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ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。
子供が生まれる前までは働いていたけど、育休をとっていたママや、これから新たな仕事を始めようとしているママにとって気になるのは「保育園」。
外で働くママには保育園は不可欠なので、保育園が決まればすぐにでも通わせたいと思うでしょう。
ですが、そこで立ちはだかる壁が「慣らし保育」ですよね…。
慣らし保育とは、これから保育園に入園するにあたり「まずは雰囲気に慣れる」「少しずつママから離れることを慣れさせる」ために必要なものです(なかには、慣らし保育をしない保育園もあります)
我が家は上の子も下の子も、幼稚園に入園する前に1年ほど保育園に通わせており、慣らし保育を2回経験しています。
慣らし保育の初日は2人とも大号泣で後悔や罪悪感…。
これからの園生活を考えて大きな不安を感じていました。
ときには、あまりにも泣くので
ですが、
子供にお友達を作ってほしいと思っていたこと、
育児に煮詰まっていたので子供と少し離れて気持ちを切り換えたかったこと、
そして何より自分が仕事をしたいと思っていたことなどがあったので、どんなに慣らし保育で泣かれても耐えようと決めていました。
とはいえ、やっぱり可愛い我が子に泣かれたりすると心が揺らいでしまうものなので、困ったものです。
そんなときに保育園の先生から教わったことや、自分なりに色々考えて「慣らし保育の心得」というものを作りました。
最初から心得を作っておくと、いざ慣らし保育のときに子供に泣かれても前向きにいることができますよ(^^)
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今回は慣らし保育を乗り越えるための心得を私の実体験をもとにお伝えしていきたいと思います!
パッと読むための目次
慣らし保育ってどんな感じ?
慣らし保育は、園や子供の年齢によって時間と期間は様々です。
まずは慣らし保育はどんな感じのものなのかを、我が家の体験を交えてお伝えしていきたいと思います!
上の子の場合
上の子が保育園に入園したのは、1歳を少し過ぎたくらいのころでした。
入園までは子供を誰かに預けたこともなく
そして上の子の慣らし保育は、次のように行われました。
- 9時から11時までを3日間
- 9時から13時まで(給食あり)を2日間
- 9時から15時(給食、お昼寝あり)を3日間
最初の1週間は、前半は雰囲気に慣れさせる程度、後半は給食までといった感じでした。
翌週の前半はお昼寝まで体験させて、後半からはいよいよ9時から17時までのフル登園となりました。
フル登園となってからも、2日間は万が一のことを考えて自宅に待機していたので、私が実際に出勤開始したのは、子供が保育園に入園してから2週間後でした。
慣らし保育の最初の1週間は、保育園の支度を用意しただけで泣き、保育園の前に着くとさらに泣き、先生に引き渡すとこの世の終わりのように号泣していました(汗)
ですが、2週目になると腹をくくったのか慣れたのか、少しモジモジはするけど登園で泣くことはなくなりました。
不安だったお昼寝も問題なく出来ていたようなので、とても嬉しかった記憶があります。
慣らし保育が終わるころには、引き渡しのときに先生に「抱っこ」と手を伸ばしてニコニコしたり、私にバイバイしてくれたりなど、スムーズに登園できるようになりました。
下の子の場合
下の子は、2歳半くらいのころに保育園に入園しました。
上の子のときに入園や慣らし保育を経験していたので、私自身の不安はありませんでした。
ですが、上の子の通っていた保育園とは違うところだったので、まずは一時保育を何回かして、入園希望の保育園の雰囲気や下の子の様子を見ることにしました。
下の子の場合、上の子と違ってすんなりと溶け込めていたので、一時保育も泣くことはなく…。
ですが、フルでの登園はしたことがなかったので(一時保育のときは9時から13時までお願いしていました)、保育園の先生と相談をした結果「最初の5日間は15時(お昼寝あり)まで」と、一応慣らし保育をしようとなりました。
しかし、慣らし保育の初日が終わったあとに、下の子が
もっと保育園で遊びたい!
一時保育で慣れていたのもあるでしょうが、すんなりと慣らし保育を終わらせることが出来て拍子抜けしました。
慣らし保育の心得3つ!
前の章では、我が家の慣らし保育体験をお伝えしました。
下の子のときは苦労しませんでしたが、上の子のときはホントに泣きに泣きまくっていたし、私も初めての保育園だったので、迷いや不安、かなりの困惑がありました。
最初のうちは保育園の担任の先生と何度も相談し、どうすれば慣らし保育を乗り越えることが出来るかをひたすら考えていました。
そしてその結果「ある3つのこと」を心に決めることにしたのです。
ここでは、子供が保育園の慣らし保育に通うときのママの心得をお教えしたいと思います!
