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ママテク(@mamateku)ライターのMeow-Meowです。
「産後の身体の変化」といえば、妊娠線、会陰切開の傷などが思い浮かぶと思いますが、それだけではありません。
筆者は産後1年半経ち、マイナートラブルが非常に多いという現実を目の当たりにしています。
誰かが『出産は交通事故に遭ったときと同じダメージ』と表現していましたが、本当にその通りです。
しかし、そんな満身創痍な身体で産後は育児に追われ、自分の身体に気を遣う余裕はありませんでした。
ふと気づくと肌や体型、バスト、コミュニケーション能力…
あらゆるところが妊娠前と違っていることに驚かされます。
身体だけではなく、メンタル面の変化も大きいような気がします。
先にママになっていた友人からもいくつか聞いていましたが、こんなにたくさんの産後の変化があるなんて、誰も教えてくれませんでした。
たぶん、親しい人にも話せないことがあるのだと思います。
したがって、次の出産はこの教訓を生かし、対策を講じようと思っています。
そこで、「こんなはずじゃなかった!」と産後に後悔しないために「産後の変化」「トラブル」を中心にご紹介し、筆者自身がもっとこうしていればよかったと感じた反省点、対策をまとめてみました。
パッと読むための目次
産後の変化1、体重が増えた
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筆者の産後は、三日三晩の陣痛、陣痛促進剤の副作用、そして緊急帝王切開という困難を経て、しばらく何も食べられなかったため、みるみるうちに体重が戻っていきました。
しかし、わが子が1歳前に卒乳してから、体重が徐々に増えていったのです。
産後の体重増加は、さまざまな原因があると思います。
いくつかの原因に分けて、筆者の失敗談とともに対策を紹介したいと思います。
対策1、妊娠中の体重は自己管理する
筆者は妊娠中、つわりが終わるとどんどん食欲が出てしまいました。
産後はしばらく行けないからと、毎週末焼き肉、食べ放題。デザートビュッフェ…。
通っていた産院は、体重管理にうるさいところではなかったため、妊娠後期には人生初の60キロの大台を突破しました!
人間の胃袋は、食事の量に応じて大きくも小さくもなるようです。
筆者は、妊娠中にたくさん食べることに慣れてしまっていました。
体重管理の厳しくない産院でしたが、産後の体型戻しのことを考えて、体重は自己管理した方がよかったなと思いました。
対策2、授乳量に応じて、カロリーを調節
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、赤ちゃんが母乳だけを飲んでいるうちは「ママの付加エネルギー量は350kcal」とされているようです。
350kcalといえば、ご飯を茶わんに大盛り1杯おかわりするくらいです。
栄養バランスはもちろん考えないとなりませんが、たとえば授乳中はラーメン屋や牛丼屋で「大盛り」「特盛」を頼んだって太らないということですね。
たくさん食べても大丈夫だなんて、なんてステキだったんでしょう!
赤ちゃんは離乳食が始まるまでは母乳だけで栄養を賄っています。
赤ちゃんはお母さんから栄養をもらって、どんどん体重が増えていきます。
産まれたときは約3000グラムだったのが、一か月健診ではプラス1キロ。
さらに数か月後には倍の6キロにもなります。
もし食べる量を減らさなければ、授乳が終わると、それは自分の身体へ『ぜい肉』としてついてしまうのですね…。
改めて、おっぱいで赤ちゃんを育てるってすごいことなんだなあと筆者は思いました。
赤ちゃんの離乳食が始まり、母乳だけではなく他の食べ物からも栄養を摂れるようになると、授乳量はだんだん減ってきます。
これに応じてママも付加エネルギー量を減らさないといけないのですね。
対策3、ゆったりした服ばかり着ない
筆者は産後、ゆったりした服ばかり着ていました。
産後しばらくは家の中での生活だったので、1日中パジャマやスウェットで過ごしていました。
疲れたらすぐに横になれる服、頻繁に授乳しやすい服を選んで着ていました。
赤ちゃんが生まれたからといって、お腹はすぐには引っ込みません。
外出するときは妊娠中に使っていたマタニティ下着、マタニティウェアをそのまま使っていました。
でも、ゆったりした服ばかり着ていると、体型の変化に気づきにくいです。
自分の見た目に無頓着になっていた筆者は、体型の変化にしばらく気づきませんでした。
が、「服がきつくなった?」と思い、体重計に乗ってみてびっくり!
