【体験談】完ミ育児にだってメリットがたくさん!母乳が出なくて悩んでいるママに伝えたいこと

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りっくんママ

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2016年12月に男の子を緊急帝王切開にて出産した新米ママです。4月からは認可保育園へ通いながら仕事と子育ての両立に奮闘中。ワーママとしての時短テクや子育てで感じたこと、うまくいったやり方などシェアしていきたいと思います(^^)よろしくお願いいたします。

ママテク(@mamateku)ライターのりっくんママです。

赤ちゃんが生まれたら完母で育てたいと考えている人は多いと思います。

母乳は赤ちゃんにとって一番の栄養。

  • アレルギー予防が出来る
  • 免疫がつき丈夫になる
  • 乳幼児突然死症候群の予防に繋がる
  • 産後ダイエットになる
  • ミルク代がかからない
など、赤ちゃんにとってもママにとっても母乳はメリットが沢山!

母乳推進の産院も全国各地にたくさんあるのも納得ですよね!

そんな母乳のメリットを知ったら母乳で育てたいと思うようになるのは自然なことだと思います。

私も産前「母乳で絶対育てる」と考えていた1人でした。
しかし、産後こんなに母乳が出ずに苦しい思いをするとは夢にも思っていませんでした。。。

母乳に良いと聞いたものはとにかく色々試しました。

母乳外来やおっぱいマッサージにも定期的に通い、食事の改善、おっぱいマッサージ、母乳に良いとされるお茶など、出来る限りのことはやったつもりです。

しかし、結局私の母乳量は増えていかず、産後1ヶ月半ほどで母乳を諦め、完ミで育てることを決意することに。

産後は寝ても覚めても母乳のことしか頭になく「完ミにする」と決断するのはとても勇気がいりました。

りっくんママ
1ヶ月半も頑張ったのに、本当にここで諦めていいの?
もう少し頑張ればもしかしたら出るようになるかもしれない…

完ミにしたら楽になるのにという気持ちと、ここで諦めていいの?という葛藤がしばらく続きました。

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でも今振り返って思うのは、あの時完ミにしておいて本当に良かった!ということです。

母乳のメリットばかりが注目される中、ミルクにだってメリットが沢山あるということをもっと多くの人に知ってほしいと思います。

母乳を推進する産院が多いため、

ミルクは赤ちゃんに悪いもの
母乳が出ない私は母親失格…
と捉えて落ち込んでしまっているママに、『全くそんなことはない!』と声を大にして伝えたいです。

当時の私のように今まさに母乳が出ずに悩み苦しんでいるママさんに何か参考になればと思います。

母乳推進の産院は母乳が出ないママを追い詰める

私は母乳推進の産院で出産をしました。

母乳推進であることはもちろん知っていましたが、母乳で育てたいと考えていたので、自分の意向にも合っていたし、特に不安や疑問は抱いていなかったです。

しかし「母乳推進である」ということでこんなに精神的に追い詰められることになろうとは思いもしませんでした…

産後、すぐに母乳をあげましたが一切母乳が出ているという感覚がありませんでした。

母乳が足りないのかいつまでも泣き続けている息子。
やっと眠ったと思っても数十分後には起きてくるという感じで、とにかくずっと泣いていました。

産後すぐはそんなもんですよ。退院する頃にはきっと母乳は出るようになっているから安心してくださいね。とにかく泣いたらおっぱい、泣いたらおっぱい。何度でも咥えさせてください。何度も赤ちゃんがおっぱいを吸うことで母乳は徐々に出るようになりますから
と言われ、その通りに泣いたらおっぱい、をひたすら続けました。

授乳間隔は3時間以上は開けてはダメと言われ、前回の授乳から3時間以上経つと夜中であっても起こされ、授乳をしました。

しかし一向に初乳が出ない私のおっぱい。

そのうち赤ちゃんが餓死してしまわないか心配だったので聞いてみると、

赤ちゃんはママのお腹の中で貰った栄養をたくさん蓄えているので、産後何日間かは何も飲まなくても生きていられるから大丈夫なんですよ~
と看護師さんに言われました。

りっくんママ
そんなもんなのか。
と何も疑問には思わず、

  • とにかく泣いたらおっぱい
  • 3時間以上空けずに

という病院の指導に従い、頑張って授乳を続けました。

産後3日目にはようやく初乳が出て、おっぱいが張った感覚も少しずつ感じられるように。

しかし、赤ちゃんの体重の減り具合を考慮し、その日にミルクがほんのすこしだけ足されることになりました。

ミルクを飲み干すととっても満足したような表情でぐっすり眠りについた息子。
私もつかの間の休息を取ることが出来ました。

しかし、またしばらくしてお腹が空くとギャンギャンと泣き叫び、昼夜問わず病院の廊下中に息子の泣き声が響き渡っていました。

あまりにも泣くので何事かと思った看護師さんが走って駆けつけることもありました…(汗)

