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ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。
小さいお子さんを持つママがよく悩んでいる事の1つに「夜泣き」がありますよね。
就寝中に突然火が付いたように泣き出して、多くのママの安らかな睡眠を妨げる夜泣き…とてもツラいものです(T_T)
夜泣きは1歳前後から始まる子が多いですが、なかには生後3ヶ月くらいの頃から夜泣きがはじまっているという子もいるそうです。
「まだ夜泣きしてないよ」というお宅でも、小さいお子さんがいるかぎり、いつ夜泣きが始まってもおかしくありません。
昼間は家事に育児に追われてクタクタになっているママにとっては、夜泣きはできるだけしないでほしいものですよね…
「やっと眠れる!」と疲れ切った身体でベッドに入っても、数時間もしないうちに夜泣きがスタートするとママだって泣きたくなりますよね。
いつもは家族のために頑張っている元気なママでも、寝不足な上に疲れを蓄積していってしまうと倒れてしまう可能性もあるため、注意しなくてはいけません。
そんなことにならないためにも、夜泣きをさせない対策や夜泣きしてしまったときに速やかに泣き止ませる方法があるのなら、知っておきたいものです。
以前、別の記事の「【体験談】子供の夜泣きにイライラ…できるだけストレスなく乗り越えるための私流の対処法を紹介します!」を書いたときは「ママのストレス」「ママの過ごし方」などママを中心にお伝えしましたが、今回は「子供を夜泣きさせない方法や夜泣きしたときの対処法」についてお伝えしていきたいと思います!
パッと読むための目次
夜泣きをさせないための対策…カギは「昼間の過ごし方」にあり!
とにかくツラい夜泣き、出来ることなら事前に食い止めたいものです。
しかし、一体どのようにすれば夜泣きをさせないで済むのかわかりませんよね…
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夜泣きをする子は、「昼間の過ごし方」に夜泣きをするポイントが隠されていることがあります。
そのポイントとは次のとおりです。
- 朝起きる時間が遅い
- 昼寝が長い、または昼寝をする時間が遅い
- あんまり外遊びをしていない
朝の8時や9時すぎまで寝ていて起きる時間が遅い子は、必然的に就寝時間が遅いという子が多いのではないでしょうか。
夜遅くに寝て朝遅くに起きる子は、全体的に生活リズムが乱れているという場合があります。
また、子供の健やかな成長には欠かすことができない「成長ホルモン」の分泌の関係もあるので、夜は20時までにはベッドに入るのがベストです。
成長ホルモンは22時から翌2時までの間(ゴールデンタイム)に分泌されるもので、この時間帯に熟睡していることがとても大切になります。
このことを考えると20時にはベッドに入って、21時くらいにはグッスリ眠っておく必要があります。
そして朝はカーテンを開けて、しっかりとお日様の光を浴びせながら7時くらいには起こすようにしましょう。
規則正しい生活は体内時計を整えて、夜泣きの改善につながることがありますよ。
昼寝が長いのも夜泣きする原因の1つです。
お子さんの月齢にもよりますが、1歳前後のお子さんの場合は3時間以上、2歳前後のお子さんの場合は2時間以上の昼寝をさせてしまうのはとても危険です。
我が家の娘の場合は、夜泣きのある時期(1歳半くらい)に2時間以上昼寝をさせてしまっていて、夜泣きが一層激しくなりました…(涙)
お昼寝で体力を回復させすぎた結果、就寝までに体力が残ってしまって眠りが浅くなってしまっていたのです。
小さい子供にとってはお昼寝は大切な時間ですが、長さはちゃんと考えないといけませんよ。
ちなみにお昼寝の時間が遅いのも問題の1つです。
大人だって変な時間にお昼寝をするとなかなか眠くならなかったり、眠りが浅くなってしまったりでツラいですよね。
大人はベッドに入ってジッと眠気を待つことができますが、小さい子はそれができないので夜泣きに繋がってしまうのです…
私の経験上では、理想的なお昼寝開始タイムは12時半から13時くらいのあいだです。
ご家庭によっては「早すぎない?」「まだお昼ご飯を食べてる時間じゃない?」と感じるかもしれませんが、お昼寝から起きる時間を考えるとちょっと早いくらいがちょうどいいのです。
11時半くらいからお昼ご飯を食べて12時くらいに食べ終わって、食後にちょっとまったりしたあとにお昼寝…というパターンをおすすめします!
また、あまり外遊びをしていない子も夜泣きをする傾向があります。
お昼寝を長くし過ぎた子を同様に、身体を動かさないので体力が余ってしまっているのです。
家事や用事でママも忙しいかもしれませんが、隙間時間を見つけて公園やお散歩に連れて行ってあげてみてはどうでしょうか?
1時間だけでも自由に外で遊ばせたり歩かせたりすると体力の消費が違いますよ!
