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ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。
産後、赤ちゃんのお世話をしている中で手荒れに悩まされました。
普段の家事に加えて、オムツ替え、調乳と手を洗う回数が増え、どんどんガサガサになり、次第に痛みを感じるように…。
特にうちの子は二人とも冬生まれだったので、乾燥している中お湯をじゃぶじゃぶ使ってしまい、産後の手荒れはどんどん悪化していきました。
赤ちゃんのふわふわの肌に触れるのが申し訳ないような気すらしました。
さらには、手を洗うのが憂鬱になり、自分がトイレに行くことも嫌になってしまったほど。
そこで今回は手荒れに悩まされながら洗剤をあれやこれや試してみた体験談をご紹介します。
同じように子育て中の手荒れに悩んでいる方に参考にして頂けたら嬉しいです。
パッと読むための目次
産後の手は荒れ放題…
昔は「産後の肥立ちが悪くなるから、床上げまではなるべく水に触らないように」と言われていたという話を耳にしたことがあります。
しかし、実際にはそんなわけにはなかなかいかないもの。
産院から退院して帰ってくると、赤ちゃんのお世話と家事で、水に触れる回数は一気に増えます。
赤ちゃんが何かに感染したらと思うと怖くて、過剰に手を洗ってしまうのもこの時期です。
私はもともと肌が強い方ではないので、季節の変わり目などはいつもささくれができてしまいます。
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ささくれから始まり、産後は手の甲のかさつき、かゆみ、細かい出血も出てしまい、指の関節の皮が破れ、出血、指先のひび割れとどんどん悪化していきました…。
指先がごわごわになり、細かくひび割れして乾燥しているので、スーパーで野菜を入れるビニール袋がなかなか開けられないことが頻発(汗)
ボタン付けなどちょっとした裁縫をする際や、段ボールを開ける際などには、指先の油分が奪われて、ぱっくりと割れた亀裂にこすれて、飛び上がるほどの痛みが走ることもありました。
そんな産後の手荒れが落ち着くまでには私の場合は4カ月ほどかかりました。
哺乳瓶洗浄剤は手荒れの原因?
赤ちゃんが産まれることで増える作業の一つに「哺乳瓶の洗浄」があります。
我が家は長女も次女も混合なので、1日に何度も水に溶かして使うタイプの哺乳瓶消毒剤で哺乳瓶を消毒しています。
生まれたばかりの頃は、一日に8回も触る哺乳瓶消毒液。
この消毒液に含まれているのは次亜塩素酸ナトリウムという成分で、赤ちゃんの口に触れても大丈夫なものです。
しかも消毒液につけた哺乳瓶の取り出しにはトングを利用するので、手に触れるのは取り出した後の哺乳瓶についた水滴のみ。
そのため、この成分が手荒れの原因かどうかは分からないのですが、商品の注意事項に、“手の荒れ、発疹・発赤、かゆみ等の症状があらわれた場合には、使用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。”と書かれているので、手荒れをしてしまう人も中にはいるようです。
手荒れの原因なのかどうかは定かではありませんが、私は念の為に調乳の際には消毒液を手につけたままにしないように水で洗い流すようにしています。
手荒れしにくい食器洗い洗剤はどれ?私のおすすめを紹介!
食器洗いは、子育て中に限らず手荒れの大きな原因だと感じています。
食洗器があれば緩和できるのかもしれませんが、残念ながら我が家にはないので、洗うたびに手がどんどんガサガサになっていきます。
「普段使っている食器洗い洗剤も産後手荒れの原因なのでは?」と疑い、様々な洗剤を試すようになりました。そこで私が使ってみて良かったものをご紹介します。
手に優しくコスパも良い!【ヤシノミ洗剤/サラヤ】
我が家は現在これをリピート中です。無色透明、無臭の食器洗い洗剤です。
商品名の通り、ヤシノミ由来の天然成分で作られており、人に優しいだけでなく環境にもやさしい商品とされています。
濃度はさらりとしていて、薄めな印象ですが、手肌へのやさしさと、洗浄成分のバランスを考えてこの濃度16%にしているのだとか。
ポンプ式の容器はとても使いやすいです。
天然成分のため、泡立ちに心配があったのですが、スポンジに一押ししてクシュクシュすると細かい泡がたっぷり発生します。
ただ、一回の泡で洗える量は少ない印象です。
脂がギトギトのフライパンを洗うときなどは、ぬめりが残ることがあり、何度か継ぎ足しをして洗うことになります。
カレーや煮魚など、臭いの強いものを作った時には、ぬめりと臭いを撃退するために、何度もポンプをプッシュしてしまいます。
脂の撃退に時間がかかる分、手肌の脂も奪われにくくやさしいので、ヤシノミ洗剤を使い始めてからは、食器洗い後に感じていた細い針で手の甲をさされているような痛痒さを感じることは少なくなりました。
ポンプタイプを一度購入すると、詰め替え用がとっても安いところがとても嬉しいです!
