チコリーヌ
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ママテク(@mamateku)ライターのチコリーヌです。
未就園児の小さい子どものいるママさん、毎日子どもに振り回される日々で大変ですよね。
ちょっとでいいから自分の時間がほしいって思ったことありませんか?
子どもが小さいうちだけとはいえ、自分だけのために使う時間があまりにも少ないと、ストレスがたまっちゃいます。
24時間子どもといる生活は一人っ子でも3年間、うちのように何人か子どもがいると4~6年以上になってしまいます。
とくに専業主婦だと、仕事ではない分、ますますメリハリのない生活になりがちですよね。私もそうでした。
でも2人目を出産後、「これではいけない!」と思い、意識的に自分の時間をつくる工夫をしています。
今回は「自分時間」が必要だと思ったキッカケや、私が実践している工夫などをお伝えしますね!
「自分時間」どうして必要?
子どもを出産するまで、自分の時間なんて意識したことはありませんでした。
出産前は仕事もフルタイムでしていて、残業や休日出勤もあり、それなりに忙しい毎日だったのですが、それでもそんなことは考えたこともありませんでした。
でも、2人目を出産後、ふと考えたのです。
そして自分なりに、いろいろ理由を考えてみました。
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1.ずっと誰かのために動いている生活!
出産後、専業主婦になった私。当然ですが、一日中、子どもと一緒です。
子どもが起きている間は、子どものための時間。
公園にも連れて行ってあげたいし、できるだけ遊んであげたい。
お昼寝や子どもが寝てから、山のように残った家事…。
土日も、家事を片付けてから家族でお出かけ。
パパが子どもと遊んでくれても、その間にふだんできない家事。
そして、ママっこの子どもたち…パパではダメなことも多々あります。
とにかく、睡眠時間以外はずっと誰かのために何かをしている生活になっていました。
2.自分のペースで進むことがないというストレス!
子どもといると、とにかく計画通りに進まない。
とくにイヤイヤ期の子どもは地雷がいっぱい!
徒歩5分のスーパーでの買い物に1時間。
なんなら玄関にいるのに、そこから靴を履いて出るのに30分…。
家事の途中に何度も呼ばれ、どこまでやったかすらわからなくなる始末。
寝てからも起こされ、トイレさえ一人にしてもらえない。
とにかく一つ一つが、なんにも思うように進まない!
3.けっこう頑張ってると思うのに、あんまり感謝されない…
でも、なんだか報われない…。大変さを理解してもらえない。
そんなふうに感じているのは私だけじゃないはず!
一つ一つは大きな事じゃないから、できて当たり前になってしまう。
そりゃあ、母の日ぐらいは感謝されますけど1年に1回だし…。
自分の役割も理解してるし、別に毎日お礼を言ってほしいわけじゃないんだけど…。
もう少し認めてもらってる感が欲しい!
仕事と違って、いくら頑張ってもイマイチ達成感が得にくいんですよね。
4.専業主婦という後ろめたさ…
専業主婦も、立派な役割だとわかっていたつもりです。
でも、自分のためにお金や時間を使うことに、どこか後ろめたさを感じてた私…。
ごくフツーのサラリーマン家庭で、お金にそこまで余裕があるわけでもない。
家事も育児もめいっぱい頑張っても、まだまだ十分にできていない。
そんななかで、自分のためだけに時間やお金を使うことは、なんとなく気がひけるというか、心から楽しめないというか…。でもやっぱり不満もあって…。
自分でもモヤモヤした気持ちを抱えていました。
5.やたらとダンナに腹が立つ!
出産してから、夫にイライラすることが増えました。
家事育児の大変さをわかってくれないとか、嫁姑の間にうまく入ってくれないとか、気が利かないとか、一度寝たら何があっても起きないとか、間が悪いとか…。
ささいなことにもイライラするようになりました。
出産前は好きだったところや、のろけ話ですんだことまで、イライラするようになりました。
夫はどちらかというと温厚なタイプで、頼めば家事でも育児でも協力してくれます。
真面目に働いてくれるし、ギャンブルも浮気の心配もないタイプ。それなのに、なぜか夫にイライラ…。
なんだか、夫婦の会話も楽しい雰囲気が減っていました。
6.ささやかな楽しみさえ中途半端になる不満
日常の中のささやかな気分転換。
公園でのママ友とのおしゃべりや、家事の合間のコーヒータイム、LINEやSNSでの友人とのやりとり。
そんなちょっとした楽しみも、子どもがいればことごとく中断させられます。
一日の中で、まったく休憩時間がないわけじゃないけど、なんか中途半端。まったく休んだ気がしない!
