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ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。
子供を授かるということはとても幸せなことですよね。大好きな人との愛の結晶を授かり、育むことはとても素晴らしいことですよね。
子供が産まれる前までは「いつも笑顔で太陽なお母さんになる」「余裕をもって子育てをする」など理想の母親像というものがあった人もいるでしょう。
しかし、子育てを始めてみると『こんなはずじゃなかったのに…』ということも。
ずっと泣き続けて抱っこを要求する我が子にいつも疲れ顔、赤ちゃんのお世話でバタバタして料理や掃除などの家事が追いつかず余裕がない生活を送っている…なんてこともあるでしょう。
子育てだけではなく、理想と現実は大きくかけ離れることってありますよね。
私も妊娠中は
大なり小なり「こんなはずじゃなかったのに…」を誰しもが抱えていますが、特によく聞くのが「産後のイライラ」です。
誰だってイライラするために子供を産んだわけではないのに、どうしてもイライラしてしまうなんてことはありますよね。
みんな笑顔でステキなママになりたいに決まっています。しかしイライラが止められない…
今回は、そんな産後のイライラする原因と解消法についてお伝えしたいと思います。
なぜだかわからないけどイライラしている、イライラをどうにか解消したいと思っている人に参考にしてもらえれば幸いです。
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パッと読むための目次
産後のイライラの原因と解消法【産後のホルモンバランスの乱れ】
子育てを始めてから、これまでなんとも思ってなかったことにでもイライラすることが増えたという人も多いはずです。
まず真っ先に考えられるイライラの原因は「産後のホルモンバランスの乱れによるもの」があります。
これは誰が悪いというものはではありません。妊娠という状態から非妊娠時の体に戻ろうとする経緯で起こるよくある現象です。
しかし、イライラの原因となっているのは確かなので対策をとる必要があります。
産後は赤ちゃん中心の生活になるので生活リズムや食生活が乱れていることがあり、それによりホルモンバランスが余計に乱れる可能性があります。
まずは食生活から改善していきましょう。
赤ちゃんをあやしながらの食事なのでかなり適当な内容の食事が続いているという人もきっと多いと思います。たまにはしっかりとバランスのとれた食事をとりたいですよね…。
そんな人は、休日でパパが家にいるときに赤ちゃんを見ててもらって、その日にバランスのとれた食事をとってみてはどうでしょうか?
そしてその流れで1週間分くらいの副菜を作り置きしておくと、パパのいない平日の食事のときに役立ちます。
食事が潤えば、体調も気分も軽くなることがあります。
ホルモンバランスの乱れが原因で産後うつになる可能性もあるので、パパにも協力してもらいながら出来る限りバランスの取れた食事を心がけたいですね。
産後のイライラの原因と解消法【寝不足】
また、産後のイライラの原因でよくあることの2つ目は「寝不足」です。
赤ちゃんが産まれて以来、夜に熟睡できたという人は少ないのではないでしょうか?
