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ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。
大好きな女性と結婚し、待望の我が子が産まれて幸せの絶頂…にいるはずだったアナタ。
以前までなら、会社の飲み会や友達との集まりに出かけてもニコニコと送り出してくれたのに最近では無言でピリピリしていたり、休みの日にちょっと遅く起きてきただけで不機嫌になったり……
何故か妻が自分の行動に対してイライラしている…と感じることが多々あるでしょう。
せっかく子供が産まれて新たなスタートを切ったというのに、妻との関係が悪いとたまらないですよね……
しかし、妻だって理由なくイライラしているわけではなく、ちゃんとイライラしている原因はあるのです。
もしかしたら、そのイライラの原因は夫であるアナタである可能性だってあるんですよ!
このままだと家庭が破たんしてしまうかもしれないので、早急にちゃんと対処する必要があります。
今回は、産後の妻がイライラしている原因とその対処法についてまとめましたので、参考にしてみてくださいね☆
パッと読むための目次
産後の妻がイライラしている原因とは?
こんな状態を何とかしたいと思うのなら、まずは妻がイライラしている原因を知る必要があります。
ここでは、産後の妻がイライラしている原因で考えられるものをご紹介していきますね。
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ホルモンバランスの乱れ
女性の体は妊娠していないとき、妊娠中、産後とホルモンの分泌が変化します。
特に産後は妊娠中に活発に分泌されていたエストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンが出産によって急激に減少し、代わりに母乳の分泌を助けるプロラクチンというホルモンが分泌されるようになります。
このように、色んな種類のホルモンが短期間で減ったり増えたりしてホルモンバランスはガタガタになっているのです。
ホルモンバランスの乱れは自律神経に影響を及ぼし、いつもは穏やかだった人をイライラさせたりしてしまいます。
普段ならどうってことないようなことでも無性にイライラしたり、ちょっとのことで不安になったり、涙が溢れたりしてしまったりするのは、産後のホルモンバランスの乱れである可能性があるのです。
寝不足や疲れ、ストレス
赤ちゃんが産まれると、これまでの生活は大きく変わることになります。
今までは自分のペースで寝起きして、まったりと食事をとって…としていた大人中心の生活が出来なくなります。
赤ちゃんがいる家庭は赤ちゃん中心に動くことになります。
赤ちゃんは昼夜問わず授乳や抱っこを求めるので、妻は自分のペースで寝起きすることなんてことはまずできません。
昼間は昼間で家事や育児で疲れているのに、夜もしっかりと休めないということはとてつもないストレスになります。
そして、お世話に追われて食事すらままならないというママもたくさんいます。
朝は寝不足のまま家事や赤ちゃんのお世話をするので、よく朝食を食べ損ねてしまうという人も多いです。
いざご飯を食べようとしても、赤ちゃんが泣きだして抱っこしながら食べたり、急いで口にかき込んだりと、ご飯を食べるだけでもかなり疲れてしまいます。
私自身も産後はよく「夫は仕事は大変だけど、昼休みがキッチリ1時間設けられていて羨ましい」と感じていました(笑)
育児にはそういった決められた休み時間はないですからね。
こうした生活をしていると寝不足や疲れ、ストレスなどがどんどん蓄積されていき、イライラの原因になるのです。
自分を取り巻く環境や人間関係の変化にイライラ
女性はライフステージが変わるたびに自分を取り巻く環境や人間関係が変化するものです。
これまでも学生時代から社会人生活、結婚、妊娠などを経て、色んな環境や人間関係を経験してきたことでしょう。
ママになると、子供を中心に考えた環境や人間関係の中に身を置くことになります。
近所のママさんと積極的に交流を持ったり、児童センターや子供館に出かけるようになったりなど、子育てに適した環境や人間関係を形成しようとするものです。
もちろん、そういったことをしないママさんもいますが、多くのママさんが「子供も自分も友達が欲しい」「長い目で見て、子供のために」と頑張っています。
しかし、みんながみんな、環境や人間関係の変化が得意なわけではありません。
あのママさんとは性格が合わない…
社会に取り残されたような気分になる
赤ちゃんが産まれてくるまで仕事をバリバリしていたママさんだと、赤ちゃんとの生活はとても閉鎖的で「社会から取り残された」と感じる人も多いです。
今も働いている友人や会社の同僚などがバリバリ仕事をして社会で活躍をし続けているのに、自分は赤ちゃんと来る日も来る日も同じような毎日……
私だってまだまだ社会に貢献できる
赤ちゃんとの生活は幸せなのですが不満や不安がたまっていき、イライラしてしまう原因となってしまうことがあるのです。
自由な夫へのイラ立ち