全身を鏡で見て、やっと自分が『太った』ということに気が付きました。
妊娠前の体型に戻すためには、産後も妊娠前に着ていた服をたまに着るようにすると、違いが分かっていいのかなと思います。
産後の変化2、骨盤のゆがみ
体重もそうなのですが、体型の変化として「変わったなあ」と感じる点が「骨盤のゆがみ」です。
赤ちゃんが産道を通り抜け、外の世界に出てくるために、陣痛とともにママの骨盤は広がります。
産後半年~1年かけて元に戻っていくそうですが、正しく戻らずに、ゆがんだり広がったままという場合もあるようです。
筆者は緊急帝王切開でしたが、陣痛を経験したため、そのときに赤ちゃんが下に降りるのに合わせて、自然分娩と同じように骨盤が開いていたようでした。
産後、一時的に体重が減ったときも妊娠前に履いていたズボンを履こうとすると、腰のあたりがきついということがありました。
ウエストはぴったりだし、太もももきつくはないのですが、腰まわりだけが広がっているようでした。
鏡で見ると、お尻が大きくなっているようで、「土偶体型…?」と思ってしまいました。
対策1、体型戻し用のリフォームインナーを使う
産後の体型戻し用に、リフォームインナーがたくさん販売されています。
ウエストニッパー、サポーター、骨盤ベルトなど、種類が多くてどれを選んだらいいか迷ってしまうと思いますが、体調や体型に合わせて選ぶといいと思います。
『ウエストニッパー』や『ニッパー』はお腹周りを整えてくれるもので、産後すぐから使えるソフトなものもあります。
『骨盤矯正ベルト』は、腰に巻いてギュッと締め付けることで、開いた骨盤を安定させてくれるものです。
恥骨痛にも効くということで、妊娠中に骨盤を支えるために使っていた方も多いと思います。
筆者もリフォームインナーの存在は知っていて、先にママになっていた友人から「使った方がいいよ。私は使わなかったから腰痛がひどくて」と聞き、出産直前にお下がりをいただきました。
しかし、緊急帝王切開となり、結局使うことができませんでした。
帝王切開はお腹を切るのですが、筆者は縦切りで、かなり下のほうまで傷がありました。
そのため、ニッパーなどで締め付けると傷口が開いたり、ずれてくっついてしまう危険があったのです。
何かが当たるだけで痛かったし、体調も悪かったため、締め付けることができませんでした。
体調が戻ればつけよう…と思いつつ、育児に追われて、結局何もしませんでした。
そのツケがこれなのかなあと思いました。
産後のリフォームインナーにどれだけ効果があるのかはわかりませんが、やっておけばよかったなあと後悔しています。
対策2、あぐらをかかかない
筆者は誘発分娩だったのですが、陣痛が始まってもなかなか子宮口が開きませんでした。
ベッドの上であぐらをかいて、ひたすら陣痛に耐えておりました。
助産師さんによると、あぐらは骨盤が開きやすく、赤ちゃんが下りてきやすい姿勢なんだそう。
産後も「あぐらをかくのが楽」だと思い、よくあぐらをかいて座っていた記憶があります。
あぐらをかき、その上にクッションなどを載せ、わが子を寝かせると授乳がしやすいからでもありました(↓こんな感じ)
今思えば、それが良くなかったのかなあと感じています。
「あぐら=骨盤が開く姿勢」と覚えておき、産後はやめたほうがいいかもしれませんね。
産後の変化3、巻き肩、肩こり
『巻き肩』って、知っているでしょうか?
