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ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。
気温が高くなってくると、子どもと切り離せないのが水遊び。
子どもが生まれ、外遊びが生活の中で欠かせないものの一つになりましたが、夏場はアスファルトが灼熱で、公園の遊具も触れないほど熱くなっていますよね。
そのため、熱中症ややけどが怖くて暑い日の外遊びはどうしても躊躇してしまうもの。
しかし元気いっぱいの子どもにとって、家の中での遊びはどうしても物足りないようです。
そんな子どものエネルギーを発散させるため、我が家では夏場や夏ではなくても暑い日の外遊びは水遊びが定番となっています。
しかし、ただ単に水遊びと言っても、現在3歳の娘がまだ赤ちゃんだった頃は
- 何をしていいのか
- どんなものを用意したらいいのか
- どうやって遊べば良いのか
全く分かりませんでした。
今回はこれから来る暑い季節を前に、今年の夏に水遊びデビューされるお子さんや、水が苦手なお子さんをお持ちのご家庭に、我が家の水遊び事情をご紹介したいと思います。
水遊びが子供にもたらすメリット・効果って?
我が家の水遊び事情をご紹介する前に、水遊びが子どもにもたらすメリットを調べてみました。
暑さ対策
まず言うまでもなく、暑さ対策になりますよね。
夏の日差しを浴びて、地面は驚くほど熱くなっていますし、遊具などは触れないほど熱くなっていることも夏場は珍しくありません。
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そんな中、外で遊ばせるのは熱中症の危険性も高く、とても危険です。
一緒にいる親も暑いのですが、子どもは身長が低い分地面からの跳ね返りの熱を一身に浴びているとも言いますよね。
子供は大人よりも更に気温が熱い場所にいるといっても過言ではないのです。
そのため、暑い日に水に触れることで体温を下げることもでき、涼を感じることが出来ます。
有り余るエネルギーの発散
そして次に、体力を十分に消費できることがあげられます。
夏場は暑いので外で遊ばせられる時間はあまり長くないですが、水遊びであれば程よく疲れてくれて、有り余るエネルギーを発散させることが出来ます。
我が家の場合でも、午前中に水遊びをさせると、午後お昼寝をしっかりしてくれるのでとても助かっています。
よく遊び、よく休むことが子どもの成長にはとても大切ですし、休んでくれている間に家事をすることもできるのでとても助かっています。
水への恐怖心がなくなる
暑い日に水に触れ、水で遊ぶようになることで水を浴びることを楽しいと感じ、恐怖心が薄れていくそうです。
お風呂で水が顔にかかるのが怖い子などは、まずは水遊びから始めると水に触れることへの抵抗心がなくなっていくそうですよ。
体力がつく
水中で遊ぶということは、普通に遊んでいる時よりも体をたくさん使って遊ぶようになり、運動量が増えます。
運動量が増えると次第に体力もついていくため、楽しく体力作りが出来ます。
五感が刺激される
保育園での水遊びに関して、娘が通っている保育園の先生が口をそろえて言っていたのが「水の感覚を味わうことが子供の成長にとても良い」ということです。
触れたときの水の冷たさ、流れる水の気持ちよさ、パシャパシャと触ったときの水しぶきをはじめ、水面に浮かぶ光の美しさ、水中での体の重さ・不自由さも含めて普段味わうことのない刺激を浴びることにより、脳の発達にも影響するそうです。
ストレス発散
水遊びをするときに、服が濡れることを気にすることはありませんよね。の汚れはもちろん、濡れることを気にせずに、思う存分遊べることでストレスの発散になります。
水を浴びて喜ぶ歓声なども同様です。
心から楽しい!と思うことがあることで、子どもはストレスを発散することが出来るのだそうです。
季節の感覚が身につく
