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ママテク(@mamateku)ライターのはーままです。
我が子には申し訳ないとは思いますが、ここだけの話、赤ちゃんの離乳食作りって本当に大変なんです…。
既製品ですべて済ませることが出来ればどれだけ楽かと思うほどです。
1人目の子供の場合、そもそも離乳食って何をどうしたらいいのという状態からスタートします。
私もあれこれと頭を悩ませながら進めていきました。
しかし、私はある助産師さんに出会って離乳食に対する考え方が一変しました。
離乳食はシンプルが一番!シンプルにすれば離乳食を用意するのも食べさせるのもストレスを感じません!
今回は私の離乳食作りの挫折話や、「離乳食はシンプルが一番!」という考えに至った経緯や、その後の離乳食作りについてをご紹介していきたいと思います。
パッと読むための目次
1人目育児は離乳食作りも神経質になりがち!
子育て中のママは、誰もがママ初心者を経験していますよね。
1人目の育児は、何もかもが初めてで何をどうすればよいのかお手上げ状態からスタートします。
どんなことに対しても神経質になりがちなので、育児を楽しめていない時期があったというママも多いはずです。
2人目、3人目になると1人目の育児経験がありますので気持ち的にも余裕が出てきます。
「大体こんな感じで大丈夫だろう」という適度な手抜きも出来るようになります。
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離乳食の面でも同様で、「どんなものをどんな調理法でどれくらいの量を食べさせるのか」という疑問だらけの状態からスタートしますので、情報収集するだけでも疲れてしまいますし、離乳食を作ることも億劫になりがちです。
だからといって経験値が浅いので手抜きの方法が見いだせないという悪循環を繰り返します。
私自身も1人目育児にはとても神経質になりました。
離乳食は子供の口に入る物なので特に神経質になっていましたが、そう長くは続きませんでした。
まずは離乳食の情報収集からスタート!がしかし…
離乳食をスタートする目安として、生後5カ月~6カ月頃が一般的です。
我が子の離乳食デビューは生後6カ月の終わりごろでした。
大人が食べる姿を見ながらヨダレがダラダラと流れていたので、離乳食スタート時期としては遅めでしたがこのタイミングで丁度よかったと感じています。
もちろん初めての子育てで離乳食について全くの無知でしたので、私は離乳食が始まる数カ月前から情報収集を開始しました。
- 本
本屋さんの育児本エリアには多くの離乳食本があります。
購入する際には何冊か中身を見比べました。私が選んだ本は、丁寧過ぎる程細かい内容でしたので、迷わず購入しました。
ザックリした内容だと結局またその部分で悩んでしまいますからね。 - ネット
育児サイトやクックパッドなどでは、離乳食レシピや手順が多く見つけることが出来ます。
レンジで簡単に作る方法や、パパママの食事からのとりわけのコツなどママの経験をもとにした情報が手に入ります。 - ベビーフード
ベビーフードには〇カ月頃と赤ちゃんの月齢によって様々な種類が揃っています。
食べさせても良い食材やカットの大きさ、軟らかさなど参考程度にチェックしました。
離乳食本も買ったし、ネットでレシピも集めたし、ベビーフードも研究したし、これできっと離乳食期は乗り切ることが出来るはずだと思っていました。
しかし、料理苦手な私にとってどれもクオリティの高いレシピばかり…。
自分の食べる食事を作るのも億劫なのにそれに加えて離乳食もか…と頭を抱える毎日でした。
特に離乳食本のレシピは想像以上のクオリティでした。
離乳食とはいえども、いろどりや栄養バランス、食器、すべてのものが手の込んだものばかりで、これをまさに“インスタ映え”と言うんでしょうね。
「自分には到底出来ないだろう」とすぐに本を閉じてしまったほどです。
赤ちゃんにこんなにすごい離乳食を作って食べさせているなんて…離乳食をスタートする前から自信を無くしました。
しかし、私もなんとか我が子にこんな離乳食を食べさせてあげたいととにかく必死になりました!
