家の中には赤ちゃんの危険がいっぱい!我が家のヒヤっと体験談と対策法をご紹介

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あっこちゃん

2013年に第一子、2017年冬に第二子を出産したばかりの幼稚園ママです。昨年まで会社員でしたが夫の転勤もあり退職。今はママでもどこでもできるお仕事スタイルを確立すべく奮闘中です。2姉妹の育児で学んだ役に立ちそうなことをシェアさせて頂きます!よろしくお願い致します。

ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。

子供たちと生活をしているとヒヤッとさせられる場面が多々あります。

少し前に、我が家では給湯器が故障。修理が完了するまでの数日間、お湯が出ないためお風呂に入れない状態になってしまいました。

そこで家族で近所の日帰り温泉へ。

その頃まだ生後2ヶ月だった次女は、お風呂の湯舟には入れずにシャワーだけにしておきました。

ところが慣れないシャワーの温度や水量が上手くつかめず、熱めのお湯が肩にかかってしまい大泣きさせてしまう事態に。

幸いお湯がかかった部分が少し赤くなった程度で大事には至らなかったのですが、ずいぶんと肝を冷やしました。

次女が泣いている顔を見ながら、4歳の長女が赤ちゃんだった頃にヒヤッとした危険な場面の数々が蘇ってきました。

そこで、今一度自分自身の襟を正す意味も込め、長女の赤ちゃん時代に危険を感じた出来事とその後の対策法をまとめてみました。

赤ちゃんの家の中での危険を回避するために、参考になるところがあれば幸いです。

困ったときの連絡先を日頃から把握しておこう

慌ててしまっているときは、どうしたら良いのか、とっさに判断できなくなりがちです。

今回、早朝に給湯器が壊れてしまい、激しく水漏れをしてしまったのですが、どこに連絡すれば良いのかとバタバタに。

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書類の中から給湯器の説明書をもたもた見つけている間にも水は漏れ続け、ご近所に迷惑をかけてしまいました…。

こうした家のトラブルもそうですが、赤ちゃんの急病や怪我などの対応も慌てがちです。

生活の中で困ったことがあった時のために、管理会社、警備会社、さらには夜間・休日診療の救急病院などの医療機関の情報も、あらかじめ携帯電話に入れておき、さらにすぐに目につくところに張っておくべきだと気づかされました。

赤ちゃんの急病で困ったら「♯8000(小児救急電話相談事業)」に相談

赤ちゃんが急に熱を出したり怪我をしてしまうと、とても慌ててしまうものです。

昼間はかかりつけ医に電話して確認できますが、なぜか夜間や休日に限って子供というのは体調を崩しがち。

大事に至っていないか不安に思っても、病院に連れていくほどの病気や怪我かわからない時には、小児救急電話相談事業#8000がとても役立ちます。

#8000に電話すると、住んでいる都道府県の相談窓口に自動転送されて、小児科医や看護婦さんに相談することができます。

赤ちゃんの容態を伝えると、どのようにすべきか処置の方法や、行くべき病院(何科に受診すると良いなど)を指示してくれます。

#8000は携帯電話からも利用できるので便利ですが、難点はつながりにくいところ。

自治体により利用できる時間が異なるので、厚生労働省のホームページで確認しておくとよいです。

赤ちゃんが誤飲してしまったら「中毒110番」に相談

長女が1歳にもならない赤ちゃんだった頃、「もしかしておもちゃを飲み込んでしまったのでは?」と慌てて母子手帳に記載されている「中毒110番」に電話したことがあります。

「中毒110番」は、化学物質・医薬品・動植物の毒などによって起こる急性中毒について、情報提供している相談料無料のダイヤルです(通話料は相談者の負担になります)

慌てて電話をかけ、おもちゃの誤飲について聞いてしまいましたが、異物誤飲について受け付けているダイヤルではないので、かかりつけ医に相談するように案内されました(汗)

