなかったのでしょう…(汗)

ですが、そのおかけで体重もあっという間に増えて、医者からも「この調子で!」と言われるほどになりました。

母乳が足りなくて不機嫌になることも減り、以前よりは寝てくれるようにもなり、ホッとしました(^^)

そして3ヶ月~4ヶ月目あたりには母乳も軌道にのり、ミルクを残すことが増えてきました。

ですが、夕方になると母乳の出が悪くなることもあったので、ミルクの量は減らさずに用意しておくようにしていました。

離乳食開始から完全ミルク育児に移行する生後7ヶ月まで

生後5ヶ月になった頃、離乳食をスタートしました。

最初は口につける程度で、お腹の足しにはなっておらず、これまでと授乳回数やミルクの量には変化はありませんでした。

ですが、生後6ヶ月になるころには、積極的に離乳食を口に入れるように。

それまでは生後4ヶ月のころからミルクの量は変わっていませんでしたが、離乳食を食べ出したことや、母乳がますます出るようになったことから、用意するミルクの量と回数を減らすことにしました。

そして生後7ヶ月になり、離乳食が2回になるとさらに食欲は増し、体重が少なくて悩んでた頃がウソのようでした(^^;

食後の母乳とミルクもよく飲み、すくすくと成長しました。

ちなみに、離乳食が始まってからは次のような感じでミルクをあげていました。

生後5ヶ月ミルク180ml前後を1日6回(内、1回は離乳食後)
生後6ヶ月ミルク140ml前後を1日5回(内、1回は離乳食後)
生後7ヶ月ミルク140ml前後を1日5回(内、2回は離乳食後)

生後7ヶ月にもなると、母乳だけでも足りてそうな様子もありましたが、この時点で私の体調の関係で完全ミルク育児に切り替えることが決まっていたので、ミルクは続けました(完全ミルク育児にスムーズに移行するために)

そして生後7ヶ月終盤に差し掛かる頃、完全ミルク育児に移行しましたが、何の問題もなく移行が完了。

これも混合育児で哺乳瓶やミルクに慣れていたおかげだなと強く感じました。

【番外編】次女の場合

ここまでは、長女の混合育児についてお伝えしてきました。

おそらく、私と同じようなきっかけや悩み(赤ちゃんの体重が増えない、母乳の出が悪いなど)があって、混合育児になったママさんはたくさんいることかと思います。

一方で次女の場合ですが、こちらは生後まもなくから母乳がしっかりと出ており、完全母乳育児でもやっていけそうでした。

しかし、長女の時に混合育児の良さを知っていたので、敢えて混合育児の道を選びました。

そんな次女のときの混合育児のスケジュールは、次のような感じでした。

生後1ヶ月寝る前に60ml前後
生後2ヶ月寝る前に80ml前後
生後3ヶ月寝る前に100ml前後
生後4ヶ月寝る前に120ml前後
生後5ヶ月離乳食後に120ml前後、寝る前に140ml前後
生後6ヶ月離乳食後に120ml前後、寝る前に160ml前後
生後7、8ヶ月離乳食後に80ml前後、寝る前に160ml前後
生後9ヶ月以降離乳食後に60ml前後、寝る前に180ml前後

日中は、基本的には母乳だけでやっていけてたので、離乳食が始まるまでは寝る前にミルクを足すスタイルを取っていました。

ミルクを足すことで夜中もまとめて寝てくれましたし、夫も哺乳瓶でミルクをあげて、次女と触れ合う時間を持つことができました。

そして離乳食が始まったら、離乳食後と寝る前の2回にしました。

7ヶ月になって離乳食が2回になっても、そのスタイルで行きました。

ただ、2回食になってからミルクの飲みが少なくなったので、用意する量も減らしました。

9ヶ月になり、離乳食が3回になるころには食事もしっかり摂れるようになってきましたが、食後のミルクは飲みたかったようなので、少しだけ調乳していました。

以降は同じような感じでミルクをあげて、1歳になると同時に卒乳。

母乳寄りの混合育児でしたが、おっぱいへの執着もなく、あっさりと卒乳することができました。

混合育児でよかったことは?

ここまでは、我が家の混合育児スケジュールについてお伝えしてきました。

長女の時は、授乳のたびにおっぱい→ミルクとあげてきましたが、次女の時は、寝る前と離乳食後だけミルクという変則の混合育児をしていました。

どちらの混合育児もとても快適で、いい選択をしたなと思っています。

娘2人を混合育児で育てた私が「混合育児でよかった!」と感じたのは、次の3つでした。

  • 「母乳出さなきゃ」というプレッシャーから解放された
  • ミルクも飲めるので、ちょっとした外出のときに人に預けられた
  • 夫も授乳タイムを持つことができる

ここまででもお伝えしましたが、長女は当初体重の増えが悪く、1ヶ月検診で指摘されました。

1ヶ月検診前までも頻回授乳な上に、母乳が足らずよく泣く子だったので

ChiKa
母乳、出さなきゃ。
なんで私はちゃんと母乳が出ないのか…
とよく悩んでいたものです。

母には「もっとしっかり授乳しなさい」と言われ、ご近所のお年寄りには「ミルクなんか飲ませたらダメよ」と言われ…精神的にボロボロに。

ですが、医者から「ミルクを足すように」と指示をされたことで色々と吹っ切れ、母乳のプレッシャーから解放されることができました。

その後は母乳が軌道に乗ったこともあり、混合育児でなくてもやっていけそうにもなりましたが、その間に混合育児の良さを知ったので、そのまま混合育児を続けていきました。

その「混合育児の良さ」というのが、ミルクも飲めるので、私が外出するときに夫や母に娘を預けられるということ!