暑いから水で遊ぶということは、寒い冬に雪で遊ぶことと同様に、季節の感覚を養うことにも影響があるようです。
まだ子供は「季節」という概念はわからなくとも、暑いときは暑さをしのぐ遊びを、寒いときには寒さを楽しむ遊びをすることで、自分の感覚から季節の変化を感じることが出来るようになります。
親子のコミュニケーションになる
最初のころ、水遊びをしたかったのは実は子どもが、というより私だったのです。
と、言うのも、暑い太陽の下、遊んでいる子どもを引率して公園でただ見守っているのはとてもきつかったんですよね…。
そのため、水遊びであれば一緒に涼しくなれるのではないか、と思ったのです。
そして実際に娘と水遊びをしてみると、予想以上に面白い。
水がただ水道から出ているだけなのにびっくりしている娘や、パシャパシャと水をたたいて遊んでいる姿にはとても癒され、なおかつ自分自身も「子どもと遊んでいる」という大義名分のもと水遊びで涼が取れ、子どもと遊ぶことがとても楽しいと思わせてくれました。
親子で思いっきり遊ぶことで、親子のコミュニケーションもしっかりとれるようにもなっていると思います。
ただ暑いから、という理由からさせていた水遊びも、実は子どもの成長に大きな影響があることが分かりました。
たかが水遊び、されど水遊び。水遊びのメリットはとてもたくさんあるようです。
我が家の水遊び事情。年齢別の遊び方を紹介!
それでは、我が家の水遊びをどうやって行っているのかをご紹介したいと思います。
0歳~1歳【赤ちゃん時代の水遊び】
我が家の場合、家で水遊びをさせたのがちょうど1歳前でした。
日中あまりにも暑い夏の日に、親子で少しでも涼をとりたいと、保育園での水遊びを参考にして家での遊びに取り入れたのが最初です。
しかしまだ1歳前。
直射日光も避けたいですし、やっとお座りが出来てきたころだったので、水遊びに選んだのはお風呂場です。
お風呂場の窓を開け、夏の生暖かい風をお風呂場に取り入れて、お風呂場の床にそのまま座らせて水道の水を洗面器に入れ、一緒に手を入れて遊びました。
水遊びをするときの服装はおむつと、Tシャツ姿です。
水道をひねると出てくる水や、洗面器に張った水の感触に娘は大喜び。
最初の遊ぶ時間はほんの10分程度であったものの、それ以来我が家での水遊びは夏の定番になりました。
また、この時期に水遊びをさせてよかった…と思うことがありました。
それは汗疹が減ったことです。
夏場ということもあって、どうしても汗疹が出てしまっていたのですが、水遊びを定期的に行うことで汗疹がだんだんと良くなったのです。
水遊びをすることで汗が引いて、肌も清潔に保てるようになったのだと思います。一石二鳥ですね。
1歳~2歳の水遊び【よちよち歩きのころ】
1歳から2歳でよちよち歩きするようになると、プール代わりにベビーバスで水遊びをするようになりました。
もともとはお風呂用のものですが、ベランダで使うことも想定し、排水はベランダの排水溝に流さず家の中で処理したいと思って小さめのものを購入していました。
設置場所はベランダや家の前など、日差しやその日の天気と相談しながらその都度動かしていました。
ベビーバスに10センチ程度の水を張り、娘を座らせ、別途用意したバケツやじょうろから娘に少しずつ水をかけてあげるなどして遊んだため、プールより小さいベビーバスでも十分に楽しむことが出来ました。
使わない時期は空気を抜いてしまっておくこともできますし、大きくないので洗うのも楽でとても便利だったと思います。
ベビーバスを使ったのは、我が家は恥ずかしながら広い家ではないため、省スペースのための策です。
ベビーバスは小さいですが、溺れる心配も少なく大活躍でした。
また、この頃になると運動量も増えてきたため、紙おむつに水を含むと重そうで動きづらそうだったため、普通のパンツとTシャツで遊ばせました。
水遊び用のおむつも検討しましたが結構割高ですし、たとえ水の中でおもらしをしてしまったとしても、娘だけしか水遊びしていないですから、動きやすさを第一に考えました。
