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ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。
我が家の4歳娘が好きなもの、それはお風呂です。
家のお風呂はもちろん毎日欠かさず入りますし、風邪やその他の病気で入れないときにも「お風呂に入りたい~」と大泣きするほど。
そして、そんな娘が特に大好きなのは、娘の言葉を借りると「大きなお風呂」。
そう、スーパー銭湯や温泉などの大浴場です。
そんなお風呂好きな娘がいる為に、我が家は暇さえあるとスーパー銭湯や温泉に足しげく通うようになりました。
週末はもちろん、どこかに行ったついでにふらっと寄ることもありますし、夏休みや年末年始など長期休暇には必ず期間中に1度は温泉に泊まりに行きます。
温泉に行くのは「娘が好きだから…」というのが一番の理由ですが、親である私や夫も大きなお風呂でゆったりリラックスできているため、今となっては「家族共通の趣味」と言っても過言ではありません。
段々寒くなってきた今となっては、我が家の温泉巡りのシーズン到来です。
今回は我が家が子連れでスーパー銭湯や温泉に行くにあたって気を付けていることをご紹介したいと思います。
パッと読むための目次
温泉にはいつから入ってOK?
そもそも、赤ちゃんや乳幼児を温泉に入れるには何歳くらいが良いのでしょうか?
我が家の娘が「お風呂に入りたい」と自らの意思を示すようになったのは、上手にしゃべれるようになったころですが、沢山の人がいる温泉の大浴場に初めて連れて行ったのはもっと後のこと。
それまではたとえ温泉に宿泊することがあったとしても、おもらしが怖くて、娘は部屋のお風呂に入れて大浴場には連れていきませんでした。
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しかし、娘を連れて温泉やスーパー銭湯に通っていると、赤ちゃん用のベッドや椅子が設置してある施設も結構多いようです。
お湯に入れなくても、お母さんやおばあちゃんが入っている様子を椅子に座ってみていたり、お風呂にいることを一緒に楽しんでいたりする親子をよく見かけます。
大浴場に入れてもいいかそうでないかの判断は各々のご家庭、お父さんお母さんの判断に任されているのかなと思いますが、安全のためにも首が座ってからくらいの方が良いのではないでしょうか。
湯質で滑りやすい温泉は特に注意
また、湯質によってはツルツル滑る、ぬめりのある湯質もあるかと思います。
赤ちゃんを抱っこしながら、そういった湯質のところを歩くのはとても危険ですし、歩くのがまだおぼつかない子供にとっても危ないです。
実際に我が家の娘も、ぬめりのある湯質の温泉で転んで足をすりむき、血を出してしまい大泣き…
お風呂に入ることを断念しなければいけないこともありました。
子供にとって危険はないか、お風呂に入れる判断をする際には親がしっかり検討したほうが良いでしょう。
中には赤ちゃんNGの温泉施設も…
また少し高級な温泉に宿泊した際には、事前に温泉施設に問い合わせると
その理由は「温泉の温度が大人でも熱めであったこと、そして刺激の強い匂いの温泉であった為」です。
温泉施設の方がおっしゃるには、
- 赤ちゃんの肌はまだ弱い
- 体温調整もまだうまく出来ない
ということもあるため、赤ちゃんには熱すぎる温度や、刺激の強い温泉である場合は入浴させない方が良いと思うとのこと。
赤ちゃんに何かあっても責任が取れないので、出来ればやめてほしいとお断りされました。
その時は「確かにそれも一理ある」と思ったので、その時の娘の温泉の入浴はやめました。
「入れようかどうしようか」と悩まれているのであれば、温泉施設に直接電話して聞いてみるのが一番早いです。
温泉の質や温度に限らず、「赤ちゃんはオムツが取れてからにしてほしい」などと言われる温泉施設もあると思います。
自分たち以外にもたくさんのお客さんがいるのが大浴場ですから、施設としてもほかのお客さんに迷惑のありうることや、衛生に問題があることは避けたいと思うのは否めないと思います。
いずれの場合でも、施設の人に従うことが一番大事なことだと思います。
また、温泉施設によっては、脱衣場にベビーベッドがあったり、子供用の椅子などが用意してあるなどの情報を教えてくれることもあるので、事前の問い合わせをしておくと、お風呂上りなどに慌てることもなく便利です。
我が家の大浴場デビューはトイトレ完了後
我が家の娘を最初に温泉に入れたのは、部屋風呂からでした。
水道の水で調整するなどして、お湯の温度には十分に気を付けて入れるようにしました。
娘は部屋風呂だけで大人は交代で大浴場を楽しみましたが、一緒にはいれなくても、とても楽しめたと思います。
その後、我が家が娘を大浴場にデビューさせたのは結構遅くて、トイレでおしっこが出来るようになってからです。