気合を入れてスタートした離乳食はすぐに挫折…
ひとまず離乳食本を参考に、みようみまねでスタートすることにしました。
特に安心安全にはこだわって、子供の体のことを一番に考えた離乳食作りをスローガンにしました!
- 【挫折①】ご飯は毎日炊きたてを!
ご飯は炊き立てが一番美味しいですよね。離乳食の最初のステップもご飯を柔らかくしたお粥さんからのスタートでした。
毎日炊き立てご飯を準備して、炊きあがったご飯をペースト状のお粥にして食べさせていました。
実は我が家、離乳食が始まるまで毎日ご飯は炊いていませんでした。
だいたい一日おきくらいのペースで炊けるだけ炊いておいて冷凍ストックしておき、その都度レンジで温めて食べていました。
毎日ご飯を炊くのはごく普通のことですし、それほど大変なことではありません。
しかし、最大限楽をしたい思いがありましたのでだんだん億劫に…。
- 【挫折②】野菜は無農薬国産のみ!
離乳食が始まってからは野菜の産地や農薬にとても敏感になりました。私達夫婦が食べるものとは別に野菜を買って調理をしていました。
海外製の野菜は選ばず国産のみ、無農薬と記載があれば迷わずそちらを選びました。
普通のスーパーでも1袋にいくつも入っている野菜があります。
そして、その並びに1つずつ購入出来る少し高めの野菜があるのを見かけたことはありませんか?例えば、にんじんだったら国産、無農薬、果物のように甘みの強い1本ずつ包装のにんじんを買っていました。
普通の袋に入ったにんじんよりも割高ではありますが、子供の口に入る物だと思えばまったく惜しくありませんでした。
- 【挫折③】塩分や食品添加物も要チェック!
うどんやパンなどを食べさせる時には塩分や食品添加物も入念にチェックします。出来るだけ添加物の少ないものを見つけては、わざわざそれだけを買いに車を走らせたことも多々あります。
- 【挫折④】食器も熱湯消毒!
離乳食を食べさせる食器も、その都度熱湯消毒をしていました。
まだまだ小さい赤ちゃんなので、菌に対する抵抗力が未熟だと思い、神経質なくらい徹底しました。
- 【挫折⑤】その都度出来立てを食べさせる
離乳食であっても、温かい出来立てが一番美味しい状態だと思います。
手間は掛かりますが冷凍ストックをせず一食分ずつ作っていました。
こんな風に気合を入れてスタートした離乳食作りは、当然すぐに嫌になりました。
数日間で終了であればこなせたかもしれませんが、長いスパンで、しかも回数が増えれば1日3回行わなくてはいけません。
まぁ、当然の結果ですよね。
出来立てが美味しいとは思っていましたが、その都度作るのは本当に面倒でした。
自分たちの食べる食事の準備もしながら、別で離乳食作りをしなくてはいけないのです。
ほんの数口分の離乳食をどれだけの時間をかけて作っているのだろうと思いだしたらバカバカしいなと思ったこともあります。
食材には特に気を付けていましたが、当然長く続けることは難しかったです。
我が家は家計に余裕があるわけでもありませんので食費がかさむのも大きなダメージでした。
良い食材を使い、出来立ての離乳食を食べさせようとしても子供は食べる気分でない時には全くといって口をつけてくれません。
時には暴れて食器がひっくり返ってしまったり、口からベーっと吐きだしてしまうこともあります。
そんな時にはこんなに頑張って作ったのにとイライラしたり、悲しくなったこともありました…。
助産師さんに教えてもらった離乳食を楽に進めるポイント
離乳食作りのスタートに失敗した私は、信頼出来る助産師さんに相談しました。
おっぱいマッサージでもお世話になっていた彼女は子供を3人育てている先輩ママでもあります。
育児本に書いてあるようなアドバイスよりも、的確でとても説得力のある内容でした。
①離乳食自体に栄養バランスを求めなくてOK
離乳食も栄養バランスを気にかけなくてはいけないと思っていました。
しかし、そんなことは全く無視して良い!と教えてもらいました。
そもそも離乳食というのは、母乳やミルク以外の食べ物を食べる練習時期であって、離乳食から栄養をとって成長しているわけではありません。
もちろん、栄養バランスが偏りすぎることはいけませんが、離乳食初期の段階では徹底する必要はないということでした。
②作り置きストックでもOK
赤ちゃんが食べる離乳食の量って、離乳食初期の段階では本当にごくわずかなんですよね。
そのわずかな離乳食を毎食作ることは効率的ではありませんし、面倒と感じることも当然です。
1週間分を目安に作り置きをして冷凍ストックをしておけば一気に楽になり離乳食作りが苦にならなくなると教えてもらいました。
我が家の旦那は冷凍が嫌だとか出来立てが良いなど小言をいいますが、赤ちゃんなら文句は言いませんからね!
