新生児育児のイライラは妄想で乗り切ろう!辛いと感じている人は試してみて

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りっくんママ

2016年12月に男の子を緊急帝王切開にて出産した新米ママです。4月からは認可保育園へ通いながら仕事と子育ての両立に奮闘中。ワーママとしての時短テクや子育てで感じたこと、うまくいったやり方などシェアしていきたいと思います(^^)よろしくお願いいたします。

ママテク(@mamateku)ライターのりっくんママです。

新生児育児中のお母さん達、本当にお疲れ様です。

まだまだ出産の傷が癒えない中で、慣れない授乳、オムツ替え、沐浴…ロクに夜も寝られず寝不足続きだという人が大半でしょう。

私は現在1歳半の子供を育てています。

「新生児~1歳半までの育児ライフの中で一番つらかった時期は?」と聞かれたら、即答で「新生児期」と答えます。

眠れないどころか、まともに横たわることすらも難しい生活が続き、「この生活は一体いつまで続くのだろう…」と何度も何度も心が折れそうになりました。

なんで息子が泣いているのかわからずイライラしたり、上手く泣き止ませられない自分は母親失格なのかも、となんだか落ち込んでしまったり。

そんな心身ともに疲れ果てていた新生児期でしたが、私はイライラしたり、辛くなった時は「ある妄想」して心を落ち着かせていました。

今回は一体どんな妄想で辛かった新生児期の育児を乗り越えたのか、というお話をしたいと思います。

参考になるかどうかわかりませんが、新生児育児でイライラしたり、辛いなと感じている人はぜひ読んでみてくださいね。

新生児期でイライラする3つの原因って?

では私がしていた妄想を紹介する前に「新生児期にイライラする3つの原因」について、私なりに分析してみました。

慣れない子育てにイライラ

まず「慣れない子育てにストレスを感じている」のも新生児期のイライラの原因だと思います。

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ある程度子育てに慣れてくると、

  • 多少泣いたって大丈夫
  • こうしても泣き止まない時はこうすればいい

などのノウハウが自分の中で溜まっていき、ちょっと泣いたくらいでは動揺しなくなってきます。

赤ちゃんの泣き声も毎日聞いていると段々と慣れてくるもので、1歳半になった今となっては玄関でまだ家に入りたくなくて

おしょと、おしょと~(※お外って言ってます)
とこの世の終わりかというほどに泣き叫ぶ我が子を
りっくんママ
もうなんて可愛い泣き顔なんだろう、記念に写真を…
と写真を撮る余裕まで出てきてしまいました(笑)

でも、新生児の頃はママにとって何もかもが初めての経験なんですよね。

ちょっとふにゃふにゃ泣いただけで、なんだかすごく心配で、

どうしたんだろう?おむつかな?おなか空いたのかな?部屋の中が暑いのかな?
という感じで、毎日すごく気を張っていたように思います。

体に負担がないようにゆったりと過ごした妊婦生活。それが出産と同時にガラリと一変し、赤ちゃん中心の生活に…。

とにかく毎日が慣れないことの連続でストレスに感じるのも無理はないと思います。

寝不足&ホルモンバランスでイライラしやすい

しかも、新生児はまとまって寝てくれないので、お世話をしているママは全然眠れませんし、妊娠出産の影響で産後はホルモンバランスが乱れがちです。

出産の時の傷も完全に癒えていない状態です。しかも、湯船に浸かることも出来なかったりと制約もありますよね。

慣れない事をしている上に、コンディションはもう最悪という状態ですよね…。

産後ママにとって寝不足はもはや当たり前の状態になっているので気が付きにくいのですが、寝不足って本当にものすごくイライラするんですよね…。

わが子はもう今は夜中に起きてくることはないので、私自身は新生児の頃のような寝不足状態になることはあまりないのですが、たまに夜更かしをしてしまって寝不足状態のまま、次の日子供のお世話をすると、普段は全然イライラしない子供の行動にも、なんだか無性にイライラさせられてしまうんですよね。

例えば、さきほどの「家に入りたくなくて玄関でのたうち回ってギャン泣き」というシーンも通常時は

そっかぁ、お外楽しかったんだね、また行こうね。
という感じで優しく対応出来るのですが、寝不足で疲労が溜まっている状態だと
もう、ご飯作らなきゃいけないんだから!早く家に入るよ!
とちょっと怒り気味に対応してしまいます。

そういう時に「寝不足ってイライラに直結するんだな」とつくづく感じます。

寝不足っていうだけで、人は心に余裕が無くなります。

「慣れない事をやってる+寝不足+ホルモンバランスはボロボロ」の三重苦の状態ですから、イライラしても当たり前ですよね。

泣き止まない我が子にイライラ

そして、最大の新生児期のイライラといえば「赤ちゃんが何をしても泣き止まない」ということだと思います。

産後の傷が癒えないまま、ろくに寝ずに慣れない育児に頑張っているのに、赤ちゃんに泣かれ続けてしまうと努力が報われない気分になっちゃって、怒りが爆発しそうになるんですよね…。

もう!おむつも授乳もしたのになんで泣いてるのよ!
なんでベッドに置いた途端起きるのよ!