10mlあたり8.6円
10ml あたり4.86円
オシャレで環境にやさしい【フロッシュ/旭化成ホームプロダクツ】
手肌や環境にやさしい洗剤ということでもう1つ私が試したのが、ドイツ生まれのフロッシュです。
アロエヴェラ・ザクロ・シトラス・パフュームフリーに加えて、洗浄力が強化されたブラッドオレンジ、重曹プラスの6つの種類があります。
色はかなりビビットで香りが強めなので、洗い終わった食器も香ります。
臭いが気になる方は、パフュームフリーを使うと良いと思います。
私は食器洗剤が香るのは嫌いでないので、シトラスを使いました。
濃度は濃い印象ですが、泡立ちはそれほどではないので結構たくさん継ぎ足してしまいます。
油汚れがとれにくいと感じたので、調べてみたところ、スポンジに直接つけるのではなく、ため洗いに適していることが分かったので洗い方を変えてみたら落ちやすくなりました。
我が家では、ヤシノミ洗剤に比べてお値段が高めという理由で使わなくなってしまいましたが、フロッシュもヤシノミ洗剤同様、手の脂が奪われにくく、手荒れが進行しにくい印象でした。
10mlあたり19.6円
10mlあたり 9.8円
界面活性剤が多くても手肌に優しい【キュキュットハンドマイルド カモミールの香り/花王】
ヤシノミ洗剤やフロッシュに比べると界面活性剤が42%と配合比率が高めですが、手肌へのやさしさにこだわっている商品です。
キュキュットシリーズの他の洗剤よりは、濃度が薄めでさらっとした印象です。香りはありますが強くはありません。
泡立ちは細かく軽い感じなので、このシリーズの他の洗剤よりは継ぎ足しをたくさんしないとならない気がしました。
洗い終わりの手はさらっとした印象でしたが、多少、手の脂も落ちたかなという感じはしました。
10mlあたり5.7円
10mlあたり6.5円
触れずに洗える【キュキュットCLEAR泡スプレー/花王】
水や洗剤に触る回数を減らすことができるのが、キュキュットの泡タイプのスプレーです。
スプレーして流すだけで汚れが落ちてくれます。
我が家では4歳の長女のお弁当箱や水筒のストローを洗うときなどに重宝しています。
手を入れにくいコップやストローにするっと泡が入っていく感覚は爽快です。
香りは、オレンジの香り、無香性、微香性(グレープフルーツの香り)の三種類があります。
つめかえではなく、スプレーの下部を取り換える付け替え用なので、キッチンに置いておくと汚れてきてしまう洗剤のボトル部分が新しくでき、簡単で衛生的です。
10mlあたり10.5円
10mlあたり9.13円
哺乳瓶洗い洗剤はどれが手に優しい?私のおすすめを紹介!
我が家では哺乳瓶や離乳食の食器など、赤ちゃんの物を洗うためには赤ちゃん用の哺乳瓶洗い洗剤を使用しています。
赤ちゃんが大丈夫ということは、ママの手肌にもやさしいということで、お高めですが大切に使っています。こちらも様々なタイプを試してみたのでご紹介します。
【おすすめ!】エルミー敏感肌・アレルギー肌にやさしい哺乳びん洗剤
「もう悩まないで 手荒れ・手湿疹・あかぎれ・ひびわれ “スキンケア”は“洗剤”から」というポップに惹かれて購入しました。
お値段もお手頃で使ってみると洗浄力にも申し分なかったので、最近我が家ではこれをリピートしています。
哺乳瓶用のたわしを使って洗うと、泡立ちは申し分なく、濃度は特別濃くも薄くもありません。
敏感肌用と書かれているだけあり、食器洗いのたびに感じる手の脂を持っていかれる感覚はあまりありません。
10mlあたり8.26円
大容量でサラサラ【哺乳瓶野菜洗い/ピジョン】
ピジョンの哺乳瓶洗い洗剤は濃度が薄く、水のようにさらっとした洗剤で独特の香りがあります。
泡立ちが弱めで、哺乳瓶の中に1プッシュして哺乳瓶洗浄用のブラシでこすっても泡が出にくいところが、優しさなのか洗浄力不足なのか判断つきませんでした。
詰め替えや買い替えが面倒に感じてしまう私にとっては、大容量なところがとても魅力です。
10mlあたり7.5円
しっかりした泡が使いやすい【アラウベビー 泡ほ乳びん食器洗い/サラヤ】
アラウベビーの哺乳瓶洗い洗剤は泡タイプなので、哺乳瓶の中や乳首に泡がくっついてとても使いやすいです。
哺乳瓶や乳首に直接泡を入れられるところが良いです。
ピジョンの哺乳瓶野菜洗いと同じくポンプタイプです。
洗浄成分が全て植物性なので、安心して使うことができます。ママの手肌にやさしい成分も配合されています。
10mlあたり12.9円
10mlあたり12円
かわいらしいけど、きちんと落ちる【ベビーファーファ】
夫の実家に帰った時に、たまにしか使わないからコンパクトな物を、と思い購入しました。
エルミー同様、濃度も普通、泡立ちも申し分ありません。
無香無着色で、ボトルがかわいらしいところも嬉しいです。
油汚れに自信がある商品とのことで、その通りにスッキリ洗い上げることができます。
10mlあたり9.8円
使い捨て手袋は手荒れの特効薬?!