自由な夫へのイラ立ちと聞くと、「男だって、そんなに自由はないよ!?」と思わず反論したくなってしまう人もいることでしょう(汗)
確かに男性だって外に働きに出て、家族のために頑張っていますよね。
妻だってもちろんそのことは知っていますし、感謝もしています。
しかし!それ以上に妻の自由はないものです。
子供が小さければ小さいほど、ママは子供に付きっきりです。
日中元気に活動しているときはもちろん、お昼寝をしているときも夜に就寝したあとも、家事をしたりと心の底から完全にオフになることはできません。
「ママは24時間営業」なんて言葉をよく聞きますが、それは冗談ではなく本当なのです…(汗)
妻だって夫の自由についてアレコレ言いたくはないのですが、会社の飲み会や友達とのレジャーに出かけていく姿を見ると「アナタだけいいよね…」と思ってしまうことがあります。
我が家も長女の産後2ヶ月くらいのときに、夫が友達に誘われたのでバーベキューを兼ねて遊びに行くと言ったことがありました。
そのころ、長女はまだ夜中頻繁に起きて泣いていたので私は毎日寝不足状態…
夫は「明日は朝早いから!」と早い時間にいそいそとベッドに入ろうとしていました。
そんな夫の姿を見て、寝不足のイライラも手伝ってか
自分のペースで寝たい時間に寝られるなんて、羨ましいわ!
夫は「何事か!?」「今まで遊びに行くくらいで怒ったりしなかったじゃん!」と慌てていました。
私は、好きに遊びの予定を入れられて、好きな時間に眠れる夫の自由さが羨ましかったのです…
産後の妻のイライラの対処法!
先ほどの章では産後の妻がイライラしている原因についてお伝えしました。
きっと、アナタの奥様にも当てはまるものはあったのではと思います…
原因がわかったのであれば、お次は対処法を探していくようにしましょう!
ここでは、その対処法についてちょっとだけご紹介していきますね。
積極的に家事や育児に参加する
「子供のことは母親のほうがよく知っているでしょ?」と妻に赤ちゃんのお世話を丸投げするのではなく、妻がどのように赤ちゃんのお世話をしているのか見てみましょう。
そして自分も積極的に赤ちゃんのお世話をしてみるようにしてください。
最初は上手くいかなかったり失敗したりするかもしれません。ですが、初めはみんなそんなものです。
命や安全に関わるような失敗さえしなければ全部OKです☆
まずはおしっこのときのオムツ替えや、調乳されたミルクを飲ませることから始めてみるといいですよ。
慣れてきたタイミングでちょっとレベルを上げてウンチをしているオムツ替えをしたり、ミルクを自分で調乳することからトライしたりなど、どんどんステップアップしていきましょう。
こうして夫に出来ることが増えていくと、妻の負担が減って休息する時間が作れるようになってきます。
オムツ替えとミルクが出来るようになったら、夜間の赤ちゃんのお世話を代わることができるので妻も大喜びですよ☆
週に1回でもいいので、夜間の赤ちゃんのお世話をして妻の寝不足や疲れを取り除いてあげるようにしてあげてくださいね。
そして、家事も積極的に参加してみてください。
赤ちゃんがいるなかでの家事は、ママにとってはなかなかの重労働です。
ご飯を作っていても掃除をしていても、赤ちゃんが抱っこを求めて泣いたら中断しぜるえないことがあります。
おんぶが出来るようになったら「泣き」の問題は解消されるかもしれませんが、今度はママの体への負担が大きくなります(汗)
10キロ前後の赤ちゃんでも長時間おんぶしながら家事をするのはハードなものです。
また、思うように家事を進められないというのは妻にとってはかなりのストレスです。
男性だって仕事をしている時や、やりたい用事をしているときに横やりを入れられまくって思うように進められなかったらイライラしますよね?
妻だって同じ思いなのです。
最初は食器洗いや洗濯物の取り入れなどのカンタンなものからでいいので、ちょっとずつ家事を手伝ってあげてみてくださいね(^^)
細かいことでも手伝ってもらえるとスゴく助かるし、何より気持ちが嬉しいものです。
夫婦でバランスよく自由時間を作る
妻はママになってから自由時間らしき自由時間がないという人がほとんどです。
毎日子供のお世話に追われながらも家事をこなし、自分のために使える時間がほとんどないのです。
ですが、夫だって妻が家事や育児をしている時間は仕事を頑張っています。大変な思いをしながら家族のために働いているのです。
休みの日くらいのんびりしたり、友達と遊びたいときだってありますよね。
妻のイライラをどうにかすることも大切ですが、夫の自由時間の確保もとても大切です。
夫婦2人の不満を解消するためには、よく話し合って、お互いの自由時間を作るということをしてみるのがオススメです。
例えば、
- 毎週土曜日はどちらかが1日自由に過ごすことができる日にして、日曜は家族で過ごそう
- 休みの日は午前中はパパ、午後はママが子供のお世話をする
など、夫婦で自由時間を決めます。
子供が小さいうちは自由時間を夫婦で完全にイーブンにすることは難しいかもしれませんが、まずは2人が納得できるようによく話し合いましょう。
自由時間が出来ることによって、妻はゆっくりと休憩や睡眠を取ったり、友達とお茶や食事に出かけることが出来てリフレッシュすることが出来ます!