そんな状況でしたが、ミルクは本当にギリギリのラインでしか出してくれませんでした。
出されたミルクを飲み干してもっと欲しい!と泣いても、絶対に追加では出してくれませんでした。

私の体力もそろそろ限界だった頃、夕方に様子を見に来てくれた看護師さんが私の様子を見て

もしどうしても夜中辛かったらその時はミルク出すので、遠慮なく言ってくださいね
と優しく声をかけてくれました。

その日の夜中、やはり数十分で起きてくる息子に限界を感じ、ナースコールを鳴らしミルクを出して欲しいとお願いしてみることに。

しかし、ナースコールで飛んできた看護師さんは夕方の看護師さんとは違う人でした。

うちはそういう方針の病院ではないですから。医学的な根拠がない限りミルクは出せません
と一言いい、部屋を出ていってしまいました。

空腹で泣き叫んでいる息子に何もしてあげることが出来ない自分。
本当に辛く、悲しい気持ち、悔しい気持ち、色んな感情がこみ上げてきました。

りっくんママ
母乳が出ない自分は母親失格なのかもしれない

とさえ思い、自分を責めました。

結局その日もミルクを出してもらうことはなく数十分ごとにおっぱいをあげながら、朝を迎えました。

そんな入院生活も残りわずかとなり、相変わらず増えていかない母乳量に不安を覚え始めました。

りっくんママ
退院したらミルクをどのくらい足せば良いのだろう…?
入院中は医学的根拠にもとづいたミルク量を判断してくれたけど、私にはそんな知識はないし…

退院後の授乳について不安になった私は看護師さんに相談してみました。

すると

それを判断するのが母親の仕事。赤ちゃんの様子を見ながら決めるのが普通だし、それが出来ないなら母親とはいえないですよ
みたいなことを言われてしまいました。

ただでさえ、母乳が出ないことに落ち込んで自信を失ってしまっていた私には、グサリとささった一言でした…。

退院する頃には出るようになっているはずと言われた母乳は、結局ほんのちょっとしか出ないまま、退院の日がやってきてしまいました。

帰宅後、真っ先にミルクを作り、息子に飲ませてあげました。

お腹いっぱいになり満足そうに眠る息子を眺めながら『辛かったよね、ごめんね…』と心の中で思いながら、『これで自分の判断でミルクを飲ませてあげられる…』とひと安心しました。

退院後も辛い授乳生活は続く…

退院後は自分の判断でミルクを出してあげられるようになったので「何もしてあげられない」という精神的な辛さは少し軽減されたものの、ミルクの量のこと、母乳をもっと増やすために出来ることなど、インターネットで授乳に関する悩みを検索する日々が続きました。

私が出産した産院には母乳外来もあったので、定期的に母乳外来にも通いました。

母乳外来では母乳を飲む前と後で、赤ちゃんの体重増加をチェックし、母乳がどのくらい出ているかを見てもらったり、少しだけマッサージをしてもらったりしました。

母乳が増えない悩みを相談すると毎回

  • おっぱいを吸わせていれば出るようになる
  • ご飯をしっかり食べなさい
など決まったアドバイスしかされず「ご飯もたくさん食べているし、回数も沢山吸わせているのになんで増えていかないんだろう?」といつもモヤモヤとした気持ちでいっぱいになりました。

