ワーキングママの私が抱える悩みや葛藤。経験からたどり着いた対処方法をご紹介!

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ざくろ

2012年に第一子、2015年に第二子を出産し、二人の女の子を育てるワーキングママです。夫の出張が多いワンオペ育児の日々を爆走中です。これまでの育児にまつわる私の体験をリアルにご紹介します。どなたかのお役にたてればうれしいです。

ママテク(@mamateku)ライターのざくろです。

育児中のお母さんは、誰だって育児に対する悩みを持っていると思います。

それは、ワーキングママであっても専業主婦であっても同じことだと思います。

私は長女が産まれた時からワーキングママになりました。

それから次女を出産して現在まで、家事・育児・仕事・夫との関係などいろいろな悩みを抱えて毎日を生活しています。

これからご紹介することは「ワーキングママ」に限らないことも含めて、日頃から抱いている私のママとしての悩みと、解決とまではいきませんが自分の経験からくる対処方法などをご紹介していきたいと思います。

同じような悩みを抱えているママたちに少しでも共感してもらえて、「自分だけではないんだ!」と思ってもらえる部分があれば嬉しいです。

夫との家事バランスに関する悩み

ワーキングママであってもそうでなくても、夫との家事バランスに悩むママはとても多いと思います。

休日の公園で、子どもと一緒に遊んでいるパパさんをみると、

ざくろ
育児に協力的で羨ましいなぁ。きっと家事もしっかり協力してくれるんだろうなぁ
と思ってしまいます。

我が家の夫は月の半分以上は出張で不在、そうでない日も帰宅時間はかなり遅い毎日です。

日常の家事と育児は100%私が担当しています。

そんな夫でも、時期によっては連続して家に帰ってくることもありますし、ゴールデンウイークや年末年始などには連休もあります。

こういった時の夫との家事・育児バランスは、長女が産まれてからたびたび起こる夫婦喧嘩のもとでした。

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何も言わなければ何もしない夫に終始イライラばかりの私と、せっかくの休日だからゆっくりしたい夫。

夫は私がイライラしている原因すらよく分かっていないようでした。

「言ってくれたらするよ!」という夫にさらにイライラ……(笑)

「自分から何かするということはないのか!」と思う私と夫の思いは平行線のままでした。

ある時「このままではダメだ!私も疲れるし、子どもにも悪影響だ!」と思い、夫に対する対応を変えることにしました。

【対応策①】不満は伝える

私は、イライラが募ってくると夫とは「口も聞きたくない!」という状態になってしまいがちでした。

しかしこの方法だと、夫は私の思いを理解しないまま「怒りっぽい妻」となってしまうだけで終わりです。

私は、毎日家事と育児に大変であること、休日くらいは何かできることをしてほしいと常に伝えるようにしました。

そして、できるだけ不満をためないように心がけています。

【対応策②】夫の得意分野を見つける

我が家の夫の家事能力はレベル0です。

どんなに丁寧に説明しても、また出張に出れば綺麗さっぱり忘れて帰ってきてしまいます。

そんな夫に家事を分担してもらうことは半ば諦めています。

最低限自分のことをしてもらう以外は(それすらも怪しいのですが)、得意分野で活躍してもらうことにしました。

夫は子どもたちと遊ぶことはとても上手です。

私にはできないダイナミックな遊びをしてくれるので、休日には大きな公園に行き、めいっぱい子どもたちと遊んでもらいます。

また、子どもたちと銭湯に行ってもらって、その間に私は家のお風呂にゆっくり入って一人時間を楽しんだりすることもあります。

こうして、夫の得意なことを見つけては、集中的にその分野は夫に任せることにしています。

そうは言っても、私の中での’不公平感’はまだまだ解消されていません。

イライラが募るたびに夫にそれをぶつけ、喧嘩になることもよくあります。

そんな時は夫に「何もできないんだったら、せめてこの私のイライラを受け止めて!」と言っています。

それも夫ができる立派な役割だと伝えると、夫は「わかった。受け止めます」と言って自分の役割をしっかりと勤めてくれるようになりました(笑)

保育園に子どもを預けるということの悩みや葛藤

保育園に子どもを預けることになった時、私にはあまり抵抗はありませんでした。

私自身も幼い時、保育園に通っていたからです。

でも、いざ保育園に預けてみると『これでいいのだろうか…』と悩むことはよくあります。

長女を最初の保育園に預けた時、朝の別れがこんなに辛いものかと思いました。

長女は最初の慣らし保育の期間中、ずっと泣いて過ごしていました。毎朝泣き叫ばれながら無理やりに長女の手を離し、仕事に向かいました。

そんな長女もやっと保育園に慣れ、先生たちと楽しい時間を過ごせるようになった1年後、保育園を変わることになってしまいました。

それまで通っていた保育園は小規模保育園で3歳までしか通うことができない保育園だったので(保活の時にそこしか入れませんでした)、2歳になる年に公立の保育園に入ることができたので転園することになったのです。

