離乳食作りはどの家庭にもある「あの調理器具」が超便利!お粥も野菜も簡単に作れます!

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misakichi

2015年生まれの息子、マイペースな夫と3人でのんびり暮らしています。「楽に楽しく」が我が家の子育てのモットーです。子育てを通して気がついたこと、学んだことをシェアし、私を含めたママ達が楽しく子育てできればいいなと思っています。

ママテク(@mamateku)ライターのmisakichiです!

離乳食作りには特別な調理器具が必要!と思いがちですが、案外身近にある物で簡単に離乳食を作ることができてしまうんです(^^)

そこで今回は離乳食作りに役立った身近な調理器具を紹介したいと思います。

離乳食作りで気をつけることをおさらい

まずは、離乳食作りで気をつけると良いことをおさらいしましょう。

食品は1種類ずつ試していく

初めて食品を口にする赤ちゃん。
アレルギー反応が起きていないか確かめるためにも、食品を1つ1つ丁寧に試していくことはとっても大切なこと。

我が家では、予想もしていなかった食品でアレルギー反応が出てしまい、ヒヤッとすることがありました!

夫も私も食品アレルギーがないため、子どもにはアレルギーはないだろうと気軽に考えていましたが、まさかのバナナでアレルギー反応がでてしまい、お腹に湿疹ができてしまいました…。

少しの湿疹で症状は治まったので良かったですが、全く予想もしていなかったバナナでアレルギー反応が出たので、どんな食品でも気をつけないといけないなと思った出来事でした。

まさかのバナナで食物アレルギー発覚!症状がおさまるまでの経過を実録レポート

2018年10月9日
我が家のように思わぬ食品でアレルギーが起こることも十分ありうるので、少し面倒な作業ではありますが、1さじずつ食品を与えていくことはとても大切なことです。

目安としては、1日1種類1さじずつ進めていくと良いそうですよ(^^)

離乳食の量を記録する

先ほど紹介したように、予想もしていなかった食品でアレルギーがでてしまうことがあるので、1日1種類1さじずつ進めていくのはとても大切なこと。

しかし、バタバタしているとどのくらい食べさせたのかわからなくなってしまうので、毎日食べた量を記録しておくといざという時に安心です!

私の場合、市で開催された離乳食の講座で教えてもらった方法に、少し自分で情報をプラスしてノートに記録していました。

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離乳食講座で教えてもらったやり方ですが、「おかゆ」「野菜」「豆腐類」の3つのカテゴリーに分けて記録します。

そして、1さじ食べさせたら「1」、2さじ食べさせたら「2」と記録していきます。

ちなみに、1さじを3日間続けたら→2さじ、2さじを3日間続けたら→3さじという感じに少しずつ増やしながら進めていくと良いそうです。

私は講座で教えてもらったこの記録方法に加えて、何を食べたのか食品名も記入していました。

そのため、湿疹が出た時に病院で記録を見せると、すぐにどの食品でアレルギー反応が出たのかがわかったので、毎日の記録が役に立ちました♪

どんな食品をどのくらい食べたのかの目安になることに加えて、思いもよらないアレルギーにすぐ気が付けるので、毎日の離乳食を記録することはとてもおすすめです(^^)

アレルギー反応が出て病院へかかった時に、食品アレルギー用の記録ノートをもらいました。

「食物アレルギー日記」という名前のノートで、食事内容、皮膚の状態を記録できるようになっていました。

食事内容は、乳製品、鶏卵類、小麦粉類、その他とアレルギーが出やすい食品にポイントを置いて記入することができます。

また、皮膚の状態は赤ちゃんのイラストに湿疹が出た箇所を記入することができるので、湿疹ができてしまってからはこちらのノートに毎日の離乳食と皮膚の様子を記録していました(^^)

公益財団法人 日本アレルギー協会のサイトから、「食物アレルギー日記」をダウンロードして印刷することができるので、アレルギーが気になるママさんはぜひ使ってみて下さい♪

味見をする

市で開催された離乳食の講座で教えてもらったことですが、作った離乳食は必ず味見したほうが良いそうです。

ママが食べてみてまずいと思うような離乳食はまず赤ちゃんも食べてくれないそうです(^^;)

