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ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。
産後、夫から

長女を出産した4年前から夫に「は~?」と返事することが圧倒的に増えました。
次女を出産して5カ月……今もまたイライラの波がやってきています。
夫は「子供が生まれてママがすっかり変わってしまった」と嘆いていますが、夫にも原因があると私は思っています。
今回は今まさにイライラしている私が分析した「産後妻のイライラの原因と対処法」をご紹介します。
自分でもちょっとヒステリックすぎるところがあると自覚してますし、夫もモラハラ気味なところがあるので、「うちはここまでじゃないけど…」と引かれてしまうかもしれませんが…(笑)
なぜだか分からないけど出産してから妻がイライラしていると困っているパパさん!
もしかしたら無意識のうちに、イラッとさせる言動をしてしまっているかもしれませんよ。
こういうところを改善するとイライラしている妻が変わるかも……と思って読んで頂けたら嬉しいです。
産後妻のイラっとスイッチはこんな言葉かも!?
産後妻がイラっとする言葉①「手伝うよ」「次はどうしたらいい?」
長女の出産は里帰りだったため、2か月になってから自宅に戻ってきました。
そのためか、当初夫の育児への意識レベルはものすごく低く、何でも細かく私に質問してくる日々。
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「手伝うよ」「次はどうしたら?」と聞かれるたびに私はイラっとしました。
「手伝う」ということは、自分で考えず指示を待つということです。
そのため、いちいちママに確認しながら子供の世話をすることになります。
例えば、我が家では、誰が見てもわかるように授乳した時間を育児日記に記入してあるのにも関わらず、「次のミルクいつ?」と夫が必ず聞いてくることで、私のイラっとスイッチがオンになります(笑)

「手伝うよ」「次はどうしたら?」という言葉は、あくまで「育児はママ任せだ」という宣言のように聞こえます。
産後妻がイラっとする言葉②「後で見る」「ちょっと待って」
最近ではパパ向けの育児情報サイトや雑誌なども多くあるので、我が家では夫に何度も見るように促してきました。

ところが、毎回返事は「後で見る」
そして「後で」はいつまでたってもやってきません(笑)
興味があることに関して、人は自分から情報を取りにいくものだと思います。
調べないということは、そんなに関心がないという証拠です。
『育児のことはママに聞けばいいや』と思っているのが見え見えです。
こんな風に自ら育児情報をインプットしない姿勢にイラっとします。
また、ミルクをあげたりオムツを替えたりなど、何かを頼むとうちの夫は「ちょっと待って」と必ず言います。
できれば後回し、先延ばしにしたいと感じられるこの一言にも、毎回イラっとさせられます。
産後妻がイラっとする言葉③「やってやっている」「俺を評価してほしい」
我が家では、結婚当初から夫が洗濯を担当しています。
その理由は、私の干し方、畳み方が気に食わないからというもの。

つまり夫が好きで洗濯をしているのです。
にも関わらず、俺は洗濯を「してやっている」と言うことがあります。
さらに私がイライラしている姿を見て、

家事育児は妻がやって当然のところ、自分は手伝ってやっているから偉いんだという姿勢にイラっとします。
産後妻がイラっとする言葉④「みんなやっている」
子供がなかなか寝なかったり、散らかしまくったり、ごはんを食べなかったり、思い通りに行かない育児に疲れてしまうこともあります。
そんな愚痴を言った時に、「でもみんなやっていることだから」と夫に言われた時にイラっとしました。
仕事は自分の持つ特別な能力によってできているから、それができる自分は素晴らしくて、育児は世の中のママたちみんなができていることだからできて当然と言わんばかり。
そのくせ子守を任せて私が出かけたときに、帰宅後夫がぐったりして「疲れた~」と言うから更にイラッとします。
人には厳しく、自分にはとても甘いところにも腹が立ちます。
産後妻がイラっとする言葉⑤「こんなところで授乳したら迷惑じゃない?」
子供が二人になると上の子の用事で出かけた先で、下の子のおっぱいの時間になることも。
そんなとき、授乳ケープをつけてその場で授乳することもあります。
先日子供2人を連れて公園に行ったとき、下の子が泣き出したので、授乳ケープを出して授乳しようとしたところ、夫から「こんなところで授乳したら迷惑じゃない?」という一言が…。

