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ママテク(@mamateku)ライターのあおいです。
先日、ママ友と3人で話をしていた時、「出産時の入院は、大部屋と個室どちらだったか?」という話になりました。
私は元々、家の近くの個人の産院で個室での入院を予定していたのですが、結果的に緊急で帝王切開になり、大きな大学病院での入院になったんです。
緊急の入院だったために個室は空いておらず、4人で一つの大部屋になりました。
初めての出産で、初めて大きな大学病院での入院…
急な入院でしかも母子同室!大部屋で大変だったことや、よかったな~と思えた事など、ママ友と話しているうちに色んな事を思い出しました。
子どもは現在一人なので、私はもちろんその1回きりの出産しか経験していませんが、他のママ友からの話を聞いた上で考える事も色々ありました。
今回は私が出産で経験した大部屋のメリットとデメリット、そして他のママたちの入院体験談も一緒に紹介していくので、入院する部屋や産院選びをするプレママの参考になれば幸いです!
パッと読むための目次
大部屋での出産で感じたメリット1、他のママの様子が学べる
私が入院していた大部屋はナースセンターから一番近い部屋で、体調の悪いママや看護師さんがすぐに駆けつけた方がいい状態のママなど、とにかく入れ替わりの激しい部屋でした。
常にバタバタしている印象はあったのですが、やはり大部屋だと色んな他のママの様子を学ぶことができます。
私は帝王切開だったので、一日目はひたすら横になっていて寝たきり…。
ほんの少しでも動くとお腹が痛むので、寝返りを打つのも看護師さんに手伝ってもらっていました。
けれど、私より一日前に帝王切開を終えたママさんが、二日目にはすでに歩く練習をしていたんです。
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という看護師さんの声を聞きながら、「こんなに痛いけど、明日から頑張らないとな…」なんて心構えする事もできました。
他にも、私は産後母乳がなかなか出なかったのですが、隣のママさんが電動搾乳機を借りて使っているのを見て、

搾乳機で絞るのをきっかけに母乳の出がスムーズになり、授乳の悩みが解消されました。
初めての事で分からない事だらけの出産でしたが、周りの様子をこっそり伺いながら、「あれはこうすればいいのか~!」なんて色々学ぶことができたのはとても大きなメリットでした。
大部屋での出産で感じたメリット2、看護師さんの出入りが多い
個室の場合、ナースコールを呼ぶか、向こうから様子を見にこない限り、看護師さんの出入りはそんなに無いと思います。
しかし、私が入院した大部屋の場合、4人のママと4人の赤ちゃんがいたので、看護師さんが部屋に出入りする頻度がとにかく多かったです。
出入りが多くてなんだか落ち着かないというのはデメリットでもあるのですが、私は一人でお茶も取れない・寝返りが打てない…という状況だったので、「ちょっとすみません!」とすぐに近くの看護師さんに声をかけられるのは助かりましたね。
また、看護師さんからもすぐに様子を見てくれます。
息子は泣き虫で、夜もずっと泣いていたり、すぐにお腹が空いておっぱいを欲しがったり…
ぐずって大変そうにしていると、

自分から「休みたい」とナースコールで呼ぶのは…と、私はつい我慢してしまうようなタイプなのですが、こういう風にすぐに声かけをしてくれるのは有り難かったですね!
大部屋での出産で感じたデメリット1、とにかく夜寝られない
大部屋、または相部屋での最大のデメリットは、とにかく夜が落ち着かずに寝られないという事…。
ママが寝られるようにと、夜だけ赤ちゃんを預かる産院も多くありますが、私の病院の場合は完全に母子同室。
一日目と二日目はとにかくお腹が痛くて寝不足で、痛み止めを打ってもらいながら「やっと少し寝れそう…」と思ったところで、他の赤ちゃんの泣き声で寝れません。
初めの二日間は自分の赤ちゃんは体を休める為に見てもらっていたのですが、三日目からは夜も同室で寝るように。
寝不足で体が完全では無いまま、今度は自分の赤ちゃんを見ないといけないですし、やっと我が子が寝た~…と思ったら、やっぱり周りの赤ちゃんが泣いて寝られない、という無限ループでした。
夜は看護師さんの数も少なく、バタバタしている様子だったので、昼間になると

