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ママテク(@mamateku)ライターのチコリーヌです。
臨月に入った経産婦さん、なんとなく落ち着かない日々を過ごしているのではないでしょうか。
予定帝王切開や誘発分娩予定じゃないかぎり、いつ産まれるかは赤ちゃん次第…。
待つしかないのですが、産む方にもいろいろ事情がありますよね。
旦那さんにどうしても立ち会いしてほしいとか、上にお子さんがいると「この日、この時間だけは出てこないで~」なんて日もあるものです。
私も毎回出産予定日近くになるとソワソワし、ネットで「出産予定日」「早まる」とかで検索しまくってました…(笑)
お産は100人いれば100通りなのですが、今回は参考までに我が家の3姉妹の出産についてレポートしたいと思います。
初めて出産する人も、2人目、3人目を妊娠中の経産婦さんで今まさにソワソワしている人も、ぜひ参考に!
パッと読むための目次
出産予定日から何日ズレた?二人目、三人目は早まる?
長女…40週7日
8ヶ月ごろから子宮頸管が短いといわれ、貼り止めの薬を服用していました。
なので、早く産まれると思って里帰りも早めにしたのに、まさかの予定日超過…。
出産予定日から1週間過ぎたら、誘発剤を使うために入院予定でした。
そして入院予定日の朝に自然に陣痛がきて、出産になりました。
できれば誘発剤は使いたくないと思っていたので、ほっとしたのを覚えています。
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次女…40週1日
二人目なので長女よりは早く生まれるだろうなと思っていました。
出産予定日は1日過ぎましたが、ほぼ予定日通りだったので「まだか。まだか。」とヤキモキせずにすみました。
二人目ともなると、出産時に長女を預かってもらう都合などもあって、予定日近くで産まれてくれたのは有難かったです。
三女…40週0日
三人目にして予定日ぴったり!!
三人目はさすがに出産予定日より早いんじゃないかと思っていたんですけど、体質なのかやっぱり予定日までお腹にいました。
出産予定日の次の日に長女の幼稚園の劇発表会があったので、もう少し早く産まれてほしかったんですが…。
劇発表会は入院中で残念ながら見られませんでいた。
ダメもとで先生に数時間だけ外出したいと頼みましたが、先生は苦笑しながらも「無理です」ときっぱり…。
長女には妊娠中も色々我慢してもらっていたので、どうしても見てあげたかったんですけどね。
試して効果があった!?陣痛ジンクスあれこれ
正産期といわれる37週。大きくなったお腹もしんどいですよね。
お腹が邪魔で熟睡できないわ、足の爪も切れないわ、腰も痛いわ…。
私も「あ~、早く出てきてくれ…。」と思っていました。
実際に産んでみたら、赤ちゃんの育児の大変さにお腹に戻したくなりましたけど(笑)
いつくるかわからないものを待つって、けっこうストレスですよね。
有名な陣痛ジンクスがいくつもあるくらいなので、みんな同じ心境なのでしょう。
三人の出産時に私がやったことは、こんな感じでした。
長女の場合
長女出産のときは里帰りしていました。
自分ではできるだけ体を動かすようにしていたつもりですが、今思えば3食昼寝付の「食っちゃ寝」生活。
出産予定日から1週間も過ぎて陣痛がきたので、予定日を過ぎてからはいろいろやりました。
とりあえず思いつく陣痛ジンクスはやれるだけやりました。
陣痛ジンクス、ネットで検索すればいろいろ出てきますね。
オロナミンCや焼き肉、たぶん陣痛とは関係ないんじゃないかと思いますが、やっぱりやっちゃいますよね~。
陣痛はともかく、出産はやっぱり体力が大事!
