赤ちゃんや子供がいる家庭が揃えておくべき防災グッズや代用品の作り方。いざという時のために我が家で話し合ったことも紹介!

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ばたこママ

ばたこママ

小学2年生の女の子ママ。現在は海外に住んでいます。目下の悩みは産後落ちない体重と、プチ反抗期に差し掛かった我が子の口達者さ。バイリンガル育児実施中なのでそのお話もシェアできればと思っています。

ママテク(@mamateku)ライターのばたこママです。

日本は他国に比べて地震や台風などの災害が起きやすい国です。

大規模な地震では東日本大震災や熊本地震の記憶も新しいところです。

今後、南海トラフ地震の発生の確率も高いといわれており、ママとしては災害時に家族をどうやって守っていくか不安になりますよね。

我が家も例外でなく、地震や火災などの災害時にどうすればいいか不安になりました。

しかし、ありがたいことに子どものほうから防災に興味を持ってくれたのです。
幼稚園で避難訓練や災害時の対処法について学んだことがきっかけだったようです。

そんな子どもにつられて、わたしも災害時の避難や対処法についていろいろ調べてみることになりました。なんだか子どもと親が逆になっちゃっていますね。

今回は、子どもとパパ、ママ、すべての家族が災害時に安全に避難できる方法や、災害に備えた子どもへの災害教育について考えたいと思います。

また先の震災により、最近は防災マニュアルが充実し、様々な情報が詳しく書かれています。

とくに避難所生活などでの物品がない状況での代用品の作り方はぜひチェックしておきたいもの。こちらについてもご紹介したいと思います。

子どもに災害時の対処法や避難方法について伝えるには?:我が家の場合

我が家の場合お恥ずかしいのですが、私が子どもに防災について教えたのではなく、子どもから私が教えられたので興味を持ったという逆転状態でした。

子どもが防災について興味を持ったのが、幼稚園でおこなわれた避難訓練からでした。

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幼稚園の避難訓練は、一般的にイメージされる

  • 地震があったら頭を守って机の下に隠れる
  • 火災時はハンカチなどで覆って避難する

ということだけではなく、具体的な内容でした。

しかも幼稚園側から家庭で防災について話し合いをするようにも伝えられていました。

そんなことで、我が家も娘につられるかたちで我が家の災害時の緊急時の対処法や避難方法について話し合いを行いました。

本人・家族の名前が言えるようにする、家族の連絡先を教える

その当時、娘は5歳だったので自分の名前はちゃんと言えました。

なので、娘に家族の連絡先を教えようとしましたが、ここで落とし穴が発覚!

じつは娘が私のフルネームをよく分かっていないことがわかりました。ちょっとガックリ……「ママ」呼びのせいでしょうね。

もし、小さいお子さんをお持ちのお母さんは、両親のフルネームをわかっているか今一度確認してみてください。

名前が言えない小さいお子さんの場合、ジャンパーや服の内側の目立たないところに子どもの名前と両親の携帯番号や連絡がつく電話番号を描いた名札を縫い付けておくのもいいと思います。

そして、両親の携帯番号と祖父母の携帯番号と家の電話番号を教え、自宅の住所も暗記してもらいました。

ただし、

ばたこママ
知らない人には電話番号や住所を教えない。あくまでも緊急時にどうしても家族と連絡がつかないときだけだから
と説明しました。

災害時の避難所を決めておく

我が家の場合徒歩5分のところに小学校のグラウンドがあります。

火事や地震などで自宅に戻れない場合は小学校のグラウンドにいるように話しました。

ばたこママ
うちに戻れない場合はグラウンドで会おうね
というと納得していました。

避難をする際の行動や身を守る姿勢について教えるのが大事

私が幼稚園の避難訓練でびっくりしたのが、子ども自身でも自分の身を守りつつ避難できるように具体策について話されていたことです。

たとえば、

  • 火災時はドアノブを触らず、手を近づけて熱いか確認する。熱かったら絶対にそのドアを開けてはいけない
  • 服に火がついたら床でゴロゴロする
なんてことは親の私でも知らなかったことです。