近くの助産院でおっぱいマッサージをやっているところがあったので、そちらに行って相談をしたこともありました。

おっぱいに良い漢方を飲んだり、●●を食べると母乳にいいと聞けばとにかくたくさん食べ、水分もしっかり2リットル以上飲むようにしました。

その他にも色んな努力をしましたが、一向に母乳量が増えている気配はありませんでした…。

息子の体重増加がとても気になったのでレンタルでスケール(体重計)を用意して、毎日計測。

『何グラム増えた!』と飛び上がるように喜んだり、『今日は増えてなかった、減っていた…』と恐ろしく落ち込む日もあったり。

そんな中、やってきた1ヶ月検診。

母乳量を測定した所、両方のおっぱいで20mlほどしか出ていないことが発覚。

母乳だけでは足りないのでミルクを●ml足して様子を見ましょう
と言われました。

「様子を見るっていつまででしょうか…?」と聞くと、また母乳外来へ1週間後に来るようにと言われました。

りっくんママ
一体いつまで母乳外来へ通う生活が続くのか、もういっその事、完ミにしたほうが楽なのではないか…。

1ヶ月検診の結果でふと力が抜けた私は、そんなことが頭をよぎるようになりました。

遂に母乳をやめることを決意。

それからもしばらく母乳をあげながらミルクを足す生活が続きましたが、精神的にも体力的にも限界を感じ、母乳をやめて完ミにすることを決意。

夫や実母からも

母乳辞めちゃうの?勿体無い
もう少し頑張ってみたら?
など色々言われましたが…。

りっくんママ
でも母乳をやめるってどうすればいいんだろ?急におっぱいを吸わせなくなったら、おっぱいが詰まったりとか、そういうことはないのだろうか?
とふと心配になりました。

そこで1ヶ月検診の時に予約しておいた母乳外来に行った際に、母乳のやめ方、完ミへの切り替え方について相談をしてみました。

すると、とても困ったような顔して

母乳は赤ちゃんにとって栄養満点で素晴らしいものですし、ママと赤ちゃんのふれあいを持つことでホルモンの分泌が…
と母乳のメリットを淡々と語られ、最後に
おっぱいはとにかく吸わせることが大事ですから、これからもがんばってください
と言われました…。

母乳推進の病院内にある母乳外来だったので、ミルクを進めるようなことは言ってはいけないというルールがあったのかもしれませんが、『専門家に頼れなければ一体誰を頼ればいいのだろう』と思ったのでした。

完ミにしたことで育児がぐんと楽になった!

その日から「もういいや、ミルクだけにしよう!」と気持ちを切り替え、ミルク缶に書かれてある月齢の目安を参考にしながら、ミルクをあげました。

すると、夜中に頻繁に起きてきていた息子がぐっすりと寝てくれるようになったのです。

さすがに朝までぐっすりとはいきませんでしたが、夜中のミルク1~2回程度でOKという感じになり、ようやくまとまった睡眠が取れるようになりました!

また完ミにしたことで与えるミルク量も明確になったので、『どのくらいミルクを上げれば良いのか?』などの悩みも全く無くなり、インターネット検索漬けになることも随分と減りました。

あとは3時間以上は授乳間隔をあけてはダメ、というルールもなくなったので、「あ、もうすぐ3時間経つ、、、そろそろ授乳しなくちゃ。」といったように時間を気にすることも全くなくなりました。

そして、何よりも完ミに切り替えて一番良かったのが、息子に笑顔で接する心の余裕が出来たこと!

母乳を頑張っていた時の私はとにかく悩んでいて常にイライラしていましたし、ミルクを美味しそうに飲む息子を見て、なんとも言えない辛い気持ちになったり、息子が母乳拒否をすると

りっくんママ
なんでおっぱい飲んでくれないの!飲まないと母乳量が増えないじゃない!
とついつい言葉にしてしまうこともありました。

でもミルクにして気持ちを切り替えたことで、授乳タイムがただただ憂鬱で辛い時間だったのが、一生懸命哺乳瓶をくわえる息子を見て「なんて可愛いんだろう」と思う心の余裕も出てくるようになりました。

完ミにしたことで家族でも授乳ができるようになったので、実母に息子を見てもらい、ずっと我慢していた美容室に行き、お買い物へいくことが出来ました!

完ミにするというだけでこんなに楽になるだなんて。
もっと早く完ミにしておけばよかったと思ったのでした。

完ミだって赤ちゃんは立派に育つ!

全国の産院がこぞって推進するくらいですから、きっと母乳はミルクには変えられない素晴らしい栄養があるのでしょう。

ですが、実際に周りの人を見て

  • あの人はいつも元気だからきっと母乳で育ったに違いない!
  • あの人は身体が弱いから完ミだったに違いない!
と思ったことありますか?

おそらくほとんどの人はそんなこと1回も考えたことないと思います。

自分が母乳で育ったか、ミルクで育ったかすらも知らないという人も結構いるはず。

母に聞いてみると私の兄はミルクで育ったそうですが、今でも至って健康で特に病弱だなという感じはしません。
また愛情不足で育ったような印象も特にありません。

私自身は母乳で育ったそうで、至って健康ですが、風邪を引くことも時々ありますし、インフルエンザなどの感染症もかかったこともあります。
幼いころは小児喘息で入院したこともあるそうです。

母乳には一体どんなメリットがあるのか、医学的なことは私には分からないですが、ただ1つ言えることは、大人になってしまえば母乳で育ったのか、ミルクで育ったのかなんて全然大した問題ではないのだということ。