心得その1:「罪悪感」はなるべく持たない!
慣らし保育でいざママから離れるときになると、多くの子がママと離れる不安や寂しさで号泣するものです。
悲痛な子供の泣き声を聞いていると
こんなにママっ子なのに、無理に引き離してもいいものだろうか?
ですが、子供を保育園に預けることがそんなに悪いことでしょうか?
ママが働くことがそんなに悪いことでしょうか?
幼い子供を保育園に入れるというと
ですが、生活のために働く必要があるママもいますし、子供と24時間ずっと2人きりで過ごすことに限界を感じて、仕事をしようと考えるママもいます。
また、ママの年齢によっては、子供の成長を待っていたら仕事が見つかりにくいなんてこともあります。
とにかく、ママにはママの事情があって仕事をする、保育園に入れるという選択をしているのですから、罪悪感なんて抱く必要はありません。
また、子供にとっても保育園はお友達ができる場でもありますし、ママから離れて色々と成長するチャンスでもあります。
ママだって仕事をしてお金を得られるのはもちろん、子供から離れることで「ママ以外の自分」になることができます。
そしてお迎えのときには気分新たに子供に接することができるし、いいことばかりです。
子供を預けて働くことに対して、罪悪感なんて抱くことはありませんよ。
周りの声や慣らし保育のときの子供の泣き声で罪悪感があおられるかもしれませんが
母子ともにニコニコで保育園と仕事に行くんだ!
そうすることでママの気持ちがかなり軽くなるので、子供が慣らし保育の登園時に泣き叫んだりしてもネガティブな気持ちにはなりにくいですよ。
心得その2:家に帰ったら多少のワガママは多目にみる
慣らし保育は、慣らしの短時間とはいえ子供にとっては不安が大きいものです。
特にママっ子で、これまでママと離れたことがないという子にとっては、2~3時間程度の慣らし保育でも、今生の別れのような気持ちになってしまうものです(^^;
朝登園するときに泣き、お迎えに行ってママの顔を見ても泣き、慣らし保育では涙が出っぱなしの子も少なくはありません。
まだまだ小さい子供ですし、慣れない場所にママ無しで行くというのは確かに怖いことですよね。
これまで経験したことがない「ママと離れて活動する」ということをするのですから、家に帰宅したあとは子供の気持ちにたっぷりと寄り添ってあげるようにしてくださいね。
もしかしたら、いつもは比較的手がかからない子なのに、慣らし保育に通いはじめてから普段言わないようなワガママを言ったり、ママへの要求が増えたり(用事をしているときに抱っこをせがんでくるなど)と、困ってしまうのとがあるかもしれません。
ですが、それは慣らし保育を頑張っている証拠でもあるので、ママは出来るだけその子供の気持ちに応えるようにしてあげてください。
子供の要望に応えて、ご飯の支度や洗濯物をたたむなどの家事が進まなくても、帰ってきてからこれまでの生活のペースではないタイミングで「おやつが食べたい!」「テレビが見たい」などのワガママを言っても、最初のうちは多目に見てあげることも大切です。
短時間とはいえ子供は「ママから離れる」という、とても不安な経験をしているので、それを労ってあげましょう。
いつもは子供のためを考えて何かと考えているママも多いでしょうが、慣らし保育のうちは「帰宅後のワガママは多少多目に見る」という覚悟は決めておくようにしましょう!
心得その3:保育園や子供を信じよう!
