妊婦&子連れでディズニーシーへ!当日の過ごし方や気をつけた事などをシェアします

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ののかママ

日々、2014年生まれの女の子に翻弄されているワーキングママです。育児や仕事に家事と、毎日何かに追われへとへとですが、娘からもらう幸せと笑いをもとに生きています。日々の生活の中から役立つ情報が発信出来たら幸いです。

ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。

我が家にはもう一ヶ月もしないうちに新しい家族が生まれます。

私の身体は日増しに重くなり、しかし仕事はギリギリまで出るので、なかなか身体を休める時間がありません。

産休に入る前に仕事も忙しくなってきていて、育児と仕事とこれからの出産と…常に考えることがあっても、なかなかゆっくりできる時間がないのです。

しかし私にはどうしても今やりたかったことがあって、身重の身体ではあるもののちょっとだけ頑張ってみました。

この忙しい時期に私がどうしてもやりたかったこと。
それは「4歳の娘との2人でのお出かけ」です。

私の妊婦健診についてきて「お姉ちゃんになるんだよ」と産院の先生に告げられた日から、なんだか不安そうな娘。

そんな娘を完全に安心はさせてあげられなくても、2人だけの思い出やママを独占できる時間を今のうちに作ってあげたかったのです。

「どこに行きたい?」と聞くと、娘のリクエストはディズニーシー。

とはいっても、しばらくすると「ママが具合悪くなったら困るから公園でもいいよ。」と自分の本音をあっさりと引き下げる優しさもあります。

「ディズニーは平日でもそれなりに混んでいるし、たくさん歩くけど大丈夫かな?」と不安になりつつも、今回は絶対に娘の願いを叶えたいので行き先はディズニーシーに決まり。

もし何かあってもそれは自己責任で、なんとしてでもこの願いはかなえたい!という一心から強行突破することとなりました。

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妊娠中にディズニーに行っていいものかどうか?幼児と二人旅ができるのかどうか?

こんな風に『ディズニーへ遊びに行きたいけど、大丈夫かな…』と心配になっている人もいるかと思います。

今回はもうすぐ臨月の私と4歳娘とのディズニーシーへの2人旅と、過ごし方についてご紹介したいと思います。

妊娠中に子連れディズニーへ行くと決めた理由

まず妊婦&子連れディズニーについて書く前に、何故私がここまで娘との時間を作りたかったのかをお伝えしたいと思います。

近頃、出産や赤ちゃんの話になると話をそらしたり、返事をしなかったり「さみしいな」「イヤだな」「産んで欲しくないな」と本音をポロポロこぼすことが増えてきた娘。

あんなに大好きな保育園でさえ、「行きたくない」「ママと一緒に居たい」「なんで赤ちゃんはお腹の中でママといつも一緒なのに○ちゃんだけ保育園なの?」と毎朝寂しそうにつぶやいて、シクシク泣き出す始末。

もう少し幼ければ細かいことはわからずに済んだかもしれないのに、4歳の今、色んなことが分かるようになってきて、また、それを伝える言葉も備わってきている年齢です。

しかし、その反面で「ママ重いもの持てないから」と絶対に子どもには難しい重さの荷物を代わりに持ってくれたり、私の体調が悪ければ背中をさすってくれたりする優しさも備わっています。

まだ4歳の子供にこれだけ気を使わせていること、そして不安にさせていることには親として胸が痛い日々が続いていました。

自分で望んだわけではないのに、お姉ちゃんになる、お姉ちゃんにならなければいけないという今の状況は、まだ4歳の幼い子供にとってはとてつもない負担なのかもしれません。