肩が前に出る、いわゆる猫背の状態が続くと、癖になり、それが自然な姿勢になってしまうのです。
肩甲骨が開きっぱなしの状態になり、背骨から離れ、『巻き肩』といわれる体型になってしまいます。
巻き肩になると、次のような影響が出てきます。
- 姿勢が悪く見える
- 肩幅が広くなる
- 肩甲骨が出ず、平らで広い背中になる
- 筋肉が引っ張られ、血行が悪くなって肩こりになる
- バストが下向きになる
- お腹が出る
肩こりもひどくなり、背中の痛みも出ます。
対策、姿勢を良く保つ
巻き肩にならないためには『姿勢を良く保つこと』これに限ると思います。
そもそも、産後の生活の中でどうして巻き肩になってしまったのか…。
巻き肩は、スマホやデスクワークが原因といわれていますが、育児も大きな要因のひとつとして挙げられています。
なぜなら、赤ちゃんを抱いたり、おっぱいをあげるのにどうしても前かがみになり、背中が丸まってしまうことが多いからです。
ある日、ユニクロで買い物をしていたときのこと。
わが子を抱っこしながら大きな鏡の前を横切ると、背中の丸い、姿勢の悪い自分が映っていました。
「私、いつもこうやって抱っこしていたんだ」と知り、驚きでした。
それ以来、普通に生活しているときはもちろん、わが子を抱っこするときも背筋を伸ばすことを意識しています。
産後の変化4、会話の方法を忘れる
筆者は、妊娠後期から産後しばらく、人と話す機会が激減しました。
なぜかというと、働いていないうえに、妊娠中・育児中という都合上、たまにしか友達とも会えなかったためです。
完全に専業主婦となった筆者は、家に引きこもっていました。
出かけるといえば、お散歩や買い物に行く程度。
話す相手といえば、旦那。たまに来てくれる友達。お店の店員さん。
わが子を出産し、生後5ヶ月ごろにようやく支援センターデビューし、他のママさんと交流しようと思ったら…まったく会話が続かなかったんです!
身内と話すときは、足りない言葉でも(たとえ単語だけでも)分かってくれることが多く、そんな生活を半年も続けていたら、他人との会話の仕方を忘れてしまっていたのです。
たとえば、旦那との会話はこんな感じです。
相手がママ友や友達であれば、カッコ内のようにちゃんとした文章にして伝えるはずですが、家族の気安さから、このような短い会話に甘んじてしまっていたのです。
文法ってなんだっけ…?
こういうとき、どうリアクションすればよかったんだっけ?
筆者は会話のリズム感が戻るまで、だいぶリハビリが必要でした。
対策、人と話す
産前産後は家にこもりがちですが、旦那さんや身内とも単語だけではなく、きちんとした話をすることで、会話のリズムを忘れないで済むのかなあと思います。
友達と電話をするとか、まだ言葉は通じないけど、赤ちゃんに話しかけることも大事ですね。
産後の変化5、体力が落ちる
産後、体力が落ちたことも大きな変化でした。
独身時代から旅行が好きで、産前は旦那と1,000km離れたところへ車で旅行したりしていたのですが、今は子どもがいることを差し引いても考えられません。
疲れてしまうと思います。
「前よりも明らかに体力が落ちた」と感じています。でもそれは年齢のせいだけではないはず。
なぜこんなにも体力が落ちてしまったのか、筆者の場合、理由は3つ考えられました。
- つわりで約3か月間ベッドの上での生活だった
- 難産と緊急帝王切開で、産後の回復が遅かった
- 子どもを連れての移動は、車が中心になった
とくに、つわりの時期と産褥期にほとんど寝たきりだったことが原因だと感じます。
人間の身体は1日寝たきりになると、全身の1%の筋力がおとろえるのだそうです。
一か月寝たきりになると、30%もの筋力がなくなる…!?と考えると恐ろしいですよね。
こうならないために、対策を考えてみました。
対策1、妊娠前に筋トレをする
妊活と同時に『体力をつけておく』ことも大事だと筆者は思います。
お腹が大きくなると何をするにも体力を使います。
また、出産や育児は言うまでもなく、体力勝負です。
現在二人目を考えているのですが、先日エアロバイクを購入したので、妊娠前に体力をつけておこうと思っています(笑)
対策2、妊娠中も動く
筆者は初めての妊娠でつわりもひどかったため、自分も周りも慎重になりすぎていました。
「無理しなくていいよ」「やらなくていいよ」という風にお妊婦様扱いされ、動かなくても済むような環境でした。
二人目は、上の子の世話もあるのでお妊婦様なんて言っていられないと思いますが、妊娠が順調で体調も良ければ無理のない範囲でどんどん動いていこうと思います。
対策3、子どもと一緒に動く
