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ママテク(@mamateku)ライターのざくろです。
我が家は、夫が月のほとんどを出張で不在にするというワンオペ育児家庭です。
夫は誰かが風邪をひき始めたと思ったら出張にでかけ、やっと体調が戻ったかなーという頃に出張から帰ってきます。
朝寝坊してしまっても、子どもの準備を助けてくれる人はいません。
困った時に夫はいない!しかも実家は遠い!すぐに駆けつけてもらったり、子どもを預けられる距離ではありません。
また、ママがいつでも元気だとは限りません。
どんなに体調が悪くても、子どもの食事は必要ですし、洗濯物はどんどんたまっていきます。
そんな私がこれまでの経験から学んだピンチの切り抜け方法と活用家電をご紹介します。
私と同じようなワンオペ育児中の方はもちろん、そうでない方でも、夫の不在時にピンチ!となったときのご参考になればと思います。
パッと読むための目次
タクシー会社は最低3社を電話帳に登録する
子どもって高熱を出すのは決まって夜中。問題が起こるのもなぜだか夜中。
子育てママにとって夜中はドキドキの時間ですよね。
どんどん顔も真っ青になっていく娘を見て、応急診療所に行こうと決めました。
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私はペーパードライバー歴10年で車の運転を控えています。
よって移動手段はタクシーになります。
これまでも出産のときに登録したママタクシーを必要なときはお願いしていました。
その時も、いつもの番号に電話をしてタクシーをお願いしようとおもったのですが、あいにく全て出払っていて配車ができないといわれてしまったのです。
しかも、どれくらい待てば配車できるかわからないと。
電話をすればすぐにきてくれると思っていた私は、あわててネットで他のタクシー会社を調べて電話をかけましたが、コールしてもなかなかでてくれません。
2社目でやっとタクシーを手配することができました。
電話をしている間も娘はくるしそうです。背中をさすってやりながら電話を操作。でかける準備もしたい。
でも、大人は私しかいないので、手伝ってくれる人はいません。
これ以降、私の携帯電話には3社のタクシー会社を登録しています。
タクシーを呼ぶ=大抵困っている時なので、無駄な時間は使いたくありません。
そして、雨の日や夜中はタクシーがなかなかつかまらないことが多いということも学びました。
救急病院や電話相談の情報は見やすくまとめる
突然の病気やけがは、やはり動揺してしまいますよね。
私は携帯電話に「救急」のグループを作り、救急病院や電話相談などの電話番号をまとめています。
また、小さなメモに各所の診療時間や住所をまとめ、冷蔵庫のドアにはっています。
こうすると、ワンアクションで電話もできますし、行き先もすぐ分かり迅速に対応できます。
小児救急の電話相談に電話をするとその日に受診可能な医療機関を案内してくれますが、子どもを抱っこしながら電話をしているとメモをとるのも一苦労です。
事前にある程度まとめておけば、その中のどこかを紹介された場合にもメモをとる必要はありませんし、住所から行き先もすぐに把握できます。
嘔吐セットを用意しておく
子どもの病気で大変なもののひとつが、嘔吐下痢をともなう風邪ですよね。
子どもは「吐きそう!」とトイレに駆け込んでくれるわけではありませんから、布団の上でもどこもオエ――!となるわけです。
しかも、吐しゃ物からの感染も怖い!