どんなに洗剤にこだわっても、一度手が荒れ、あかぎれまで行ってしまうとなるべく水に触れないようにしたいものですよね。
そこで手袋を使用して水仕事をした時期もありました。
まず初めにゴム手袋を使ってみたのですが、料理をするときに使ってうっかり指先の部分を包丁で切って穴が開いてしまったりと、なかなか上手に付き合えませんでした。
また使い終わった後に乾ききらずに、シンクの隅でべたべたになっていたり、なかなか衛生的に使うことが難しく感じられるように。
そのため、使い捨てタイプを使うようになりました。
使い切り手袋 ポリエチレン 極うす手 M 半透明100枚/エステー
私が現在使っている使い捨て手袋はこちらのものです。
手荒れを改善するのに、手袋はかなり効果的だと感じます。
ただ、忙しい中で、つけたりはずしたりが面倒だというデメリットがあります。
台所に立っている時に赤ちゃんが泣くと、手袋外して抱き上げることになったりします。
またちょっと手荒れが良くなると面倒になり、また悪化してを繰り返してしまうことがありました。
手袋は手荒れを防ぐために一番良い方法だと思うのですが、煩わしさはあると感じています。
また、大容量の使い捨て手袋を買ったのですが、使い捨てにも様々なタイプがあるので、小容量のものを色々試してから買えばよかったとちょっと後悔しています。
こちらの手袋は手にフィットするタイプではなく少しゆるめだったので、中に水が入りやすかったため、輪ゴムを手首にまいておさえて使っています。
漂白には「酸素系漂白剤」が手荒れしない!
私が酸素系漂白剤の存在を知ったのは、ここ一年ほどのことで、それまではプールのような強い臭いのある塩素系漂白剤を使用していました。
塩素系の漂白剤はゴム手袋をしないで使用すると激しく手荒れしてしまうのに対し、酸素系はぬるっとした感覚は残るものの、すぐに洗い残せばそんなに手が荒れる感覚はありません。
最近では台所も洗濯も酸素系漂白剤を使っています。
シャボン玉酸素系漂白剤/シャボン玉本舗
シャボン玉石けんの企業理念は「健康な体ときれいな水を守る」だそうで、人と環境にやさしい無添加せっけんなので、安心して赤ちゃんの食器や服にも使えます。
汚れを落としやすくするポイントは、30~50度のお湯を使用すること。
つけ置き後には、汚れが落ちているだけでなく、臭いがスッキリ取れて、塩素のように残り香もないところもとても良いです。
(台所で食器、ふきんなどの漂白・除菌・消臭に水2リットルに対して8gが標準利用料なので、93回使用可能。一回につき4.6円)
以下の記事でシャボン玉酸素系漂白剤の便利な使い方などをご紹介しています♪
まとめ
赤ちゃんとの生活を快適にするために、ストレスは感じたくないもの。
食器洗い用の洗剤は、手肌に優しいもの・天然由来のものなどは、お高めのものもありますが、手が荒れてしまいケア用品をあれやこれや試すことを考えると、そんなに高くないようにも感じられます。
授乳で赤ちゃんに栄養を送っている時期はそれでなくてもトラブルが起こりやすい時期。
食器洗い洗剤はケチらずに良いものを選ぶことをお勧めします。
やさしいママの手で赤ちゃんを抱っこできるように、洗剤を選べると良いですね。
ハンドクリーム、ハンドソープ編も別記事でまとめているので、もしよかったら読んでみてくださいね。