まだ歩けないという子でも、抱っこ紐やベビーカーに乗って外を歩いてみましょう。それだけでも赤ちゃんは体力を消費しているものです。
夜泣きしてしまったときの対策…出来るだけ早く泣き止ませるためには?
夜泣きさせない対策をしても、子供とその対策の相性が合わなければ夜泣きしてしまうことがあります。
夜泣きしてしまったものは仕方がないので
夜泣きを出来るだけ早く泣き止ませる方法としては次のものがあります。
- しっかりと起こす
- 授乳をする
- 外の空気を吸わせる
- 子供が落ち着く「音」を聞かせる
夜泣きをしているときの赤ちゃんは、「半分寝ていて半分起きている」状態です。
なので、1度しっかりと目を覚まさせることによって夜泣きを止めることができます。
もう1度寝かしつけをする必要がありますが、このまま延々を泣き続けられるよりも近道ですし、ママの精神的にもこっちのほうがいいですよね…
夜泣きをしているときの赤ちゃんの精神状態はとても不安定です。
怖い夢を見ていることもあれば、理由もなく突然泣きたくなったということもあります。
そんなときは、ママのおっぱいを飲ませるのが1番です。
大好きなママのぬくもりとおっぱいで落ち着いてくれることも多いです。
冬の寒い時期や、昼間の疲れで起き上がるのがツラいというママは布団の中で添い乳をしてあげるといいですよ。
「もうおっぱいは卒業している」という子の場合は、抱っこしたり手をにぎったりしてスキンシップをたくさんとって子供を安心させてあげましょうね。
また、しっかり起こそうとしても起きないし、授乳させようとしても泣き止まないというときは、気分転換に外の空気を吸わてあげましょう。
冬の寒い時期は抵抗があるかもしれませんが、窓を開けて外の空気にちょっとだけでも触れさせると落ち着いてくれることがあります。
人によっては、赤ちゃんが泣き止まないときはドライブに出かけたり、パパと3人で夜中のお散歩に出かけるという人もいます。
夜中のドライブは車を持っている人なら是非おすすめしたいです。
車の心地よい振動や走行音は赤ちゃんにとってはとても安らぐものなのです。
夜泣きがおさまった上に再びスヤスヤと眠りについてくれるなんて、とてもラッキーですよね!
ママもドライブで気分転換ができてスッキリすることが出来て一石二鳥です!
車がない人なら、パパ同伴の夜中のお散歩もいいでしょう。
夜泣きしている我が子を外に連れ出すときは「ご近所迷惑にならないかな…」と心配になるかもしれませんが、抱っこ紐などで手早くお散歩に出かけましょう。
外の雰囲気や抱っこ紐でママと密着している安心感、歩く振動などで結構早い段階で落ち着いてくれる子がほとんどです。
夜遅い時間でママと子供だけで出歩くのは危ないので、パパが同伴できるときは夜中のお散歩もおすすめです。
そして、夜泣きをおさめるのに意外と効果があるのが「子供が落ち着く『音』を聞かせる」ということです。
落ち着かせる音と言われてもあまりピンとこない人もいるかもしれませんが、テレビの砂嵐の音、スーパーの袋を丸める音、水が流れる音、ドライヤーの音など、大人からしたら「雑音では?」というような音を子供は好むことが多いです。
これらは、ママのお腹の中で聞いていた音と似ているので、聞いていると安心感が持てるそうですよ。
私がまだ幼い子供で夜泣きをしていた頃、母はテレビの砂嵐の画面を流していたそうです。
大声でワンワン泣いていたのに、テレビから砂嵐が流れるとその音に耳を傾けながら、再び眠りについたそうです…
まったく記憶にありませんが、子供だった私にしてみるときっと安心する音だったのでしょうね。
ちなみに、私の夫が子供だったころは水の音で安心していたと言っていました。
夜泣きじゃなくても大泣きしているときは、義母が夫を抱っこしてキッチンに連れていき、水の音を聞かせて落ち着かせていたそうです。
このように、どんな子供でも1つは「聞いているだけで落ち着く音」というものはあるはず。
最初は手探りになるかもしれませんが、我が子が「落ち着く音」を探しておくと夜泣きのときに助かるかもしれませんよ☆
夜泣き対策でしてはいけないことは?
先ほどは、夜泣きを出来るだけ早くおさめる対策法についてお伝えしました。
では逆に、夜泣きをおさめるためにしてはいけないことってどんなことなのか気になりませんか?
