赤ちゃんと猫の同居、猫アレルギーになる?赤ちゃんをひっかく?その疑問にお答えします

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ばたこママ

ばたこママ

小学2年生の女の子ママ。現在は海外に住んでいます。目下の悩みは産後落ちない体重と、プチ反抗期に差し掛かった我が子の口達者さ。バイリンガル育児実施中なのでそのお話もシェアできればと思っています。

ママテク(@mamateku)ライターのばたこママです。

最近のペットブームのためか、ペットを飼う家庭が増えてきました。とくに最近の猫人気はとどまるところを知りません。

しかし、もし猫を飼っているご家庭に赤ちゃんが誕生したら?

昔から「猫の毛は子どもによくない」と言われていますし、妊娠中のプレママはもちろん、猫飼いさんでこれから赤ちゃんを考えている方には猫と赤ちゃんの同居は大丈夫なのか心配になりますよね。

現在は我が家では犬を飼っていますが、物心ついたときから猫と一緒で最大4匹の多頭飼いの家で育った私が、赤ちゃんと猫の同居について、注意すべき点や心配ごとについてお話したいと思います。

参考にしていただけると幸いです。

猫から病気がうつる?気をつけたい感染症対策

私は現在犬(ミニチュアダックスフント)を飼っています。

我が子が生まれる前から飼っていたので「この子は長女で、我が子は次女」と周りにも言いはるぐらい大切です。

それぐらいペットって、大事な家族の一員なんですよね。

しかし、いくらかわいいペットでも、濃厚な接触を続けることよって病気が感染する可能性があるのです。

とくに猫の場合、気をつけなければならない感染症があります。
抵抗力のない赤ちゃんや小さな子どもには大きなリスクです。

まずは、飼い主自らが猫からうつる感染症についてよく知っておくことが大切です。

トキソプラズマ

猫飼いのみなさんならば一度は聞いたことのある「トキソプラズマ」

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トキソプラズマという原虫に感染して起こる病気があります。

ヒトがトキソプラズマに感染する原因のほとんどは、加熱不十分な生肉の摂取によるものです。
しかし、トキソプラズマを持っている猫の糞に触った手から経口摂取で感染してしまう場合もあります。

実はヒトはトキソプラズマにとっては中間宿主なので、トキソプラズマがヒトの体内で増殖して悪さすることはありません。

普通の状態ならばヒトの免疫力のほうが上ですので、自覚症状が現れないか、「ちょっと熱っぽいかな?」くらいの症状でおさまり、トキソプラズマの抗体がつくだけです。

しかし、ヒトが妊娠中にはじめてトキソプラズマに感染すると、胎盤を通して胎児にも感染してしまい、「先天性トキソプラズマ症」という深刻な状態に陥ってしまいます

先天性トキソプラズマ症は、胎児に水頭症や視力障害、場合によっては精神遅滞などを引き起こします。

妊娠中はトキソプラズマに感染しないよう注意が必要なのです。

トキソプラズマに感染しているか確認しよう

妊娠中のママがトキソプラズマの血液検査をする

現在、猫を飼っていて妊娠中という方は、産婦人科にてトキソプラズマの血液検査を受けることをおすすめします

実は、私も妊娠中にトキソプラズマの血液検査をしました。

子供の頃から実家は猫の多頭飼いの猫屋敷でしたし、実家を出てからはずっと犬を飼っていてペットが身近な環境だったので、万が一何かあったらと心配だったからです。

結果はなんと「陽性」!…大ショックでした。
でも、「陽性」という結果だけでは現在進行形でトキソプラズマに感染しているかどうかまではわかりません。

その次に「トキソプラズマIgM」という検査を受けました。これでいつの感染か時期がわかります。

結果は大丈夫!過去にトキソプラズマに感染したことがあるというだけで、お腹の中の赤ちゃんには何の影響もないと太鼓判を押されました。

ばたこママ
きっと子どもの頃にでも感染したんでしょうね……
ちなみに、2回目の検査でも陽性の場合はさらに詳しい検査を行い、必要であれば内服治療を行うとのことでした。