オロナミンCも焼き肉も、そのための栄養補給にはいいかもしれませんね。
実際に私がやってみた中で陣痛に関係あるかなと思ったのは、スクワットや雑巾がけ、早歩きです。
これやったら、当然ですがお腹が張りました。
でも、むやみにお腹を張らせたからって、陣痛につながるとは限りません。
お腹の張りが陣痛につながるときは、一定間隔で張りが来るときでした。
一定間隔でお腹の張りが来ても、しばらくすると遠のいたり、なくなったりします。
そんな陣痛につながりそうな張りがきたときに体を動かすと、張りが遠のかずに陣痛につながるという感じでした。
実際には長女のときは就寝前に「おしるし」があり、明け方にお腹の張りで目が覚めました。
そこからお腹の張りが強くなったり、弱くなったりしながら、朝の10時ぐらいに10分~15分間隔でお腹の張りが来るようになりました。
もともと誘発予定で入院する予定の日だったので、そのまま病院に行って入院しました。
次女の場合
次女のときも、とりあえず出産予定日にオロナミンCを飲んで、焼き肉を食べました(笑)
当時長女が2歳すぎだったので、毎日公園に行っていたし、ブランコも滑り台も追いかけっこも大きいお腹でやっていました。
長女出産のときよりは、ずっとずっと体を動かしていたと思います。
それでも出産予定日を過ぎて、少々焦っていた予定日翌日。
いつものように午前中はベビーカーで長女を連れて、近所の公園にでかけていました。
公園からの帰り道は、まぁまぁの坂道でまぁまぁな距離を上ります。
公園で遊んでいるときにも不定期にお腹の張りはありました。
ちょうど帰りの坂道にさしかかった頃も、お腹が張っていました。
その坂道は並木道で車が通らないので、どんぐりや落ち葉を長女と拾ったり、寄り道しながら歩くのですが、だんだんと張りが定期的に…。
「これは!」と思い、この機会を逃してなるものかと長女をベビーカーに乗せて、坂道を早歩きで一気に登りきりました。
そう、この日は日曜日!パパも家にいます!
これを逃したら、パパの休みはまた1週間後。これ以上のタイミングはありません。
そのまま家まで早歩きでベビーカーを押して歩くと、10分おきぐらいにお腹の張りと軽い痛みがくるようになりました。
家に帰って、お昼前だというのにまだ寝ていたパパをたたき起こし、長女を預けて病院に行きました。
お腹の張りや痛みはまだそれほど強くなかったのですが、この好条件な日に産んでしまいたい!
そこで主治医と相談して、陣痛が遠のきそうなら促進剤も考えるということで、無事入院になりました。
三女の場合
このときはさすがに三人目ということで、出産予定日より1週間ぐらい早く産まれるんじゃないかと、2週間前ぐらいからソワソワしていました。
しかし一向に産まれる気配なし。
もちろん長女の幼稚園もあるので里帰りはなし。
出産の入院期間は、近くに住む義母に来てもらう予定でした。
あんまり長く予定を空けておいてもらうのも申し訳ないので、出産予定日ぐらいには産まれてほしいなぁと思っていました。
出産予定日当日はちょうど検診日。
内診してもらっても「まだまだ全然子宮口も開いてきてないね~」のお言葉…。
そろそろ産まれてほしかったので、先生に刺激してもらいました。
いわゆる「内診ぐりぐり」です!
「内診ぐりぐり」は痛いと聞いていたのですが、その通り痛かった…。
我慢できないほどではないですが、思わず「うっっ!」と言っちゃう感じ。
この「内診ぐりぐり」、効き目は抜群でした!
午前中の診察だったのですが、ぐりぐりの後からずっとなんとなくお腹が張る感じ。
徒歩15分の距離(坂道あり)を、次女をベビーカーに乗せて歩いてきたのですが、帰りはお腹が張って歩けない…。
「これは陣痛がくるな」と感じたのですが、長女が冬休み前で給食なしで幼稚園から帰ってくるし、義母にもパパにも電話がつながらない!
今、本陣痛が進んだら困る~と思い、タクシーで帰りました。
急いで長女を迎えて、長女と次女にお昼を食べさせてスタンバイ。
その間にも5分おきにお腹の張りが強くなっていきます。
今からだと夕方には産まれそうだなと思い、ようやく連絡のとれたパパに早めに帰って来てもらうことにしました。
とりあえず長女と次女を連れて病院へ行き、そこで子どもたちは義母にバトンタッチ。
病院で内診してもらうと、子宮口は3センチ開いていて入院することができました。
私の3姉妹の陣痛がくるまでにやったことはこんな感じです。
「内診ぐりぐり」や「スクワット」「雑巾がけ」「早歩き」など身体を動かす系は個人的に効果があったように感じました。
現在陣痛待ちの人は合わせて参考にしてみてくださいね。
経産婦の分娩時間はどのくらい?二人目、三人目は早いの?