退院する前日くらいになると、赤ちゃんの泣き声にも慣れたのか、我が子の泣き声以外にはあまり反応せずに気づくと寝落ち…という事もよくありました。
大部屋で寝られない・寝不足で大変だという場合には、少し看護師さんにお願いして寝る時間を確保してみたり、ちょっとした工夫で解消されるかもしれません。
また、母子同室でなければ夜は寝られると思いますし、そこは産院によって様々です。
あらかじめ母子同室なのか、または時間によっては預かってくれるのかというのを確認しておくといいでしょう。
大部屋での出産で感じたデメリット2、周りの人が気になってストレスに
先ほどと似ていますが、やはり周りに気を使って疲れてしまう事も多くあります。
また、周りの話し声や様子もよく分かるので、学ぶ事もありますが、疲れてストレスになってしまう事も…。
二日目の夜中に、「痛みも少し和らいで来たし、ちょっと寝たいな…」と思っていたところ、右隣のママのすすり泣く声が聞こえて来たんです。
自分も元気で余裕があるのなら、「どうかしたんですか?」って言えたかもしれないけれど、この時ばかりは痛みも辛いし眠気がひどくて、声をかける余裕もありませんでした。
しばらくすると看護師さんが気づいて声をかけていたんですが、どうやら産後うつっぽい感じになってしまっていた様子。
母乳がなかなか出ない事に悩んでいて、話し声や泣き声がずっと聞こえていました。
斜め前のママも帝王切開で体の調子が悪かったようで、看護師さんが体を拭いてくれているのに、「痛いって言ってるでしょ!」とイライラしていたり、大きな声で「もう構わないでください!」と怒鳴っていたり…なんだか激しかったですね。
ちなみに目の前のママは中国人の方で、看護師さんが言葉を伝えるのにすごく苦労していたり…
とにかく周りの様子が色々と気になってしまいました(今となってはいい思い出ですが…)
また、面会もカーテンで仕切られただけの部屋では声がかなり漏れるので、部屋の外の休憩室などで家族とも話すようにしていました。
私が出産した病院では大きなソファやお茶も用意されていて、赤ちゃんが一緒でもくつろげる空間だったので、部屋以外にもこういった休憩スペースがあると、面会などはストレスなく過ごせると思います。
自分の部屋以外の施設もチェックしておこう!
ここまでの内容では、大きな病院や大部屋はデメリットの方が大きい…と感じるかもしれません。
確かに私も、もう一度大部屋がいいかと言われると、「個室がいいかな!」と考えています(笑)
ですが、病院内には部屋以外の施設も色々あって、授乳室は2部屋ほどありましたし、休憩室や売店などもよく活用していました。
周りに気を使って疲れているときは、授乳室で授乳してそのままゆっくりしたり、お見舞いに来てくれた友人と休憩室で話をしたり。
このような部屋以外の施設も色々活用できていたので、そこまで大きなストレスを抱えすぎる事はなかったですね。
また、急な入院で大部屋になったものの、「個室が空いたら個室に移動されますか?」と声もかけてくれたので、私のような緊急入院でも個室へ移動できる場合もあるようです。
ただ、私は緊急な帝王切開にも関わらず5日目で退院だった為にお断りしました(大学病院は入れ替わりが激しいのか、退院が超早い…!)
では、他のママの意見はどうなのでしょうか?
今回話を聞かせてくれた、ママ友の体験談を少し参考にしてみようと思います。
他のママの意見はどうなの!?個室との違いは?
近所のキッズサークルで一緒になった、ママ友にお話を聞いてみました。
Aさんは年上の先輩ママさんで、上の子の時は大部屋に入院し、下の子の時は個室にしてもらったんだとか。
Bさんは1年前に出産した後輩ママさんで、近所にある完全個室の産院での出産。
2人にそれぞれどうだったか意見を聞いてみると、自分とはまた違った意見なども聞くことができました。
大部屋・個室どちらも経験あり!先輩ママAさんの意見

5年前だけれど、未だに年に1、2回はランチに行ったり、ママ友として繋がっているよ!
私の部屋は自然分娩の人しかいなかったし、結構周りの人も喋っていた。ご飯は食堂で食べるようになっていたから、自然と同じ部屋の人で固まって一緒に食べたりして仲良くなっていたかな。
大学病院での緊急入院の人ばかりの病室(筆者が経験したような)雰囲気とは違うかもね…
それからしばらくして部屋の関係で2人部屋に移動したんだけれど、2人って逆に気を使っちゃってダメだった。4人の方が楽だったかもしれない。
それから2人目の出産の時は、上の子もいるし面会する事を考えると個室が良くて。
個室って少し費用が違うから私はまた大部屋でもいいかな?って思っていたんだけど、上の子もやんちゃな時期だったから個室にしてよかった!
泣き声やテレビの音も気にならないし、上の子の育児で疲れていたから、個室でゆっくり出来て逆に幸せだったかも(笑)
でも、大部屋でママ友が出来たり、みんなで喋るのも息抜きになってたから、個室で子どもと二人きりで寝るのは少し寂しかった記憶があるかな。
大部屋とのギャップがあって、どちらもよかったけど、どっちがいいかって聞かれたら悩むところかな。上の子や兄弟がいるなら、やっぱり個室がおすすめだと思う。
近所で評判の産院にて個室での入院!後輩ママBさんの意見