また、このころは意識的に顔に水をかける、ということもしていました。
水しぶきをかけて、一緒に笑うことで、水への恐怖心などはなくなっていったようです。
2~3歳の水遊び【体がしっかりしてきたころ】
体が大きくなってきて、それまで使っていたベビーバスでは小さくなり、また声も大きくなってきてベランダや家の前で大声で叫ばれると、ご近所に迷惑かな…と気になってきたのがこの頃です。
だんだんと家で静かに水をパシャパシャ…とは行かないくらい遊び方もダイナミックになってきたため、水遊びできる場所やプールに連れていくことが多くなってきました。
幸い家の近くのショッピングセンターの中に水遊びが出来るスペースがあったため、濡れていい服とタオルや着替えを持って水遊びをしに行くことがとても増えました。
外で着替えさせることも増えたため、着替え中に体を隠せるプールタオルなども購入しました。
ちなみに『プールはトイトレが終わってから』と思っていたため、2歳半ばくらいでのプールデビューとなりました。
本当はもっと早くプールに入れたかったのですが、さすがにお漏らし等が怖くて入れることは出来ませんでした。
プール用の紙おむつを嫌がる子もいると聞いていたので、我が家ではおむつが外れて、プールで遊ぶ前にトイレに行けることが出来るようになってからのプールデビューとなりました。
また、この頃は洗車やお風呂洗いを手伝ってもらったついでに水遊びをすることも増えてきました。
車を洗った後にホースの水をかける、お風呂洗いが終わってからお風呂場で遊ぶことで、お手伝いにも力が入っていたようです。
お手伝いと遊びを同時に行うことで、親子のコミュニケーションにもなり、休みの日にごろごろしているパパを捕まえては「車洗おう!」「お風呂洗おう!」と誘ってくれるため、実益もかねて大助かりでした(笑)
そして、この時期になって初めて連れて行ったのが海です。
大きな海や波に娘は大興奮。
それまでは「危ないからダメ」と言っても手を振りほどいて走って行ってしまって制御がとても難しかったため、我が家では海は危険な場所であることをしっかり認識するまでは連れていくことを控えることにしていました。
3歳以降の水遊び
3歳からの部分に関しては、今年の夏何をするか、ということになります。
体もすっかり大きくなり、水も怖がらない、歓声もとても大きくなった今となってはプールに連れていくしかないなと思っています。
また、そろそろ遊ぶということももちろんですが、泳げるようになるためにスイミングを始めようかと思っています。
水遊びにおすすめのおもちゃを紹介!
子どもと遊ぶ上で欠かせないのがおもちゃ。そしてそれは水遊びでも同様です。
我が家の娘お気に入りのおもちゃをご紹介します。
ゼンマイ式のおもちゃ ニモ & フレンズ シーライダー 記念 グッズ 2017 ゼンマイトイ 3個セット ( お風呂 用 )
ぜんまいを引くと水の中で泳ぐおもちゃです。
娘がまだ小さいころ、ゼンマイを引いておもちゃを泳がせると大喜びでした。
アヒルちゃんのバスタイム
まだ娘が赤ちゃんの頃、水遊び中に洗面器にアヒルを入れるととても喜びました。
月齢の小さな子どもには色がはっきりしたおもちゃが喜ばれるようです。
シリコンでできていて触り心地もよく、握りやすかったようです。
水鉄砲
外での水遊びに欠かせないのが水鉄砲です。
ただし、うまく使えるようになってきたのは3歳前くらいです。
水風船
赤ちゃんの頃からその感触が好きだったようでよく触らせていたのは水風船です。
もちろんまだ小さいので「ただ触るだけ」で、割ってみたりすることはありませんが、そのふにゃふにゃした触り心地はお気に入りでした。
ある程度年齢が大きくなった今でも、暑い日には外で水風船を作ってあげるととても喜びます。
たくさん入っていて安いのでとても経済的でもあります。
水遊びで気を付けたほうが良いこと
とても楽しい水遊びですが、暑くなってくると多くなるのが水の事故。
楽しいだけではなく、水の危険を教えることもとても大事なことであると思っています。
