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ママテク(@mamateku)ライターのWrite.mamaです。
トイレトレーニングの始めるタイミングや方法に悩むパパとママは多いと思います。
どうしてもトレーニングはママが1人で対応することが多くなるため、イライラの原因になりがちですよね。
トイレの失敗を怒っても仕方がないとわかっていても、失敗が続くと何が悪いのかわからず落ち込んでしまい、結局うまく終われず引きずってしまうことも……。
そこで今回は我が家のトイレトレーニングの体験談をご紹介したいと思います!
GWに短期集中で行った結果、3日で終わらせることが出来ました。GWに行う前に失敗もあったので、そのことも赤裸々に書いていきたいと思います。
パッと読むための目次
自宅でのトイレトレーニングは見事失敗…
まず、我が家のトイレトレーニングは親からのプレッシャーがきっかけでスタートすることになりました。
どうやら私も夫もスムーズにおむつが取れたらしく、うちの子にも
それでも「遅い」というような声があり、そんなに急いでも……と言い返したりもしましたが。
一体孫に対してどれだけの期待をしていたのかわかりませんが、何に対しても「よその子より早く」というプレッシャーのスタートがここだったように思います。
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歩いたのも1歳と2ヶ月で遅かったと言われたので、散々「普通です!」と言い返したことを思い出しました。
最初のトイレトレーニングは大掛かりなものではなく、部屋の片隅におまるを置いて、したくなったら座る。または気になったら座るを繰り返してみるところからでした。
最初の失敗は、子供が好きなキャラクターのおまるは市販されておらず、妥協したものを買ったこと。子供、まるで興味なしでした。
ほぼ1回も使わなかったので、そのキャラクターが好きというお子さんがいるお家に譲り、うちでは後日買い直しをしました。
それが某パンのキャラクターのもの。普通の便座に取り付けるタイプのものでした。これが、効果テキメン。
やっぱり、おまるは好きなキャラクターで用意するべきだったのだと実感。
でも、そこから停滞してしまいました。ただそこに座りたいだけで、トイレトレーニングにならないのです。
タイヤがついていて走るわけでもないのに、遊ばれてしまうのは盲点でした。
何回かに1回は、トレパンをはいたまましてしまう。これでは全然トレーニングになりません。
その途端、『もらした!』という意識がはっきりするようになったのか、伝えてくるものの間に合わないの繰り返し……。
一旦、ここでトイレトレーニングを中断しました。私にも、子供にも大きなストレスだなと思ったからです。
保育園の協力は仰げなかった
トイレトレーニングがうまくいかなかった理由のひとつに、保育園ではそのまま紙おむつだったことがあげられると思います。
うちの子が保育園に通っている間は、あまり先生方がトイレトレーニングに積極的ではなく、家庭でのトレーニングが終わったらパンツに切り替えましょうという感じでした。
そのため、トイレトレーニング中の子供のケアはそれほど手厚くなく、協力は仰げなかったのです。
もし、保育園でトイレに失敗すると子供の心に傷がつきます。子供たちは素直で残酷なので、失敗をからかい続ける傾向にあるのです。
先生たちは長い経験からそういうことを分かった上で、まず家庭での努力を優先しているように感じました。
それについて不満はなかったのですが、悩んでいるとき相談することもできず、1日長い時間子供の様子をみている先生から何も聞けなかったのはちょっと残念に思いました。
今の保育園がどんな風にトイレトレーニングに関わってくれるのかわかりませんが、スタートしたら子供の様子を共有して、スムーズな移行ができるよう協力してくれたら助かりますよね。
保育園によるのだと思いますが、いい園だと思っているだけにそこだけが残念に思っています。
パパの無関心にブチ切れた
うちの子は女の子なのですが、大きくなるにつれパパがトイレの世話をしなくなっていきました。
お嫁には行かせないとかなんとか言いながらも、本当に子供のこと大事に思ってるの?という態度が増えていきました。
それはもちろん、トイレトレーニングも同じでした。まずトイレに連れて行くことすらしない。
子供が呼んでくれた時、すぐに連れていってくれたら間に合ったかもしれないのに