とこんな感じで、人生最大の絶不調の中で頑張っている努力が報われず、ついつい赤ちゃんにイライラしてしまうんですよね。

私自身は普段は穏やかな性格で、あまり何かにイライラする事もないのですが、産後は本当に気持ちの余裕がなくて、まだ言葉が通じない我が子に

もう泣いてるだけじゃわからないでしょ!!!何が不満なのよ!
とついイライラしながら言ってしまったこともありました。

その言葉で私のイライラが通じてしまったのか、更にギャン泣きになる息子。

隣で見ていた母に「こんな新生児期から親子喧嘩しちゃって、この先どうなることやら…」と苦笑いされてしまいました。

新生児期にイライラを落ち着かせるための妄想って?

では、そんな私が新生児期にどんな妄想をして乗り越えたのかをご紹介したいと思います。

それは「現在の赤ちゃんの置かれている状況をリアルに妄想してみる」という方法です。

ここからは目を閉じて、ちょっとイメージしてみてください。

あなたはある日突然目が覚めると、見たこともない場所にいました。

周りには何人か人間がいましたが、彼らは何語かもわからない言葉で会話をしていました。どうやらそこは日本ではないようです。

あなたは立ち上がろうとしましたが、なぜだか力が入らず、身動きが全く取れません。

ここが一体どこなのか、周りにいる彼らは一体何者なのか、自分は一体どうなってしまったのだろう…と不安で不安でたまらないあなた。

喉が乾いたあなたは周りにいる彼らに思いきって「あの…水をください」と声を掛けてみました。
しかし、何を言っているのか伝わっていないようで、あなたをみて「この子は何を言っているのだろう?」という風に首を傾げています。結局お水はもらうことは出来ませんでした。

自分でトイレにもいけないあなたは、気がつけばオムツをつけられていました。

彼らの中にいた1人の女性がどうやらあなたのお世話係のようで、時々オムツを取り替えたり、気が向いた時に食事や水分を与えてくれたりしますが、言葉が全く通じないため、自分の欲しいタイミングではもらうことが出来ません。

そして周りには、今まで見たことがない景色が広がっていて驚きの連続です。

しかも、彼らはベッドや布団で寝るようなことはせず、なんとゴツゴツの砂利の上で寝るのです。

彼らの中でゴツゴツの砂利の上で寝るのは常識なので、あなたもそれを当たり前かのように強要されます。

しかし、今までふかふかの布団で眠ることしかしてこなかったあなた。

突然ゴツゴツの砂利の上で眠れ、と言われても、砂利が痛くてなかなか寝付くことは出来ません。

「砂利の上で眠れなんて無茶言うなよー」

といったところで彼らにはまったく通じません。

あなたは不安でいっぱいになり、泣くしかありませんでした。

…とこんな感じで、「今実際に赤ちゃんが置かれている状況がどんな感じなのか」をちょっとリアルに妄想してみるのです(笑)

私達にとっては「ベッドで眠る」ことが普通でも、赤ちゃんにとっては「ママのお腹の中で丸まって眠る」のが今までの普通でしたから、いきなりベッドに置かれてもびっくりして起きちゃうのも無理はないんですよね。

また、周りにいる人に自分の欲求がうまく伝えられないのも、赤ちゃんにとってみれば、ものすごくストレスです。

言葉が離せない分、泣いて伝えるしか方法がないのですから、一日に何度泣いても当然なんですよね。

オムツや授乳など思いつく限りのお世話をしても泣き続けている時は、もしかしたらママのお腹が恋しくて泣いているだけなのかもしれません。

こうやって、リアルな赤ちゃんの立場を妄想をしてみると、

りっくんママ
そうだよね、いきなり生活環境がガラリと変わって辛いのは私だけじゃないんだよね。一緒に頑張って乗り越えようね。
私の場合は前向きな気持ちに戻ることが出来ました。