基本的には母乳の直後にミルクを足すというスタイルでやっていましたが、私の通院やちょっとした買い物のときに、ミルクの用意をしておけば1人で外に出られるのはとても助かりました。

また、夫も授乳に参加できるというのも嬉しいポイントでした。

授乳というとママしか関われないようなイメージがありますが、混合育児の場合はママもおっぱいがあげられるし、パパも哺乳瓶でミルクを飲ませてあげられるし、みんなで赤ちゃんを育てているという一体感が生まれます♪

混合育児を快適に行うためのポイントをご紹介!

ここまでお伝えしてきた通り、長女の場合は「育てるための混合育児」、次女の場合は「あえての混合育児」で育てました。

そしてその際に学んだ混合育児のポイントは、

  • 哺乳瓶は最低2本用意しておく
  • ミルクを飲んだ時間はメモしておく
  • ミルクは惜しまない
ということ。

ここでは、この3つのポイントについて詳しくご説明していきますね。

哺乳瓶は最低2本用意しておく

哺乳瓶は「1本あれば十分」という人もいるでしょうが、確かに1本あれば回すことは出来ます。

しかし、私は2本はあった方が絶対いいと思っています。

授乳間隔がまだそんなに開かない赤ちゃんの場合、次の授乳タイムはあっという間に訪れてしまうものです。

授乳後にちょっとまったりしたり、赤ちゃんと一緒に寝てしまったりすると、哺乳瓶の洗浄や消毒が終わらないまま次の授乳タイムを迎えてしまうことも…

そうなると、ママはてんやわんやですよね(汗)

お腹が空いてギャン泣きする赤ちゃんがいるのに、まずは哺乳瓶の洗浄から…なんてしていたら授乳タイムまでかなりの時間がかかってしまいます。

そんなことにならないためにも、哺乳瓶は2本あった方が安心できますし、心にゆとりを持つことができます。

哺乳瓶の洗浄などが間に合わなくても、もう1本哺乳瓶があったら、スムーズに授乳することができますよね。

またスムーズに調乳するためのポイントとしては、次回分のミルクは計量して哺乳瓶の中にスタンバイしておくことをおすすめします(しっかり乾いてから入れてくださいね)

そうすることで、母乳を上げた直後に赤ちゃんを待たすことなく、スムーズにミルクをあげることができますよ。

ミルクを飲んだ時間は壁掛けカレンダーにメモ

混合育児やミルク育児のママさんは、ほとんどの人が「あげたミルクの量や時間」を記録していることでしょう。

母乳育児のママさんでも、オムツを替えた時間や授乳を記録している人も多いと思います。

ただ人によっては育児日誌への記録がおろそかになってしまいますよね…。私がそうでした(笑)

そんな私は、予定が少しだけ書き込めるタイプの壁掛けカレンダーに、スゴく簡単にミルクをあげた時間や量をちゃちゃっとメモしていました。

壁掛けカレンダーなら、抱っこしてウロウロしてる時にでもパッと見て確認することができますので、とってもおすすめです!

また、壁掛けカレンダーに記録しておけば、パパでもミルクの時間を簡単に確認できます。

何となくカレンダーを見ていた夫が、「前のミルクから結構時間が開いてるね」なんて声をかけてくれることもありました。

壁掛けカレンダーは家族がみんな目にするので、育児日誌を開かずとも気軽にミルクの情報を共有することが出来るのでおすすめです。

ママがうっかりしていても「そろそろミルクじゃない?」も他の家族が気が付いてくれたり、「たくさん飲めるようになったね」「授乳間隔、開いてきたね」と、家族みんなで赤ちゃんの成長が楽しめるので、ぜひ試してみてください。

ミルクは惜しまない

混合育児やミルク育児のお宅は「粉ミルク代」がかかるのがネックですよね…。

我が家も毎月それなりの金額がかかっていたのを今でも覚えています。

ですが、たまに母乳のあとにミルクを足しても、途中で「もういらない」とプイッとされて、かなりの量のミルクが残ることもありました。

残ったミルクがもったいなくて、

ChiKa
余ったミルクを次の授乳のときに飲ませられないかな…?
と思うことも多々ありましたが…。

当然コレはいけないことです。

ミルクの飲み残しは、放置すると雑菌が繁殖してしまいます。

赤ちゃんが口をつけて、唾液が混ざった飲み残しのミルクは、もったいないですが惜しまずに廃棄しましょう。

赤ちゃんを育むためのミルクで、体を壊してしまうのは不本意ですよね。

「毎回結構な量を飲み残してもったいない…」と思っても、赤ちゃんのためにも「ミルクは惜しまない」を心がけるようにしましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか?

混合育児と聞くと「おっぱいもあげてミルクも用意しないといけないから大変そう…」と思う人もいるでしょうが、実はとっても快適な育児方法であることがお分かり頂けたかと思います(^^)

混合育児には

  • 母乳出さなきゃというプレッシャーから解放された
  • ミルクも飲めるので、ちょっとした外出のときに人に預けられた
  • 夫も授乳タイムを持つことができる
などのメリットがあります。

これまで母乳に悩まされていたママさんや、旦那さんにも赤ちゃんと触れ合ってほしいと考えていたお宅にはピッタリですよ(^^)

混合育児は、自分のペースを見つけるまでがちょっと大変ですが、すぐに慣れることができます。

快適でステキな授乳タイムのためにも、自分と赤ちゃんにあった混合育児スケジュールを探ってみてくださいね♪

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