それまでは赤ちゃんOKという施設であっても、娘を入れることは遠慮しました。
これは施設への配慮というより、お風呂場で万が一娘が粗相をした際に、掃除や周りへの謝罪をしなければいけないのは親である自分で、それが少し面倒だったのが本音です。
娘がトイレで用を足せるようになってからは、何度も大浴場に入る機会がありますが、いつでも大浴場に入る直前にトイレに行かせて、温泉での粗相を事前に防いでいます。
トイレの心配がなくなってからは、どんな温泉でもスーパー銭湯でも娘は連れていけるようになり、一緒に大浴場を楽しむことが出来ました。
最初こそ我慢の時期がありましたが、ある程度大きくなれば一緒に温泉を楽しむ機会はたくさんあるかと思います。
急がず、焦らず、ゆっくりと、各々のご家庭で大浴場デビューの時期を決められると良いと思います。
温泉では子供にマナーを教える絶好のチャンス
子供を連れて温泉やスーパー銭湯に行くようになって驚いたことがあります。
それは、温泉やスーパー銭湯で施設の方に怒られている子供が結構多いということ。
温泉といういつもと違う環境に興奮してしまう子供は結構多くて、すごくおとなしそうな子供でも、走り回ったり、お風呂に飛んで入ったり、泳いでしまったり、髪の毛を結わずに浸かってしまったり…。
子供の目には「大きなお風呂」というだけでとても楽しい場所として映るでしょうし、大人でも大きなお風呂にはワクワクしてしまいます。
しかし、大抵の場合そういった行動は親が見ていない状況下で起こったりするものです。
そして、そういった迷惑な行為をきちんと注意してくれるのはたいてい浴場施設の方で、親ではありません。
大人も「せっかく温泉に来ているから」「お金払ってスーパー銭湯に入っているから…」と、ゆったりしてしまいたい気持ちも同じ親としてよくわかるのですが、温泉は老若問わず、いろいろな人がリラックスできる場所ですよね。
お風呂で高齢の方とぶつかってけがをさせてしまうとか、子供自身が転んでけがをしてしまう、お風呂でおぼれてしまうなど、簡単に予測できる危険がたくさんあります。
親として大きな事故が起きないようにしっかりと子供の言動に目を注ぐことはとても大事なことです。
お風呂に行ったら、いつも以上に子供には目を光らせておいた方が良いですね。
うちの娘には、大浴場に入れ始めた最初の頃から口を酸っぱくしてたくさんの注意事項を教えているからか、普段はとてもおてんばですがお風呂では割と良い子にしています。
休みの日に「どこに行く?」と聞くと、動物園や遊園地より「大きなお風呂!」と答える娘ですから、悪いことをした時点で私からお風呂から「出るよ、帰るよ」といわれることが一番怖いのかもしれません(笑)
また、娘にお風呂で口うるさく言っていることは、お風呂という限定された場所での話ではありません。
- 公共の場ではどういった態度を取るべきか
- なんで周りの人に失礼にならない態度を取る必要があるか
お風呂というリラックスできる場所であるからか、お風呂で教えた話は子供にも理解がしやすいようで、いつもより言うことを聞いてくれるように思います。
とはいっても、最初のうちは「いい子で入れたらお風呂の後に牛乳を飲もうね」とか「アイスキャンディーを食べようね」とご褒美でいい子になることを促してしまうときもありました。
普段、そういった”もので釣る方法”は子育ての中であまり好んでないのですが、せっかく温泉やスーパー銭湯で非日常を楽しみに行っているのですから、人に迷惑のかからないところでの楽しみは沢山あって良いと思います。
子連れ温泉に持っていくと便利なもの
我が家が子供のお風呂セットとしていつも持っていくのは下記のものです。
- ボディソープ(髪の毛も洗えるもの)
- 体を洗うスポンジ
- お風呂場で使う小さめのタオル(濡れた顔を拭いたりします)
- バスポンチョ又はバスローブ
- 髪の毛を結わくヘアゴム
- 子供用の保湿クリーム
- ビニール袋(濡れたタオル入れ)
- 水筒(飲み物)
温泉やスーパー銭湯に行くことの多い我が家ですが、子供の石鹸やシャンプーが用意してある施設はとても少ないと思います。
しかし小さな子にとって、大人のシャンプーが目に入ると一大事。
大人のものは子供用のものと違って目に染みやすいですし、洗い残しがある場合も少し気になるところ。
そんな我が家では、子供とお風呂に行くときには子供用のタオルや石鹸は必ず持参です。
あまり大きくない子供用の全身シャンプーを持っていき、身体も髪の毛も同じもので洗ってしまいます。
持ち運びという観点で考えると、小さめのものを用意しておくとか、泡タイプでなければ旅行用の小さな入れ物に詰め替えて持っていくと良いと思います。
また、手ぬぐいなど大人の分は入湯料に含まれている施設が多いですが、子供のものは料金に含まれていないことが多いです。
やむなく1枚のタオルで使いまわすこともあるのですが、身体を洗うスポンジや小さなタオル類は子供の分もある方が断然便利なので持っていきます。