これには、一緒にいたママ友も激怒。
ママのおっぱいが汚いような物言いには、夫の人格を疑うほどイラっとしました。
産後妻がイラっとする言葉⑥「仕事したいなら自分で何とかしたら?」
仕事をすることはお金を稼ぐ以外にも、自己実現につながります。
うちの夫は、当初私が仕事をすることに理解がなく、「仕事がしたいなら迷惑をかけるな」というスタンスでした。
保育園の送り迎えから保育料の支払いまで、「自分が好きで仕事をするんだから」と一切何もしてくれませんでした。
女性が働くことを理解せずリスペクトできない夫の考え方には、イラっとや怒りを通り越して悲しみしか感じられませんでした。
産後妻のイラっとスイッチはこんな行動かも!?
産後妻をイラっとさせる行動①「生活ペースを変えようとしない」
子供が生まれる前と生まれた後でママの生活は一変します。
赤ちゃんのペースに合わせて生活せざるを得ないので、自分のことは二の次三の次になります。
その一方夫は、日課である毎朝のジョギングに変わらず出かけていくことに毎回イラっとします。
また、赤ちゃんとのお出かけには準備に時間がかかるものですが、出かける前に自分の支度だけして子供の準備をすることを何も考えもしていない姿にいつもイラっとさせられます。
産後妻をイラっとさせる行動②「自分のことを自分でしない」
家事と育児に忙しい日々の中で、夫にはせめて自分のことは自分でやってほしいと思っています。
うちの夫は、私の片付けが不十分であることを指摘してくるので、「人に言うなら自分はしっかりやれよ」と思わずにはいられません。
特に、何度言っても歯ブラシを歯ブラシ立てにおかなかったり、洗濯をした後にハンガーを置きっぱなしにしたりしているのを見つけるたびにイラっとします。
産後妻をイラっとさせる行動「話を最後まで聞かない」
育児をしていると、一日中家から出ず、誰とも話をしない日もざらにあります。
そんな中、赤ちゃんの小さな変化や発見を共有できる一番近い存在はパパなんです。
にもかかわらず、帰宅後に話しかけるときちんと聞いてなかったり、話の腰を折られたりするのでイラっとします。
産後妻をイラっとさせる行動③「髪の毛を嫌な顔をして拾う」
産後、私は恐ろしいほど髪の毛が抜けました。
産後の抜け毛は多くの人が悩まされることだと言われていますが、私の場合は、髪を洗ったとき、ドライヤーをしたとき、髪をとかしたときはもちろんのこと、ちょっと髪を触ったり、ソファーの背もたれに頭を付けただけでもごっそり抜けてしまいました。
そのため、掃除をしてもしても床に髪の毛が落ちてしまうことに…。
それは仕方がないことなのに、嫌な顔をしながら夫が髪の毛を拾っている姿を見てイラっとしました。
出産による体の変化に悩んだり戸惑ったりしているところに、こういった心ない行動をされると、これもまた人格を疑わざるをえません。
抜け毛だけでなく産後太りや痔など、出産によるマイナートライブに対して軽口を叩かれるとものすごくイラっとします。
産後妻をイラっとさせる行動④「子供を実家に連れて行きたがる」
大して子供の世話もできないくせに、自分の実家には熱心に連れて帰ろうとする姿にもイラっとします。
子供を見せて親を喜ばせたいという気持ちは分かりますが、親ではなく、妻を喜ばせることに目を向けられないマザコン体質は理解に苦しみます(笑)
子連れで夫の実家に行き、気を使いながら過ごすと疲れるのはママです。
さらに、この親にしてこの子ありで、夫の両親の心ない言葉や都合の良い育児に翻弄されることになります。
お世話をするのではなく、見世物として赤ちゃんと接する夫の両親にもイラっとします。
産後妻をイラっとさせる行動⑤「スマホばかり見ている」
赤ちゃんが漏らしたうんちの処理をしているとき、振り返ると夫がスマホを見ている。
しかも、今どうしても見なくてはならない内容ではなく、yahooニュースやfacebookだったり…。
私が忙しく子供のお世話で動いているときに夫がのんびりスマホを見てるのは腹立たしいですし、目の前でぐんぐん育っている赤ちゃんではなく、遠いところで起こってるニュースや友達の近況を見ることに時間を使っていることにもイラっとします。
産後の妻をイライラさせないためにはどうすればいい?
産前産後の妻の体の変化を知ろう
まずは妊娠、出産に伴い妻の体の変化やダメージについてきちんと理解すべきです。
そうすれば、冗談でも心ない態度や言葉は出てこないのではないかと思います。
ママ自身も、産後、体型が大きく変わってしまったり髪がごそっと抜けたりして戸惑っているんです。
産前産後に嫌な思いをさせられたことを女性は一生忘れないと言われていますし、私も今のところしっかりと記憶しています(笑)
女性の体調不良やイライラを厄介なものだと思わずに、原因を知り、思いやりを持って接しましょうね。
育児を主体的に取り組もう
まず、ママになったタイミングとパパになったタイミングは同じだということに気付いてほしいです。
育児について何でもかんでもママに聞くのではなく、自分で学ぼうとしてほしいなと思います。
SNSで友人の近況を見たり、ヤフーニュースでスポーツの対戦結果を見られるのに、どうして育児の記事を検索できないのか……本当に不思議でなりません(笑)