むしろ楽しみを中断させられたストレスのほうが大きいんじゃないかと思うくらい!
日常の中で、ストレス解消ができていない日々でした。
いろいろ考えて、やっぱり私は今の生活にストレスを感じていることに気づきました。
そしてある日、夫が出張の新幹線移動の2時間半がしんどいと言うのを聞き、妙にイラッとしたのです。
そこで私のストレスの大きな原因は、自分の時間があまりにも少ないことだと気づいたのです。
やっぱり、専業主婦でも小さな子どもがいても、自分の時間って必要です。
私の場合、誰かにそうさせられたわけではなく、自分で自分を縛っていた状態だったことにも気づきました。
このままではいけない!「自分時間」をつくるために工夫したこと!
自分の時間がないことでストレスがたまり、家族にもイライラしていた私。
このままではいけないと思い、なんとか自分の時間を確保しようと思いました。
家事や育児の合間の息抜きは結局、ぜんぜん息抜きになっていなかった私。
自分の時間と子どもや家族のための時間を、きちんと分けることにしました。そのために実践したことがいくつかあります。
1.子どもの生活習慣の見直し
子どもとの生活、とくに未就園児との生活は時間の制約が少ないので、ダラダラしがち。
大人の都合で、食事の時間がずれたり、入浴や寝る時間が遅くなったり…。
そういったことをできるだけなくすよう努力しました。
子どもが一人でゴキゲンに遊んでいると、つい時間がきても、その間にメールやLINEをチェックしたりしていましたが、それをやめることから始めました。
公園などでなかなか帰りたがらないときも、きちんと子どもに説明して帰るようにしました。
遊びの途中でも、時間がくれば食事やお風呂にするようにしました。
そして、20時には必ず布団に入るように決めて、そこから時間を逆算して行動するようにしました。
そうすれば、それ以降は自由に使える時間になります。
そのかわりに、子どもが起きている時間は息抜きでのスマホチェック、必要のないメールやLINE連絡はしないように心がけました。
2.家事のハードルを下げる
私はまったく完璧主義でもないし、家事が好きなわけでもありません。
それでも、家事ってやりだしたらキリがないですよね。
なので、その日にどうしてもやらないといけない家事以外は、余裕があればすることにしました。
また、使い捨ての掃除道具や、半調理品など、もったいないと思って使わなかったものも、必要経費とわりきって、時間を短縮できるところは短縮するようにしました。
3.育児のハードルを下げる
とくに長女のときは、「子どもにしてあげるべきこと」のハードルを勝手に高いところに設定していました。
毎日外遊びに連れて行ったり、お友達とふれ合う時間を作ってあげたり、イヤイヤも極力怒らないで説得したり、離乳食は全部手作りだったり…。
どれももちろん良いことなんですが、理想通りにしようと思ったら相当大変です。
とくに、もともといい加減でズボラな私には、かなりの負担になっていました。
そのため、自分に無理がかかっていない程度に、ハードルを下げるようにしました。
今、イヤイヤ期真っ最中の末っ子にいたっては、平日は幼稚園の送迎とスーパーぐらいしか外出していないし、家でもほぼ放置…。
イヤイヤだろうが泣きわめこうが末っ子を説得する時間もないので、「今はできません!」の一言で強制終了。
離乳食もほぼ大人のとりわけとベビーフードで育ちました。
でも、長女に比べて目立って発育が悪いとか性格が悪いとかは感じません。
そして私がかまってやれない分、要領の良さはピカイチです(笑)
いろんなことをパワフルにこなせるママさんはスゴイなぁと思います。
そんな素敵なママに憧れますが、私のようなタイプのママにとっては、育児も無理に理想ばかりを追い求めない方が良いのかなぁと思います。
4.子どもが寝ている時間は家事はしない
「自分時間」を確保するために、いちばん必要だったことがコレ!
とにかく、子どもが寝ている時間は自分のための時間にすること!
未就園児が家にいる場合、まとまって時間がとれるのはココしかありません。
子どもが寝ている時間は、絶対に家事はしないと心に決めました。
今までは、つい作り置きの惣菜をつくったり、アイロンがけをしたり、昼間にできなかった家事をしていましたが、すっぱりやめました。
そのかわりに、録画していたドラマを観たり、子どもの前では食べられない高級スイーツを楽しんだり、友達とのLINEやSNSを楽しむ時間にするようにしました。
5.ダンナに宣言!
そして、もう一つ大事なこと!
