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ママテク(@mamateku)ライターのぴのままです。
赤ちゃん連れの海はハードルが高い気もしますが、月齢にあった楽しみ方がありますし、しっかり準備をして注意点を把握しておけば意外と大丈夫なんです!
海水浴に連れて行く一つの目安としてはお座りできる頃からと言われていますが、たとえ0歳児でも、注意すべきことを把握してなおかつしっかり準備していけば、十分に楽しめると思います。
実際に我が家の娘は生後6ヶ月の時に海デビューしました。
その時は親が体を支えながら足をチャプチャプする程度でしたが、実際に水着を着て海水浴デビューしたのは1歳半の時でした。
同い年のお友達は
とにかく怖がって大号泣して、それから一切海へは行ってない
せっかくの海デビューなのに、とても残念ですね。
そんな時はどうして怖がったのかよく考えてみたり、1度で諦めずにまた違った形で連れていってもいいと思うのです。
我が家の娘も最初はパパにしがみついていましたがゆっくり慣れさせていって、結局その0歳の夏は4回海へ連れて行き、最後は浮き輪をつけてパパと一緒にプカプカ浮いたりすることもできました。
そこで安全に赤ちゃんと海水浴を楽しむため、我が家が持参した海水浴グッズや海での楽しみ方をご紹介します!
今年の夏、海デビューを検討されているママに参考にしてもらえれば幸いです。
パッと読むための目次
【準備編】初めての海へゴー!我が家の必須&便利な持ち物リストを紹介!
まず、我が家が赤ちゃん連れで海水浴へ行った際に持参したアイテムです。
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お子さんによって多少違ってくるかと思いますが、これだけで十分です。
- 水遊び用パンツ
- 水着
- ビーチサンダル
- 赤ちゃん用の日焼け止め
- 水遊び用おもちゃ
- 浮き輪
- サンシェード(簡易テント)
- クーラーボックス
- 飲み物/お菓子
- 簡易シャワー
- バスタオル/着替え
水遊び用パンツ
娘はまだオムツが取れていない時に海水浴デビューしたので、使い捨ての水遊び用パンツを使用しました。
ほとんど給水しないのでオムツがパンパンになることはないですし、漏れなども防ぎ、万が一ウンチをしてしまっても安心です。
実際に砂浜で遊んでいる時にウンチをしてしまったのですが、横漏れすることなく、いつも通りオムツ交換するだけだったので大変助かりました。
水遊び専用のオムツはグーン、ムーニーなどのオムツメーカーから販売されています。
男の子用・女の子用とあり、サイズもS、M、L、XLなど揃っています。
娘は1歳半の時はムーニーの女の子用Mサイズを使用しました。その時に使用していた紙オムツと同じサイズで購入しました。
目安で体重が記載されていますが、イメージとしては普段使用している紙オムツより若干固めであまり伸縮もしません。
M、Lサイズは利用する人が多いらしく、我が家がよく利用する店舗ではシーズン中には売り切れすることもあったので、在庫切れになる前に購入することをおすすめします!