そして、また慣らし保育からスタートです。

その頃の私は次女を妊娠中で少し出血があったりしたので、新しい保育園へは自転車ではなく徒歩で送り迎えをしていました。

長女と二人で手をつないで新しい保育園に向かおうとすると、長女は前の保育園へ向かう道へ行こうとします。

この頃には、少しずつ言葉もしっかりとしてきていたので、「いやだ!こっちに行く!」と泣き叫ばれ、大きいお腹で長女を抱えながら保育園に向かったりしていました。

当時の私は、二度目の慣らし保育ということもあって仕事を休ませてほしいと言うことに抵抗があり、完全に休みをとるのではなく在宅を中心に仕事をさせてもらっていました。

昼間にできなかった仕事は夜、長女が寝てからこなすという日々でした。

ある日、保育園に送っていく途中、横断歩道の真ん中で長女に「行きたくない!」と抵抗されました。

なんとか向こう側に渡りきり説得しますが「行かない!」と言うばかり。

その場をなんとか切り抜けたかった私は

ざくろ
じゃあ、とにかく保育園まで行こう。それで先生に保育園をお休みしますって自分で言いなさい。そして、今日お休みしたら明日は絶対に行くって約束して。
と長女に言いました。

もう色々と疲れてしまっていましたし、そこまで抵抗するんだから、交換条件をつけて休ませてあげようと思ったのです。

保育園に行って先生に話をすると、先生に「お母さん、それじゃだめよー」と言われてしまいました。

先生は軽く言ったつもりだったのでしょうが、妊娠中、仕事疲れ、長女との関係、色々と重なっていた私は、情けないのですがその場で涙を流してしまったのです。

先生はびっくりして、その日は長女を連れてそのまま帰ることを了承してくれました。

帰り道、今日の仕事をどうしようという思いと、保育園に子どもを預ける意味ってなんだろう、仕事をする意味があるのかと頭の中はグチャグチャだったことを覚えています。

そんなに必死になって働いて子どもに辛い思いをさせ、自分もこんなに追い詰められて…。

もう仕事を辞めてしまおうかと真剣に思いました。

しかし、経済的にも仕事を辞めることは難しいですし、自分の仕事も好きでした。

結局その日は会社に連絡をして仕事を減らしてもらい、夜に仕事をすることにしました(昼間に長女がいる状態で仕事をすることは難しいので)

そして、悩み事は解決しないままに次の日になり、仕事を休む勇気もなく、長女を保育園に連れて行くという日々が続きました。

当時の私は迷いだらけでした。

今振り返っても、あの頃が一番辛い時期だったように思います。

そんな長女も、ゴールデンウイークが過ぎ5月も終わりに近づく頃から、少しずつ新しい保育園の先生やお友だちの話をしてくれるようになりました。

私も少しずつ生活リズムが整い、先生ともいろいろ話ができるようになっていきました。

今ではお迎えに行くと「まだ遊びたい!」と言われてしまうほど保育園が大好きです。

一緒にお世話になっている次女は、まだ朝のお別れの時に泣いてしまうこともありますが、たくさんのお友だちができて毎日楽しそうです。

何より、家では絶対に経験できないようなことをたくさん経験し、私が知らないお友だちがたくさん増え、どんどんたくましくなっていく子どもたちを見ていると、保育園には感謝しかありません。

毎年、4月になると別れを辛そうにしている親子を保育園で見かけます。

そんな時は、心の底から『がんばれー!どうか1日でも早く笑顔になる日がきますように!』と密かに応援してしまいます。

子どもに好きな習い事をさせてあげられないという悩み

ご近所の幼稚園ママさんや、保育園でも時短勤務でお迎えの早いママさんたちは、子どもが3~4歳くらいになると「我が子に何か習い事を!」という話題で盛り上がるようです。

我が家の長女も、4歳頃にはお話も随分としっかりしていましたし、お友だちとしっかり会話ができるようになっていたので、

○○ちゃんはスイミング習っているんだって。△△ちゃんはピアノ習っているんだって。
と言うようになりました。

前々から、そろそろ何か習わせてあげたいなという思いはありましたが、もう少し先でもいいか…となっていたので、『こりゃマズい。。。』というのが正直なところでした。

というのも、お友だちの多くが習っているというスイミングは、長女の年齢のクラスが始まる時間は平日は16時30分からで、とても送迎ができません。

土曜日クラスもありますが、もちろん大人気で定員が常にいっぱいという状態だったのです。

それ以外にも、ピアノ、ダンス、リトミックなどいろいろと調べてみたのですが、長女が好きそうなもので私が送迎できる時間や曜日にあるもの…となるとなかなか通えるようなものがありませんでした。