気が動転してよく確認せずに電話してしまったことを反省していますが、今後何かあった時のために「中毒100番」にもすぐに連絡できるようにしておくべきだと感じています。

(財)日本中毒情報センター
大阪中毒110番 072-727-2499(365日24時間受付)
つくば中毒110番 029-852-9999(365日9時から21時受付)
タバコ専用電話 072-726-9922(365日24時間テープによる情報提供)

「かかりつけ薬剤師」を持っておくと安心

我が家はまだ活用できていないのですが、急いで探しておこうと考えているのが「かかりつけ薬剤師」です。

2016年4月から「かかりつけ薬剤師」という制度が始まっています。

お薬手帳はすでに活用している人も多いと思いますが、「かかりつけ薬剤師」を持つと、すべての薬について把握してくれ、飲み合わせについてなども指導してくれます。

他の薬局で処方された薬や市販の薬、さらにはサプリメントまで情報共有できるので、飲み合わせについてアドバイスを受けることもできます。

処方された薬を医師に飲み切るように言われていても、体調が回復したので飲むのを辞めてしまったり、ついつい飲み忘れてしまったりして薬が家の中を眠らせてしまうことがあります。

我が家の場合は、薬嫌いの長女が飲むのに苦戦している間に、体調が上向いてくると、飲ませるための煩わしさに負けて、薬を余らせてしまうことがよくあります。

こうした戸棚の中に眠った薬の整理も「かかりつけ薬剤師」に相談すると整理して調整してもらうことができます。

さらに、「かかりつけ薬剤師」には、健康維持に関する質問にも応じてもらえます。

何より魅力的なポイントは、薬局が閉まっている夜間や休日にも相談できるところです。

赤ちゃんが怪我をしてしまったけど、どんな薬を使ったら良いかわからないときなどに、とても心強いサービスのようです。

かかりつけ薬剤師を持つためには、薬剤師を1人選び、かかりつけ薬局で同意書に署名する必要があります。

費用は、薬を処方してもらうときに「かかりつけ薬剤師使用料」がプラスでかかります。

3割負担の場合は、1回につき60~100円程度です。

詳しいことはかかりつけ薬局で聞いてみることをお勧めします。

長女が4歳になりだいぶ丈夫になってきたので、病院や薬局に行く機会が減ってきちんと検討していませんでしたが、次女が産まれて、また病気やケガのリスクが高まるので、いざというときのためにも「かかりつけ薬剤師」を持ちたいと考えています。

【ヒヤッと体験談】電球を触ってやけど!