水着
娘は保育園に通っていてプール遊びをするので、保育園指定の市販のワンピースタイプの水着を使用しました。
我が家が購入したワンピースの水着は履くタイプだったので、オムツを取り替えるときに一度脱がせなければいけなく、水で肌にくっついたりして少し面倒でした。
股の部分にスナップが付いていて、全部脱がせなくてもオムツが替えられるタイプもあるので、そちらにすれば良かったと少し後悔しました。
その他にラッシュガードとパンツなど、セパレートタイプの水着であればオムツ交換も楽かもしれません。
今はビキニタイプなど可愛い水着がたくさんあるのですが、強い日差しが気になりますので、海ではなるべく肌の露出が少なくズレにくいものがいいかなと思います。
ビーチサンダル
真夏の砂浜は結構熱いですし、小石などが刺さることもあるので、裸足で歩くのは危険です。
娘にはビーチサンダルを履かせていました。
ある程度のクッション性があり、かかとにバックストラップが付いているタイプを購入しました。
そのまま海に入ることも可能ですし、脱げることもありませんでした。
ビーチサンダルの快適さを知ってしまったようで、夏の間はこのサンダル1つで過ごすほど気に入っていました。
我が家は地元の子ども服のセレクトショップで購入した「rainbow」というメーカーのものを使用してましたが、「キッズサンダル バックストラップ」などで検索するとたくさん商品が出てきます。
赤ちゃん用の日焼止め
自分用に購入するときはとにかく日焼けをしたくないので、なるべくSPFの数値が高いものを基準に購入していましたが、子どもの場合、SPFの数値が高いものは刺激が強すぎて肌がかぶれることもあるそうなので注意が必要です。
親と同じものは決して使わず、赤ちゃん専用の日焼け止めを使用するようにしましょう。
ネットなどで調べると、ノンケミカル、成分の安全性、塗りやすさなど、様々な赤ちゃん用の日焼け止めが売っています。
もちろん成分が安全なものが一番なのですが、そう言ったものは大体、SPFは15程度と低め……。
SPFは日焼けするのを遅める数値なので、SPFが低いものはこまめに塗りなおしが必要です。
でも、海へ遊びに行って何度も塗りなおしは厳しいです。
なので私は、ノンケミカルでなるべく低刺激、さらにSPF30、PAの数値も+++ぐらいのものを探しました。
ベビー用品メーカーの和光堂は、お散歩用(SPF20)と水遊びやレジャー用(SPF35)と2種類販売していて、用途によって使い分けられたので我が家では水遊びやレジャー用(SPF35)を購入しました。
乳液タイプなので塗りやすかったですし、白くなりませんでした。また石けんで落とせました。
そして、日焼け止めを一番最初に塗るのは家で着替える時、裸の状態で全身に塗ることをお勧めします。
一度、家で日焼け止めを塗るのを忘れてしまい、水着を着た後に肌が出てる部分だけ塗ったら、細かいところまで塗れていなかったようで日焼けしてしまった失敗があります。
後は海に行ってからも、休憩ごとにこまめに塗るようにしていました。
それでも、全く日焼けをしなかったってことはなかったのですが、激しく日焼けをしたり、炎症を起こしたりはしませんでした。
水遊び用おもちゃ
最初は、無理に海に入らずに砂遊びをして慣れていきました。
そこで砂場用のおもちゃを持参したのですが、これがとても大活躍しました。
砂の型ぬきをしてお城を作ったり、底に穴が空いているので水のシャワーを楽しんだりと、遊び方はいろいろです。
夢中になって遊んでくれたので、気づけば波が来ても全く無反応で自然と波に慣れることができました。
仮に海に入れなかったとしても、おもいっきり砂遊びをするだけでも楽しいと思います。
我が家で持参したのは、玩具メーカーで有名なボーネルンドの「キャッスルブロック」というおもちゃを持参しました。
私は伊勢丹のおもちゃコーナーにたまたま在庫があり購入したのですが、すでにこちらは公式オンラインショップには登録がなくなっています。
代わりに、「スタッキングビーカー」というおもちゃがありましたのでご紹介します。
こちらは9個のビーカーセットで、大きい順に並べると全長51cmの長さになります。
一つずつ砂を入れて型を取り大きな塔を作ることもできますし、底に穴が空いているので、水のシャワーも楽しめます。
スタッキングして小さくなり荷物が小さいのも魅力ですよね。
我が家も今年用に購入しようと思います!