離乳食初期は味付けはあまりしないので、野菜そのものの甘さを引き出す調理方法を心がけることが、赤ちゃんが離乳食を好きになる鍵を握っているのかなと思います。

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後ほど野菜の素材を活かした離乳食作りの紹介もしたいと思います♪

離乳食の冷凍ストック・解凍方法

離乳食はたくさん作って冷凍するとママの負担がぐんと減ります。

私もたくさんストックを作って冷凍していましたが、冷凍したものは、長くて1週間、夏場はなるべく早めに食べてしまったほうが安心です(^^)

赤ちゃんのお世話をしていると、離乳食をいつ作ったのかすぐに忘れてしまうので、作った日付を付箋に書いて冷蔵庫に貼ってすぐにわかるようにしていました♪

付箋をストックの入った容器に貼って冷凍しても良いですが、冷凍された付箋はパリパリになって剥がれやすかったので、冷蔵庫に貼っておく方が無くさずにすみました(^^)

冷凍ストックを使って調理する時は、いくつか注意することがあります。

まず、冷凍ストックは自然解凍ではなく、必ず電子レンジで加熱してから食べさせるようにしましょう。

なぜなら、自然解凍した食品には菌が湧きやすいため、大人は大丈夫でも赤ちゃんには害を及ぼすこともあるからです。

また、少量の離乳食は電子レンジで解凍するとびっくりするほど熱くなるので、赤ちゃんはもちろんママも火傷には十分気をつけて下さいね!

離乳食作りに役に立つ身近な調理器具。それは…炊飯器!

それでは、離乳食作りに実際に使っていた身近な調理器具の紹介をしたいと思います♪

意外!と思う人もいるかもしれませんが私が離乳食作りに1番使った調理道具は、炊飯器!

炊飯器で離乳食作りと聞くとお粥のイメージが強いかもしれませんが、お粥以外にも役に立つ調理道具なんです(^^)

炊飯器は火を使わないので、調理中でもほったらかしで、赤ちゃんのお世話や、一緒にお昼寝して休憩することもできますよ♪

①炊飯器でのお粥作り

まずは皆さんの期待を裏切らず、炊飯器でのお粥作りを紹介したいと思います(^^)

大人のご飯を炊く時に、同時に子どものお粥を作る方法です。定番の作り方ですが、おさらいしてみましょう♪

作り方

まず、大人用の米を用意します。

子どものお粥を一緒に炊きますが、大人用の米は普段通りの分量で御釜に水を入れるところまで用意して下さい(^^)

水の分量や米の量を変更しなくても大丈夫ですよ♪

次は、子どものお粥の作り方です♪

湯のみやココットなどの小さな耐熱容器に米と水(詳しい分量は最後に紹介します)を入れ、先ほど準備した御釜の中に湯のみやココットごと入れてしまいます。

湯のみやココットを入れる位置は、均等に熱を入れるため、中央がおすすめです♪

後は蓋をして普通炊きでスイッチオン!たったこれだけで、お粥の完成です(^^)

お粥はたくさん作って冷凍しても良いですが、この方法だと、食べる分だけ、いつも作りたての美味しいお粥を作ることができますよ♪

分量
10倍粥から5倍粥の米と水の分量の紹介です。月齢に合わせてお粥の固さを調節しましょう。

  • 10倍粥 米1:水10( 5から6ヶ月頃)
  • 7倍粥 米1:水7(7から8ヶ月頃)
  • 5倍粥 米1:水5(9から11ヶ月頃)
  • 全粥

全粥を食べられるようになると、炊飯器のメモリ通りにお粥を作る方法で大丈夫です。

つぶつぶが少し気になる様子でしたら、ハンドミキサーで少し粒を潰してあげると食べやすいと思います(^^)

②炊飯器で野菜を柔らかくする

離乳食に欠かせないのが野菜!でも野菜に火を通すのは意外と手間と時間がかかりませんか?

