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ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。
この夏、はじめて3歳の娘を連れて、夫が大好きなミュージシャンのライブに行ってきました!
大人が楽しむことを目的に、子供をライブに連れていくことには賛否があるようで、インターネット上で
- 大人が楽しむ場所に子供を連れてこないでほしい
- 親になったら我慢しなければならないのか?
などと議論になったりもしているようですが、今回は親子席という子連れにありがたい席のチケットがゲットできたので思いきって子連れで参加しました!
実際にライブに参加してみた感想や考えたことがあったので、今回シェアさせていただきます!
好きなアーティストのライブに行きたいけど、子連れだと心配だなと思っている方に参考にして頂けたら嬉しいです。
パッと読むための目次
ライブに行くことを我慢しなくて良い?!
預け先があれば、預けて出かけるという手段もあると思うのですが、預け先がない場合はどうでしょう?
私の場合は「大人に付き合わされて子供がかわいそうだ」という否定の声があることも知っていたので、なんとなく悪いことのような気がして今までは自主規制している部分もありました。
でも、今回親子席の存在を知って、
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『ママだから、自分の楽しみより子供の楽しい時間を優先すべき。それが良いママなんだ!』と思っている一方で、自由がないと不満を抱いたり、苦しくなっているところがあるのかなと…。
そんなんじゃ、子供にも優しくなれないですよね!
そこで、たまには子供にもママやパパが楽しいと思う場所に付き合ってもらうことで、育児に前向きになれるならそれも悪くはないのかなと考えてライブに申し込みました。
「ママになったからライブには行けない」など、行けないところ・できないことばかりになってしまったら、極論ですが、子供を産み、育てることに二の足を踏んでしまう人もいるかもしれないですもんね。
親子席の存在は『ママになっても我慢しなくていいですよ、楽しんでどうぞ!』と言ってくれているようで、とてもありがたいと感じました。
親子席とは?
親子席とはその名の通り、親子でライブに参加する人のために設けられたシートです。
調べてみたところ、ゆず、SEKAI NO OWARI、ジャニーズや48グループなどでも親子席が用意されているようです。
私が今回参加したライブでは下記のように規定されていました。
- 親子席とは、子連れの人のためにスタンドに設ける着席の指定席
- 対象は小学生(12歳)以下の子供と保護者
- 保護者のみ・子供のみの入場は不可
- 有料となるのは3歳からで、2歳以下で席がいらない場合は保護者の膝の上でOK
- 保護者は2名までが購入・入場可能
- 子供の年齢確認をする場合がある
チケットの購入パターンは複数あるので確認する必要があります。
今回はとあるスタジアムで行われたライブで、スタンドの一部が親子席となっていました。
着席のシートなので、無理して立たずに済みます。10代20代だったファンも、アーティストが長く活躍するにつれ一緒に年を重ねて子供が生まれたりもするので、親子席の設置は自然な流れなのかもしれないですね。
また、子供たちにライブを見てもらうことで、その子供たちがファンになること期待できるので、アーティストにとって子供と一緒に来てもらうのは長く愛されるための戦略の一つなのでしょう。
託児所のあるライブもある!
私が今回参加したライブには、託児所もありました。
託児所を使えば、ママやパパはライブに集中できますよね?でも、初めての場所に子供を預けるのは、不安もあります。
親子席と託児所、どっちの方が子供に負担がないか考えて選ぶことが大切かなと思います。
これまで30・40代のファンが多いGLAY・LUNASEA・Mr.Childrenなどが託児所を設けていましたが、2017年7月にはGENERATIONSのライブにも導入されました。
若いママやパパもライブを楽しめそうですよね。今後はEXILEや三代目など、LDHグループのライブでも導入される予定とのこと。
GENERATIONSのライブで導入された託児サービスはConcert Child Careと名付けられており、託児サービスを受けるためには事前に予約(チケット購入)が必要になります。
受け付けは、コンサート開場と同時にスタート。トイレやおむつ交換のタイミング、アレルギーの有無などを託児スタッフに伝えて、預かってもらいます。
持ち物は、保護者のライブチケット・身分証と子供のおやつ・飲み物・おむつ・着替え・タオルです。
利用方法を下記にまとめてみました。
- 公演のチケットを購入した人が「Concert Child Care」のチケットの購入が可能
- 料金は、¥5.000‐(税込)※1~2歳券・3~5歳券の2種類がある
- 対象は、満1歳から5歳以下で4人まで
- 預かってもらえる時間は、開場から終演60分後まで
- 託児場所は、会場内
- 病児・病後児の預かりはNG
- 申し込みは先着順
何かあればすぐに駆け付けられる会場内で預かってもらえるのは安心ですね。
託児のサービスは、民間の託児サービス業者で経験豊富なスタッフとのこと。
たまの息抜きに、少しの時間子供と離れてライブを堪能して、迎えに行ってから子育てをする英気を養うのも決して悪いことではないと思います。
子連れでライブ、コンサートに参加する際に気を付けること
年齢制限がないか確認する
そもそもですが、催し物の内容によっては、〇歳以下の入場はお断りと明記されているものもあります。
クラシック音楽のコンサートなどでよく目にしますが、こうした年齢制限がないかどうか確認することは大切です。
耳が痛くならないように配慮を
普段聞いている音よりも大きな音で楽しむライブやコンサートでは子供の耳が慣れるのに時間がかかることがあります。
重低音が響いたり、慣れない音環境なので、ヘッドホンなどで耳を保護する工夫も大切です。
花火が上がったり紙テープが舞ったりと演出上大きな音が出ることもあるので注意が必要です。
今回、お母さんが抱っこひもで寝かしつけられながらヘッドホンをしている赤ちゃんを見かけました。音がうるさくて眠くても眠れない子もいるので、ヘッドホンはあると便利かもしれません。
おやつと飲み物をしっかり準備
飲食できる会場なら子供たちが大好きなおやつは、飽きてしまったときの味方です!