例えば、背中スイッチで起きてしまっても、

りっくんママ
いきなりベッドに置かれてびっくりしちゃったよね、ごめんね。
と思うことが出来ましたし、
なんで泣いているのかわからないときには
りっくんママ
大丈夫だよ、安心して眠っていいからね。一緒に少しずつ慣れていこうね。
と優しく抱きしめながら声をかけることが出来ました。

ママも慣れない授乳でおっぱいが痛かったりして辛いことかと思いますが、赤ちゃんからしてみるとこれまでは胎盤から栄養を取るのが普通だったので、いきなりおっぱいを加えさせられても「なんでこんなのいきなり吸わせるんだよー(泣)」となっても無理はないんですよね。

このように、赤ちゃんの置かれている状況をリアルに妄想することで、「自分も寝不足が続いて辛いけど、赤ちゃんは今この世界での生活に必死に慣れようと頑張っているんだな」と思えて、気持ちが少し和らぎました。

ちょっとバカみたいな方法かもしれませんが騙されたと思って、一度試してみてください。

妄想のストーリーがしっくりこない人は自分流にアレンジしてみてくださいね(笑)

オルゴール寝かしつけでママの心もリラックス

その他に、私は妊娠中からオルゴールCDを聞いていました。

胎教にいいらしい、お腹にいるときから聞かせていると、生まれた後の寝かしつけにも使えるんだって
といって、妊娠中に夫が買ってきたのがきっかけでした。

そのオルゴールCDは、生まれてから現在までも毎日の寝かしつけで使っています。

最初は寝かしつけのために…と思ってかけていたオルゴールCDですが、毎日聞き続けていると、私自身の気持ちをリラックスさせる効果も大きいということに気が付きました。

妊娠中からずっと聞いてきたからか、オルゴールCDを聞くと、胎動を感じながら息子に会える日を楽しみにしていたあの頃を思い出して、すごく優しい気持ちになれるんですよね。

例えば、学生の頃に流行った曲を聞くと、当時の楽しかった記憶が蘇ったりしますよね。まさにあれとおんなじ感覚です。

初心忘れるべからず、という言葉がまさしくぴったりですが、オルゴールCDを聞くと初心を思い出させてくれるんです。

私の息子は出産の時に心拍数が下がってしまい、緊急帝王切開になってしまったのですが、産声を聞いたときのホッとした気持ち、守ってあげなくちゃと強く心に誓った日のこと。

育児疲れでイライラしている時もオルゴールCDを聞くとそんな初心を思い出させてくれて、気持ちがとても落ち着きます。

寝かしつけでオルゴールCDを使うのはとってもおすすめです!

今からでも遅くないと思いますので、ぜひ導入してみてください。

オルゴールの音自体とてもリラックス効果が高いですし、ただただ無音の部屋で赤ちゃんがギャンギャン泣いていると殺伐とした雰囲気になりますが、優しいオルゴールの音色がバックで流れているだけで、不思議と優しい気持ちになれるものですよ。

オルゴールではなくても、妊娠中によく聞いていた音楽などがもしあれば、かけてみるとリラックスできるかもしれませんよ。

音楽のもつ人の心を癒す効果は意外と侮れません。

育児を楽にするグッズで少しでも身体を楽に!

新生児期はひたすら抱っこ抱っこ…で身体がズタボロになって、それも辛いところですよね。

そして、慣れない授乳の体勢で、肩こりが辛い人も多いと思います。

マッサージに行きたくても、赤ちゃんを連れて出かけることもまだ出来ないですしね。

そういった身体の疲労感が溜まって、イライラに繋がってしまうということもありますよね…。

新生児期のイライラは先ほども書いたとおり、「体調が絶不調の中で慣れない育児をしているのに、赤ちゃんが泣き止んでくれない(努力が報われない)」というのが原因です。

「慣れない育児」については結局のところ時間を掛けて慣れていくしかないですし、「努力が報われない」についても赤ちゃん次第なのでママはどうすることも出来ませんが、「体調が絶不調」というのは工夫次第でひょっとしたら改善できるところもあるかもしれませんよ。

私は新生児から使えるエルゴアダプトという抱っこ紐を持っていたので、抱っこの連続で腕が疲れたなぁ…という時には、この抱っこ紐に入れてゆらゆらして寝かしつけていました。

本来はお出かけの際に使う抱っこ紐ですが、お家の中での寝かしつけアイテムとしてもとっても重宝しました♪

まだ抱っこ紐を用意していない人は、エルゴアダプトのような新生児から使える抱っこ紐を導入してみると少しは身体が楽になるかもしれません。

私はよくギャンギャン泣いてなかなか寝付けない息子を抱っこ紐に入れて、リビングで好きなTV番組を見たりしながら寝かしつけていました。

そのほうが腕や肩は断然楽ですし、両手が空くのでスマホも自由に見れますし、のどが渇いたら冷蔵庫の前に行き、お茶を飲んだり…と自分の好きなことが出来ます。

そして意識はテレビなどに向いているので、息子とマンツーマンで真剣に向き合って寝かしつけを行っている時よりはだいぶ精神的にも楽に感じました。

もう1つ新生児期に欠かせなかったアイテムは授乳クッション!