もちろん個人差があるのはわかっていても、分娩時間は気になりますよね。
私は比較的三人とも安産だったのだと思います。
次女 … 5時間
三女 … 5時間

でも初めて出産を経験した私にとっては、「あれで安産!?マジか…。」という感想。
あんな尋常じゃない痛み、30分でも地獄ですよね…。
2日ぐらいかかる人もいると聞いて、本当に出産は命がけだなぁと思いました。
次女と三女は5時間と、長女の約半分の時間ですみました。
でも、分娩時間ってどこから計ってるんでしょうか?
三人目出産のときに、助産師さんに聞いてみました。
答えは、「陣痛の間隔が10分おきになってから」でした。
当然計り始めるのは病院に着いてからですよね。
長女の出産時は、初めての経験なのでかなり早めに入院したんですね。
10分おきに張りはきていたけど、大して痛くない。
二人目、三人目は「このくらいならまだまだだな。」と過去の経験からわかるので、ある程度痛くなってから病院に行ったんです。破水もしてなかったし。
だから、実際のところはどうなんでしょうね。
個人的な体感としては分娩時間はそこまで、一人目と変わらなかった気もします。
実際にお産が進んで分娩台に上がってからは、だいたい三人とも30分ぐらい。
一番辛いのもそこなので私の実感としては「二人目も三人目もあまり変わらない」というところでした。
ただ、これは個人差がかなりあります。
特に経産婦さんは、「まだまだ大丈夫~」と余裕で家事をしていたら、タクシーで産まれそうになったとか、病院ついて10分で産まれたというママ友もたくさんいます。
できれば早め早めに行動する方が安心だと思います。
陣痛の痛みって?一人目のほうが痛いもの?
初めての出産を迎える人にとって、なにが恐怖ってやっぱり陣痛の痛みじゃないでしょうか?
「鼻からスイカ」とかよく言われますよね。
確かに鼻からスイカを出したら相当痛そうですけど…。
それって、小さい穴から大きなものを出す痛みですよね。
その痛みも出産のクライマックスにはあるにはあります。でも陣痛とはちょっと種類が違うような…。
私の感覚では、陣痛は巨大な大津波みたいな生理痛って感じでした。
では三人の出産レポート、いってみましょう。
長女のとき
長女のときは早めに入院したのもあり、初めの数時間は普通の生理痛が定期的にやってくるといった感じでした。
それでも、陣痛未経験の私は「お腹痛いなぁ…」とやや凹み気味。
お昼前に入院したので、お昼ご飯が運ばれてきたのですが、不快な痛みにあまり食べる気になれず…半分ぐらいでごちそう様(のちに後悔することになります)
そして夕方ぐらいから、だんだん痛みは増してきます。
5分おきぐらいにくる動けないほどの痛み。
それでも助産師さんは、まだまだだと言う…。
そしていよいよ耐え難い痛みになってきたころ


ほんとに悪魔かと思いました…(助産師さんごめんなさい)
初めての陣痛、ほんとに痛かったんです。
もちろんこの後もっと痛くなるんですが…。
なんとかかんとかトイレに行って、分娩台にやっとこさ上って、それだけでもうクタクタ…。
でも、ここからが出産本番なんですよね。
私は破水しにくいらしく、助産師さんがハサミで卵膜を切って、人口破水させてくれました。
もう、そこからは怒涛の陣痛です。
子宮口が全開になるまで、2分おきぐらいにくる生理痛の巨大津波。
最後の方は意識が朦朧として、陣痛の合間は意識が落ちてました。
出産は体力勝負!お昼をしっかり食べなかったことを猛烈に後悔したのでした。
長女を出産した産院ではソフロロジーを取り入れていて、出産教室でイメージトレーニングをしたり、音楽を聞いたりしていたのですが、そんなものは全部どっかへ飛んでいきました(笑)
初めての出産は、いろいろ予想の遥か上をいくものでした。
産後は、出産経験のある「おばちゃん」を見る目が尊敬へと完全にかわりました。
昔は5人、6人兄妹などが当たり前だったといいます。本当に凄いですよね…。
次女、三女のとき
この二人のお産は、ほとんど印象は変わりません。
どっちがどっちの出産だったか、記憶がごっちゃになってるぐらい(笑)
長女の経験をもとに、破水してお産が進むまでは多少痛くても、まだまだ余裕。
出された御飯はもちろん完食!(前回の経験を踏まえて)
おやつも食べて、友達に連絡したり、音楽を聞いたりしてました。
経産婦だからか、助産師さんもけっこうほったらかし。

とりあえず、痛みの間隔がある程度あるうちにLDRに移動したかったので、「そろそろでーす」と自己申告。
楽に歩けるうちに、トイレに行って移動させてもらいました。
次女、三女のときも、やっぱりなかなか破水しない…。
どちらも卵膜をハサミで破ってもらいました。

痛み自体は長女のときと変わらないんですが、ゴールが見えてるので気分は違います。
最後に赤ちゃんが出てくるときは

会陰切開、痛くないって本当?