新幹線や飛行機に乗るときと同じように、好きなものを用意していくと楽しく過ごしてもらえます。
おもちゃを準備
会場が暗くなることも考えながら、遊べるおもちゃを準備しておくと飽きてしまったときに助けてくれます。
生演奏を聞きながらおもちゃで遊ぶって、考えようによっては贅沢ですね。
一緒に楽しめるように工夫する
子供が2時間・3時間のライブをじっと聞き入るのは難しいですが、ライブ中別のことをさせてライブが終わるまで待たせるだけになってしまうのはもったいないです。
せっかくですから、ママやパパが楽しいと思っていることを子供にも知ってもらえたら嬉しいですよね。そこで大切になるのが予習です。
アーティストのライブ映像を事前に一緒に見たり、繰り返し曲を聴かせておくことも必要です。
もちろん、嫌がるようなら無理強いすることはありませんが、大人でも知らない曲ばかりが続くと楽しみにくいものですから、聞いたことがある状態にしておいてあげることは大切です。
実際に子連れライブに行ってみて思ったこと
初めての場所に子供と一緒に行くためには、ライブに限ったことではありませんが、事前に情報を集めておくことが大切です。
ブログやツイッターなどで発信している人も多いので、会場の設備や、雰囲気はなるべくたくさん仕入れて、準備をしていくことが大切だなと思いました。
それでも行ってみないとわからないこともたくさんありましたが……
親子連ればかりで気を使わずに済んだ
今回参加したライブは、普段はJリーグの試合が行われているスタジアムで行われました。
野外だったため、音が大きすぎて子供が嫌がることもなく助かりました。
また、ホールなどと違い、会場の入り口にドアがあるわけではないので、気楽に出入りできました。
ラッキーなことに通路側でブロックの一番後ろの席だったので、そこまで気を使わずにすんで良かったです。
逆に、ホールやライブハウスのように、出入りに重いドアがあるような施設に幼児を連れていくと迷惑をかけてしまうかもとも思いました。
子供とライブに参加する場合にはどんな会場なのかも大切なチェックポイントになると思います。
今回のライブのステージは、サッカー場のゴール前に設置されていて、その向かい側のスタンドが親子席でした。
親子席には親子連れしかいないので、お互い様な空気があります。
哺乳瓶で水分補給しながらママやパパの膝に座る1歳未満の赤ちゃんから、ママと一緒に歌って踊る小学生まで、子供の年齢は幅広く、みんな落ち着いて座っていられないので何度もトイレや売店に立ったりするのですが、曲の途中で前を横切られても誰も嫌な顔をしていませんでした。
みんなお菓子や飲み物はしっかり用意してきていて、まるで遠足のような雰囲気です。
後半はゲームをしている小学生や、ぐずったために入り口に立ってあやしながら見ているママもいましたが、それなりに楽しめている印象でした。
子供の様子が気になり集中はできない
はじめてのライブを経験した私たち家族は、子供の反応を気にしすぎてしまったかなと反省しました。
先回りしてトイレやおやつを準備して途中で夕飯を提供してと、子供に求められる前に動きすぎてしまいました。
おやつは気合いをいれて子供が喜ぶかつ、食べ過ぎてもお腹を壊しにくい手作りクッキーを準備しました。色んな形にすることで、楽しみながら食べられて間が持ったのでクッキー作戦はオススメです。
家で予習をして何曲かでたらめにでも歌えるようにしてきたので、ライブの全てが子供にとって退屈な時間にならなかったのは良かったと思います。
ですが、自分の楽しい時間を満喫するためには、やはり子供を連れていかずにライブに参加した方が、集中できて音楽や演出をフルに堪能できます。
実際、今回きちんと聴けたかと問われると3分の1くらいは子供に気を配っていたのでちゃんと見れてないのですが、親子で参加する楽しみ方はまた違うんだと割りきることも大切かもしれません。
演出に助けられた
今回ステージからは遠い席だったので、演奏しているミュージシャンは小さく見えました。そのかわり、大型モニターを見ることに。
モニターにはアーティストだけでなく、アニメーションなど、様々な映像が映し出されたので、子供には楽しいものだったようです。
ステージから花火が上がったり、紙テープが飛んできたりもしましたが、距離があったこともあり、音が大きすぎることもなく怖がりはしませんでした。
若干飽きた頃に映像や効果に惹き付けられて持ち直していたので助かりました。
子供にやさしい音楽フェスも増加中!