慣らし保育の目的は、子供が保育園の雰囲気に慣れることがメインとなっています。
まずは慣らし保育で子供に保育園の雰囲気を感じてもらいながら、徐々に通常保育へと移行していくものなのです。
初めて子供を保育園に入れると言うママなら
馴染めずにずっと1人ぼっちなんてことにはならないかな…
自分がそばにいられるのなら、お友達との関わりをサポートしたり、困ったことがあったらすぐに手を貸すことが出来るのですが、そんなわけにもいきません。
ですが、保育園は子供の保育のプロ集団です。
子供が困らないように常に配慮していますし、もし困ったことがあっても先生方がすぐに駆けつけてくれます。
保育園はたくさんの子供がいるので、我が子の様子を細やかに見てくれているのかと不安に思うママもいるでしょうが、まずは保育のプロ集団を信じてみましょう。
慣らし保育が終わるたびに、子供の園での様子を細かに教えてくれるので、すぐに不安は無くなるはずですよ(^^)
また、保育園は子供について困ったことがあればすぐに相談にも乗ってくれますし、母子ともに心強い味方になってくれることでしょう。
そして保育園は慣れたら子供にとっては「大切な場所」になるものです。
大好きな先生やお友達がいて、美味しい給食やおやつがあって、楽しいイベントがたくさんあって…子供にとって嬉しいことがたくさんある大事なものになります。
ママは「楽しくやれるのかな」「泣いてないかな」と子供をアレコレ心配するものですが、子供は子供で上手くやっていけます。
子供の順応性は大人よりも遥かに高いものですよ(^^)
もちろん、ママやパパ、先生のサポートがあることが前提ですが、子供の順応する力や成長を信じることが肝心です。
ママは子供のこととなると、いつも以上に気が回るものですが、保育園や子供のことを信じて心配しすぎないということを心得ましょう。
我が家の慣らし保育の思わぬ敵…それは「パパ」!?
ここまでは、我が家の慣らし保育やそれを乗り越えるための心得についてご紹介してきました。
自分なりに気持ちを整理してみたり、事前に保育園の先生に相談してみたりして「慣らし保育を乗り越える心得」を持つことができ、実際に問題なく慣らし保育を終えることが出来ました。
慣らし保育が始まる前は色んな不安はありましたが、終わってから振り返ると「気持ちさえ決まっていれば、なるようになる」と思うことができました。
ですが、パパである夫は同じではなかったようです(^^;
慣らし保育が始まる前は
保育園に通うのは、お友達も出来るし子供にとってもいいことじゃん!
上の子の慣らし保育初日、夫はたまたま有給を取っていたので一緒に保育園に送りに行ったのですが、あまりにも泣き叫ぶ子供の様子を見て
まだ早かったかな…
私はもうその時は心が決まってきたので、「初めは泣くもの、仕方ない」としか思っていたのですが、夫は違っていたのです。
そんな夫をスルーして、何とか子供を登園させたのですが「めっちゃ泣いてた…心が痛い」とブツブツ言っていました。
そして降園して帰宅した上の子に、夫は「ツラかったね」「怖かったね」としきりに話しかけていました。
本人としては子供の気持ちに寄り添っていたつもりでしょうが、「ツラい」「怖い」などのネガティブな声がけはホントにやめてほしかったです…(TT)
「頑張ったね」とかなら歓迎なのですが、心得を持たないパパが悲痛に泣き叫ぶ子供を見たら、自然と「ツラい」「怖い」というワードが思い浮かんだようです。
そして子供はそのパパの言葉を聞いて、拙い発音で「怖かった」と言ってまたメソメソと泣き出しました(汗)
その後、夫には私の心得を伝えて「アナタもこの心得を持っといて!」とお願いしましたが…これは慣らし保育の前にすべきでした(^^;
それでもやっぱりパパとして子供が泣く姿に心を痛めていましたが、慣れてもらうしかありませんでした。
1ヶ月ほどして、子供が保育園に慣れてからは「通えてよかったね!」「楽しかったね!」と子供に言っていますが、夫にも心得の共有が必要だったなと感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
慣らし保育は子供はもちろん、ママにとっても大切なものです。
離れて生活して不安になるのは子供だけではなく、ママも同じですよね。
ですが、ママが働きに出る決断をしたのであれば、この慣らし保育は乗り越えないといけない壁なのです。
慣らし保育を乗り越えるための心得は
- 罪悪感はなるべく持たない
- 家に帰ったら多少のワガママは多目にみる覚悟をする
- 保育園や子供を信じる
外野からの声や慣らし保育で泣く我が子を見て、幼い子供を預けて働くことに罪悪感を持ってしまうママは多いですが、罪悪感を感じることはありませんよ。
また、慣らし保育中は帰宅するといつもよりワガママになる子がいますが、それは「子供も頑張ってきた証拠」として多少は受け入れてあげるようにしましょう。
そして、保育園や子供を信じることもとても大切です。
大事な我が子をちゃんと見てくれてるだろうか、我が子は大丈夫だろうかと心配は絶えないかもしれませんが、保育園はプロですし、子供もママが思って以上に順応性が高いものです。
この3つの心得を持つことで、私は慣らし保育を乗り越えることが出来ました(^^)