長女が2歳の頃、電球を触ってやけどをしたことがあります。

それはホテルに泊まったときのこと。

ベッドサイドにある明かりの中に手を入れて、電球に触れてしまったのです。

旅先だったこともあり、近くの薬局で薬剤師に相談し、薬を買って塗付して様子をみました。

幸い水ぶくれになった程度で治ってくれましたが、まさかこんなところに手を入れて怪我するなんて…とびっくりしました。

家の中では台所でやけどしそうになったこともありました。

我が家はIHのコンロなので、鍋やフライパンが熱くなっていても見た目には分かりづらくなっていて、長女が熱い鍋やフライパンに触れてしまったことがあります。

それから赤ちゃんのミルクを作る電動ケトルは外側が熱くなるため、怖いなと感じながらも十分に気を配りながら使っています。

周りの知り合いの中にも赤ちゃんのやけどを経験した人は多く、赤ちゃんのやけどはとても身近な事故だと感じられます。

熱々の味噌汁に子供が手を入れてしまったり、外食の際にドリアを注文してしまい、そこに赤ちゃんが手を入れてやけどをしてしまったという話を聞いたことがあります。

完成した温かい料理も、赤ちゃんにとっては危険のもとになるのに気を付けなくてはなりません。

普段は気を付けていても、ちょっと疲れていたり、その時に限って目を離したすきに、危険は潜んでいるものです。

ドリアを注文して子供にやけどをさせてしまった友人も、

そんなに食べたかった訳でもないのに、どうして熱いものを注文してしまったんだろう…
と言っていました。

常に気を張っておくのは難しいですが、できる限りの対策はしておきたいものです。

赤ちゃんのやけどを回避するための対策法

我が家のやけど対策としては、台所の入り口に柵を立てました。

長女が3歳になったころ、口で言えば危険を理解できるようになるまでは設置していました。

次女が動き回れるようになったら、また柵を設置しようと思っています。

ちなみに我が家が使っていた柵は、おもちゃがついているベビーゲートです。

すぐに脱出してきてしまう上、置いておくと部屋が狭くなり圧迫感があったので、台所に入り口に、立てかけて使用。

台所の前に来たときにおもちゃで遊んで待っていてくれたのでかなり重宝しました。

ただ、安全のためには仕方がないことですが、柵の下には下にゴミが溜まりやすく掃除の手間は増えます。

また家の中だけでなくホテルなどの出先にも、どんな危険があるかわかりません。

長女がホテルの部屋でやけどした経験から、宿泊先ではまず部屋に入ったら、危険なものがないかを必ずチェックするようにしています。

【ヒヤッと体験談②】目を離したすきにソファーから転落!

やけどの他にもソファーやベッドから転落してしまい、慌てたことも何度かありました。

赤ちゃんだった長女がはじめてソファーから落ちてしまったのは、お座りができるようになったころでした。

一瞬目を離してしまったときに、ごとんと大きな音がして、振り返った時には大声で泣いていました。

幸いおでこに小さなたんこぶができただけでしばらく抱いていると泣き止んだので、受診することもありませんでしたが、かなりヒヤっとしました…。

生後8ヶ月くらいで大人のベッドで一緒に寝るようになってから、長女を必ず壁側に寝かせるようにしていたのですが長女の寝相がとっても悪く、落ちてしまうことがありました。

ベッドから落ちて怪我をしてしまったことはありませんが、夜中にドンっと大きな音がして、とてもびっくりしました。

赤ちゃんの転落防止・怪我の軽減の対策

もちろん転落させないことが一番ではありますが、万が一転落してしまった際の怪我を最小限に抑えるためにソファーやベッドの周りにはジョイントマットを敷いていました。

ジョイントマットは転落時の衝撃軽減には役立つのですが、掃除が面倒なところが難点です。

あまりの掃除の煩わしさに長女が2歳を過ぎたころには撤去してしまいました。

我が家では、お掃除ロボットのルンバに頑張ってもらっているのですが、ジョイントマットを敷いていると引っかかって途中で止まってしまうことがあります。

また、ジョイントマットの下にゴミが溜まりやすいので、はがして掃除をするのも結構大変です。

しかも、ジョイントマットの裏側にはごみがくっつきやすいので、拭き掃除が必要です。

さらに、子供が動き回るようになると、ジョイントマットをはがすのがとても上手になります(泣)