先にも述べたように我が家はワンオペ育児、子どもがオエ―!となってしまった時に「ちょっとビニール袋と着替えとってきて!」と言っても誰もいません。
そこで、急な嘔吐に対処できる嘔吐セットをつくって、寝室に保管しています。
- バケツ
ひとまず汚れものを放り込んだり、ここに嘔吐させたりします。すぐに使えるようにバケツにはビニール袋をセットしてあります。 - ボロ布(サイズアウトした子どもの洋服や使い古しのタオルなど)
バケツにビニールをセットしてその中にボロ布を入れます。ボロ布が水分を吸ってくれるので扱いやすくなります。この中に嘔吐できれば、そのままビニールをはずして捨てます。 - ビニール(ゴミ袋含む大、中、小を数枚)
汚れものや口を拭いたティッシュなどをいれてそのまま捨てます。 - ペーパータオル
布団や床などについた吐しゃ物をひとまず拭きとったり色々使えます - 使い古しのシーツ
使い古したシーツや大きめのバスタオルを捨てずにとっておきます。布団を汚してしまった場合は汚れたシーツをはずし、この使い古しのシーツやバスタオルを敷いて子どもを寝かせます。(再び嘔吐してしまったら、そのまま捨ててしまいます)また、バスタオルは着替えを取りに行く間に体にかけておいたりするのにも使えます。 - マスク
私が感染しないようにするためのマスクです。
吐しゃ物のついた洗濯物って洗うのが大変ですし、感染が怖いですよね。
また、ママの体力温存のためにもできるだけ家事は減らしたいですよね。
この嘔吐セットを作ってから、突然の嘔吐でも多少バタバタが改善されたと思います。
飛び出しセットをつくる
先の嘔吐セットと同じように、我が家には飛び出しセットもあります。
急いで病院にいかないと行けない時、保険証とお財布さえプラスすれば、そのまま出かけることができます。
ある金曜日の夕方、夕食をたべていると次女が目をかゆがっていました。
みるみる目が真っ赤に充血して目の周りも腫れてきています。
明日は大事な打ち合わせがある日で病院に連れていけない。
時計をみると、行きつけの小児科の診療時間が終わるまであと15分でした。
あわてて食事をきりあげ、財布と保険証とこの飛び出しセットをカバンに放り込んで病院に走りました。
何とか診療時間に間に合い、かゆみどめの目薬をもらうことができました。
こういう急いで病院へ向かわないといけない時に、飛び出しセットがあると便利なんです。
- おむつセット/オムツ、ビニール袋(嘔吐用にもなるので数枚)、おしりふき
- ガーゼ、タオル、ティッシュ
- 水とペットボトルに着けられるストロー/蓋を開けてあげれば自分で飲めるので、こぼすことがなく便利です
- マスク
- ラムネ/ケガなどで病院に行くときや、病気でない方の子どものご機嫌とりのために使えます
しかも、たいてい焦っているので忘れ物をしてしまいます。
一度、あまりに急いでいて、オムツを忘れてしまったことがありました。
途中で忘れたことに気がついたのですが、何とかなるかとおもってそのまま病院へ。
病院は風邪のシーズンだったのでものすごく混んでいました。
気がつくと、娘のオムツはパンパン。帰宅したときにオムツを替えたら、しっかりおむつかぶれしてしまっていました。
この飛び出しセットは、夜中に救急病院へ走らなければならないときにも役立ちます。
体調の悪い子どもの様子をみながら、出かける準備をするのはなかなか大変です。
なにも考えずに持ち出せるセットがあると、それだけで時間が短縮できます。
ご近所とは仲良く
このように色々対策をしていても、緊急の場合などは、自分一人で対応できないこともあります。
特に二人目が産まれてからは、どちらかが体調を崩した時やけがをした時にもう一人をどうするかということは毎回悩みます。