これも成長の過程で、きっと弟が生まれてしまえば受け入れてくれると信じてはいますが、今娘の「嫌だ」と思う気持ちにできるだけ寄り添ってあげたいとも思いました。

それなので、どうしても今娘と一緒の時間をできるだけ作りたかったし、ママを独占できる時間を作ってあげたかったのです。

妊婦&子連れでディズニーへ行くための事前対策について

ののかママ
有給取って娘と出かけてくる

と夫や私の両親には伝えたものの、行先については一緒に行く娘にさえ現地に着くまで隠していた私。

なぜかというと、言ってしまえば絶対止められると思ったからです。

夫や家族に伝えてしまうと、場合によっては、最初に行きたいと言い出した娘に対して、「ママは今大変な時期だから…」とか、家族なりの優しさからの助言があるかもしれない。

そしてそれが娘を傷つけるかもしれないし、たった4歳の子供に余計な気を使わせてしまうかもしれない。

また、娘に言ってしまうことで、まだ4歳なので、娘が家族に行先をリークしてしまう可能性も十分にあります。

それなので今回の娘との2人ディズニーに関しては、完全に「自己責任」で行先を言わないことにしました。

また何があっても「自己責任」で、何か起こらないような対策を取ることも自分でしっかりと行う必要があると思ったのです。

特に今回は4歳の娘と二人きりなので、何かあってからでは娘を悲しませたり不安にさせたりすることにもなってしまうため、起こり得ることをシミュレーションする必要がありました。

私が娘と2人でディズニーへ行く準備として行った対策は、下記のとおりです。

  • 体調をしっかりと整える
    2~3日前から自分の体調をよく観察していました。何か気になることがあったら無理せずに、また時期をずらそうと思っていました。
  • 決して無理をしない
    土日よりは込み具合もマシだろうと、有給休暇も金曜日にとって、土日で体を休める時間をしっかりと確保しました。
    電車が混まない時間も事前にリサーチしていきました。
  • 緊急の連絡先はすべてメモしていく
    病院や夫の携帯番号などは何かあったときのためにメモしていきました。
    また1部コピーをして、娘のリュックにも入れておきました。

当日はラッシュアワーを外して電車に乗り、座っていける路線を選び、いざディズニーリゾートへ。

ディズニーリゾートについてから娘に今どこにいるかを伝え、念のために仕事中の夫にだけはディズニーにいることと、決して無理はしないことをメールしておきました。

実は私、娘を妊娠中のころにも夫とディズニーには行っています。

その時も体調には特に不安はなかったのですが、やはり疲れやすいことや寒さに弱いことは実感していたので、服装などの対策には過去の経験がとても役に立ちました。

今回は夫がいないため、あまり荷物は増やせなかったですが、最低限の対策はしっかりと行っていきました。

よく妊婦さんが「妊婦が旅行に行けるのか」だとか「ディズニーランドいけるのか」といった疑問を抱かれると聞くのですが、個人的な答えとしては「何があっても自己責任」が大前提だと思います。

どんなに楽しみではあっても体調に不安があれば延期するべきだと思いますし、今回私は誰にも相談しなかったですが、周りの意見に耳を傾けることも必要だと思います。

また「何かあったとき」を常に頭に入れ、対応策を考えておくこともとても大切なことであると思います。

今回私は「誰にも言わずに決行する」ことに対しては、かなりのうしろめたさもあったものの、ディズニーシーについた途端の娘の笑顔がそれを全部吹き飛ばしていました。

え?〇ちゃん今ディズニーシーにいるの?わーい、わーい!

とぴょんぴょん飛び回り全身で喜んでいる娘を見て、「今日は絶対に楽しい一日にする!」と心に決めました。

妊婦&子連れディズニーは乗り物以外を楽しむのが鉄則!