はがしたマットを舐めてしまうこともあるので、清潔にしておかないわけにはいかず、頻繁にミルトンを浸した雑巾で拭くなど、とにかく手入れが大変でした。

次女が動き回るようになったら、またジョイントマットを使わなくてはと思っているのですが、掃除の手間がもう少し減らせたら良いのにな…と感じています。

【ヒヤッと体験談③】誤飲したかも?!で大慌て

口の中に何でも入れるようになると、誤飲も心配で目が離せません。

もしかして誤飲したかも?と思うことは何度かありました。

誤飲の恐ろしさは、飲み込んでしまうと目で確認できないところです。

長女が1歳になったばかりのころ、気が付くと布製のボールの一部がちぎれてなくなってしまっていたことがありました。

初めてのことでしたし、なくなってしまった部分は化学繊維でできていて真っ黄色の塗料で着色されていたので、ものすごく不安になりました。

柔らかいものなのでうんちから出てくるかな?と思ったのですが、注意深くうんちを見ていても黄色の破片を見つけることはできませんでした。

あれから3年がたちましたが未だに出てきていないので、どうなったんだろうと不思議です。

赤ちゃんの誤飲予防のための対策

長女が赤ちゃんだったころには、ボタン電池を使ったリモコンやおもちゃは手に届くところに置かないなど気を付けていました。

直径39mmまでは赤ちゃんの口を通ると聞いたので、小さなおもちゃは買い与えず、おもちゃの数も把握していました。

今思えば神経質すぎたかな?とも思うのですが、2人目はもっと大変になりそうです。

なぜかというと、4歳の長女のおもちゃがたくさんあるので、次女が今後動き始めた時に飲み込んでしまうのではないかと考えると、気が気ではありません。

シルバニアファミリーの小道具やビー玉など、危険そうなものはたくさんあります。

今はまだ動けないので大丈夫なのですが、どのタイミングで次女が口に入れたら危なそうな大きさのおもちゃを撤去するか、悩ましいところです。

最近長女の友人が2歳の妹と一緒に我が家に遊びに来たのですが、気が付くと直径2cm程度のスーパーボールを噛みちぎっていました。

その後、スーパーボールのかけらが出てきたので飲み込んではいなかったようですが、赤ちゃんにとって危険なものが身近にたくさんあるんだと改めて感じました。

自分の子だけでなく、小さい子が家の中に入る時には気を付けなくてはならないのと、次女が動き始める前に長女と相談して、おもちゃの整理をしておく必要性を強く感じています。

【ヒヤッと体験談④】離乳食にもヒヤリはある!

骨が喉に刺さり、魚嫌いに…

食事中にも赤ちゃんにとっての危険はたくさんあると感じています。

やけどもそうですが、我が家では魚の骨が長女の喉に刺さり、大騒ぎになったこともありました。

離乳食が完了し、何でも食べるようになったころ、アジの干物の骨を取り除き、身をほぐして出したところ、骨が残ってしまっていて喉に刺さってしまったのです。

痛い痛いと言って泣くので、受診しなければならないかなと思っていたら運良く取れたのですが、初めて味わう喉の異物感に娘も慌ててしまったようでした。

それ以降、しばらく魚は食べなくなってしまい、今でも骨が入っていないか入念に確認しないと食べてくれません。

リンゴが喉に詰まってあわや窒息…

離乳食でおにぎりやパンが手づかみで食べられるようになったころ、薄く切ってリンゴを与えたところ、喉に詰まってむせ返ったことがありました。

幸いリンゴは出てきてくれて大丈夫だったのですが、「娘が窒息するのでは?」と背中をたたきながらハラハラしました。

離乳食は、急ぎすぎたり、手を抜きすぎると喉に詰まってしまうことがあるので、気を付けなくてはなりません。

まとめ

こうして慌てた場面を振り返ってみると、赤ちゃんにとって生活の大半を過ごす家の中には危険がいっぱいで途方に暮れそうになります。

さらに出先でも気を付け続けないとならないと考えると本当に大変ですよね。

ただ神経質になりすぎると何もできなくなってしまいます。

しかし、危険を回避するために対策をすることは大切だと感じる一方で、危ないことから遠ざけるだけでは、何も学ばないのでは?と思ったりもしています。

荒療治ではありますが、大怪我をしない程度に熱いものにさわったり、頭をぶつけたりして、身をもって学ぶこともあっても良いかと考えています。

しかし、難しいのはその加減です。

子供に対して「危ないよ」「ダメだよ」とばかり言っていることに気付くことがあり、それで良いのか悩ましくも思うことも。

ちょっとくらいの怪我では慌てずに対応できるように、対処法をいくつも知っておくことが大切なのかもしれません。

自分の不注意で子供に痛い思いをさせてしまうと、胸が張り裂けそうになるものですが、ちょっとやそっとのことでは動揺せずにどーんと構えていられる母になりたいものです。

様々な危険から子供を守れるように、一緒に頑張っていきましょう。

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