気にせず冷凍→チンでOKとアドバイスを受け、肩の荷が降りた気分でした。
③食べない時は次回に見送ってOK
赤ちゃんが皆、お代わりコールをするくらいガツガツ食べてくれたらいいですよね。
食欲旺盛な赤ちゃんは足りなくて愚図ることもあるようですが、食べない子は全く食べなくて苦戦することも珍しくありません。
我が子も食が浅く気分のムラも激しかったです。
ヨダレがダラダラに出て食べそうだなと思っても、目の前に出すといらないと首をプイっと反らすことも多々…。
その状態で無理に食べさせようとイライラ…。こんな時には、潔く諦めてさっさと次回へ見送ってもいいと教えてもらいました。
“人間お腹が減れば食べる!”こう思えば気が楽ですね。
④味付けは一切なしでもOK
離乳食が進んでいくと、お醤油や出汁を使って薄味ではありますが味付けをしていくことになります。
しかし、大人でも言えることですが、一度味付けをしてしまうと味付けのない食べ物が物足りないと感じてしまうことがありますよね。
離乳食期の赤ちゃんも同じで、素材の味を覚えてもらうためにも基本的には味付けがなくても食べてくれるようであれば、焦って味付けをしなくても十分なんだそうです。
離乳食がどんどん進んでいくと、味付けのない食べ物を食べなくなったりと停滞期が訪れるはずです。
その時に初めて薄味をつけてあげれば味に変化がつきますし、食欲もアップにもつながります。
味付けをするとママも濃すぎたかな?薄すぎるかな?と離乳食作りで手間が増えてしまいます。
味付けという手段が1つ減るだけでも離乳食作りの大変さは大きく変わりますからね。今のうちだけでも楽しておきましょう。
⑤離乳食作りの便利グッズをフル活用
離乳食作りは、包丁とまな板、お鍋とすり鉢があればたいていのものは出来てしまいます。
しかし、この基本アイテムだけだととにかく手間がかかります!
家事に子育てに忙しい毎日を送るママにとっては出来れば楽をしたいものです。
そんな時にはあらゆる便利グッズを駆使して“とにかく楽に簡単に”を心がけていきましょう。
離乳食作りを楽にする便利グッズって?
離乳食作りには、こんな便利グッズがあります!
私も助産師さんからのアドバイスを機にこういった便利グッズも使うようになりましたが、面倒な離乳食作りが格段に楽になりました。
①ハンドブレンダー
離乳食作りをしている時におそらく私がブチブチ文句を言っていたのが聞こえたのか、旦那がハンドブレンダーをネットで注文してくれました。
ハンドブレンダーという存在を初めて知りましたが、使ってみたらビックリです!本当に神アイテムなんです!!
ハンドブレンダーを使えばたいていの離乳食がチャチャっと出来てしまいます!
大人が食べる献立だと、スープやジュースも簡単に出来ますので離乳食期を過ぎても十分に活躍してくれます。
私はブラウンのハンドブレンダーを使っていますよ。シンプルなデザインと使い方も簡単で愛用しています!