「会陰切開」
希望するかしないか、出産の事前アンケートで聞かれたりもしますよね。
もう漢字を見るだけで、痛そうじゃないですか!
できれば切りたくないが本音ですよね。
でも切らないとオシリまで裂けちゃうこともあるとかなんとか、もうどっちも痛そう…。
私はアンケートでは「助産師さんの判断におまかせする」にしました。
その結果、長女のときだけ切開されました。
気になるのは痛いかどうかだと思うんですが、私は切るときは全く何も感じませんでした。
それよりも陣痛のほうが痛すぎて、「なんでもいいから早く出して~」という心境。
刃物で切られるのがわからないって、陣痛どんだけ痛いんだよって感じですよね。
産後に切開したところを縫合するのですが、それも麻酔なしでもちょっとチクチクするぐらいで、あまり感じませんでした。
たぶん、出産の影響で痺れてる感じなんだと思いますが…。
痛かったのは産後のほう!
会陰切開の影響でツライのは、出産時より産後です。
もう、痛くて座れない…(泣)
ドーナツクッションにそろりそろりと座って、授乳していました。トイレも傷に沁みて痛いんですよね。
長女のときは初めての経験なので、産後はこんなものかと思っていたんです。
でも、会陰切開のなかった次女と三女の産後の楽なこと!
私の結論は「会陰切開は痛くない、でも産後は痛い」でした。
次女出産後のビックリトラブル!!
幸運なことに私の出産は三回とも、とても安産でした。
産後もそれなりに回復も早かったのですが、次女出産のときに産後にちょっとしたトラブルがありました。
それは、「産後血腫」!
マイナーな産後の合併症の一つで、お産のときにできる産道の内出血です。
これがもう痛いのなんのって!陣痛より痛い!
産後ほっとして休憩していると、なんか痛い。
しかもどんどん酷くなるんです。
助産師さんに言っても

痛い場所も会陰でもなく、お腹でもなく、なぜかお尻の穴あたりが痛い。
あまりの痛みに冷や汗ダラダラで悶えていると、ようやく変だと思った助産師さんが先生を呼んでくれました。
診察の結果は産後血腫。
この診察がまた激痛!出産のときより叫んでました。
あっという間に点滴で麻酔を入れてくれて、目覚めたときには処置も終わり、痛みはなくなっていました。
産後血腫、ホントにホントに痛かった…。
【さいごに】これから出産を控えている方へ
初めて出産される方も経産婦さんも、楽しみな反面、不安もありますよね。
今回何度も「痛い」と書いてしまいましたが、やっぱりお産は大変です。
それでも出産は喜びの方が大きいんですね。
10ヶ月もの妊娠生活、出産を乗り越えて、初めて我が子に会えた喜びは何とも言えないものです。
最後に私の経験からですが、出産の喜びもつかの間…。
赤ちゃんは可愛いけど、退院したら始まるのが24時間休みなしの育児。これはなかなか壮絶です。
産後はゆっくり休んでくださいね。
次女と三女のときは、母乳にこだわるより私の体力回復が先!
「入院してる今しか一人でゆっくり寝れないんです!」と泣きついて、夜はナースステーションに赤ちゃんを預けて8時間寝ました。
経産婦は2日で退院させられたんですが、それでもゆっくりできました。
産後はぜひしっかりと休んで、これから始まる赤ちゃんとの生活を楽しんでくださいね!