災害時は保護者の指示を待っていることも重要ですが、本当に切羽詰まった状況ではそんな余裕もない状況に陥るかもしれません。

「自分の身は自分で守る」という考え方も必要ですね。

火災時の身の守り方

  • 避難するときはうずくまる(娘は虫みたいになると言っていました)
  • 煙を吸わないように口元は濡れたハンカチなどで覆って床に残っている空気を吸う。
  • 煙で前が見えなかったら壁を伝って行動する。
  • ドアを開ける前にドアノブの温度を確認。手のひらの火傷を防ぐために手の甲をドアノブに近づけて温度を確認。熱を感じたら絶対にそのドアを開けてはいけない。
  • 服に火がついた場合、寝転がってゴロゴロと転がりながら火を消す。あわてて走り回ると逆効果。
  • エレベーターに乗っているとき火災があったらすべてのボタンを押し、止まったところですぐ降りる。

地震時の身の守りかた

  • グラっと来たら頭を守りつつ机の下などに隠れる。ダンゴムシのポーズを取る。
  • エレベーターに乗っているとき火災があったらすべてのボタンを押し、止まったところですぐ降りる。
  • 窓のそばから離れる[/voice]
  • 揺れが収まったら慌てず騒がず外へ逃げる。エレベーターは使わない。
  • 揺れている間は消火活動をしない。揺れは短時間で収まるのでガスコンロの場合ガスの元栓を締めて、揺れがとまってから消火器で消しても大丈夫。

台風・洪水時の身の守り方

  • 川や海の近くに近づかない。山崩れの危険のある箇所にも近づかない。
  • ラジオ・テレビなどの情報をよくチェックする。避難指示が出た場合それに従う。
  • 自宅にて閉じ込められた場合、2階以上の高い場所に避難する。

津波時の身の守りから

  • できるだけ早く高いところに走って逃げる[/voice]
  • 余震があるかもしれないので、揺れがあったらダンゴムシの姿勢で身を守る[/voice]

子どもに遊びながら防災を教える:絵本と防災カードゲームの活用

しかし、いざという時に身を守るために必要な知識だと分かっていても、子どもに防災の知識を伝えるのはとても難しいですよね。

子どもが幼ければ勉強のように伝えるのは無理がありますし、そもそも興味を持ってくれません。

そんな時には子どもが楽しく防災意識を学べるように、防災意識を高める絵本やゲームの活用が役立ちますよ。

防災意識を高めるおすすめの絵本

はなちゃんの はやあるき はやあるき

作:宇部京子 絵:菅野博子/岩崎書店

東日本大震災時の岩手県野田村保育所の実話を基にしたお話です。

園児90人全員助かったのは「奇跡の脱出」と言われています。

歩くのが遅いはなちゃんが、園児全員が誰も泣かずにはやあるきでがんばって避難した様子が子どもたちにひしひしと伝わるはず。

じしんのえほん こんなときどうするの?

作:国崎信江 監修:目黒公郎 絵:福田岩緒/ポプラ社

地震が起きた場合どうする?地震にあったシチュエーションと場所によっての避難方法が子どもにわかりやすく書かれています。

遊びながら身を守る第一歩を学ぶ「ぼうさいダック」


解説書: https://www.sonpo.or.jp/efforts/reduction/bousai/pdf/duck/duck.pdf
カード: https://www.sonpo.or.jp/efforts/reduction/bousai/pdf/duck/list.pdf

ぼうさいダックは災害が起こった時の身を守るための『最初の第一歩=ファーストムーブ』を遊びながら学ぶことができるカードゲームです。

カードは全部で12枚。地震、津波、火事、台風など災害のほか、蜂に攻撃された場合や、誘拐されそうになった場合などの最初に取るべき行動などについて理解しやすいイラストと言葉で書かれています。

たとえば、地震の時の最初に取るべき第一歩の行動は「ダック=アヒル」
アヒルのように両手を頭に乗せてかがむ姿勢です。

このようにわかりやすく説明してあげれば、災害が実際に起ったとき「地震だ、アヒルになって!」と説明すれば、子どももすぐに身を守る姿勢が取れるのがメリットですね。

「ぼうさいダック」の遊び方はいろいろありますがいたって簡単。一例を上げて説明しましょう。

椅子取りゲーム方式
  1. あらかじめ災害の札と取るべき第一歩の絵札について説明しておく
  2. 床に絵札を並べておき、音楽をかける。音楽が止まった時に災害の札を見せる
  3. 災害の札と合った絵札をとった人がその絵札をもらえる
  4. 1−3を繰り返し、絵札を多く取った子の勝ち

体や音楽を使って楽しく防災について学び、自分の身を守る姿勢についても遊びながら学ぶ。

身を守る姿勢について具体的に学べるのはいざとなった時に役立ちそうです。

防災リュック(非常持ち出し袋)の中身は何が必要?