今息子は保育園に通っていて、0歳児クラスには12人の赤ちゃんがいますが、見た目ではどの子が母乳で、どの子がミルクかなんて全く分かりません。

0歳児の時点で既にどっちで育ったかも見分けがつかないのです。

母乳だからどうだとか、完ミだからどうだとか、研究結果ではそう出ているのかもしれませんが、実際に完ミで育ててみて、完ミだから愛情が不足しているとか、母乳だから発達が良好でないとかそんなことを感じたことは一度もありません。

哺乳瓶でも私の腕の中でとっても幸せそうな顔をしてミルクを飲んでいます。

愛情不足かもしれない、と感じることは決してありません。私もそんな息子を見てとっても幸せな気持ちになります。

確かにミルクはお金もかかりますし、外出する時には荷物が多くなります。

ですが、そんな苦労は母乳がでなくて苦しんでいた時のことを考えると、なんてことないです!

そして、頭に入れておきたいのは「授乳は1歳くらいになれば必ず終わる」ということ!

母乳でいくか、ミルクでいくか、悩んでいる間は授乳が永遠につづくような気がしているかもしれません。

でも生後5~6ヶ月頃には離乳食が始まり、1歳頃にはほとんどの栄養を離乳食から取れるようになります。

母乳なのか、ミルクなのか。

新米ママにとってすごく深刻な悩みのように捉えがちですが、赤ちゃんの長い人生のうちのたった1年間の栄養をどう摂取するか、ただそれだけのことだと捉えれば、少しは気が楽になるのではないでしょうか?

もちろん母乳にはメリットが沢山あるので、出れば母乳のほうがいいとは思います。

ですが、ママが思い悩み、苦しみ、落ち込み、母乳ノイローゼに陥り、子供に笑顔で接することが出来なくなるほど頑張らなければいけないものなのかな?と私は思います。

産後はホルモンバランスの影響から精神的にも不安定な時期が続きます。

母乳を頑張りすぎて、ママが産後うつになってしまっては元も子もありません。

ママが笑顔になって楽しく育児が出来るのなら、ミルクでもいいんじゃない?そう思います!ミルクでも子供はちゃんと育ちます。

母乳頑張ったけど出なかったのなら、離乳食でたくさん栄養のあるものを食べさせてあげればいい、愛情たっぷりの手料理を作ってあげればいい、私はそう思います。

それでももう少し母乳を頑張りたいのであれば、「あと2週間、頑張ってみてダメだったらミルクにしよう」など自分の中で期限を決めておくといいかもしれません。

ゴールの見えないマラソンは辛いだけですもんね。

【まとめ】母乳だけが全てではない!

母乳のメリットが色んな所から言われている中で、「よし、母乳をやめて完ミにしよう」と決断するのは簡単なことではないと思います。

私も実際とても悩みましたし、完ミに切り替えてからもしばらく「本当に良かったのかな?」と自信が無くなることもありました。

後日談ですが、生後3ヶ月の頃に保健師さんが自宅訪問に来た時に、母乳が出なくて結局完ミにした話をしたところ、私のおっぱいの形状や息子の状態を少し見てもらったのですが、

お母さんのおっぱいと息子さんの舌の形状は相性があまり良くないので、出なかったのも無理はありません。よく1ヶ月半も頑張りましたね~
と言われました。

私のおっぱいは乳首が短く、赤ちゃんからすると吸いにくいおっぱい。
息子はいわゆるハート舌(舌小体短縮症)で、普通の舌の形状と比べて哺乳力が弱いのだそうです。

授乳するのに相性なんてあったのか…それ、もっと早く知りたかった(笑)

母乳が増えない原因は人それぞれあると思いますが、もしかしたら私の場合は、おっぱいの形状や、息子のハート舌に原因があったのかもしれません。

1日朝1回しかミルクを飲まなくなった今となっては、そんな辛かった母乳生活もいい思い出です。

今母乳が出なくて苦しんでいるママさんは、そんなに思いつめなくても大丈夫。
母乳が出なくても全く母親失格ではないですし、最終的にミルクになってしまっても赤ちゃんはきちんと成長します!

一通り色々やってダメなら最終的にミルクがあるし、まぁいっか!くらいの気持ちで、ゆる~く頑張るのが一番です。

精神的に体力的に限界を感じたら、その時はミルクに切り替えるという手段も全然アリなんです!

そして、授乳期のフニャフニャの赤ちゃんはきっと今が可愛い時期!!

赤ちゃんの顔を見て触れて、今しか出来ないことを楽しんでくださいね。

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