夜泣きをおさめるためにしてはいけないことは次のとおりです。
- 子供を完全に放置する
- お菓子やジュースなどで機嫌を取る
- 厳しく叱りつける
ひと昔前の育児方法で「夜泣きは相手にしない」と言っている人もいますが、これではちょっと子供がかわいそうです。
精神的に不安になって泣いているのに、まったく誰も相手にしないというのは夜泣きをひどくするだけです。
また、泣いても安心感が与えられないことによって、精神的にも不安定になってしまいます。
また、赤ちゃんが1人でも眠れるようにする「ねんトレ」がありますが、それを自分勝手な解釈をして夜泣きを完全に放置するようなことはいけません。
ねんトレは、赤ちゃんの様子を観察しながら時間をかけておこなっていくもので、決して放置するということではありません。
もし、ねんトレをして夜泣きをおさめていきたいのであれば、ちゃんと正しいねんトレの知識を身につけてからにしましょうね。
そして、どうしても夜泣きがおさまらないからといって、子供が大好きなお菓子やジュースなどと出して泣き止ませるものご法度です。
確かに手っ取り早く泣いているのをおさめることが出来るかもしれませんが、その場しのぎでしかありません。
もし、お菓子やジュースで夜泣きをおさめることを続けると、「夜中に泣いたら美味しいお菓子やジュースがもらえる」ということを学習して更なる夜泣きに繋がったり、虫歯の大きな原因にもなってしまいます。
ちなみに、私のママ友の3番目のお子さんは夜泣きがヒドくて上の子2人の睡眠にも差し支えが出てきてたそうです。
このままでは上の子たちの生活も乱れてしまうので「とにかく早く夜泣きをおさえよう」ということで、良くないとは思いつつも、夜泣きが始まったら「たまごボーロ」を食べさせていたそうです。
そんな生活が続いていると、夜中は決まって「ボーロちょうだい」と泣きながら起きるようになったそうです。
癖になっていることに気付いて「ボーロはもうないよ」と言って抱っこしたり、夜中のドライブに連れ出してもずっと「ボーロちょうだい」と泣き続けたそうです…
夜泣きをおさめるために食べさせていたたまごボーロがまさか次の夜泣きの原因になるとは…いいことはありませんね。
また、子供が夜泣きをしているとママはついついイライラしてしまいますよね。
不安げに泣く我が子を優しく抱きしめてあげたいのに
何が不満なの!?
夜中にこんなに大声で泣いたら近所迷惑でしょ!
しかし、これではさらに子供の不安をあおって夜泣きをひどくしてしまうだけです…
ママだってツラいのは本当によくわかります。
私も子供の連日の激しい夜泣きで我が子に大声を出してしまったことは何回もあります。
手を上げたりこそはしませんでしたが、イライラして仕方ありませんでした。
ですが、夜泣きは子供だってしたくてしているものではないので、ママに叱られてもどうしようもないのです。
叱ったり怒ったりしてしまいそうな気持ちはグッと飲み込んで、子供を優しく抱きしめてあげてくださいね。
どうしても夜泣きを止められなければ、安眠グッズを使ってみて
夜泣きをさせないために日中の過ごし方を工夫しても、夜泣きをしたときに早めにおさめられるように努力しても、中には「結局はこれまでと変わらない」という場合もあるでしょう。
万人に通用する方法があればいいのですが、子供にも個人差があるので「この方法が必ず夜泣きに効く!」というものはありません。
色々手を尽くしたけど夜泣きが改善されないという人は、安眠グッズに頼るもの大いにアリです。
寝かしつけや夜泣きをおさめるためによく使われているグッズは「おしゃぶり」という人が多いです。
「口の中に何か入っていると安心する」という子は結構多いので、おしゃぶりをくわえさせて安心感を持たせてあげるとスッと眠りに戻ってくれることがあります。
ちなみに、我が家の長女が使っていた安眠グッズは「いっしょにねんね すやすやメロディ ベビーミニー」というものでした。
前の章でもご紹介した「子供が落ち着く音」の1つである「胎内音」が、可愛らしいミニーちゃんのぬいぐるみから流れてきます。
長女が産まれたときに知人からお祝いで頂いたものだったのですが、ねんね時代の娘の夜泣きにはとても効果がありましたよ。
胎内音のほかにも、優しいメロディもあるのでお子さんの好みで聞き分けるといいですよ☆
まとめ
いかがだったでしょうか?
子供の夜泣きは成長している証拠とも言いますが、ママからしたら大変なものでしかないので早く終わってほしいですよね……
昼間は元気に遊びまわって夜は夜泣きなんてされたらママは1日中休まる時間がありません。
どうにかして夜中くらいはスヤスヤ眠ってもらわないとママの身が持ちませんよね。
そんな困った夜泣きには、生活リズムを整えたり、昼間の過ごし方を見直したりして夜泣きさせないように工夫をしたり、夜泣きしたときはまずはしっかり起こしたり、授乳をしたりなどでサッと泣き止ませる対処法をうまく使っていきましょう。
しかし、夜泣きをおさめるためにジュースやお菓子を与えたり、感情的に強く叱りつけるなどはしてはいけませんよ。
夜泣きをしている今が一番しんどいですが、夜泣きはいつまでも続くものではないので、様々な対策を駆使して乗り越えていきましょうね!
またツラい夜の始まりだ…