災害に備えて防災リュック(非常持ち出し袋)を準備しているご家庭は多いと思います。

特に乳幼児をお持ちの家族の場合、災害時に手に入りにくくなる赤ちゃん・子ども用品の備えもとても大事になってきます。

そんな「あったほうがいいもの」について調べてみました。

P&Gの「もしもの時もくらしはつづく」という防災マニュアルによると、乳幼児のママさんの場合、ママバッグ+防災リュックで当面の3日分を確保するのが理想的だそうです。

実際に災害にあった方から「こんなものがあれば便利」の意見も反映し、ママバッグ、防災リュックそれぞれに必要な物をあげてみます。

ママバッグに必要なもの(1日分)

  • 紙おむつ
  • おしりふき(おしりを拭くだけでなく、災害時は手を拭いたり体を拭いたりと活用度大)
  • 飲料水(ミルクを作る際の水)
  • ポリ袋・レジ袋(どちらも災害時には必須アイテム。レジ袋では簡易おむつも作れる)
  • 救急セットや常備薬(持病がある場合は忘れずに)
  • おやつ(おやつを食べる子の場合忘れずに)
  • バスタオル(避難所で簡易布団になったり目隠しになったり大活躍)
  • 母子手帳・お薬手帳・保険証のコピー(子どもの健康状態、成長具合をチェックするためにももっていたほうがいい)

プラスで持っていると何かと便利なもの

  • 充電式バッテリー(携帯から情報を得たい場合必須)
  • ホイッスル/笛(もし閉じ込められた場合、周りの人に位置を伝えるために使える)
  • エマージェンシーブランケット(災害用の薄手ブランケット保温や布団代わりに)
  • 大判ハンカチ、スカーフ、風呂敷(授乳時の目隠しやちょっとした目隠し、保温に大活躍)
  • 生理用品(女性は必須のものは止血にも使えます)
  • 現金(小銭多めがよいそう)
  • 油性ペン(避難所でメモなどの時に)

防災リュック(当面の3日分)の中身は何を入れればいい?

被災して自宅に替えるのが困難な状況になった場合、避難所での生活を余儀なくされます。

避難所生活では紙おむつや子供用品が足りなくなる恐れがあります。

避難所生活も想定して無理をしない程度で持てるだけの紙おむつや子ども製品は確保しておいたほうがよさそうです。

  • 紙おむつ
  • ウエットティッシュ
  • 口腔用ウエットティッシュ(避難所で歯を磨けない時に便利)
  • 生理用品・母乳パッド
  • マスク(寒い時期は風邪が流行します)
  • ヘッドライト(LED使用のものが長持ちで明るいのでおすすめ。手が空くので便利)
  • 携帯ラジオ(災害情報を聞くのに必須)
  • 子どものおもちゃ(避難所生活であったほうがいい)
  • レインコート
  • 携帯トイレ(下水処理ができない状況の場合便利)
  • 歩きやすい靴(子供用の靴は災害時に入手困難。地震後は破片があり足を保護するためにも用意しておくと便利)

P&Gのマニュアルでは被災者から聞いた備えておくべきものについても説明があります。

  • 使い捨て哺乳瓶(避難所では煮沸消毒が難しいため)
  • 靴下(何枚かあったほうがいい)
  • 爪切り(爪が切れなくて困ったとの事例も)
  • おりものシート(入浴できない、下着の替えがない時に大活躍)
  • 貴重品(大事ですが、くれぐれも盗難には気をつけて)

防災リュック(非常持ち出し袋)の中身についてもっと詳しく知りたいという方はこちらのサイトにもぜひアクサスしてみてください。小さいお子さんを持つご家庭には役に立つ情報が満載ですよ。