授乳クッションは活用している人も多いアイテムだと思いますが、これがあるのとないのとでは身体の疲れ具合がぜんぜん違います。

赤ちゃんの身体をずっと支えていなくてもよいので腕が全然疲れないのです。

私はよくソファに座って授乳クッションを使って授乳しながら、そのまま親子でウトウトしていました。

横たわって眠ることすらも難しかった新生児期は、まさにこの授乳クッションで座ったまま寝ることで乗り切ったといっても過言ではありません。

授乳クッションがなかったらどうなっていたことか…と恐ろしくなるほどです(笑)

あんまり自分が楽するために無駄なお金は使いたくない…と思うかもしれませんが、ママが少しでも楽になるのであれば決して無駄では無いと思います(抱っこ紐は長い間使えますしね♪)

新生児の育児がイライラしてどうしようもない、という人は少しでも身体が楽になる手段を探して検討してみてくださいね。

辛いのはきっと今がピーク!少しずつ絶対楽になる!

新生児期の過酷な辛い日々が続くと、「一体いつまでこの生活が続くの…」と気が遠くなりますよね。

でも、大丈夫です。永遠にこの状態が続くわけではありません。

先ほども書いたとおり、新生児期のお世話が辛いのは

  • 体調が絶不調であること
  • 慣れない育児をしているということ
  • 赤ちゃんが泣き止んでくれない(努力が報われない)
というのが原因です。

「体調が絶不調であること」については、出産の傷は日を追うごとに必ず癒えていきますし、ホルモンバランスも少しずつ整っていきます。

1ヶ月検診が終わり、悪露が落ち着けば、お風呂に浸かることだって出来ますし、外出もできるようになります♪

外の空気を吸えるようになるだけでも全然違います。

赤ちゃんが眠るのが上手になれば、ママもまとまって眠れるようになります。

ちなみに我が子の場合は、生後3~4ヶ月ごろには夜の授乳(ミルク)が1回になり、離乳食が3回食になった生後10~11ヶ月ごろからは夜中に起きてくることは完全になくなりました。

※個人差はありますので参考までに…

「え…生後10ヶ月まで夜中の授乳続くの!?」とげっそりされたかもしれませんが、私の体感としては辛いと感じていたのは生後3ヶ月位までで、それ以降の夜中の授乳については、すっかりその生活リズムに私自身も慣れてしまったのであんまり辛かったという記憶がありません。

今回この記事を書くにあたって、育児日記を見直してみて

りっくんママ
あれ、生後10ヶ月くらいまで夜中起きてきてたんだっけ!?
と私自身もびっくりしたほど、辛かったという記憶がありません(笑)

そして、1歳半になった今はというと、寝ている時にほっぺたをツンツンしても、抱きかかえて移動させても、まったく起きません。

寝返りでゴロゴロと私の上を通過して、そのままベッドから転げ落ちてもそのまま床の上で眠り続けるほど、眠るのがすっかり上手になりました(笑)

いずれ、そうなる時が必ずきますから大丈夫です。安心してくださいね。

「慣れない育児をしている」という点についても、ママもどんどん育児に慣れてしまえば、ちょっと泣かれたくらいではストレスに感じなかったり、今はまだオムツ替えや沐浴1つとってみてもぎこちないかもしれませんが、すぐに流れ作業かのように何も考えずにこなせるようになります。

ひとまず、この2つの原因が解決すれば、赤ちゃんが泣き止んでくれなくても、気持ちに余裕がありますので、冷静に対処出来るようになってくると思います。

時間が経つにつれて必ず楽になっていきますから、安心してくださいね。

とはいえ、今がどうしても辛い…というときはひとりで抱え込まずに、パパや家族などに頼って、少し夜中の対応を変わってもらったりして、身体を休めることを優先してくださいね。

少しまとまって眠るだけでも「よし、また気持ちを入れ替えて頑張ろう」と前向きになれたりするものです。

この記事に書いたことが少しでも新生児期のお母さんたちの気持ちが少しでも軽くなってくれたら嬉しいです。

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