特に月齢が低いうちは3時間おきの授乳があり、オムツ替えがあり、ときにはワケもなく夜泣き…こうしている間にあっという間に朝が来て結局よく眠れなかったなんてことありますよね。
こういった生活を過ごしていると疲れが取れず、頭がボーっとしてイライラしやすい精神状態になります。
ちょっとしたことでもすぐに頭に血が上って突然怒りだしたり、パパに八つ当たりのような怒り方をしてしまうこともあるでしょう。
こんな寝不足のイライラを解消するには「眠る」のが一番です。
毎日は無理かもしれませんが週に1日、休日の前夜くらいは夜中の赤ちゃんのお世話をパパに代わってもらいましょう。
母乳育児の人は、夜間だけミルクにしたり、搾乳をしたりして哺乳瓶でパパに代わりに飲ませてもらうなどするといいでしょう。
またお昼寝のタイミングで家事などをやっている人も多いと思いますが、無理をせず出来る限り赤ちゃんと一緒に休むようにしましょう。
産後のイライラの原因と解消法【旦那への不満】
ホルモンバランスの乱れや寝不足など、体調的なことが原因でイライラすることについてお伝えしましたが、これらのほかにも精神的な部分でもイライラする原因はあります。
例えば、「旦那は自由に遊びに行ったり飲み会に行ったりしいるのに、自分はその自由がない」という不満からのイライラ。
出産前までは何事も対等であり平等であった夫婦も、産後はそのバランスが崩れることも多いです。
赤ちゃんのお世話は女性が主導となってするものという意識から、ママへの負担が大きくなってしまうのです。
旦那は赤ちゃんが産まれる前と変わらない休日やアフターファイブを過ごしているのに対し、自分は365日1日中子供を向き合って休日なんてゼロ…
旦那に対しては働いてくれている事に感謝しているけど、自分は家事や子育てすることは「当然」と思われていて旦那から感謝されることはない…
こんな偏った関係だと
- パパだけ身軽でズルい
- 私はこんなにも自由な時間がないのに
このイライラを解消するためには、「ママも自由な時間を作る」「パパに育児の大変さを理解し、感謝してもらう」ということが1番です。
この2つを同時に実現しようと思うのなら「パパの休日に、子供のお世話を任せてママは自由時間を確保する」という方法がいいでしょう。
例えば1日1回だけでもいいのでミルクを飲ませてもらったり、オムツ替えをしてもらったりして
褒められることによってパパも自信を付きますし、「これぐらいで喜んでくれるなら、もっとやろうかな」という気分になってくれるかもしれません。
そして初めて預ける日は、ママの自由時間は1、2時間くらいにしておきましょう。
外出するのであれば、常に連絡がつく状態にして近場のカフェなどにしておくことをおすすめします。
何かあったらすぐに帰宅できるようにしておくと、パパも「赤ちゃんと2人でお留守番」のハードルがちょっと下がることでしょう。
回数を重ね、パパと赤ちゃんが2人で過ごすことに慣れてきたら、ちょっとずつ時間を延ばして、ママも心の底からリフレッシュタイムを楽しむといいですよ!
パパに預けることによってママのストレスが発散できるだけではありません。
パパも赤ちゃんのお世話をすることによって
また、子供のことについて今までよりも深く話しができるようになります。
今までは実際にお世話をあまりしていなくてどこかトンチンカンなことばかり言っていたパパ(これもストレスの原因ですよね…)も、実際にお世話に携わることによって子供をより深く理解でき、パパとの会話にズレが少なくなるのもいいポイントです。
産後のイライラの原因と解消法【やりたいことができない】
ほかには、「やりたいことができない」「したいことが最後でできない」ということが原因でイライラすることもあります。
赤ちゃんがいると、家事などをしていても途中でお腹が空いたり、オムツが気持ち悪かったりして泣くので、どうしてに中断しぜる得ませんよね。
お世話が終わってすぐに家事に戻れたらいいのですが、ずっと泣き続けて抱っこしてないといけない状態になると、もう何もできなくなりますよね…。
こうしている間にやらないといけない夕飯の支度が出来なかったり、洗濯ものがたためなかったりと「やるべきことがやれなかった」というストレスがママの中で溜まります。
夕飯も作れていない、洗濯ものもたためていない、部屋は散らかりっぱなし、でも赤ちゃんは泣き放題…こんな状況は「子育て中あるある」ではあるのですが、たまらなくイライラしますよね。
せめて1つだけでも完結できたらイライラも幾分軽くなるはずです。
このイライラを解消するためには、
- パパに協力をお願いする
- 時には外注する
- 『この時期だけ』と割り切る
先ほどの「自由がないイライラ」と同じく、まずはパパに協力を依頼しましょう。
子育ては2人の仕事なので、休みの日にでもパパに赤ちゃんのお世話をしてもらい、ママが家事に集中できる時間を作ってもらいましょう。
外注をするというのは、例えば「アイロンが必要なものはクリーニングに出す!」といった解決法です。
家でアイロンをかけるよりもコストはかかりますが、ストレスなく確実にキレイになって戻ってきます。
夕食の準備が進まないことにストレスを感じている人は宅食を依頼してみるのも1つの手段ですよ。
毎日でなくても、例えば週に1、2回ほど夕飯を作らずに届いたものを食べるだけという日を作るとかなり気持ちがラクになります。
こうやってちょっとずつなかなか進まない家事を上手に外注することで負担がグッと軽くなります。
ですが、外注することに抵抗や罪悪感があるという人もいますよね。
「出来ないものは出来ない」と腹をくくってしまったほうが気持ちがラクになります!!