これに私がブチ切れました。子供はその時、パパに向かって「トイレに行きたい」と訴えているのですから、それを叶えるのは私ではなくパパのはずなのです。
寝転がって「おい。呼んでるぞ」と言っている間にお漏らしをしたら
父親が少し成長した女の子に関わるのは確かに難しいのかもしれません。
でも、子育てはママだけのものではありません。その責任は両方に平等にあります。
そこを無視して通り過ぎると、それこそ父親からのネグレクトに繋がるに違いない。そう思いました。
そして、『何て人なんだ』と思って義母と義父を責めました。どういう育て方をしたんだ、と。
すごい嫁かもしれませんが、私にとってはそれくらい腹が立ったのでした。
パパの無責任の責任は義両親が取った
そんな私に義両親が頭を下げ、そして娘のトイレトレーニングを協力したいと申し出てきました。
その方法が『ゴールデンウィークに実家に帰ってじっくりみんなで対応すること』でした。もちろん、私の実家も巻き込んでのことです。
双方の家を行き来するので、必然とそうなります。そのための資本は義両親が負担しました。
自分たちがトイレトレーニングを急かしたことで息子と嫁の間に亀裂が入り、相当焦ったのだろうと今では思っています。
私の実家はある程度のところで「最近は遅いみたいね」と言って放置気味だったので、ゴールデンウィークの集中トレーニング案にびっくりしていました。
赤ちゃん専門のお店に子供を連れて行き、まずは買い物から。
トイレにつけるカバーを2台、トレパンも子供が気に入るものをお泊りの期間×2くらいを新調しました。
子供はといえば、家にあるのと同じタイプのトイレカバーをどっちの祖父母も家にも置けるのでご機嫌だし、トレパンを買うのも好きなキャラクターを選び放題でまたご機嫌。
実はこれが、意外とうちの子にはマッチした方法だったのでした。
とにかく声をかける。したいと言わなくても連れて行ってみる
今では尿意がないのにトイレに連れて行くのは否定されるみたいですが、まずトイレの雰囲気に慣れさせるためにも細かく声をかけて連れてきました。
子供とほぼ同じタイミングで水分を摂るので、自分が行きたくなったら声をかけるという感じで進めていきました。
その際、パパの実家にいるときはパパに任せました。
もしパパとふたりで外に行き、遊んでいるときにトイレに行きたくなったら?もし、買い物の途中で行きたくなったら?
トイレトレーニングはそういう事態も想定して進めないとできません。どんなもしもにも対応できないと意味がないのです。
実はこのとき、もう子供はあまりパパを信用していなくて(何度か目の前でお漏らししていたせいだと思います)、パパに声をかけることをしませんでした……。
なので
そうすると、午後の遅い時間ではありましたが、子供からパパに歩み寄りを……。子供の方が、よっぽど賢いです。
でも、パパの実家では成功と失敗を繰り返し、全部成功とはいきませんでした。なぜ全部成功しなかったのか、その答えは私の実家へ移動してから見つけたのでした。
失敗しても決して怒ってはいけない
義実家でのトイレトレーニングでは、もちろん義両親も手伝ってくれました。
そのとき、3日間を過ごしたのですが子供は3日間とも失敗と成功を繰り返しました。
義両親は成功すると褒めましたが、失敗するとちくちくと嫌味を言いました。2歳の子供に向かって嫌味を言っても……と思い
それが子供を委縮させていたことに気づいたのは、私の実家に行ってからです。
私の実家にも同じものを用意してくれたので、装備は万全。あとは子供次第だったのですが、子供は何と初日から失敗知らず、トイレトレーニング大成功となりました。
義実家と私の実家との大きな違いは「失敗しても怒らない」ことでした。
パパが何か言おうとしても、母が止めてくれました。
母の声かけは
2歳は意外と言葉を理解しています。そこで子供なりに考えたのでしょう。怒られないことがわかり、ホッとしたのかもしれません。
うちの実家では実質4日目のトイレトレーニングだったのですが、その時初めて1回も失敗せずに1日を終えました。
奇跡かな?と思いましたが、その次の日も大丈夫、そのまた次の日も大丈夫でした。
積極的に声をかけましたが、うちの実家に帰って2日目(実質5日目)には自分から「トイレ」とアピールできるようになりました。ただもじもじして何も言わないということがなくなりました。
自宅に帰る日には、お気に入りのトレパンを持って帰るとごねて結局持ち帰ることに。
私も縁起物だと思って持ち帰りたかったので、子供がごねたときは一緒に持って帰りたいアピールをしました(笑)