浮き輪
最初は親が抱っこしたりしながら徐々に海に慣らしましたが、慣れてきたら浮き輪を使用しました。
腕につけるタイプのアームリングなどもありましたが、我が家では、足入れして椅子に座るタイプの浮き輪を使用しました。
大好きなアンパンマンの浮き輪で娘もご機嫌でした。
浮き輪から落ちることはないですが、不安定なので必ず親が支えながら使用しましょう。
サンシェード(簡易テント)
これは本当におすすめです。あるとないとでは全く状況が違います。
日除けにもなりますし、荷物置き、子どもの着替えスペースに大活躍です。
我が家は遊びや泳ぎはパパにお任せして、ママは撮影係に徹するので基本動きません。
ジリジリ炎天下の中でずっと動かずにいるのは大変です。サンシェードの下にいるのといないのでは雲泥の差です。
今はポップアップ式で簡単に設営でき、生地がUVカット、背面がメッシュになっていて通気性に優れいているタイプなど機能性に優れたものがたくさん売られています。
海だけでなく公園でも使用できるので、1つ持っていても損はありません。
我が家では常に車に入れてあります。
クーラーボックス
ソフトクーラーボックスに、食べ物、飲み物、冷やしタオル、保冷剤を入れて持って行きます。
我が家が使用しているソフトクーラーは、シアトルスポーツというメーカーのものです。
キャンプ場で使用している人をよく見かけますが、サイズ展開や色が豊富です。
ハードタイプのクーラーもいいのですが、駐車場から海辺まで運ぶのが大変です。
ソフトタイプは、ハードタイプよりは保冷力は落ちますが、ホームセンターなどで売られているソフトクーラーよりは、断然保冷力が高いです。
保冷剤として、凍らしたペットボトルを入れていきましたが、半日経ってもなかなか溶けませんでした。
我が家では肩に掛けられるトートバックタイプを使用しています。
2リットルのペットボトルが縦に入れられますし、使い終わった後は、折り畳むこともできます。
飲み物、お菓子
娘は砂遊びをし始めると、楽しくてなかなかテントで休憩したがらなかったのですが、一番大好きなおやつとパックのジュースを持参していき、「◯◯のおやつをあげるよ!」と気を引く作戦で臨みました。
うまくサンシェードに誘導することが出来て、こまめに休憩を取ることが出来ました。
この休憩タイムでおやつを食べている間に、娘の体を触ったりして熱くなりすぎてないかチェックしていました。
熱を持っているようであれば、クーラーボックスに保冷剤として入れてあった凍らせたペットボトルをタオルで巻き、体に当てたりしました。
簡易シャワー(アウトドアポンプ)
これは車で行く人限定になってしまいますが、あると大活躍します。
海の砂ってなかなか落ちませんよね。海水で落としても、駐車場に歩いて行く間にまた砂だらけなったりします。
しかも、水着の中まではなかなか落ちにくいです。
海の家にシャワーなどあると思いますが時間制限もありますし、小さい子と一緒に利用するのはなかなか大変です。
そこで大活躍する簡易シャワー。
我が家が使用してるポンプは空気圧で給水するので、電池が不要です。
水着を脱がせて、綺麗に砂を流してから、ある程度バスタオルで拭き、車の中でゆっくり着替えさせられます。
車の横で砂を流せるので、車内が砂まみれになることもないです。
バスタオル/着替え
簡易シャワーで流したら、体全体をさっとふいて、その後は車の中にバスタオルを引いて、その上でゆっくり着替えを行います。
赤ちゃんと海遊び!1日スケジュールの例を紹介♪
赤ちゃんと海に行くときは、だいたいの1日のスケジュールも想定していくことをおすすめします。
お休みの日ぐらい平日とは違うスケジュールでも構わないとは思うのですが、昼寝時間をしっかり確保できないとグズグズしてしまうので、我が家では昼寝時間を想定して1日のスケジュールを決めています。
我が家の娘の場合、だいたい12時半~14時の間にお昼寝をします。
よって、
- 午前中早めのうちに海水浴+お昼を済ませ、13時ぐらいから帰りの車の中でお昼寝をさせる「午前中パターン」
- 昼食+昼寝をさせてから、強い日差しを避けての「夕方パターン」
その2パターンの1日のスケジュールを例としてご紹介します。ぜひ赤ちゃん連れで海へ出かける際に参考にしてみてくださいね。
午前中パターン
9:00 | 海に到着、着替えなど準備して遊ぶ |
---|---|
10:00 | おやつ&水分休憩(オムツ取り替え) |
11:00 | お昼休憩 |
12:30 | 帰りの支度 |
13:00 | 帰路(車の中でお昼寝) |
海の強い日差しや慣れない環境で子どもの疲労感は大きいので、こまめに簡易テントの中で休憩をとります。
その際、水分補給をしっかりして、オムツ交換したり、日焼け止めも再度塗ります。
子どもが熱くなっていないか、ぐったりしてないか、よく観察します。
万一ぐったりしてるようでしたら、無理せずにすぐ帰ることも視野に入れておきます。
お昼の休憩の時は、スプーンやフォークで食べるものではなく、おにぎりやパンなど、手に持って食べられるものを持参しました。
食べられるようなら、塩分補給に漬物なんかもおすすめです。
午前中たっぷり遊んだので、帰路の車の中ではすぐに寝てしまいます。遊び疲れて眠る姿は可愛いですよね。
夕方パターン
14:00 | 車の中でお昼寝しながら、海に到着、着替えなど準備してから遊ぶ |
---|---|
15:00 | おやつ&水分休憩 |
16:00 | 日帰り温泉 |
17:00 | 夕食(日帰り温泉施設の中にある食事処で) |
18:00 | 帰路(帰ったら寝るだけ!) |
基本的な過ごし方は午前パターンと同じですが、午後すぎからの海は若干日差しが弱く、砂浜も海の温度もあったまっています。
人も午前中よりは少なかったりしますので、意外とオススメな時間帯なんです。
我が家は午後から海へ行くときは、お風呂セットも持参し、海水浴の後は日帰り温泉に行きます。
海でたっぷり遊んで温泉にゆっくり入って、もう最高ですよね!