②製氷器
作った離乳食の冷凍ストックを作るために製氷器に入れて固めていました。
製氷機自体は100円均一の安い物でOKです。
出来れば蓋つきのものを選ぶとゴミが入る心配も減りますよ。
離乳食の美味しさを保つためには、しっかりと粗熱をとって手早く冷凍することです。
急速冷凍モードがあればそちらを選ぶと良いです。
ちなみに、製氷器の1マスに溢れるほど詰めてしまうと、固まった後にとても取り出しにくくなりますので注意が必要です。
③ジップロック
製氷器で固まった離乳食はジップロックに移し替えて保管します。
製氷器からその都度食べていっても良いのですが、場所もとりますし取り出すのも面倒です。
ジップロックに入れてしまえば外から簡単に見つけることも出来ます。
また、作った日にちをかいておくといつ作った物なのかが把握しやすいですね。
シンプルな離乳食メニューって?実際に作っていたものを紹介!
先ほどお話した助産師さんからのアドバイスで離乳食作りの考え方を見直した私はその後、こんな風に離乳食を進めていきました。
離乳食の段階(初期・中期・後期)別で紹介していきますね。
離乳食初期
離乳食初期には、食材のチョイスは離乳食本に従ってそのまま進めていました。
基本的にはご飯をお粥さんにして冷凍ストックして置き、野菜も一種類ずつ冷凍ストックです。
とにかく何でも柔らかく煮てハンドブレンダーでドロドロのペースト状にし、冷凍ストックです!
そして、その時の気分でいろいろな組み合わせをしていきます。
- ご飯+にんじんペースト
- ご飯+ほうれん草ペースト+しらすペースト
- ご飯&お豆腐ペースト+さつまいもペースト
- ご飯&さつまいもペースト&にんじんペースト などなど。
(&はご飯に混ぜているということです)
ご飯におかずのペーストというバージョン、まぜご飯のバージョンなど、美味しそうだなと思うような組み合わせを試しながら食べさせていました。
比較的合わせやすいのは、にんじんペースト、さつまいもペースト、かぼちゃペーストです。
甘みの強い食材なので赤ちゃんも喜んで食べてくれますし、他の食材との相性がバッチリです。
離乳食中期
離乳食中期になってくると、ドロドロペーストから少し形があるかな?という固さにしていきました。
ここでもハンドブレンダーの登場です。
ハンドブレンダーの強さを弱めに使って、少し形が残る程度にして作ります。
我が子はこの時点でも味付けを一切なしでも食べていましたので、味はつけていません。
ただ、たまにですが、粉チーズやかつおぶしなど、味見の調整が必要じゃないものは少量入れて食べさせていました。
基本的には離乳食初期と同じような組み合わせで食材の種類が増えていくだけです!
離乳食後期
離乳食後期になってくると、ハンドブレンダーの出番はやや少なくなります。
手づかみ食べが出来るような形にしておく必要があります。また、パパママが食べる食事からとりわけが出来るようになります。
我が子は離乳食後期になって初めて少しだけ調味料を作った気がします。
そもそも、覚えがないという時点で離乳食期の間にまさに味付けをしなかったということになりますね。
私は我が子にとにかく手づかみ食べをたくさんさせたかったので、手で持ちやすいメニューばかりを作っていました。
- 炊き込みご飯をおにぎりボールにする
- ミンチに野菜を入れてハンバーグ状にする
- 小麦粉を少量入れてこまかく切った野菜とまぜてお好み焼き風に
- ジャガイモや豆腐をつなぎとしておやきに
食材のかけ合わせはいつも適当です!
私もいつも試食していましたが、明らかにまずそうだというかけ合わせをしなければ大丈夫です。
最後に
“離乳食はシンプルが一番!”と冒頭でお伝えしましたが、シンプルというよりもズボラだったと言ったほうが正解ですね(^^)
ただ、このズボラな離乳食のおかげで離乳食が辛かったと思ったのは最初だけでした。
もしも、2人目の離乳食を作る機会がやってきたら、さらにズボラにやっていくんだろうな~と想像が出来てしまいます!
離乳食作りは最初に張り切りすぎてしまうとママがしんどい思いをすることになります。
「ここは妥協できるかな?」というポイントを見つけて、適度に手を抜くことが大事だと思います。
ママも赤ちゃんも幸せな離乳食期が過ごせますように!