離乳食初期は野菜などを1日1種類1さじずつ試していかないといけないので、少量の野菜を調理する必要があります。

お鍋で野菜を柔らかくしようと思うと、赤ちゃんの様子を見ながら火の番をしないといけないので、『茹でている最中に赤ちゃんが泣いてしまい中断…』なんてこともあって、なかなかうまく行きませんでした。

電子レンジで野菜を柔らかくすることもできますが、加熱時間が短すぎると野菜はまだコリコリと硬く、加熱しすぎると今度は水分が抜けすぎてシナシナ…。

なんだか味も落ちてしまいと、なかなか満足する柔らかさにできず、電子レンジも意外と時間がかかってしまいました(^^;)

大人の食事を作るときに、時短のために野菜を少し電子レンジでチンしてからお鍋に投入することもあるので、同じようにして離乳食を作ってもよいのですが、火の番をしないで、もっと手軽に野菜を柔らかくできないかと、他の方法を探していました。

お粥と同じように、湯のみやココットに野菜を入れて炊飯試してみたところ、見事成功!

炊飯器で調理した野菜はホクホクとして、甘みも増すという嬉しい効果も発見しました!

作り方はとてもシンプルで、月齢に合わせたサイズに野菜を切り、湯のみやココットに入れて、大人のご飯と一緒に御釜に入れてスイッチオンで完成!

耐熱容器を2つ入れれば、野菜とおかゆが大人のご飯が炊き上がると同時に完成しますよ(^^)

離乳食初期は、適度な大きさ切った野菜を炊飯器に投入して、柔らかくなってから裏ごししするのがおすすめです。

炊飯器効果で野菜が柔らかくなっているので、簡単にペースト状にできますよ(^^)

炊飯器を使って調理した野菜は甘みが増して、本当に美味しく食べられます♪

お粥以外の離乳食調理にも炊飯器はぴったりなことが判明しました!

③お手製ミックスベジタブルを作る

一通り野菜を食べさせたら、今度は様々な種類の野菜を使った離乳食作りの開始!

毎日たくさんの野菜を食べさせてあげたいけれど、赤ちゃんのお世話をしながらの下準備は大変ですよね。

そこで私は炊飯器を使って、自家製ミックスベジタブルを作ることにしました(^^)

ミックスベジタブルに使う野菜は、好きな野菜で大丈夫です♪

ちなみによく使用していた野菜は、人参、玉ねぎ、じゃがいも、かぼちゃです。

作り方はとても簡単で、月齢に合わせたサイズに野菜をカットし、炊飯器に野菜と水を入れて普通炊きのスイッチオンで完成!

水の分量は、切った野菜がヒタヒタになるくらい入れて下さい♪少なすぎると干上がってしまうことがあるので、野菜より少し多めにいれるのがポイントです(^^)

逆に水が多すぎると、野菜には火は通りますが、水が多い分調理に時間がかかる場合や、炊飯器から水が溢れることがあるので、水の入れすぎにも注意して下さい!

野菜を切るのが少し手間ですが、大量に作ってストックすれば1週間に1回ほど野菜を切るだけで大丈夫ですよ(^^)

炊飯器調理は正規の作り方ではないので、炊飯器の故障などが心配な方にはあまりおすすめではありません。

炊飯が終わり、竹串などで野菜に火が通ったか確認し、実際に口に入れてみて、野菜の固さがお子さんの月齢に適しているかも確認しましょう!

固すぎるようでしたら、もう1度炊飯してみて下さい(^^)

出来上がった野菜と煮汁をザルなどを使って分けると、煮汁は野菜の汁がたっぷり出た自家製コンソメスープになっています(^^)

煮汁を小分けして冷凍すると、コンソメキューブとして料理の隠し味や、離乳食のうどんの汁として、ミートソースの風味づけにと様々な場面で大活躍です!

出来上がった野菜は、好きな分量に分けて冷凍しましょう。
1回分の量に小分けしておくと、解凍してそのまま食べたり、うどんの具材、スープの具材として使うことができます(^^)

一般的にじゃがいもは、冷凍に適した食材ではないとよく言われているので、じゃがいもも冷凍しても良いのか気になる人もいるかもしれませんが、1度火を通したじゃがいもの冷凍は、私の味覚ではさほど風味は落ちず食感もあまり変化は感じませんでした。

気になるママは、離乳食に入れる前に味見をしてから離乳食に使用するか決めると良いと思います(^^)

毎日同じミックスベジタブルでも、うどんや、スープなどアレンジすれば、同じ具材でも飽きることはありません♪

炊飯器で火を通した野菜は、ホクホクでとても甘いので、特別な味付けをしなくても美味しく食べることができます!