2歳児にも嫌味は通じるから言わない方がいい
さて、ここからは失敗例を振り返ってみましょう。
自宅と義実家での失敗は、タイミングの悪さももちろんありますが「嫌味を言われたかどうか」にもあると思います。
褒めて伸ばすとよく言いますが、まさにそれだと思います。
ちくちくと嫌味を言うパパの前、そして義実家で子供はことごとくトイレトレーニングに失敗しました。
小さいながらに何を言われていて、それが不快なことだと理解していたのだと思います。大人だって怒られると委縮しますよね。小さい子供なら尚更です。
言い聞かせることが大事と義両親は言いましたが、怒ってしまうと何の結果も得られず、ただ失敗だけがついてきます。
子供の情操教育にもよくないので、嫌味を言ったり怒るのは止めた方がいいと思っています。
そもそも、子供のトイレトレーニングが終わった後の夏、義実家から嘘をつかれていたことがわかりました。
パパは2歳でおむつが取れたという話を聞いていたのですが、それが嘘だったのです。一体、何に張り合いを持っていたのか……(汗)
亡くなったパパの祖父の法事で親戚が集まった時にそれが発覚し、呆れたことは言うまでもありません。
怒らずに進めた結果、3日で終わった
うちの実家に身を寄せた3日間で、子供のトイレトレーニングは終わりました。
ずっと家にいたわけではなく、あちこちに出かけましたがその時もちゃんと子供は「トイレ」と言えたのです。
主に私、母(祖母)父(祖父)にです。やっぱりパパは信用されず、あまり子供からアピールされること自体がありませんでした。むしろうちの兄の方がトイレに連れて行ったかもしれません。
子供は兄のことを名前で呼んでいたので、そのまま手を引いてトイレに行ってしまうのを何度かやっていました。
ただ座りたいだけの時も、ダメとは言わない兄(おじさん)を連れて行っていたのだと思います。遊び相手だったので、もしかしたら遊んでいたつもりなのかもしれません。
うちの実家では、先にも書いたように「できなかったらお掃除しようね」と母がいい、両親が子供にかけた言葉はそのくらいだと思います。
もちろん、義実家で失敗してきたことをパパから聞かされましたがそれについて子供を怒ることはありませんでした。むしろ『その報告はいらないなぁ』と父が言ったのを覚えています。
引継ぎという意味では大事かもしれませんが、それは嫌味ですもんね。言い方が悪ければ、聞く方はうんざりします。
その当時のことをパパに振り返ってもらおうと思いましたが、「自分の言うことは聞かなかった」という記憶のようです。ダメパパ決定ですね……(苦笑)
子供に聞いてみると、やっぱり記憶は曖昧で、それぞれの家に大好きな某パンのキャラクターのトイレカバーがあって嬉しかったことと、たくさんトレパンを買ってもらって不思議だった記憶はあるようです。
どうして買っていいのがパンツだけなのか、そこが不思議だったそうです。なるほど。
まとめ
トイレトレーニングは焦らない。そして怒らないことが大切だと言うことがわかりました。
うちは一人っ子で、次に活かすことはできないのでこうして記事にさせて頂いています。
もし、これからトイレトレーニングを始める方はちゃんとパパとママで話し合うこと。
義実家、実家にも協力を仰ぎ、絶対嫌味や子供を貶めるような言葉をかけないことを周知しておくといいと思います。
子供のやる気を削いではいけないのです。
またトイレトレーニングはママ1人で進めると本当にストレスが溜まるので、なるべく1人でチャレンジするのは控えた方がいいと思います。
周りに協力を仰ぐことで、かなり気持ちは楽になります。スタートするのも、ママの気持ちに余裕があるときがベストだと思います。もし、保育園などの協力が得られるようならぜひ連携するといいと思います!
子供が1日を1番長く過ごす場所で練習できるのが何よりなので、まずは相談してみるといいかもしれません(今はうちの子が通っていた保育園も、トイレトレーニングに協力的だと教えてもらいました)
いつか必ずおむつは取れるものではありますが、「早めに」とかそういう理由ではなく「そろそろかな」と考えるくらいの方が子供にもパパやママにも負担がなくて良いのではないでしょうか。
早ければいいとか、遅かったら困るとか、そういうものでもないと思います。様子を見ながら、自分の子供のベストタイミングでトイレトレーニングを始めてあげてくださいね。
くれぐれも、トイレカバーなどを用意する際にはぜひ子供のお気に入りを用意してあげてください。
閉所に対する恐怖心が和らぐのに一役かってくれることでしょう。