前々からそこは評判が良くて、とにかく施設が充実しているのもすごかったし、出産して次の日はフルコースみたいなディナーが出てきて幸せでしたね(笑)
退院する日にはマッサージをしてくれるサービスもあったりして、「本当に産院?」っていうくらいホテルに泊まっている感覚でした。
もちろん個室だったしゆっくりできてよかったんですが、色んな費用が加わってて、手出しがめちゃくちゃ高いって訳ではないけれど、やっぱり出産助成金内で収めたかったかなーって感じましたね。
友人は市民病院などで出産してかなり安かったと言っていたので、次はそういった大きな病院で大部屋でもいいかなって思っています。
産院によっても随分違う!口コミや家庭環境を考えて選ぼう
こうした他のママの意見って、結構重要だったりしますよね!
産院によって個室にするか大部屋にするかで費用も変わってきますし、個人の産院か市民病院か、または私のような大学病院かなどで入院費も違ってきます。
先輩ママAさんが言っていたように、やはり上の兄弟がいる場合などは、個室の方がゆっくりできますよね。
また、後輩ママBさんが入院したような、ママにとって嬉しいサービスが充実したホテルのような産院もあります。
どこの産院で出産するのかは、いろんな評判や口コミ、自分の家庭環境なども考えて選ぶようにするといいでしょう。
ちなみに、私は後輩ママBさんが入院していた産院に対して、「いいな~!美味しいディナーやエステなんて…羨ましいな~」と思っていたんです。

そう思っていたところ、最近生理の前後に体調が悪く、外来でここの先生に診察してもらった事があったのですが…
相変わらず人気の産院で2時間待ち!ママたちが待合室でたくさん待っていました。
子どもも保育士さんがいるキッズスペースで見てもらって、終始ご機嫌…♬
で!いざ診察してもらったのですが、私はここの先生とめちゃくちゃ相性が悪かったです(笑)
完全個室で施設はすごい!サービスもすごい!診察中に子どもも診てくれる!素晴らしい病院!
って思っていたけれど、診察時の先生のあまりの冷たさにびっくりしました…

と目も合わせず淡々と…。「いや、違うと思います…出産が大変で~」と説明すると、

その後も一通り検査してもらい、特に異常はなかったのですが、「この先生に2時間も診察の順番を待って、毎回診てもらうのは嫌だ!!」って思ってしまいました…。

もしかしたら腕のいい有名な先生なのかもしれませんし、一回の診察だけで一概には言えないけれど、やっぱり出産や女性のデリケートな事って相談しやすい先生の方がいいですよね。
いくら出産時の待遇が良くても、先生との相性が悪いと安心して出産できないな…と感じたので、先生もやっぱり大切です。
いや、むしろ、一番重要かもしれません(笑)
個室か大部屋かだけでなく、相談しやすい・よく細かいところまで診てくれるなど、先生との相性も考えておくのもおすすめします!
【まとめ】個室でも大部屋でも自分に合った出産プランを!
いかがでしたか?
今回お話を聞いたお二人も、どちらもそれぞれ最大のメリットは同じような事を言っていました。
個室の場合
- とにかくゆっくりできる
- 赤ちゃんの泣き声や周りに気を使わなくて済む
- 追加で費用がかかる産院が多い(手出しが増える)
大部屋の場合
- 出産費用が安く済ませられる(産院にもよるが、平均的に個室より安い)
- ママ友ができたり、他の人の育児の様子が学べる
- 周りに気を使う
- 母子同室の場合は寝不足になる場合もある
などなど…
私の周りには、「個室の方がゆっくりできていいよ!」と言うママが多いですが、「大部屋の方が費用も抑えられて安く済むからいいよ!」と言うママも中にはいます。
私のように出産が大変で体の負担が大きく、ママがゆっくり休みたい場合は個室の方がおすすめ。
ですが、実際に出産の入院はあっという間!約1週間ほどの入院だけなら、なるべく費用を安く抑えて、今後赤ちゃんへかかるお金を取っておきたいと考えるママも多いようです。
その他にも先生との相性や、病院への距離など…。妊婦検診も毎月・毎週通う場合は、大きなお腹でも移動しやすい産院選びをしたいですね。
私も実際に出産前には、友人のプレママ同士で「出産って個室!?大部屋?」って言う話題がよく上がっていました。
「大部屋はこうらしいよ~個室はこうらしいよ~うちの産院は入院費これくらいだよ~」なんていう情報交換をしていたのを覚えています。
どちらもメリットデメリットはありますが、自分の体の事や家庭の事を考えながら、安心して出産できる産院選びをしていきましょう♬