長女が4歳のとき、高熱が数日続き夜中に座薬を入れても熱が下がらず、応急診療所に行ったことがありました。
この時、次女は2歳になったばかりのイヤイヤ期。
フラフラの長女を抱っこしてあげたいけれど、次女がそれを許しません。
泣き叫ぶ次女を抱っこし、フラフラの長女を励ましながら、タクシーに何とか乗り込みました。
タクシーでも着いた先の病院でも、暴れまくる次女、苦しそうな長女。
この時はまだそれほど緊急性がなかったからよかったのですが、暴れる次女の相手もできないくらい緊急を要する場合もあります。
そんな時、半ば無理やりにでも子どもを預かってもらえるように、日ごろからご近所との関係は良好に保つようにしています。
あいさつはもちろんですが、夫が出張先でたくさんお土産を買ってきてくれたときなどには、おすそ分けをしたりしています。
ネットスーパーに登録
子どもが風邪をひいたときやママの体調が悪い時に限って、冷蔵庫はさみしい状態ってことありますよね。
買い物に行きたくでも、子どもをおいて買い物にいくことはできませんし、自分の体調が悪くても外出は厳しいです。
我が家はコープの宅配を契約しています。
日常の買い物は、このコープの宅配で済ませ、ちょこちょこ足りないものは保育所のお迎えあとや土日に、近所のスーパーへ買いに行くことにしています。
ただ、コープは1週間前に注文を締め切られるので、子どもが風邪をひいたり、私が体調を崩したときに「ゼリーが食べたい」や「お惣菜がほしい」となった場合の急な対応には不向きです。
そんな時は、ダイエーのネットスーパーをつかって当日に配送をしてもらいます(締め切り時間がありますが、最速で当日配達が可能です)
子どもの風邪が長引き、やっと快復の兆しが見え始めた頃、看病疲れから私が体調を壊したことがありました。
その時は布団でウンウンうなりながら、携帯電話でダイエーネットスーパーでお惣菜やポカリなどを購入。なんとか自分と子どもの食事を調達できました。
ダイエーネットスーパーの助かるところは、医薬品や医薬部外品なども購入できるところです(店舗により異なるかもしれませんが)
風邪で腰が痛いから温シップが欲しい、風邪薬が欲しい、マスクがなくなってしまったという時でも、食材と一緒に購入できるのでとても助かっています。
朝寝坊でピンチ!に特別朝食を冷凍ストック
ワンオペ育児は病気でピンチ!も大変ですが、仕事に遅刻する!のピンチも大変です。
朝はただでさえ時間がないのに、思った通りに準備が進まないことなんてよくあること。
さらにママだって寝坊することもあります(私はちょくちょく……)
「今日は時間がないから急いで!」が通用すればいいですが、子どもはそんなに甘くありません。
うちの子は、とにかく食べるのが遅い!ので、寝坊したりハプニングがあったときは、朝食にいつもと違ったパンを出します。
通常はトーストした食パンを出していますが、冷凍しておいたロールパンやくるみパン(子どもが大好きで少し目新しいもの)などを出すのです。
すると、子どもたちは大喜びでパクパク食べてくれ、いつもの食事時間が半分で済みます。これは時間のない朝にはとても助かります。
この特別朝食ストックを選ぶ際のポイントは、食べやすい、目新しい、汚れないものです。
お菓子パンなどは子どもは喜びますが、クリームやチョコがついていると手や口を拭いてやらなければなりませんし、クロワッサンのようなものはパンくずがたくさんでて掃除が必要になります。
子どもが機嫌よく、ひとりで汚さずに食べられるものであることがポイントです。
使える家電を活用する
家事を助ける家電は日々進化していて、あれも欲しいこれも欲しいとなってしまいます。
でも、最新家電はとにかく高い!共稼ぎ家庭は経済的に余裕があるように見られがちですが、そうではない家庭もたくさんあります!
