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ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。
たくさん食べてほしくて、離乳食の勉強をしていた人も多いことかと思います。
しかし、いざ離乳食が始まってみると最初こそパクパク食べてくれているものの、だんだん「遊び食べ」をするようになってきて戸惑ってしまうこともあるでしょう。
遊び食べしている様子を見て「何かあるのかな……」「ご飯、美味しくないのかな……」と困惑してしまうと同時に「一生懸命作ったのに、なんでこんなことするの?」とイライラしてしまいますよね(T_T)
せっかくの楽しい食事タイムが困惑やイライラに満ちたものになるのはママも子供も望むところではありません。
笑顔で過ごすためにも遊び食べをどうしかしたいものですよね。いい対処法があるのなら知っておきたいところです。
今回は、子供の「遊び食べ」にお困りのアナタのために、我が家の遊び食べ体験談や、それをもとに保健師さんに相談して教えてもらった対処法をご紹介していきたいと思います!
パッと読むための目次
遊び食べにイライラ……我が子の遊び食べパターンをご紹介!
娘が産まれてから5ヶ月、いよいよ離乳食開始!
料理が苦手な私でしたが、娘のために出来るかぎり頑張っていこうと張り切っている時期でした。
はじめて娘に食べさせたのは「10倍粥」
とても興味を持ってくれていたので「もっと頑張ろう!」「娘がいつも完食するようなご飯が作りたい!」と思うようになりました。
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しかしそれは最初の2週間だけ……
なんと早々に娘の「遊び食べ」が始まってしまったのです。
うちの娘がやっていた遊び食べは次のようなものです。
- 口に入れた食べ物をブーッを吐き出す
- 食べ物をわざと下に落とす
- スプーンやフォークでお皿のものをグチャグチャにする
- 別のおかず同士をおにぎりを作るように握りだす
離乳食初期の5ヶ月頃によくやっていた遊び食べは「口に入れた食べ物をブーッを吐き出す」というものです。
まだ自分ではスプーンを持って食べることができない時期だったので、とにかく口から吐き出すということを楽しんでやっていました……(T_T)
よく見ているとどうやら口の中から吐き出す感覚に興味を持ってたらしく、しばらくしたらやらなくなりました……好奇心が満たされたのでしょうか?
ですが次は「食べ物を手でわざと下に落とす」という動作をやり始めました。
離乳食に慣れ始めてちょっと余裕が出てきた頃で、離乳食を入れている器に手を突っ込むようになったのです。
ユルユルの離乳食は落とされると床にビチャっとなり、子供の手もドロドロ……やめさせても何回でもトライするので本当にイライラしたものです。
そして、食器を持ちたがるようになったので(生後6、7ヶ月頃)、形だけも食器を持たせて食事をするようになると今度は「スプーンやフォークでお皿のものをグチャグチャにする」ということをやり始めました。
離乳食は水気が多いのでスプーンやフォークで勢いよくグチャグチャにされると四方に飛び散ってしまいますよね……(汗)
子供の服はもちろん、私の服もドロドロになります。
遠く離れていた壁に離乳食のニンジンの汁気が飛んでシミになっているのを見つけたときはとても悲しい気持ちになりました……(T_T)
また、同時期に「別のおかず同士をおにぎりを作るように握りだす」という遊び食べをするようになりました。
とはいっても完全に握れるわけではなく、おかずを持った手のひら同士を「パンパン!」とするような動作をしていたのです。
娘には悪意がないことは頭ではわかっているのですが、これまで娘の遊び食べで我慢してきたイライラや、一生懸命作ったご飯が見るも無残になっていく様子を見てプツンと来てしまいました。
軽く娘の手の甲を叩き、「ダメ!」「もうご飯はおしまい!」とキツめに叱ってしまいました。
生後7ヶ月だった娘は当然のように大泣きしていましたが、私も遊び食べへのイライラや幼い娘の手を叩いた罪悪感で今にも泣いてしまいそうでした……
以前、遊び食べについて母に話した所、
お兄ちゃんやアンタもそうだったよ
周りの先輩ママさんに相談しても
うちの子も遊び食べしていたけど、ほっといてもいつの間にかちゃんと食べるようになってたよ!
しかし、今回叱ってしまったことで自分のなかで限界が来ていることがわかったので「何とかしなければ」と思い、当時いつも通っていた児童センターに出入りしている保健師さんに相談することにしました。
次の章では、私が保健師さんから教わった遊び食べの対処法についてご紹介していきますね!
保健師さんから教わった子供の遊び食べ対処法!