子どもを水遊びさせるにあたり我が家で気を付けていることは下記の通りです。
絶対に目を離さない
とても当たり前のことでありますが、娘と水遊びをするときは絶対に目を離さないようにしています。
普段公園などで遊ばせる時には、子どもが遊んでいる間近くのベンチなどで座って見守っていることも有りますが、水遊びの時は別です。
子どもはたった15cm程度の深さでも溺れることがあると聞きますから、水遊びさせる時には必ずそばに寄り添って、一緒に遊ぶことが絶対です。
無理強いをしない
水遊びをさせることで水を怖がらなくなるというメリットもあるようですが、無理強いすることでかえって水嫌いに拍車がかかる場合もあるため無理強いは禁物です。
我が家の場合、赤ちゃん期を少し過ぎたころから水遊びの際にわざと水をかけるなどしていましたが、顔に水がかかったら一緒に笑って、水は楽しいねと思わせるということもしていました。
ただし、水は楽しいものであると教えるためには、子どもの様子を見ながら無理ではない範囲で進めていくことが大事だと思います。
熱中症には要注意
水遊びをしているといっても、夏日に外で遊んでいるわけですから喉も乾きますし日差しにもさらされます。
時折休憩をはさんで水分補給をさせ、また日焼け防止にTシャツを着させるなどすることも大事です。
紫外線などもとても強いので、日焼け止めなどでの対策も真夏日には必須でしょう。
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外で着替えさせる時には周りに注意する
外の公園や水遊びが出来る場所で遊ぶとき、「子どもだから良いか」とそのまま着替えさせることも有るかと思いますが、周りには十分に注意が必要です。
と、言うのも子供を外で着替えさせていた時に、それを全く知らない人が写真を撮っていたという話を聞いたことがあります。
理解しがたいですが子どもをそういった目で見る変質者も残念ながらいます。
子どもを守るために親が出来ることはそういった危険から子どもを守ること、盗撮といった犯罪につながる隙を与えないことです。
外で着替えをさせる際には見えないようにタオルで完全に隠したり、車の中やトイレなどで着替えさせるなどの対策も必要だと思います。
水遊びは座れるようになってから
また、水遊びをさせる月齢で言うと一人でお座りが出来るようになってから位のほうが良いと思います。
まだ座れない子どもはぐらぐらと倒れることも多く、水の中に顔が落ちるなどした場合、自力で対処することもできないため、とても危険です。
子どもと水遊びする機会は大きくなればなるほど増えていきますから焦らずに、きちんと座れるようになってからのほうが良いと思います。
近所への影響も考える
我が家の場合、家の前やベランダで水遊びをさせることも多かったのですが、近所に水が飛ばないような遊び方をしたり、子どもが大声で騒いだりしないような配慮は大切です。
マンションによってはベランダでの水遊びを禁止している場所もありますので、よく確認してからのほうが良いでしょう。
親がきちんと線を引く
子どもは怖いもの知らずです。楽しいと思えば突っ走っていきますし、制御することが時に難しいことも有ります。
水遊びは楽しいですが、川遊びや海遊びなどには危険もたくさんありますよね。
親がきちんと線を引き、子どもに危ないことを教えることもとても大事なことであると思います。
せっかく旅行に来たのだから、きれいな場所なのだから……という気持ちがわいてくるのも事実ですが、これ以上遊ばせたら危ないな、という判断をしっかりと見極めて、子どもの安全を優先することも大事だと思います。
まとめ
これからどんどん暑くなり、水遊びが楽しい時期となってきます。
水さえあればお風呂場でも家の前でも公園でも楽しめるのが水遊び。とても手軽で子どもの成長にはメリットもたくさんです。
お子さんの安全を考えながら、水遊びを通して楽しい思い出をたくさん作っていけるといいですね。