赤ちゃんの頃はずっと抱っこしたまま、大きくなると制御がきかない、ということから、筆者は楽な車移動を選んでしまっていました。
田舎なので、児童館や買い物に行くにも2~3kmは歩かなくてはならない事情もありました。
しかし、もっと積極的に散歩をしたり、公園でアクティブに動く、ということはできると思います。
車で行って帰る、というだけの生活から、今後はもう少し「歩く」ことを意識してみたいと思います。
産後の変化6、バストが垂れる
実は、筆者は妊娠前と比べると、バストサイズは一つ上がりました。
妊娠中や授乳中は2~3サイズ上がっていましたが、卒乳後に小さくなり、それでも元のサイズよりも大きいままということになります。
とはいっても、素直に喜べません。
ブラをしないでいると、バストが明らかに下に垂れるのです。
裸の状態だと、バストは小さく下に伸びています。
つまり、ブラをつけるときにカップの中にまとめて入れて、位置も押し上げるようにすると、結果的に大きく見えるというだけなのです。
大きさは関係ありませんが、『上向きの張りのあるバスト』というのは、若い証拠だと感じます。
現在の自分のバストを鏡で見ると、「おばちゃん体型まっしぐら!」と思ってしまいます。
授乳を終えると胸は萎みます。それは仕方のないことだと思います。
前よりは張りがなくなり、やわらかく、少し伸びます。
「わが子に栄養を与える」という立派な役目を終えた証拠なのですね。
なので、バストが元通りじゃなくても悲観する必要はないと思いますが、できるなら変化は最小限に留めておくのがベストですよね。
対策、ちゃんとしたブラをつける
バストが垂れさがってしまう原因としては、バスト自体の重みで、胸上部のクーパーじん帯というものが伸びてしまうからだそうです。
このクーパーじん帯は、一度伸びてしまうと元には戻りません。
胸が大きい(重い)ほど、将来垂れ乳になると俗に言われているのも、あながち間違ってはいないようですね。
妊娠中や授乳中もバストサイズが大きくなっているので、それだけバストを支える筋肉や皮膚には負担がかかっているということになります。
筆者は苦しくないようにと締め付け感のないブラばかり着用しておりました。
頻繁に授乳していたときの夜なんかは、ほぼノーブラだったと記憶しています。
わが子は1歳になる前に卒乳してしまったので比較的早かったのですが、それでも筆者はバストが垂れてしまいました。
バストが気になりだしてから、「締め付け感は少ないけれど、ちゃんとバストを支えてくれる」ようなブラを探していくつか試してみました。
ワコールのナイトブラは、着け心地は良くストレスフリーなのですが、パッドがないので横になるとやはりバストを支えきれず横に流れてしまいました。
ユニクロのブラトップは、意外とゴムの締めつけがきつく、跡が残るため合いませんでした。
いろいろ試した中で筆者は『ジニエブラ』『スロギー』を愛用しています。
どちらもノンワイヤーなのに、肩紐とアンダーバストが幅広ゴムなので安定感があり、かつ楽ちんです。
部屋でリラックスしているときや、ナイトブラとして使っています。
妊娠中や授乳中にも使えそうだなあと思うので、次の出産はマタニティ専用インナーではなく、これでいこうと決めています。
産後の変化7、風邪をひきやすくなる
出産してから、筆者は風邪を引きやすくなりました。
それまでは、ひどい風邪といえば4年に一度(オリンピック?)くらいでしか引いたことがなかった丈夫な筆者でしたが、昨年の冬は1か月に一度は39℃近い高熱を出して寝込んでいました。
今年も、もう3回風邪を引いています。
考えられる理由としては、二つ挙げられます。
- 産後、体力が落ちた
- 支援センターや児童館など、子どもがたくさん集まる場所に行くようになった
そんなときは、のどが痛くなる前日か当日に必ず児童館などに行っているのです。
どうやら筆者の風邪も、そんなきっかけでもらってくるようでした。
それに加え、体力が落ちたことが決定打になって、寝込むほどの風邪を頻繁に引くようになってしまったと考えられます。
対策、人の集まるところに行かない
風邪の予防には「うがい」「手洗い」などが効果的なのは言うまでもありません。
しかし筆者は児童館などに行ったあとは入念にうがい、手洗い、着替えまでして人一倍気を付けているのですが、それでも風邪を引いてしまいます。
特に児童館へお弁当を持って行って、その場で食べると風邪に感染してしまう確率が高いような気がします。
手洗い、うがいはしているのですが…。
手についたウイルスというよりは、児童館に長時間いることで空気中を漂っているウイルスに感染するのかもしれません。