パートナーである夫に、きちんと理解してもらうことです。
なんとなく、ママがやって当たり前になっている些細なこと、たくさんありますよね。
私も夫と話してみて、私がイライラしていることには気づいていたものの、その原因や気持ちはまったくわかってもらえていなかったことが判明しました…。
また、私がやってもらいたかったことと、夫がこうしてあげようと考えていたことにも大きな隔たりが…。
やっぱり、男は言葉で具体的に伝えないと伝わらないんだと実感しました。
私が夫に伝えたことは、次の3点です。
- とにかく「自分時間」がほしいこと!
- 子どもが寝た後は家事をしないこと!
- そのために協力してほしい具体的な内容!
でも、3番目もきちんと具体的に伝えることが大切なんです。
ここで、「だから空気をよんで協力してね」は、男性には、少なくともうちの夫には通用しません。
うちの夫が思いつくのは、「高級スイーツを買ってきてあげよう」ぐらいです(笑)
もちろんそれもオプションとしては、とっても嬉しいですけどね。
私が具体的にやってほしかったのは、この3つ!
- 子どもが寝た後に帰ってきたときは、自分でチンして食事を食べる
- 自分が食べた食器は洗って片付ける
- 脱いだ洗濯物は洗濯機へ入れる
欲を言えばキリがありませんが、これでずいぶん楽になりました。
「自分時間」を確保して良かったこと!
1.とにかくストレスが減った
自分の時間がもてないことのイライラや、夫にたいして抱いていた不公平感が、ぐっと減りました。
テレビをゆっくり観て素敵な俳優にときめいたり、おいしいスイーツを楽しんだり、友達とLINEやメールのやりとりをしたり。
なんてことない時間のようですが、途中で予想外に子どもに中断されることなく楽しめるというのは、自分が思っていた以上にリラックスできるものでした。
2.子どもにイライラすることが減った
朝から晩まで育児と家事に追われていると、なんでもないことで子どもにイライラすることも多かったように思います。
後で考えるとささいな事で子どもに怒ってしまって、寝顔を見て反省することも度々ありました。
そしてそんな自分に嫌気がさしての繰り返し…。そういった悪循環が減りました。
もちろん生理周期によって、やたらとイライラする日もあります。
でも、「あと○時間で自分の好きなことができる」と思ったら、まぁいいかと思えるようになりました。
そうすると、今までよりも育児が楽しくなりました。
やっぱり、育児には心の余裕が必要ですね。
3.子どもの生活が規則正しくなった
もともと、それを目的にしていたわけではありませんでしたが、結果的に子どもの生活が規則正しくなりました。
とにかく子どもが早く寝てくれないと、自分の時間が持てません。
動機はやや不純ですが(笑)、なんとしても子どもを早く寝かせるようになりました。
子どもの生活は早寝早起きがやっぱり基本ですよね。
今でも、小学1年生の上の子も8時就寝!
それでも、小学校は朝は7時半には家を出るので、ちょうどいい睡眠時間です。
朝に眠たくてグズグズすることもなく、寝起きで朝ごはんが食べられないということもありません。
私のメンタルにとっても子どもの健康にとっても、いいことばかりです。
4.ダンナと仲良くなりました
それまで、なんとなく夫と話しても楽しい話にならなかったり、イライラを八つ当たりしてしまったり、優しくできなかったりすることが結構ありました。
夫は夫で、どうして私がそんなにイライラしているのかよくわからず、どうしていいかわからなかったようです。
そんな状態が、私が「自分時間」をもてるようになったことで、改善されました。
私の中の不公平感がなくなったようで、わけもなく夫にイライラすることが減りました。
子供が寝た後で、夫とゆっくり話したり、一緒にDVDを観たりする余裕もできました。
ケンカをすることもあるけれど、夫婦として育児のパートナーとして、いい関係でいられるようになりました。
ママの笑顔はみんなの笑顔!
今も専業主婦で三人の育児中です。まだ末っ子は未就園児。
子供が二人のときより、さらにバタバタな毎日です。
それでも、だからこそ自分の時間は確保するようにしています。
子育てをしていて感じるのは、自分でいうのもなんですが、ママというのは家族の太陽!
ママがストレスフルだったり、体調不良だったりすると、とたんに家族全員に影響します。
ママのストレス状態は家族のストレス!
私が体調を崩すと、子どもたちもなんとなく調子が悪い…。
やっぱり、ママが元気で笑顔でいることが、家族にとって一番だなぁと思います。
気づかないうちに溜まりがちな、日々のストレス…。
私は自分の時間をもつことで、ずいぶんストレスを解消することができました。
子供が小さくて大変なのは、後から振り返れば少しの間なのかもしれません。
でも、その少しの間の「今」が大変なんです!
少しの間の貴重な時期だからこそ、ママも自分自身も大切にして、家族が笑顔で楽しい時期になればいいですね!