保健師さんに時間を作ってもらい、子供の遊び食べについて相談すると、母や先輩ママさんのいう通り「小さい子は、遊び食べしちゃう子が多いよ」とのことでした。
保健師さん自身のお子さんも小さい頃は遊び食べをしている時期があったそうで、私と同じように悩んでいたそうです。
そんな保健師さんの体験を踏まえた上で、子供の遊び食べの対処法を教えていただいたのでご紹介したいと思います。
【遊び食べ対処法①】ご飯以外の食べ物は控える
離乳食を始められるくらいの月齢になると、赤ちゃんでも食べられるお菓子を食べさせてあげたいと思うママも多いことかと思います。
私もその1人で、「生後〇ヶ月から食べられるお菓子」「赤ちゃん用のジュース」というものを見つけては「我が子にも食べさせて(飲ませて)あげた~い!」とよく買ってきたものです(^^;
美味しそうにお菓子を食べている我が子を見ていると、可愛くって幸せな気持ちになりますよね…
ですが、そのお菓子によってお腹がいっぱいになると当然離乳食が食べられなくなり、遊び食べに繋がってしまうことも……。
大人だって間食しすぎるとご飯が食べられなくなりますよね(汗)
お菓子を食べさせるのもいいのですが、食事のほうが大切です。
まずはご飯をしっかり食べさせるようにお菓子のあげすぎには気を付けてあげてくださいね。
【遊び食べ対処法②】ご飯のときはテレビを消して部屋を片付ける
子供が遊び食べをしてしまう原因の1つに「ご飯に集中出来ていない」という可能性があります。
目の前に興味のあるおもちゃやモノがあると、どうしてもそっちに気が行ってしまいます。
また、テレビがついているとジーッと見入って手や口がお留守になってしまうことも……
こうしている間にだんだん食べる意欲が削がれていって、結果として遊び食べに繋がってしまうことがあるのだそうです。
子供がご飯を食べるときは、テレビを消して、出来るだけ部屋(少なくとも食卓やその周辺)の片付けをするようにしてみましょう。
小さい子供がいると、ママはいつもせわしなく動き回ることになりますよね。
バタバタと子供のお世話に家事にと大忙しで、部屋の片付けまで手が回りにくいものです。
ですが、ご飯のときだけはちょっとだけ時間を作って部屋をサッと片づけてみるといいですよ。
【遊び食べ対処法③】メニューにバリエーションを持たす
子供だって毎日同じものや似たようなものが食事で出てくると飽きてしまうものです。
「またコレか……」と感じて食事への意欲は大幅にダウン→遊べ食べ……となってしまっていることもあります。
この状態をどうにかするには「食事のメニューのバリエーションを増やす」ということです。
同じニンジンを使うにしても、ペーストにして豆腐と混ぜてあえ物にしてみたり、ポタージュにしてみたりなど調理方法を変えるだけでバリエーションはどんどん増えていきます。
味もそうですが、食感が変わるだけでもかなりの新鮮さを感じるものです。
離乳食の最初の頃は、使える食材や調理法が限られているので苦労しますよね……
ですが、中期以降はそれなりに使える食材や調理法が増えてきます。
子供のお世話や家事で忙しいですが、ちょっと時間を見つけてネットや本を読んで離乳食のバリエーションを増やしちゃいましょう☆
ちなみに私は料理が得意ではないので、離乳食ではかなーり苦戦したクチです……
そんな私が「バリエーションを増やす」なんて出来るわけがありませんでした(汗)
結局、自分の苦手を補うべくベビーフードに頼ることになったのですが、市販のベビーフードはかなり優秀で大助かりしました!
そのまま食事として使うこともできますが、家庭の食材と一緒にアレンジ(コーンペーストのベビーフードをおかゆに入れて「コーンのおかゆ」、数種類の野菜を煮込んだタイプの離乳食とうどんを使って「野菜たっぷりうどん」など)して、凝っている感じなのにカンタンに美味しい離乳食を作ることもできました。
「バリエーションなんて思いつかないよ~」とお困りでしたら、アレンジとしてベビーフードを使ってみるのもアリですよ!
ベビーフードはホントにたくさんの種類があるので、どんどんアイディアが浮かんできますよ。
「子供が飽きない食事」で、遊び食べを解消しちゃいましょう★
【遊び食べ対処法④】時間が来たら食事を下げる
子供の成長を考えると「ご飯はしっかりと全部食べさせないといけない!」と思ってしまいますよね。
時間がかかっても完食させることに注意が行ってしまっていることもあるでしょう。
しかし、ダラダラとした食事タイムが遊び食べに繋がってしまっている可能性は大です。
「ダラダラしていても食事を下げられることはない」という安心感から、遊び食べという寄り道をしてしまっているのです。
我が子の遊び食べがこのタイプだなと感じたら、まずは30分などと食事を時間を決めて、その時間が来たらサッと食事を下げるようにしてみましょう。
そうすることによって
- ご飯を食べる時間は決まっている
- ご飯の時間は一生懸命食べないといけない
遊び食べにイライラしてしまうママは考え方をちょっと変えてみよう!