また、ついうっかり忘れてしまうのが髪の毛を結ぶゴムです。
髪の毛の長さが肩につくくらいだと湯船に髪の毛が入ってしまう可能性がありますよね。
子供とは言え、お風呂に入るときには「長い髪の毛は結ぶ」というマナーはしっかり教えておきたいものです。
忘れた場合には施設で借りることも出来ますが、車の中にヘアゴムはいくつか入れておいて、うっかり忘れてしまった時に対応できるように気を付けています。
そして、お風呂上りに絶対欠かせないのは、ポンチョタイプのバスタオルか子供のバスローブです。
最初の頃は大浴場での脱衣所で、自分が先に着替えるか、子供を先に着替えさせるかをいつも迷っていました。
でもポンチョやバスローブが1枚あると、とりあえず子供にはパンツをはかせてバスローブを着せてから、自分の着替えを先に出来る為、とても便利です。
「湯冷めさせてはいけない…」と最初のうちは子供の着替えを先にしていたものの、子供は自分の着替えが終わると準備終了!とばかりに動き回り始めるんですよね。
そして、その動き回る娘を真っ裸で制圧しなければいけないので、私の方が冷え切ってしまうこともありました。
なので、まず私自身が準備をしたほうが効率が良いように思います。
ただ、真夏の場合を除いては、子供の湯冷めはとても気になりますよね。
我が家では温泉やスーパー銭湯に行くときだけではなく、普段使いとしても大活躍。
子供のバスタオル類はポンチョタイプかバスローブしかありません。
そしてその便利さゆえに、バスポンチョやバスローブを出産祝いに送ることも良くあります。
また、持っていくと良いものには、上記の他にお茶やジュースがあります。
我が家の場合、子供用の倒れてもこぼれない水筒にお茶やジュースを入れて持っていき、私が準備をしている間にベンチで水分補給をさせています。
お風呂では思いのほか汗をかきますから、脱水症状などを防ぐためにもこまめに水分保有をさせた方が良いですし、何かを食べているときや飲んでいるときは大概静かですから、子供を静かに待たせるにはもってこいです(笑)
子連れ温泉…パパと入る?ママと入る?
温泉やスーパー銭湯に行くのはリラックスするためという部分も大きいため、出来れば私自身も娘から離れ、ゆっくり一人で楽しみたいというのも本音…。
しかし我が家の場合は女の子ということもあって、大浴場でのお風呂係はママである私です。
普段家のお風呂ではパパと入ることが多いため、娘自身が「今日はパパがいい!」と大浴場でもパパと入りたがることもありますし、私自身も幼いころは祖父や父と一緒に銭湯に入っていた記憶もあります。
しかし近ごろの幼い子供たちを狙った犯罪等を考慮して、我が家では「男の子は男風呂、女の子は女風呂に入るべきだろう」と夫と意見が一致したため、パパと入るならば家族風呂などの貸し切り風呂がある場所だけです。
娘は今までに一度も男風呂にいれたことがありません。
いうまでもなく、大抵の世間一般の人は犯罪からは程遠いところにいるので、周りを疑っていくことに対しては自分の気持ちの中での葛藤もあります。
しかし、幼い子供たちを性の対象と見ている少数の人が悲しいですが確かにいること、そして娘の裸は彼女自身のプライバシーであり、まだそのプライバシーを自分自身で守れない年齢の今、それを守るのは親の務めかと思います。
そんな考えから、父娘の混浴にあたっては、娘が危険にさらされる可能性もあることを考えると、母親である私が入れる方がリスクも低いと思うので、我が家では大浴場でのお風呂担当は私です。
そして、先ほどからも書いている通り、お風呂に入っているときには常に娘に目を光らせ「静かにしなさい、きちんとしなさい」と小言を言っていることも多いので、娘と大浴場に入ることは一人の時と違ってリラックスできている状態とは言いづらいです(笑)
しかし、リラックスは出来なくても、お風呂につかって色んな話をしたり、露天風呂から見渡す景色を一緒に楽しんだり、前回のお風呂よりもお行儀が良くなっていたり、娘と一緒のお風呂で発見できる楽しみもたくさんあります。
そして、何よりもいつか娘が一人でお風呂に入る日が来ることを考えると、今のひと時ひと時の楽しみは、夫には決して分けることのできない大事な時間でもあります。
まとめ
たくさんの人が利用する大浴場に子連れで入る際には、事故がないように、他の人に迷惑をかけないように、親が気を付けてあげることがたくさんあります。
気をつけることがあったとしても、温泉もスーパー銭湯も、子供とのレジャーとして十分に楽しめるものであると思います。
最近では赤ちゃんや子供連れ大歓迎の施設もたくさんあって、そのサービスも多種多様でとっても楽しいですし、小さな子供がいる親としてはとてもありがたいことです。
これから年末年始のお休みもやってきます。
今年の冬は温泉やスーパー銭湯で子供と温かい、楽しい思い出を作るのはいかがでしょうか?