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ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。
先日、自然分娩で2人目を出産しました。
兄弟であっても出産は全然違うと聞いていたので、どんな風になるかドキドキでした。
そして実際に2人目を出産してみると自分自身のことや赤ちゃんにも様々な違いがありました。
そこで、私自身の1人目と2人目の出産に関するあれこれを比べてまとめてみました。
これから2人目を出産される方の準備に役立つところがあれば幸いです。
パッと読むための目次
2人目の出産は予定日よりも早い?遅い?
2人目出産は、まさかの10日遅れ!
2人目出産を前にして、周りの親戚や友人などから初産に比べ2人目の出産は早くなったという体験談をよく耳にしていました。
私の場合、初産は予定日から6日遅れだったのですが、2人目は早くなるかもしれないと思い、37週に入ったころからいつ入院となっても良いように準備していました。
ところが、正期産の時期に入っても妊婦健診のたびに「まだ時間かかりそうだね」と先生に言われることが続き、あっという間に予定日を迎えてしまいました。
さらに、1人目を出産した予定日6日遅れの日を過ぎても出産兆候はなく、一向に赤ちゃんが出てくる気配はありません。
予定日前日の妊婦健診では、
予定日を過ぎてからは、毎晩寝る前に『夜中にお腹が痛くて目覚めるに違いない』と思って眠り、何もなく朝目覚める日が続きました。
結局、当初先生から言われた通り、予定日の9日後に入院して10日後に誘発分娩による計画出産となりました。
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予定日過ぎてからの気持ちの余裕が違った!
1人目の時は、早く赤ちゃんに会いたいという思いや未知なる出産への恐怖もあり、周りから「まだ生まれないの?」と言われるだけでピリピリしてしまいましたが、2人目は一度出産を経験している分、気持ちに余裕もあり
計画出産になったからたっぷり準備できた
2人目は結果的に計画出産になったことで、入院の日にゆったり準備することができたのがとてもよかったです。
1人目は、深夜に陣痛が来てから病院に向かったので、慌ててバタバタしてしまったのですが、2人目は決まった時間に病院に行ったので、入院中の荷物をしっかり準備して、隅々まで拭き掃除してから家を出ることができました。
ちなみに、窓掃除や床掃除をすると赤ちゃんが出てきやすくなると助産師さんから聞いていたのですが、私の場合、掃除によって陣痛や破水が引き起こされることはありませんでした。
もう1つ、予定日が遅れたおかげで助かったのは、入院中に上の子に持たせるお弁当のおかずをたっぷり用意しておけたことです。
毎日少しずつ作っていくと、冷凍庫がいっぱいになるほどまで準備することができました。
おかげで入院中から退院後2週間は、冷凍庫のおかずを解凍して詰めるだけで済む状態にできたので、夫にやってもらい、お弁当作りから解放されました。
予定日が遅れたためにお金がかかった!
2人目の出産が遅れたことで、お金は余分にかかりました。
お金を多く使ってしまった要因は三つあります。
予定日1週間前くらいから、いつ入院しても大丈夫なように、毎日冷蔵庫を空にするようにしていました。
退院したときに、冷蔵庫の中のものが腐っているという状態は避けたかったのです。
しかし、結果的に10日も予定日を過ぎてしまったので、毎日少しずつ買い物に行く日々を2週間以上も続けてしまいました。
ちなみに、作っていたのは1回作れば3食食べられる大皿メニュー。
豚汁、カレー、ポトフ…と、食材を使い切ることができる上、作った後に陣痛が来ても夫や上の子が何回か食べ続けることができて、片付ける食器が少ないものです。
中でも上の子が一番喜んだのは、チーズフォンデュでした。
これは簡単で野菜もたくさん食べられるのでおススメです。
結果的に自然に陣痛は来なかったので、がっつり3食同じメニューを食べ続ける日々をしばらく過ごしてしまいました。
2つ目の要因は、外食が増えてしまったことです。
生まれてからはなかなか外食できないだろうと、焼肉や回転寿司、ホテルのランチブッフェなどに「出産前最後のごちそう」と銘打って出かけていたのですが、なかなか出産の兆候が来ないので「最後」が「次こそ最後」……「今度こそ最後」と何度も訪れる事に。
たっぷり外食費を使ってしまいました。
もう1つの要因は、健診費用の増加です。
予定日を超えてからは、それまで週1回だった妊婦健診が週2回となり、赤ちゃんが下がってきているか、子宮口が開いてきているか診てもらいました。
その際、自治体からもらえる健診の補助券はなくなってしまったので、健診費用が6000円ほどプラスでかかりました。
初産と2人目出産どっちが痛い?