我が家も最新家電をポーンと買えるほどの余裕はありません。
費用対効果をじっくり考え、ピンチになったときに助けてくれる家電を厳選して、清水の舞台から飛び降りる気持ちでエイ!と購入します。
そんな決死の思いで購入した家電で「買ってよかった!」と思えるものをご紹介します。
乾燥機付き洗濯機
購入前は随分悩みました。
二人目が産まれて、洗濯物の量が増え、梅雨時や冬場になかなか乾かないことが度々あったり、体調を崩したときにできるだけ楽がしたいという思いから、どうしても欲しいという気持ちになっていきました。
当時私は乾燥機付き洗濯機といえばドラム式しかないと思っていたので(だいぶ無知ですよね)、値段を調べると数十万円!(数年前の話なので今はもう少し安いものもあるみたいです)
これはかなりの気合がいるなと思って家電量販店にいきました。
そこで勧められたのが、タテ型タイプの乾燥機付き洗濯機でした。
- 値段もドラム式にくらべると随分お安い(普通の洗濯機よりは十分お高いですが)
- 汚れもタテ型のほうがよく落ちる(子どものどろ汚れが多い)
- ドラム式のほうが省エネだが、乾燥機能は毎日使わない(基本は干して乾かします)
購入してからというもの、本当に大活躍です。
部屋干しをしていてなかなか乾かないときには半分乾いた状態から乾燥機にかけたりもしますし、体調がわるいときに洗濯物の山ができることがなくなりました。
コードレス掃除機
もうひとつ買ってよかった家電、それはコードレス掃除機です。
我が家は掃除機買い替えのタイミングでコードレス掃除機(シャープFREED)を購入しました。
ロボット掃除機も悩んだのですが、ロボット掃除機を購入する場合は普通の掃除機も必要になるので、予算オーバーとなりました。
子どもって本当に食べこぼしが多いですよね。それにほこりってどうしてあんなにでてくるんでしょう。
夜に掃除をしても朝、朝食を終えるとダイニングテーブルの下はパンくずでいっぱいです。
以前はちょこちょこ掃除をしたいけれど、その都度掃除機を持ち出してきてコードをガーっと引っ張るのは面倒…となっていたのですが、コードレスにしてからは、体調が悪いときでも、朝の時間がないときでも、ちょこちょこ掃除が苦ではなくなりました。
さらにおすすめは「セパレートチャージ」タイプのコードレス掃除機です。
本体からバッテリーを取り外して充電できるので、本体は物入れに収納できます。
コードレス掃除機って充電を本体ごとするものが多いのですが、これが結構邪魔になりますよね。
私はバッテリーを2個購入して使っています。
そうすると、掃除の途中でバッテリーが切れても次のバッテリーを使えるので、コードレスのデメリットである「掃除途中でバッテリーがなくなった」ということにもなりません。
私はお掃除好きではないので、やる気がでたときや必要なときにさっと掃除ができないと部屋がどんどん汚れていきます。
コードレス掃除機にしてから以前よりずっと家の中をきれいに保てていると思います。
ワンオペ育児はデメリットばかりではない!
色々大変そうに思われるワンオペ育児。たしかに何かあったときに頼れる人がいないというのは心細いですし、大変です。
でも、デメリットばかりではありません。
まず、毎日夫の食事を作らなくていいというのが最大のメリットかと思います。
うちの夫はたまのお休み以外は出張もしくは外食です。
夫の分の食事をほとんど作らなくていいので、かなり時短になっていると思います。
たまに平日に「今日は家で夕食たべる」という時がありますが、ストックした食材で対応したり、余裕があれば作ります(そのかわり夫に子どもをお風呂にいれてもらったりします)
また、日常の洗濯物が少ないこともメリットのひとつです。
出張が多い夫は大量の洗濯物と一緒に帰宅するので、夫が大量の汚れものを持ち帰った日は洗濯を2~3回したりしますが、それ以外は私と子ども二人の三人分の洗濯なので、普通に夫が毎日帰宅する家庭よりは洗濯物の量は少ないです。
大人一人分の洗濯がないというのは、かなり楽だと思います。
ワンオペ、ワーキングマザー生活を始めて数年、子どもがケガをしてピンチ!の時でも、寝坊して仕事に遅れそうでピンチ!の時でも、何とか一人で乗り切るしかありません。
そういうときは、優先順位を決めて、とにかく落ち着け!と自分に言い聞かせるようにしています。
自分がパニックになってしまったら、冷静な判断をする人は誰もいませんから。
そうして、色々失敗をしながらも、次に同じ失敗をしないようにと試行錯誤を続けている毎日です。