赤ちゃんが健康に育ってママが笑顔なら手段はなんだっていいのです。
実際に私も上の娘が1歳になるまではクリーニングも宅食もガンガン利用しました。確かにお金はかかってしまいましたが、めちゃくちゃ助けられましたし笑顔にもなれました。
赤ちゃんが大変なこの時期だけ、外の力を借りてみませんか?
「家事も育児も完璧にこなすステキな母親像」という、重たくなってしまった理想を今はちょっとだけ忘れてみましょう。
もう少し子供が大きくなって手がかからなくなってからでも理想のママになることはできますよ。
全ての産後イライラの解消法に共通するのは「ママの時間」
ここまでで体調面と精神面での産後のイライラの原因や解消方法をご紹介してきました。
そして全てのイライラの解消法に共通していることは「ママだけの時間を確保する」ということです。
家事をする時間、食事をとる時間、たっぷりと眠る時間、自由に動ける時間…どれも赤ちゃんを育てているママには足りていない時間なのです。
これらのどれか1つでも解消出来たら、ママは今よりはずっと楽になるはずなのです。
これを手っ取り早く解決するためにはやはり「パパの協力や理解」が必要になります。
子供のもう1人の親であるパパが赤ちゃんのお世話をする、または家事の一部を積極的に手伝ってくれる、そして「赤ちゃんのお世話が大変である」ということを理解してくれるだけで、世の中のママはどれだけイライラから解放されるでしょうか。
男の人のなかには
- 大好きな子供と一緒にいられるんだから、それだけでも充分幸せだろ?
- 家で子供と2人でいるのが、何が大変なんだ
- 母親が1人の時間が欲しいということ自体おかしい
あまり子育てに関心がなかったり、仕事人間の旦那さんならこういう考えを持っている人もいるでしょう。
というか、私の旦那がこういう人間だったのです。
上の娘が産まれて間もないころ、実際にこの発言を言い放ちました…今は色々あってかなり育児の理解が進み、すっかり「いいパパ、いい旦那」になりましたが、最初は本当にとんでもない「古い時代の男」だったのです。
子供と一緒にいられて幸せなのは間違いないのだけれど、泣き叫んだり抱っこばかり要求されることもある赤ちゃんと24時間絶え間なく一緒ということは、男性からすると想像もつかない大変さです。
また、母親だって1人の人間です。1人になりたいと思うのがおかしいなんてことはないのです。
この「ママだけの時間」を実現するためにも、どんどんパパと話し合っていきましょう。
もしかしたら協力したい気持ちはあっても、仕事の都合などで物理的にかなわないというパパもいるかもしれません。
そんなときは、パパとママのどちらかの実家にちょっとだけ子供を預けてみる、もしくは一時保育に出してみるなどの案を2人で話し合ってみましょう。
家庭内で解決できないときはその助けを外から借りる方向で考えてみてもいいと思います。
ですが、今1番大切なことを考えてみてください。
それは「ママが笑顔でいること」なのです。
いくら子供が健康で元気でもママが疲れ切ってイライラしていては決して誰も得をしません。家庭内で解決出来ないときは周りをバンバン頼ってもいいのです。
ただ、周りに頼るときはしっかりとパパと話し合ってからにしましょうね。
同じ子の親として、育児の方向性は2人で話し合い、困ったことは2人で解決していくようにしましょう。
そうすることによって「1人で苦労して育てている」というママの意識も薄まり、心の負担が軽くなることでしょう。
まとめ
赤ちゃんや小さい子供の育児をしていると「ずっと子供とべったり」「自由に動ける時間がない」ということがストレスになりますよね。
世の中のママがみんな抱えているイライラや悩みだと思います。
そんな産後のイライラを解消するためにはもう1人の親であるパパの存在がカギになります。
パパに協力をしてもらうように話し合い、ママのストレスが軽くなるような時間を作って、子供に笑顔で接することができるようにしましょうね!