子連れが行きやすいライブだけでなく、音楽フェスも増えています。
ライブよりも広いエリアで開催されるので、子連れのライブデビューはフェスの方が楽だという人も多いくらいです。
次はフェスにチャレンジしようと思い、調べてみました。子供を連れて行きやすいと評判のフェスを三つご紹介します。
FUJI ROCK FESTIVAL
https://www.fujirockfestival.com/
国内外のアーティストが集結し、音楽ファンからの人気の高い音楽フェスです。
毎年天気が急変し、大人でも泥まみれになるイメージのあるフジロックですが、実は子供向けの催しがたくさん用意されているんです。
なんと、保護者同伴の中学生以下の子供は入場料が無料になるのです。
「KIDS LAND」というスペースが設けられ、アスレチック・ワークショップなどが行われます。
フジロックに参加するママやパパはアウトドア好きが多いと思うのですが、そんなアウトドア好き遺伝子を受け継いだ子供たちが喜びそうな、大自然を満喫できるイベントが満載です。
おむつ交換台や授乳室も完備されているので、小さな子供連れも安心です。
場所は例年、新潟県湯沢町にある苗場スキー場。7月の後半に開催されています。ただ、雨対策は必須です。
GREENROOM FESTIVAL
「GREENROOM FESTIVAL」は、サーフカルチャーをバックボーンに持つ、音楽とアートカルチャーのフェスです。毎年5月に横浜の赤レンガ倉庫の周辺で開催されています。
初夏のすがすがしい風に吹かれながら、のんびりと過ごせるこのフェスには子連れの参加も多く、子供向けの遊具が設置されたエリアがあります。
このエリアでは、例年親子で踊れれるKIDS DISCOが開催されていて、体を動かして音楽を楽しむことができます。
また、ベビーカー置き場もあるので、子供も安心して連れていくことができます。
中津川THE SOLAR BUDOUKAN
https://solarbudokan.com/2017/
「中津川THE SOLAR BUDOUKAN」は、コンサートに関わるすべてを太陽光発電で賄うロックフェスです。
岐阜県の中津川市で毎年9月に開催されています。自然に親しむ企画には、子供から高齢者まで参加可能です。
特に、2017年度の中津川THE SOLAR BUDOUKANはテーマが、「Family Forever Family」ということで、例年設置されている家族向けのコンテンツがさらに充実しました。
入場は保護者一人につき子供二人まで無料です。
「こどもソーラーブドウカン」エリアには、キッズ向けのステージまで登場しました。
このステージ、とっても豪華で、アーティストと触れ合うこともできてしまうんです。
様々なワークショップに参加したり、ステージのアーティストと一緒に踊ったり、子供も一緒に楽しめる仕掛けは盛りだくさんです。
対象は小学生以下の子供で、当日登録すると「こどもソーラーブドウカン」の無料バッチが配布されます。キッズエリアには、子供向けのアトラクションも設置。
アクアドーム・トランポリンなどで体を動かして遊べるのに加えて、自然の楽しみ方を知れるワークショップも開催。退屈することはありません。
キッズエリアは3歳以上の子供を連れたファミリーが対象です。
では、3歳未満は参加できないのかというとそうではなく、0歳~3歳を対象としたキッズルームがあります。
授乳室や親子トイレが利用できるのに加えて絵本の読み聞かせなどのワークショップもあります。まさに家族で楽しみつくせるフェスです。
まとめ
いかがでしたか?
90年代のCDが最もよく売れていた時期に青春時代を過ごした人たちの多くが親になって、音楽を楽しみたいけどライブから足が遠のいていってしまっています。
そんな中、ライブやフェスの運営サイドは、親世代にもライブを楽しんでもらえるように手を差し伸べてくれています。
親の楽しみに連れ出すわけですから、子供にとって楽しいだけの時間ではないかもしれません。でも、子供の頃から生の音楽に親しむことで、良い影響もあるかもしれません。
子供がいるけど、生の音楽に触れたいと思っている方、事前にしっかり情報収集をして準備をして覚悟を持っていけば楽しい時間にできるかもしれません。
是非楽しむことをあきらめず、子連れライブチャレンジしてみて下さい!