今回は私のお腹がかなり大きいこともあって、ディズニーシーに行くと、いつも娘が乗っている乗り物は正直に言うとあまり乗れませんでした。

今回私と娘が楽しんだのは、待ち時間が15分以内のアトラクション、パレード、そしてショッピングです。

①待ち時間が15分以内のアトラクションを楽しむ

妊娠後期ということもあって、長い時間立っていたり、長時間歩くとお腹がキューっと張ってくることがあるため、出来るだけ長い間立ちっぱなしになっていることは避けたいと思っていました。

それなので、今回は娘が「あれ乗りたい…」と言っても乗れなかったものが結構あって、夫がいないと不便だなと思うこともありました。

でも、乗れるものは少なくてもそれなりに楽しむことはできたように思います。

今回何度も乗ったのが「エレクトリカルレールウェイ」や「トランジットスチーマーライン」。

エレクトリカルレールウェイ

出典:https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/232/

トランジットスチーマーライン

出典:https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/228/

アトラクション間の移動では歩かずに済むのでとても助かりました。

「キャラバンカルーセル」や「マジックランプシアター」といった、一度に大人数が楽しめるアトラクションは、何度も並びなおして楽しみました。

キャラバンカルーセル

出典:https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/236/

マジックランプシアター

出典:https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/226/

「アリエルのプレイグラウンド」は並ばずに遊べるので、娘も大喜びで遊んでいました。

アリエルのプレイグラウンド

出典:https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/202/

ちなみにディズニーリゾートでは「ゲストアシスタントカード」というものがあります。

これは体が不自由な人や妊婦さんが、待ち時間の行列に並ばず別の場所で待機できるシステムです。

ゲストアシスタントカード

https://www.tokyodisneyresort.jp/tdr/bfree/supporttool.html
使える人:身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)をお持ちの方、および車イスを利用している方や高齢の方、妊娠中の方、疾病や負傷などにより体の機能が低下している方

こういったシステムがあることは知っていたのですが、前回来た時も今回も結局このカードは使いませんでした。

私がなぜ使わなかったかというと、前回も今回も発行してもらいそびれてしまったのです(汗)

妊娠中は長時間立っているということがとても辛かったので、やっぱり発行してもらえばよかったかな…というのが本音です。

特に今回は自己責任という気持ちで来たとはいえ、娘と二人きりなので、娘の乗りたい乗り物でも私の体調があるためにダメと言わなければいけないことは少し胸が痛かったです。

「妊娠している身で何を言っているんだ…」と思われるかもしれないですけど、せっかく来たのだから楽しませたい気持ちも強くありますよね。

今回娘がどうしても楽しみにしていた「タートルトーク」だけは45分並んでいたのですが、途中で何度もお腹が張ってしまい「座りたい…」という気持ちにもなって、近くにキャストの方がいたら聞いてみようかなとも思いましたが、結局言い出せませんでした。

タートルトーク

出典:https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/246/

妊娠している方でディズニー旅行を計画している方は、「ゲストアシスタントカード」は念のため発行してもらうほうが良いかなと思います。

本当に何かあってからでは遅いので、安心材料になるものが一つでもあるほうが良いと思います。

②パレードを楽しむ

「今回あまり乗り物は乗れないだろう…」と思っていたため、楽しみにしていたのはパレードです。

しかし、これも床にじかに座るとこの時期は冷えが気になります。

今回はパレードを見ることをディズニーで楽しむことの一つとしていたので、荷物を増やしたくない…と思いつつも、ひざ掛けと床に座るアウトドア用のクッションだけは持っていっていました。

娘が疲れてしまっても、今回はいつもなら抱っこしてくれる夫がいないので、パレード待ちの間だけでも、少し休ませようと思っていたので、ひざ掛けは大活躍でした。

とりあえずこまめに座らせて、30分程度うとうとさせるだけでも疲れは取れていたようです。

今回は私自身も娘に対しても「こまめに休む・休ませる」ということを徹底していたため、いつもより疲れることもありませんでした。

また食事に関しても、娘の食事のタイミング(保育園の時間を基準にしている為少し早め〉と、私の食事のタイミングをあえてずらしました。

それぞれの食事のためという名目でレストランやカフェに入る時間をたくさん作ったことで、そのたびに歩き疲れた足を休ませることも出来たので、休憩時間は十分に取れたように思います。