2人目の方が辛かった…
陣痛は、私の場合初産に比べて2人目の方が辛かったです。
その理由は、痛みを知っていたからです。
初産の時は、未知なる体験への恐怖があって「どこまで痛くなるんだろう」と思いながら陣痛室で悶え苦しみましたが、2人目は、痛みを経験している分、どのくらい痛くなったら赤ちゃんが産まれてくるものか予測できたので、その分辛かったです。
もう耐えられないけど、もっと痛くならないと産まれことが分かってしまうので、精神的にやられました。
2人目の方が出産は早いという経験談を多く聞いていましたが、私の場合の分娩所要時間は、2人目が1人目の倍の8時間かかりました。
分娩室に入ってからも、2人目は「まだこんなもんじゃ生まれない」感覚で苦しみました。
1人目は、会陰切開後、吸引分娩でした。
2人目も、何度かいきんで出てこず、皮膚がちぎれそうな感覚になっていたところ、会陰切開されました。
その後、また何度かいきみ、苦しすぎたので吸引でも何でもいいから早く出てきてくれと思いましたが、今回は吸引せずに生まれてきてくれました。
分娩の苦しさは同じくらいでした。
大きく違ったのは、1人目の時は「自分が頑張らなくては!」という気持ちが強かったのですが、2人目はひたすら赤ちゃんに「頑張って出てきて!」と懇願していたところです。
自分の力だけで出産できるわけではないことが1人目出産の経験でよく分かったので、赤ちゃんにたくさん話しかけました。
産後の痛みはどっちが強い?
1人目の経験から、早めに痛み止めを飲むことで楽に!
1人目の時、後陣痛が辛かった記憶はないのですが、初産より2人目の方が後陣痛は辛いと聞いていたので、出産後もおびえていました。
出産後はじめに授乳したときには、腰の下の方にかなり痛みがあり、『耐えられないのでは?』と不安になりましたが、痛みに耐えている間に眠ってしまい、起きたときには消えていました。
その後は、強い痛みが出る前に痛み止めを飲み、授乳の際にも我慢できないほどの痛みはありませんでした。
痔にならないと産後は格段に楽!
1人目も2人目も会陰切開はしましたが、1人目の時に痔になったのに対し2人目では痔を回避できました。
そのためか1人目の時は、入院中ドーナツクッションがないところには座れず、退院後1か月くらいは普通に歩くことができませんでしたが、2人目は、出産直後病室に移動する際には、ゆっくりしか歩くことができなかったのですが、産後2日目にはドーナツクッションなしでも座れるようになり、スタスタ歩くこともできるようになりました。
退院後、家では普通に座ることができ、1人目よりずいぶん早くお尻の痛みはなくなりました。
1人目と2人目、生まれたときの体の違いは?
2人の顔はそっくり!
2人目が産まれ顔を見たときに、あまりに1人目が産まれた際の顔と似ていたのでびっくりしました。
その驚きは産まれた感動、安堵、疲労、達成感、全てを凌駕するほどで、顔をみた瞬間「そっくりすぎる」と冷静に思いました。
実際、生まれたときの写真を見返してみても2人はそっくりで笑えます。
親でも、アルバムの中の二人の写真を見たらどっちがどっちか言い当てるのか難しいレベルです。
生後2か月経ってみると、違いも多く発見できるようになりました。
最も大きく違うのは頭の形です。吸引が原因か定かではありませんが、吸引分娩だった1人目は頭が上に長かったのに対し、吸引しなかった2人目は、丸い顔をしています。
2人の大きさの違いは?
生まれたときの二人の違いを下記にまとめてみました。
上の子に比べて下の子の方が4日長くお腹の中にいたので、大きくなっていたのでは?と思っていたのですが、体重は上の子の方が重かったです。
その他は、ほとんど変わりませんでした。
2人目出産後の母乳の出は?
開通は簡単だった!