さらに飲食できる施設であれば、そこで夕飯も済ませてしまえば、帰ってからは寝るだけ。ママも楽チンです。
たまにはこんな日があってもいいですよね!
赤ちゃんの海遊びのポイント!気をつけるべきことは?
まずは砂遊びから少しずつゆっくり慣れていこう!
初めての海。子どもにとってはとても緊張します。
波が怖くて、そばに近寄っただけで泣いてしまう子の方が多いと思います。
私の友達でも1回行ったら大泣きしてしまって、それからは海へ行くことは諦めたという人もいますが、どうして大泣きしてしまったのか、原因を考えることが大事だと思うのです。
いきなり海に入れたり近づけたりするのではなく、まずは海の環境に馴染むことを心がけましょう。
我が家ではおもちゃを持参して、まずは砂遊びをしました。
海の砂遊びは公園の砂遊びとは違って大胆にできますよね。水着なので汚れたって平気です。
砂で体を埋めてみたりとさすがに公園ではできない遊びに子どもは大喜びします。
それから徐々に穴を掘って海水を入れて、そこで足をチャプチャプしながら海水に慣らしていきます。
海水に慣れてきたら波打際まで行ってみます。そこでも砂遊びをして、波にも少しずつ慣らしていきます。
気づいたら波打際に入っていたという状況を作りました。
それから親が海に入ってみて、楽しそうなところを見せて、一緒に入ってみないか誘い、誘導していきました。
もしそこで怖がるようであれば、すぐに砂遊びに戻ります。
なんなら無理に海に入らなくてもいいかなとも思っていました。
少し慎重すぎるかもしれませんが、ゆっくりゆっくり慣らしていくことで、恐怖心を除いてあげることが大事だと思っています。
こまめに体調チェックしよう
遊びに夢中になっていても、たまに体を触ったりして、熱くなりすぎてないか、チェックします。
水分補給もこまめにします。1時間に1回は、サンシェードの下で休憩をします。
最後に
私は新潟生まれ、新潟育ちなので、車で10分も走らせると日本海でした。
子どもの頃からよく海へ遊びに行きましたが、親と一緒に海へ遊びに行っていたのは小学校までです。
中学に入ると部活に入って忙しくなり、あまり海へは行かなくなりました。
当たり前のことですが、海水浴ができるのは1年の中で夏だけです。
だいたい7月の梅雨明けとともに海開きがありますが、お盆過ぎるとクラゲが発生しますので、子どもが海水浴できるのは1年のうちに1ヶ月もないんですよね。
私みたいに近くに海がある環境であれば別ですが、毎週毎週、海へ行けないという人もいると思います。
そうなると子どもと一緒に海へ行けるのは、一生で10回もないかもしれません。そう考えるとすごく少ないですよね。
それだったら小さい頃から海デビューさせて、たくさんの思い出も作るのもいいのではないでしょうか。
砂だらけになるのが嫌だから、日焼けしたくない気持ちもわかるのですが、海で砂遊びをしたり、外でお昼を食べたり、自然の波に浮いたりと、屋内プールでは味わえない楽しみ方があります。
人それぞれスタイルがあるかと思いますが、準備を万端にして、子どもの体調に注意して、海水浴を思う存分楽しみましょう!