このようにトキソプラズマの検査を行えば、心理的にも安心材料になります。

ペット、とくに猫飼いのプレママさんは検討した方がいいと思います。

飼い猫のトキソプラズマの血液検査をする

完全なる家猫でキャットフードなど生肉ではないフードを食べている場合は、トキソプラズマを持つ可能性が低く大きな心配はありません。

しかし、自由に外に出られる環境で外飼いしている猫や、元野良猫をペットにしている場合、すでに猫がトキソプラズマに感染している可能性があります。

念のため、外飼い猫、元野良猫は動物病院で猫のトキソプラズマの検査をすることをおすすめします。検査は血液検査にて結果がわかります。

猫のトキソプラズマの血液検査をする場合、動物病院に前もって検査希望であることを連絡しておきましょう。

トキソプラズマの血液検査は一般的な検査ではありません。また、血液検査は病院内でチェックできるのではなく、検査機関に検体を送ることになります。検査の事前予約をしておいたほうがスムーズですよ。

トキソプラズマに感染しないためには?

トキソプラズマの検査をして、結果が「陰性」ならば一安心です。

しかし、妊娠中にトキソプラズマに感染しないように充分気をつける必要があります。

  • 猫の糞の片付けは他の人にやってもらう
    トキソプラズマに感染しないために猫トイレの始末は、念のため他の家族にやってもらいましょう。
    トキソプラズマは猫の糞に排出され感染します。猫の糞からのトキソプラズマの感染を防ぐためです。
  • 猫は外に出さない。完全家猫にする
    トキソプラズマに感染した他の猫や水や土壌から感染する場合があります。
    完全家猫にして外に出さないようにしましょう。
  • 生肉は完全に火を通して摂取。生肉を触ったらよく手洗い
    実は猫からのトキソプラズマ感染よりも、トキソプラズマに汚染された生肉からの感染のほうが事例が多いのです。

    トキソプラズマは67度以上加熱すると死滅します。妊娠中は肉は完全に加熱した状態で食べるようにしましょう。

    また、料理するときも生肉は専用の包丁やまな板を使うようにし、触ったらよく手洗いするようにしましょう。

  • 妊娠中はガーデニングなどの土いじりを控える
    トキソプラズマを持った猫が庭に糞をしたことから土壌が汚染され、ガーニングをした際にに感染することもあります。

    妊娠中はガーデニングを控えるか、手袋などで直接土に触らない工夫をしましょう。

そのほかの気をつけるべき感染症は?


トキソプラズマ以外でも、猫を飼っていることで気をつけなければならない感染症があります。

猫ひっかき病

その名の通り、猫にひっかかれたり、咬まれたりした傷口から感染し、傷口が腫れたり発熱やリンパ節の腫れを引き起こします。

ネコノミが保有するバルトネラ・ヘンセラ菌という細菌が猫の爪に付着し、引っかかれるによって症状が引き起こされますので、猫のノミ駆除や猫の爪を定期的に切ることで予防できます。

皮膚糸状菌症

皮膚糸状菌症とは、犬猫のカビの一種である皮膚糸状菌が感染して発症します。主な症状は皮膚が円形に赤くなり、かゆみやただれが起きます。

実は皮膚糸状菌は水虫(白癬菌)の一種。一度感染してしまうと完治するまで時間がかかります。

予防法としては猫を定期的にお風呂に入れて清潔にすることです。

さらに皮膚糸状菌症にかかった猫の皮膚は丸く脱毛しています。定期的に皮膚状態をチェックし、赤ちゃんに移らないように早期発見につとめましょう。

パスツレラ症

犬猫の口腔内の常在菌であるパスツレラ菌によって起こる感染症です。

猫に咬み付かれることによって起こり、咬まれた患部が腫れ上がったり、リンパ節が腫れてしまったり、場合によっては発熱することもあります。

予防法は、噛み癖のある猫の場合、赤ちゃんのそばに近づけないことや、猫と赤ちゃんを二人きりにしないことなどがあげられます。

猫からの感染症を予防するには、猫を外に出さず完全な家猫にしておくこと、猫と居住空間の清潔を保つことによりある程度は予防できそうですね。

赤ちゃんと猫との同居はアレルギーを引き起こす原因?