空気を吸っているだけでその場で感染してしまうのですから、手洗いやうがい、マスクだけでは防ぎきれないのかもしれませんね。
「児童館や支援センターには行かない」のが予防としては一番なのでしょうけど、顔見知りになったママ友もいるし、わが子の遊ぶ場所が減ってしまうので「行かない」という選択は残念です。
なので、風邪の流行る季節は、次のようにしています。
- お弁当は持たず、1時間くらいの短時間で帰る
- あまり混雑している日は、入らずに場所を変える
自分が風邪を引いて具合が悪い中での育児は、地獄を見るようにつらいものです。
それを何度も経験している筆者は風邪が蔓延する季節は
- ウイルスがたくさん飛んでいるような場所へは極力近づかない
- 近づいても長時間いるようなことはしない
産後の変化8、おしゃれ難民になる
『おしゃれ難民』とは「自分に合うメイクが分からなくなる」「似合う服がない」という状態のことです。
前述したとおり、妊娠中~産後はゆったりしたマタニティウェア、授乳服を中心に着ていました。
ちょっと買い物に行ったり、公園に行ったりするくらいでは、あまり見た目も気にすることがないため、卒業するタイミングを完全に逃し、着続けてしまっていました。
また、子どもが一緒だと「ママなんだから、おしゃれなんかしなくてもいいや」という甘えのようなものもありました。
流行が分からない…
しかし、支援センターや児童館に行くようになると、たしかに授乳服のようなシンプルで機能的な装いのママさんもいますが、ちゃんと季節や流行を取り入れたコーデのおしゃれママさんもたくさんいました。
筆者は完全に乗り遅れていました。
筆者はもともと流行に敏感なほうではなかったですし、おしゃれだというわけではなかったのですが、周りが着ていると「自分もこういうのが着たいなあ」と人並みには思いました。
授乳しやすいので何枚か揃えたチェックのシャツや、チュニックにスキニージーンズという筆者の定番コーデは、周囲から浮いているというわけではありませんでした。
しかし毎回同じようなファッションなので「飽きてきたなあ。もっといろんな格好がしたいな」と感じるようになりました。
似合うメイクが分からない…
もうひとつ筆者がショックだったのは「これまでのメイクが似合わなくなっていた」ことでした。
「加齢のせい」なのか「出産や育児を経たから」なのか、肌質や顔つきが以前とは違っているような気がします。
これまでと同じ化粧品を使うと、どうも違和感があるのです。
しっかりメイクすると、シワやメイク崩れが気になるので、肌なじみのいいBBクリームなどを使ってシンプルにメイクするようになりました。
対策、ネットショッピングを活用する
独身時代、会社員時代に着ていた服は、どれも育児に適しているとは言い難い服ばかりでした。
「これで支援センターに行ったら浮くかも…」と思い、新しい服を買うべく、ユニクロとしまむらに行きました。
たった2年遠ざかっていただけなのに、ファッション業界は様変わりしているようで、びっくりしました。
ゆっくり選びたかったのですが、0歳児を連れての買い物は大変でした…。
一応試着室には連れて入れるのですが、わが子はカーテンの隙間から逃げ出そうとしたり、試着も思うようにはいきません。
それは化粧品選びも同じでした。
化粧品の並んだ棚に近づくと、わが子はすかさず手を伸ばしてきます。
化粧品はおもちゃと似ているところがあるのかもしれませんね。
そこで、筆者はネットショッピングを活用することにしました。
ユニクロやGUのオンラインストア、ZOZOTOWNなどの通販サイトはトレンドや売れ筋ランキングが一目でわかりますし、楽天やヤフーショッピングも見ているだけで楽しいです。
化粧品も口コミを見て、自分の肌に合いそうなものを探しました。
「ネットショッピングだと手に取れないから苦手…」という人も多いと思います。
どちらかというと筆者もそのタイプでした。
そう感じたら、インターネットでまず「こういう服が似合いそうだな」というものを決めてからショッピングに行くと効率が良いです。
また、オンラインストアで目星をつけてから、店舗に実物を見に行くのもおすすめです。
まとめ
妊娠、出産を経て、女性の身体と心は大きく変わると思います。
鏡を見て、悲しくなってしまうこともあると思います。
こんなにもママの心身に影響を与える、妊娠や出産はすごいことなのだと思います。
かけがえのない命を生み出すという大仕事を終えたのですから、変わってしまったことを必要以上に悲しむことはないと思います。
でも、無理のない範囲で対策を講じておくといいのかなと思います。