P&G「もしもの時もくらしはつづく」
今回のリスト製作時に参考にしたサイトです。イラスト豊富でわかりやすいです。
「新ママのための防災レシピ」いわた防災ママプロジェクト
地震の防災から原子力災害まで説明。ケガをした時の対処法や簡単な食事の作り方までかなり充実した内容。ママだけでなく子どもを持つ親世代はぜひ読んでください。

必要なものがない!代用品をご紹介

災害が起こって避難所生活になると困るのが物資の不足です。
特に赤ちゃん・子ども用品や衛生用品は先の震災でも物資不足で大変だったと聞きます。

物資が届くまでの間は代用品でなんとかしのぎましょう。そんな代用品の作り方についてご説明します。

哺乳瓶がない!紙コップやスプーンで代用

ミルクを与えているママの困りごとが、避難所での哺乳瓶の煮沸消毒。水も不足している状況だったらなおさらです。

そんなときは使い捨ての紙コップで少しずつ与えても赤ちゃんはミルクを飲むことができるんです。

与え方は、タテ抱っこしてから、口の位置に紙コップを当てて少しずつ与えます。
タテ抱っこができない低月齢の赤ちゃんの場合、スプーンで少しずつ与えます。

なお、ミルクは必ず70度以上のお湯で調乳することを忘れないで下さいね。

紙おむつがない!レジ袋+タオルなどで代用

紙おむつも災害時の避難所生活で不足するもののひとつです。

紙おむつが不足した場合、スーパーのレジ袋と、おしっこを吸収するための切ったタオル、サラシなどがあれば立派におむつ代わりに使えます。

レジ袋でおむつ代用の作り方
  1. レジ袋の両サイドと手提げの部分の上部を切る。
  2. 切ったレジ袋を広げるとレジ袋の底の部分のみがつながった状態に。真ん中に吸収体代わりのタオルなどを置きます。
  3. その上に赤ちゃんを寝かせ、レジ袋の取っ手の部分をお腹の上で軽く結びます。
  4. 赤ちゃんのお股に吸収体のタオオルを当ててから、下の長いビニールを結んだ取っ手の部分に入れ込み、結び目をカバーするように丸めます。イメージとしてはふんどしをしているような感じ。

ビニール袋なので蒸れやすいので皮膚トラブルにだけ注意してくださいね。

生理用品がない!ナプキンが一枚あればその上にティッシュを重ねて代用

災害時に生理になるって実は女性が一番困ってしまうこと。

シャワーがない状況、トイレも下水道がちゃんと機能しているかどうかわからない状態なので、清潔を保つのに神経を使います。

もし、生理用ナプキンが1枚でも残っている状況なら、それを下にして上に重ねたトイレットペーパーで経血を吸収させて、交換時はトイレットペーパーだけを替えれば大丈夫。

しかし、ナプキンが一枚もない場合は、清潔なタオルやサラシを切って、又はタオルハンカチやハンカチを使って簡易ナプキンを作ってみましょう。

簡易ナプキンの作り方
  1. 清潔なタオルやサラシをハンカチ大に切るか、又は清潔なハンカチを用意します。綿素材が蒸れにくいです。
  2. 中に折りたたんだティッシュを敷き、タオルやハンカチで包みます。この時の幅は下着に合わせます。
  3. あとは普通のナプキンのように当てます。もしガムテープがあれば輪の形にして簡易ナプキンと下着がずれないように接着させることもできます。ガムテープは防水のため、下着に経血がもれない一石二鳥の効果も。

このとき、必ず清潔なタオルやハンカチを用意することがポイント。感染症を防ぐ意味でも大切です。

また、使用後は使い捨てと心得ましょう。下水施設がしっかりしていない段階では洗っての再利用は避けてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

いつ災害が襲ってくるから分からないこそ、日頃の備えが大切です。

特に小さなお子さんを抱えているママだからこそ、家族みんなが安全に過ごせるようにあらかじめ準備をしておくのが大事です。

子どもにはシリアスでお勉強のように防災を語るのではなく、子どもが興味を持ちそうな絵本やゲームを使って遊びの延長で楽しく学んでみましょう。

また、子どもと一緒に防災リュックの中身を揃えてみるのも、いざという時の防災の意識を高めるためにもいいかもしれませんよ。

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