上の子の時に産後母乳でかなり痛い思いをしたので、下の子は生まれる前に母乳マッサージをして備えました。
母乳マッサージのおかげかはわかりませんが、2人目出産後分娩台で授乳してみたところ、すぐに母乳がにじんできて、赤ちゃんは舐める程度でしたが母乳を口にさせてあげることができました。
1人目の時に、助産師さんにマッサージしてもらい、あまりの痛さに涙しながら開通させたことを考えるとかなり楽でした。
2人目は、産後2日目に本格的に授乳を開始したときに、すでに6本ほど開通しており、開通させるためのマッサージが必要なかったので、痛い思いをしなくて済んだので良かったです。
また、開通が遅れたことで、1人目の時は胸がパンパンに張り、冷やしても痛くて仕方がなかったので、2人目は早めに開通したことで助けられました。
扁平は変わらなかった
乳首の長さが短く赤ちゃんがくわえにくかったので、1人目の時にメデラのニップルシールドを使っていました。
ニップルシールドを使う際には毎回消毒しておく必要があり、とても面倒だったので、2人目の時には使わずに済んだらと思い頑張ったのですが、赤ちゃんは吸いにくさからか、すぐにおっぱいをくわえなくなってしまいました。
そこで助産師さんの勧めもあり、ニップルシールドを使ったところ、しっかりくわえてくれるようになりました。
乳首の先だけ赤ちゃんに吸われると痛みもあり、切れてしまうのでは?と心配もあったので、消毒は面倒ですがニップルシールドに助けられています。
1人目の時赤ちゃんがしっかり深くくわえられるようになるまで、しばらくはニップルシールドのお世話になったので、2人目もまだまだ使うことになりそうです。
1人目で授乳したことで、乳首は柔らかくなったかと思ったのですが、扁平は変わらなかったようです。
相変わらず母乳の量は少なかった…
1人目の時には母乳の量が少なく、混合でした。
2人目も、母乳がガンガン出ることはなく、入院中10ml~20ml程度。
最終日でも40mlでした。
そんな中迎えた10日健診で体重の状況を見てもらったところ、増えていないので3日後にもう一度測りにくるように言われてしまいました。
母乳だけでは足りなさそうだと感じミルクもあげていたのですが、とにかくよく寝る子で、起きたらあげようと思っていたら授乳回数が減ってしまったのも要因ではないかと自己分析しています。
1人目の時なら、まじめに起こしてでも授乳していたかと思うのですが、1人目で眠れず大変だった日々がトラウマだったので、楽できるならラッキーという思いで怠けたのがよくなかったようでした。
そんなこんなで、授乳回数が少なかったせいもあり、結局母乳育児が軌道にのらず、2人目も混合で育てています。
母乳を頑張れなかったことに加え、ミルクをあげるとぐっすり寝てくれるので、ちょっぴり罪悪感があります。
【一番違いを感じた事】入院中、経産婦は教えてもらえない…
入院中の初産婦と経産婦の大きな違いは、助産師さんとの関わりだと思います。
初産婦の時は、オムツ替え、授乳、沐浴など、一から十までしっかり助産師さんが教えてくれましたが、経産婦になると自分から聞かない限り、教えてもらえませんでした。
うちは、上と下が4歳差なので、新生児育児は4年ぶり。
恥ずかしながら、オムツの替え方からすっかり忘れていて、何度もシーツを濡らしてしまいました。
赤ちゃんのお世話の記憶は、上の子が結構大きくなってからのものが残っているので、ベッドに寝かせるときに頭が下がりすぎて慌ててしまったり、ミルクを飲む速度がとても遅くてびっくりしたり、お尻は前から拭くか?後ろからか?で悩んだり、忘れてしまっていることがたくさんありました。
経産婦だとどうしても、できて当然と思われている気がして、初歩的なことは聞くのが恥ずかしかったです。
入院期間は、赤ちゃんの育児を思い出しているうちに終わってしまいました。
母体の体重増減は?
妊娠中の体重増加について
1人目の時は、産休に入るまでフルタイムの営業職だったためよく歩いていましたが、2人目は会社員を辞めて外での仕事は週1回程度になったため、動くことが減ってしまいました。
そのため、妊娠中はぐんぐん体重が上昇し、出産直前の体重は、妊娠前に比べて12キロほど増え、1人目の時に比べて2キロ多くなってしまいました。
産後の体重について
1人目も2人目も退院時には4キロほど体重が減っていたのですが、1か月健診の体重は、1人目の時はさらに2キロ減ったのに対し、2人目では1キロしか減らず、妊娠前の体重から考えると、1か月健診時の体重が1人目は+4キロ、2人目は+7キロとなってしまいました。
1人目の出産後は、お尻周りや太ももに脂肪がたっぷりつき、下半身太りに悩んだのですが、2人目は、お尻、太ももに加えてお腹の上部にもたっぷりお肉がついてしまい、産後1か月経っても、妊娠5ヶ月と言えるくらいお腹が出ています。
言うまでもなく顔もパンパン。このままで生きていくのが辛いレベルです。
そこで1か月健診で、医師の許可を得てから食生活を見直しウォーキングを始めましたが、2週間経ってもまったく体重が落ちません。
恐らく、あまりにも妊娠中運動しなかったので筋肉量が減ってしまい、体重が落ちにくい状態になっているのでは?と思われます。
それを裏付けるように、体脂肪率は30%を超え、妊娠前27歳だった体年齢は38歳に…
妊娠中の暴飲暴食と運動不足は、出産後にも響いてくるんだと反省しています。
まとめ
私の場合、初産と2人目出産との違いは小さかった方だと思います。
2人目の出産では、1人目の経験が生きたところだけでなく仇になったところがありましたが、出産を終えて子育てが始まってからは2人目は確かに余裕があります。
1人目は、常にどうしたら良いかわからない緊張状態での子育てでしたが、2人目育児は先が見えるので、手放しで赤ちゃんをかわいがることができているんです。
これから2人目を出産される方、がんばってください!一緒に子育てを楽しみましょうね。