赤ちゃんと猫の同居で「猫アレルギー」も大きな心配ごとのひとつですよね。

赤ちゃんに猫アレルギーがあるのかどうか、最初はわかりませんし、

猫がいることがアレルギーなどの引き金になるのでは…
と気がかりですよね。

赤ちゃんと猫の同居は、アレルギー発症の原因になるのでしょうか?猫アレルギーについて調べてみました。

猫アレルギーの原因はハッキリと解明されていない

猫アレルギーになると、猫に近づくだけで目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、涙が出るなどの症状が現れ、ひどい場合は息苦しさ、呼吸困難まで起こすことがあります。

そんな猫アレルギーですが、猫アレルギーが起こるメカニズムについて、いろいろな説があるのをご存じですか?

猫の唾液に含まれる物質、セクレトグロビン、リポカリンがアレルギーを引き起こす、猫のフケや猫の毛が原因になるといわれていますが、実はハッキリとした原因はまだ分かっていないのです。

ただ、猫の毛やフケがアレルギーの症状を悪化させるのはわかっているので、猫アレルギーを起こさないためには、猫の毛やフケを排除するのが一番効果的です。

猫の毛は徹底的に掃除!

猫アレルギーの予防のために一番効果的なのは「猫の毛、フケを残さないこと」です。

お掃除を徹底し、部屋を清潔に保つことが一番です。

赤ちゃんのお世話をしながら徹底したお掃除はとても大変だと思うので、パパや周りの人、お掃除家電をうまく活用してみてください。

猫の毛、フケ除去のポイント
  • 毎日掃除機をかけて猫の毛、フケを取り除く。必要ならばルンバなど活用して
  • 床にはカーペットをひかない。定期的に床の拭き掃除を
  • カーテンにも毛は付着するので、定期的に洗濯する
  • 空気清浄機を導入し、空中に舞う猫の毛もキャッチ!
  • 猫が入れない部屋を作っておく。とくに寝室は猫が入れないようにしておくのが効果的
  • 猫を多頭飼いしている場合は、服にくっつく猫の抜け毛もあなどれません。猫を触る時の専用の服を用意し、他の服とは区別しておくのも効果的です。もちろん洗濯は他の服とは別にしてください

猫を定期的にお風呂に、ブラッシングも忘れずに

猫アレルギー予防の観点から、猫ちゃんのお手入れをしっかりすることも大事です。

猫を定期的に入浴させ、ブラッシングをしましょう。

特に抜け毛やフケが落ちる前に除去してあげれば、毎日の掃除も楽になるのでとてもおすすめです。

猫アレルギーの症状かも?どうすればいい?

このように徹底した掃除などの対策をしても、赤ちゃんにアレルギーのような症状が現れることがあります。

まずは、その症状が本当にアレルギーなのか病院に受診して診断してもらう必要があります。

さらに、診断結果がわかるまでは猫と赤ちゃんを離し、別々の部屋で過ごすようにしましょう。

猫アレルギーかもしれない症状が出た場合には早めに病院に受診するようにしましょうね。

猫は赤ちゃんをひっかく?かみつく?どう予防すればいい?

猫と赤ちゃんが同居するにあたって気になるのは感染症やアレルギーだけではありません。

もし、猫が赤ちゃんをひっかいたら…
猫が赤ちゃんに咬みついたらどうしよう…

先ほどもお伝えしたとおり、猫にひっかかれたり咬み付かれることで感染してしまう病気もあります。

きっと猫飼いのママさんならだれしも心配になることではないでしょうか?