仕事をしながら子どもに習い事をさせるって結構ハードルが高いです。

自分で通えるようになれば選択の幅は広がりますが、まだまだ保育園児、きっちり送迎が必要です。

ざくろ
別に小学生になってから何か習い始めてもいいんじゃない?
と諦めモードの母の気持ちとは裏腹に、長女からの日々のプレッシャーは続きます。

結局、土日に通える絵画教室を見つけて通うことになりました。

長女には、見学に行った音楽教室にも行きたい!と言われましたが、今はこれが精一杯!ごめんよ長女。

もう少し大きくなったらもう一度検討しようねと伝えています。

しかし、習いごとって本当にお金がかかりますよね。

次女が「私も何か習いたい!」と言い出す日はそんなに遠くない…。しっかり働かないと!と気合いを入れる母です。

仕事の仕方に関する悩み

子どもが産まれる前は夜遅くまで仕事をすることが当たり前でした。

母になり、いろいろと変わったことはありますが、一番変わったことは仕事の仕方かもしれません。

出産後は、会社のご配慮で仕事量をセーブしながら働かせてもらっています。

でも私の働いている業界は昼も夜もないような業界なので、夜に突然お客さんや同僚から電話がかかってきて「急いで対応してほしい」と言われることもよくあることです。

私の主な仕事はグラフィックデザインです。

パソコンとネット環境さえあれば、打ち合わせやプレゼンの参加以外は自宅でも作業が可能です。

長女が産まれた頃は、夕方や夜の仕事の電話でも受けて、長女をあやしながらパソコンに向かって仕事をすることもありました。

その後、長女を保育園に預けられるようになり半年ほどした頃、昼も夜も(長女が寝てから)仕事をするという、ものすごく忙しい時期がありました。

その日も朝からずっと自宅でパソコンに向かって仕事をしていました。

昼食も取らず時間も忘れて必死に仕事をこなしていて、ふと時計と見ると15時を過ぎていました。

台所は汚れた食器でいっぱい、洗濯物も山になっています。

私は保育園のお迎えの時間までに仕事が一段落するか気がかりで、かなり切羽詰まっている状態でした。

その時、携帯電話がなり画面を見ると長女の通う保育園からでした。

「体調が悪そうで熱も少しでてきているから早めにお迎えをお願いします」と言われました。

「わかりました。」と言って電話を切りましたが、その後もひっきりなしに仕事の電話やメールがきます。

私は、後頭部がズーーーンと重くなって座っていられない状態になりました。

長女をお迎えに行かないと…早く仕事のデータを送らないと…
頭の中でグルグルしながら、自分の体がまずいことになっていると思いました。

座っていられなくなった私は、床に横になりながら、なんとか夫に電話をかけました。

この時、本当に偶然なのですが、仕事中の夫は家の近くを車で通過中でした。

慌てて帰ってきた夫は、トイレの前で倒れている私(トイレに行こうとして倒れてしまっていたようです)を見て救急車を呼び、病院に連れて行ってくれました。

救急車で搬送中や到着した病院で、私は泣きながら「長女を迎えに行って欲しい」「仕事が終わらない…どうしよう」と言ってたそうです。

病院での診断は過呼吸と脱水症状とのことでした。

夏の暑い日に(クーラーのかかった部屋でしたが)朝から飲まず食わずでパソコンに向かい、大量の仕事と保育園からの呼び出しにパニックになってしまっていたようです。

看護婦さんに「お母さん、もうちょっとゆったり仕事をしなさい!」ときつく言われてしまいました。

私は自分の仕事が好きです。
色々な仕事がある中で、自分の好きなジャンルの仕事がまわってくるととても嬉しいですし、張り切ります。

ただでさえ仕事をセーブしているのだから、できるだけ迷惑をかけないように、好きなジャンルの仕事を少しでもまわてしてもらえるように頑張っていました。

そして、この頃は家事に関しても’うまく手抜きをする’ということができていませんでした。

仕事も家事も子育ても、うまくできないくせに出来るふりをして無理をしてしまっていたのだと思います。

このことがあってから、基本的に17時以降の仕事の電話はとらないことにしました。

それでも「緊急!」と言ってかかってくることはありましたが、自分の中で17時のラインを一区切りとすることや「できない」と伝えることができるようになりました。

仕事のスキルアップという意味では停滞している状態ですが、今はこれでいいと思うようにしています。

精神的にも肉体的にも私が健康でなければ何事も始まらないのですから!

子育てに悩むのは’ママの証’と思えるように

どんなママでも悩み事はあります。

子どもがご飯を食べてくれない、夫が育児に協力的でない、周りのママたちに馴染めない…など。

よく考えてみると、子どもがいない頃とは随分違った悩みばかりです。

しかも、自分だけで好きなように解決できる問題ではなく、子どもや夫など’自分以外’の誰かが関わっている悩みばかりのように思います。

それゆえ、悩みはなかなか解決されずに途方に暮れることも多々あります。

ある時、保育園のママさんと少し話をする機会がありました。

チラリと自分が悩んでいることを漏らすと、そのママさんは「私も同じ!」と言ってくれました。

なんだ、みんな同じなんだと思いました。すると、自分が色々と悩んでいることも’ママの証’なのだと思えるようになりました。

今でも子育てにまつわる悩みは尽きません。解決できないこともたくさんあります。

そんな時は「みんな同じなんだ」と思って、とにかく肩の力を抜くようにしています。

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