色々な野菜を組み合わせて、自家製ミックスベジタブルをぜひ作ってみて下さいね(^^)

ハンドミキサーも離乳食作りに使えた!

使用頻度は割と少なめでしたが、手持ちのハンドミキサーを使うことがありました。

母から譲り受けて、スイーツ作りの時などに使っていたので、離乳食用に特別に購入したわけではないのですが、全粥のつぶつぶが気になる息子のために、少しハンドミキサーをかけたりすることがありました (^^)

私としては使用頻度は少なかったので、離乳食用に特別に購入する必要はないかなと思います。

もし必要な場面がたくさんあるようでしたら、スイーツ作りの時にも役に立つので、持っていても損はないと思います♪

私が離乳食作りで購入した調理器具をご紹介!

離乳食作り用のセット

私が離乳食作りのために初めて購入した物は、ピジョンから発売されている「調理セット」です(^^)

こちらの調理セットには、

  • すりおろし器
  • すり鉢、すりおろし棒
  • 裏ごし器
  • 冷凍保存できる容器
  • ジュース絞り器
  • スプーン
が入っています。

全部ミニサイズで、少量の野菜を調理するのにとても適したサイズです。

こちらの「調理セット」は、離乳食を始めるママの間ではわりとメジャーな商品で、1度は購入を検討した人も多いと思います(^^)

『離乳食作りには必要なかった』『購入して良かった』という2つの意見をよく耳にしますが、私としては購入して良かったと思っています!

なぜなら、離乳食用の小さな裏ごし器や、すり棒、すり鉢を持っていなかったので、セットで購入することで1度に離乳食作りに必要な物を購入することができたからです♪

大人の料理に使う調理器具は少量の離乳食を作るに少し大きすぎるので、調理セットはコンパクトなサイズで、とても使いやすかったです。

サイズがコンパクトな分、さっと洗えて洗い物がかさばらない点もうれしいポイントでした(^^)

使う期間が短いぶん、茶こしなどを代用して裏ごしすることもできますが、何か代用する時には、100円ショップの物はあまりおすすめではありません(^^;)

市で行われた離乳食の講座で聞いた話ですが、100円ショップの調理器具を使用したところ、塗料が剥げてしまい、食品に付着してしまったという報告があったそうです…。

全ての商品に当てはまるわけではありませんが、離乳食作りをする時の調理器具は十分注意して使うことがおすすめです。

冷凍小分けパック(エジソン)

離乳食を小分けして冷凍するために、エジソンから発売されている「冷凍小分けパック」を使用していました(^^)

こちらの商品は、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズの3種類があり、MサイズとLサイズの2つを使っていました!

離乳食の小分けは、製氷皿でも代用できますが、冷凍小分けパックには蓋が付いている点と、グニャッと容器が簡単に曲がるため、取り出しやすい点が製氷皿との大きな違いです♪

ペースト状にした物を軽量しながら詰めれば、手軽に1回分ずつ、使いたい分だけ簡単に取り外すことができます。

液体の物でも入るので、炊飯器で作った煮汁も小分けパックに入れて冷凍すれば、簡単に冷凍コンソメキューブを作ることができます(^^)

解凍せず、冷凍のままお鍋にポンと入れて使えるので、冷凍小分けパックはとても重宝しました♪

私の使い方が悪かったのか、使い終わる頃には容器の裏に亀裂が入ってしまったのがとても残念でした…

それでも、とても使いやすかったのでまた子どもができたらリピートしたいなと思っています(^^)

まとめ

離乳食作りのために私がわざわざ購入した物は、最後に紹介したピジョンの「調理セット」と、エジソンの「冷凍小分けパック」の2つだけでした(^^)

コストを抑えたいママは茶こしや製氷皿の代用、
少しでも便利に離乳食作りをしたいママは離乳食作り専用の「調理セット」や「冷凍小分けパック」がおすすめです♪

大きな調理道具としては、炊飯器があればほとんどの野菜を柔らかくして離乳食を作ることができます。

今回のレポートで、楽しく楽に離乳食作りができるお手伝いができれば幸いです!

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