私の場合で恐縮なんですが、物心ついたときから猫と一緒でしたが、今まで意味もなく猫にひっかかれたり、咬み付かれたりすることはありませんでした(猫にちょっかい出したり、尻尾を引っ張ったりしたときはさすがに反撃されましたが……)

猫が赤ちゃんを不用意に攻撃することはめったにないと思いますが、それでも用心に越したことはありません。

そんな私が考える猫のひっかき・咬みつき予防策は、

  • 居住スペースを分ける
  • 二人きりにしない
  • 猫と遊ぶ時間を作る
です。

猫と赤ちゃんの居住スペースを分ける

猫にも性格があり、何をしても怒らない子もいる反面、咬みつきグセのある子もいます。

とくに赤ちゃんが病院から退院したばかりは、猫も赤ちゃんの存在に興味津々ですし、猫が赤ちゃんに対しどう反応するか予測がつかない状況です。

赤ちゃんが家に来てからしばらくは猫と赤ちゃんの居住スペースを完全に分けてしまったほうが安心です。

猫にはときどき赤ちゃんの匂いの付いたものを嗅がせるようにして、赤ちゃんの存在を教えてあげるのもいい方法だと思います。

猫と赤ちゃんと二人きりにしない

猫は動くものに興味を持ちやすく、遊びのつもりで軽く猫パンチすることがあります。

もぞもぞ動く赤ちゃんに興味を持って、軽く猫パンチしたつもりが爪が当たってしまい赤ちゃん傷つける可能性があります。

猫の行動をチェックしながら、赤ちゃんと猫を二人きりにしないのが一番安全な方法だと思います。

また、気をつけたいのが赤ちゃんが寝ているときです。好奇心が強い猫の場合は自分から赤ちゃんのそばに行ってしまうことがあります。

赤ちゃんをベビーベッドに寝かせていたとしても、猫はジャンプして中に入ってしまうので注意してくださいね。

猫と遊ぶ時間を作る

突然やってきた赤ちゃんに飼い主をとられてしまった
と感じる猫もいるかもしれません。

猫も嫉妬しますし、猫のストレス軽減のために猫と遊んであげる時間を作る事が必要です。

赤ちゃんだけでなく猫も気にかけているという態度を示すことが大切です。

これから猫を飼いたい!いつから飼っても大丈夫?

私が赤ちゃんの頃から猫と過ごしていたという話をすると、ときどき

子どもがいる家庭ではいつから猫を飼っても大丈夫?
と聞かれることがあります。

多分、「猫を飼うのはこの時期がいい」という科学的な根拠はないと思います。

完全に私の意見ですが、

ばたこママ
子どもと意思疎通がしっかりとできて、ママがだめといったらやめることができる年頃になってからがいい
と答えています。

まず、子どもが赤ちゃんの場合、もともと赤ちゃんが生まれる前から猫を飼っていたという家庭以外は猫を新しく飼うのはおすすめできません

というのも、ただでさえ赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいなのに、新しくやってきた猫の世話をするというのはママのストレスになりかねないからです。

多くのご家庭では子猫から飼いはじめると思いますので、子猫のトイレトレーニングやしつけもありますし、猫が思春期に入れば爪とぎをはじめたり、オス猫の場合「スプレー」と呼ばれるおしっこをかけるマーキング行動がはじまる場合があります。

さらに、赤ちゃんが大きくなりハイハイや伝い歩きなどで動くようになると、猫のエサや猫のトイレに興味を持ってしまい、不用意に触ったり、いたずらすることも考えられます。

ばたこママ
実際、私が子どもの頃、猫のトイレを砂場代わりに遊んだことがあります…

ですから、猫を飼うのは子どもがある程度大きくなり、ママと言葉でコミュニケーションができるようになってからでも遅くはないと思うのです。

子どもと言葉でコミュニケーションができる年頃ならば、猫への接し方、猫に対してしてはいけないことをちゃんと説明できます。

また、子どもにとっても猫をお世話することで優しい心や思いやりを持つ心が育つ、いいきっかけになるかもしれません。

いずれにせよ、各ご家庭でよく話し合ってから猫を向かい入れるようにしてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?赤ちゃんと猫の同居のために、妊娠時から気をつけることは多いです。また赤ちゃんが誕生してからも課題は盛りだくさんです。

でも、ふたりが友達のように一緒に成長していく姿を一番間近で見られるのがママの特権!ママにとっての癒しになること間違いなしです。

いつか、赤ちゃんと猫が仲良く過ごすかわいい姿を期待して、楽しみにしてくださいね。

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