それぞれが納得して自由時間を謳歌することによって、お互いに優しくすることが出来るし、また明日から仕事や育児を頑張ろうと前向きに考えることができるようになりますよ(^^)
妻の話をよく聞いてあげる
赤ちゃんと2人きりの生活をしていると、ママは「今日は丸1日、大人と会話をしなかった…」「誰にも話しを聞いてもらえない…」とストレスが溜まっていく一方です。
女性は「喋る」ことでストレスを発散するという人もいるので、全く会話ができない日が続くというのはたまらなくツラいものがあるのです。
ママ友が出来るとそんなストレスも軽減されるのですが、赤ちゃんが小さいうちはそこまで親しい知り合いもできにくいですよね…
そんなときは夫であるアナタがしっかりと妻の話を聞いてあげてください。
話題は日常の些細なことばかりで退屈してしまうかもしれませんが、妻にとっては大事な時間なのです。
満足するまで話を聞いてあげることによって、「また明日からも頑張ろう!」とスッキリしてくれるのであれば、夫としても嬉しいですよね☆
イライラしている産後の妻にイライラしてしまう時は?
ここまでは、産後の妻のイライラの原因やその対処法についてお伝えしました。
慣れない子育てに疲れている妻を労って、全面的にサポートしてあげてほしいのですが、夫だって人間です。
イライラしている妻に当たられたり、自分だって仕事で疲れているのに妻のサポートしたりするのはとても大変ですよね…
ときにはイライラしている妻の言動や雰囲気にイラっと来るときもあるでしょう。
「私は子育てで大変だ、家にいないアナタにはわからないよね」「自分だけ大変だ」というような妻にモヤッとした気持ちを持ってしまうこともあるでしょう。
でも、ここはグッとこらえて優しくサポートしてあげてほしいな…と私は思います。
ホルモンバランスの乱れや、赤ちゃんの夜間のお世話は2年も3年も続くわけではありません。
どうかまずは半年、無償の愛情で妻と赤ちゃんをサポートしてあげてみてください。
個人的な意見ですが、産後という人生でとても大変な時期に夫の献身的なサポートがあったか、実際にそれを感じられたかというのは、今後の夫婦関係や家族の在り方にとても影響してきているように感じます。
私の両親の話なのですが、父は典型的な「昭和の父」だったので「家事や子育ては妻の担当だ」と言い、私や兄が赤ちゃんの頃は一切家事育児に参加をしてくれなかったのだそうです。
その結果、母は未だに「夫は何も手伝ってくれなかった」ということを引きずっています(笑)
理不尽な妻の態度や不機嫌にイライラすることもあるでしょうが、「今だけだ」と優しい気持ちで産後の妻を助けてあげてくださいね。
産後の不安定な時期を終えて、子育ても落ち着いてきたときには、意外と笑い話になっていることもたくさんありますよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
いくら優しいアナタでも、産後の妻の理不尽さに戸惑ったりイライラしてしまったりしてしまうこともあるでしょう。
でもそれは、ホルモンバランスの乱れという生理的なものであったり、赤ちゃんのお世話による寝不足や疲れなどの一生懸命ママとして頑張っている証拠であったり、環境や人間関係の変化だったりと、イライラにはそれなりに理由があるのです。
また、夫のアナタが1人で動けることに「自由で羨ましい」と感じている場合もあります。
産後の妻がイライラしているなと感じたら、何でイライラしているのかをよく考えて対処していくことがとても大切です。
家事や育児に積極的に参加して妻の負担を軽減したり、自由時間を作って1人の時間を作るようにしたり、妻の話しを聞いてリフレッシュのお手伝いをしたり、出来るだけ妻に寄り添ってあげてください。
夫も人間なので、ときにはイライラしている妻に対してイライラしてしまうこともあるでしょうが、産後のイライラはそう長くは続かないので、どうか寛容で優しい気持ちで妻と赤ちゃんを支えてあげてくださいね!