ママがパパにイラっとする主な原因は、こうした当事者意識の欠落によるものです。
赤ちゃんが泣き止まなくなったり、寝かしつけができなくても最終的にはママが何とかしてくれると思わず、自分で完結できるように考えて育児に参戦してくれることを切に願います。
パパが自分で考えて赤ちゃんのお世話をできるようになって、はじめてママは子育てを忘れてゆっくり休むことができます。
自分だったら、ずっと育児に縛られたままで過ごすのは辛いはずですよね?
言われたことをやらされてる感満載でやってもらってもママはちっとも楽にはならないんです。
ママに指示されたことをやっているだけで、

- 俺は色んなことをやってやっている
- うんちは無理だけど、おしっこならオムツ替えできるから、イクメンとしてレベルが高い
もし、どうしても指示待ちしかできないのなら、会社で上司に頼まれた仕事をするように忠実にやって下さい。
その場合、ママを上司と同じように敬いましょうね(笑)
妻に自分の価値観を押し付けない
根本的なことになりますが、家庭を上手く運営していくために、夫婦の考え方のすり合わせは大切です。
例えば、夫は仕事、妻は家事という価値観はスタンダードなのでしょうか?
家事育児を夫がするのは結婚生活のオプション的感覚でいることが、心ない発言につながるのではないかと感じています。
また、家事育児は家の中で行われ、多くの人と接することのない労働なので、外に出て働くことに比べて下に見ていませんか?
仕事をしている俺の方が大変だと主張されると、ママはイライラしてしまうだけなんです。
ここまで昭和な価値観ではないという人も、育ってきた環境が違う二人が夫婦になったわけですから、違いがあることを知り、自分の考えばかりが正しいと主張しないようにしましょう。
特にママが仕事をするか否かの関しては、収入面だけでなく、ママの未来や将来性、夢などもきちんと考えてあげてください。
ママにも人生があることを尊重し、子育てと仕事を両立することを家族の問題として捉え、どうしたら上手くいくか一緒に考えてくれればママはイライラしません。
「自分を犠牲にして育児するのが当然だ」というの考え方を押し付けるのはよくありません。
自分が育った環境や、それにより培った価値観を押し付けず、どうしたら自分の家庭を上手く運営していくことができるのかという方向に思考をシフトしてみましょう。
育児を一緒に楽しもうとしよう
赤ちゃんは手がかかりますが、かわいいものです。
最近、1人目のときに赤ちゃんの寝かしつけができなかった夫が、2人目をようやく寝かせられるようになり「自分の抱っこで寝てくれるとかわいさが増す」と言っていました。
このように、本当の意味で赤ちゃんに興味を持てば、どんな小さな変化にも感激できるようになります。
反対に、赤ちゃんの機嫌が良いときに写真を撮ったり、思い付きであやすだけでは、成長の喜びをたっぷりと得ることは難しいです。
パパが育児を一緒に楽しむパートナーになってくれれば、ママのイライラは減ってくるでしょう。
妻に愛情・思いやりを持って接しよう
ママに対して、優しい言葉をかけているでしょうか?
家事や育児の分担は助かりますが、嫌々やってもらってもイライラは収まりません。
仕事で忙しくてなかなかできなくても、毎日、思いやりを持って接してくれたり、感謝されるだけで、ママの気持ちは大きく変わります。
知り合いのパパに

このパパは平日は帰りが遅く、家にいる時間は短いそうなのですが、ママは朗らかに育児をしています。
大切なのは、こういった思いやりです。
家事育児のめんどくさいことは妻に押し付け、自分はやらずに済んだからラッキーと思わずに、自分がやりたくないことをやってくれていることに感謝してもらえたらママは救われます。
また、ママが家事育児をやりたくてやっている生き物だと決めつけられると困ってしまいます。
やりたくないことだって当然あります(笑)
そんな様子をきちんと見ていてくれれば、妻のイライラは減らせるのです。
ママの負担になるような実家への帰省なども、ママのことを考えていれば、無理に連れて行こうとは思わなくなるのではないでしょうか。
家族を持ったからには、自分の親ではなくこれから長らく一緒に生きていくことになる自分の家族を第一に考えられるようになってくれたら嬉しいです。
まとめ
今回は産後妻のイライラの原因やその対処法をご紹介しましたが、「え、こんなことで?」と衝撃を受けたパパもいたのではないかと思います。
出産前はやさしくしてくれたママが出産したとたん、イライラするようになり、戸惑っているパパの気持ちも分からなくはありません。
私も今回イライラポイントを列挙しながら、自分のことは棚に上げて、パパにばかり意識改革を求めすぎかも……と反省した部分もありました。
でも、残念ながらママは子供が生まれてからも今まで通りとは行かないんです。
ママは自分のことは全て後回しにして、年中無休で赤ちゃんのお世話をしています。
すっかり親モードになったママを急いで追いかけて、パパも赤ちゃんのことを一番にできる親になってほしいのです。
夫婦が対立せずに、一緒に手を取り合って育児していくために、お互いに思いやりを忘れずにがんばっていきましょうね。