前の章では遊び食べの対処法をご紹介しましたが、正直速効性がある方法でありません。
しっかりと時間をかけて実践していくことで、子供は食事のマナーを知り、食事を集中することを学んでいくのです。
すぐに解決しようとはせずに、長い目で見ていくようにしてあげてくださいね。
ですが、やっぱり子供が遊び食べをしているとイライラしてしまうものですよね(汗)
ちゃんと対処法を取っているとはいえ、遊び食べが改善されるまではなかなかイライラは解消されないものです。
そんなママは、まずは「自分は遊び食べの何にイライラをしているのか」を考えてみましょう。
そうすると、次の2つの理由でイライラしてしまうという人が多いのではないでしょうか。
- 真面目に食べない我が子にイライラ
- 遊び食べで散らかるのにイライラ
私の場合は、どちらかではなく2つともでした(汗)
色々忙しいのに食事のたびに掃除をしなくてはならない
ですが、このイライラも考え方や対処によってはかなり軽減することができるのです。
ここではそれについてをお伝えしていきたいと思います!
真面目に食べない我が子にイライラタイプの人はこう考えよう!
子供が遊び食べしている理由は、先ほどの章でもお伝えした
- お腹が空いていない
- 気が散っている
- 飽きてしまっている
などのほかにも、
- コレを下に落としたらどうなるんだろう?
- コレとコレを混ぜたらどんな感じになるんだろう?
大人から見たら遊び食べしているように見えますが、子供からしたら知的好奇心からくる「実験」だったりするものです。
決して「ふざけて食べてみよう」「食べたくなからグチャグチャにしちゃえ!」というイタズラ心だけがあるわけではないのです。
なかには我が子と同じような月齢でも遊び食べをしない子もいるので「なんでウチの子は真面目に食べてくれないんだろう」と焦ってしまう気持ちは本当によくわかります。
ですが、「食べ物に興味を持っているんだな」「自分なりに勉強しているんだろうな」と思考を切り換えるとちょっとだけイライラが軽くなりますよ(^^)
遊び食べで散らかるのにイライラタイプの人はこう考えよう!
遊び食べによって「部屋が汚れるのがイライラする」なんてこともありますよね。
テーブルやイス、服は当然のこと、床にも食べこぼしが散らかっているとママは心底ウンザリしてしまうことでしょう(T_T)
一生懸命集中して食べた結果、こぼしてしまった食べこぼしを掃除するならまだしも、遊び食べの後始末なんてイライラの極みでしょう。
そんなときは、子供のイスの下や食卓の周りにレジャーシートを敷いておくといいですよ!
絨毯を敷いてるお宅や、床が敷き詰めタイプのカーペットだと掃除が大変ですよね……
でも、レジャーシートを敷いていたら絨毯やカーペットを汚す心配はなくなります。食べこぼしも、食後にレジャーシートをゴミ箱の上でパパッと払えば解決です★
また、レジャーシートもいいのですが、私個人としては新聞紙がオススメです。
新聞紙だと食事が終わったらそのまま丸めて捨てることが出来るので、レジャーシートのように拭いたり洗ったりする手間が省けます!
汁気が多いものがメニューにあるときは新聞紙を重ねて敷くなりして対処するといいですよ(^^)
ちなみに
たくさん汚すからもう何枚も服を洗濯しているので、今回はカンベン!
そんなママは食事用のエプロン(※長袖)を着せるといいですよ!
長袖なので上の服は完全に防御することができます!裾にポケットがついているので多少の食べこぼしならキャッチしてくれますよ(^^)
また、どうしても外食する予定があるというときに、こういった食事用エプロンを1枚持って行っておくと安心することができますよ♪
まとめ
いかがだったでしょうか?
子供の遊び食べでお困りのときは、次の対処法がオススメです★
- ご飯以外の食べ物は控える
- ご飯のときはテレビを消して部屋を片付ける
- メニューにバリエーションを持たす
- 時間が来たら食事を下げる
これらをすることによって「ご飯に集中させる環境(状況)を作る」「ご飯に興味を持たせる」ということをすることができます。
まだ小さい子供なので、ママが率先してご飯を食べやすい環境を作っていってあげてくださいね(^^)
ちなみにうちの娘は7ヶ月からこのような対処法をして、1歳半過ぎには遊び食べをすることなく食べてくれるようになりました。
「なんでウチの子は真面目に食べないんだろう」「ちゃんと食べてたならまだしも、遊び食べで散らかったものを毎回片付けるのはたまらない」「毎日絨毯を洗濯するのは苦痛……」と、子供の食べ遊びにイライラしてまう気持ちは本当によくわかります。
ですが、ここはちょっと考え方を変えてみたり、カンタンにできる食べこぼしの対処をとってみたりして上手に乗り越えていくようにしましょう♪