パレードの他に私と娘が楽しんだのは、園内を歩くキャラクター達と触れ合うことです。

平日は土日より来園者数も少ないので、キャラクターとの遭遇率も気持ち多い気がしました。

乗り物にはあまり乗れなかったので、キャラクターがいるとそばによって、写真を撮るなどして楽しみました。

③ショッピングを楽しむ

女子が揃うと楽しいのはショッピングですよね。

いつも夫も一緒に買い物に行くと、「早くしなよ」だとか「俺疲れたから外で待っているから早くしてね」となかなかゆっくり買い物ができないので、今回は夫がいないこともあって、娘との買い物をとても楽しみにしていた私です。

そして予想通り、今回は娘と私だけのディズニーなので、女子同士で思う存分ショッピングを楽しむことが出来ました。

実は今回、絶対に娘が欲しいと言い出すものが出てくるだろうなと思って、おじいちゃんおばあちゃんからもらったお年玉から2千円だけを娘のお財布に入れて持たせてみたのです。

案の定、娘の目に入るものは皆可愛くて、どれもこれも欲しくなってしまったようで、娘が何を買うのかとても興味深いものでもありました。

そんな娘が買ったのは私と夫と自分におそろいのキーホルダー。

「自分の欲しいものを買いなさい」と言ったにも関わらず、「パパのはこれ」「ママのはこれ」「〇ちゃんのはこれ」…と楽しそうに選んでいる姿を見て、抱きしめたくなるくらい愛おしくなりました。

家に帰ってから

〇ちゃんのはお腹の赤ちゃんにあげようかな、赤ちゃんの分を買うの忘れちゃったから…
と焦っている姿を見て、実際に抱きしめてしまった私です。

今回のディズニーシーは乗り物にはあまり乗れなかったものの、それでも十分にクリスマスデコレーションされたパークの雰囲気や、限られた乗り物、パレードやショッピングでも十分に楽しむことが出来たように思います。

妊娠中ということで普通の状態ではないですから、最初から「乗り物にはあまり乗れないだろう」と割り切っておくことも妊娠中のディズニーを楽しむ方法の一つであるように思います。

行き帰りの混雑のことも考慮して帰る時間を設定する

通常夫とディズニーに行くときには、娘もまだ幼いことから車で行ってホテルに一泊するのが我が家の定番。

しかし今回は私と娘二人だけの旅であることもあって、電車で日帰り。

妊娠中&幼い子どもを抱えていることもあって行きも帰りも「ラッシュアワーは避ける」は絶対に譲れない点でした。

ののかママ
高いチケット代を払っているので、出来るだけ長くディズニーを楽しみたい…
少しもったいないかな…
という気持ちもありました。

でも今回は、朝10時ごろ入って夕方16時半くらいには帰りの電車に乗る、というスケジュールをざっくりと決めていました。

娘がどうしても入りたかったタートルトークの待ち時間が思ったよりも長かったために、パークを出る時間は17時を過ぎてしまいました。

「ラッシュにぶつかるかな…」という不安もあったものの、数本見逃しても空いている電車に乗って帰るなどして、ラッシュアワーの混雑を避けて家に帰りました。

「帰るよ」というと娘も「もっといたい」と言っていたのですが、今回は絶対に無理をしないことが一番の目標だったために、1日中何度も帰る時間を事前に伝えていたこともあって、割とすんなりと言うことを聞いたように思います。

まとめ

きっときちんと向き合う時間があれば、ディズニーではなくても良かったのでしょうけれど、今回は喜ばせたい気持ちから娘のリクエストを尊重しました。

そして、このディズニーシー二人旅の後から、娘に大きな変化が表れ始めました。

機嫌はとても良いですし、言うことはちゃんと聞くし、いつも何か楽しそうで、私がいない場所で夫にママとのディズニーシー旅の話をたくさんするようです。

今朝は私のお腹にチューっとしてきたりもして、「赤ちゃんが生まれてもママを取られるわけではない…」という安心感が娘の中に少しでも生まれてくれているなら嬉しいなと思います。

妊娠中&子連れでディズニー旅ということで不安な点もたくさんありましたが、私にとってもとても良い思い出となりました。

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