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ママテク(@mamateku)ライターのMeow-Meowです。
仕事復帰したいけど、勇気が出ない…。そんな私が選んだ「家にいながら働く」というスタイル。
筆者は妊娠中から在宅ワークを始め、在宅ワーク歴2年になります(その前はOL業のかたわら副業としてやっていました)
しかし実際に蓋を開けてみると、待機児童問題や保育料の高さ、未満児を預けながら働くことの難しさを知り、戸惑いました。
そんなときに知ったのが、『在宅ワーク』という働き方でした。
“Tele=離れた場所で働く”という意味から“テレワーク”とも呼ばれているのですが、実は筆者の住んでいる地域では、県でテレワーク(在宅ワーク)を支援しており、セミナーや講座が頻繁に開催されていたのです。
筆者はそのひとつの講座に参加し、
『好きな時間に好きなだけ、好きな場所で仕事をする』なんて自由で夢のような働き方ですが、順調にいくまではハードルが高いのも事実です…。
でもコツさえつかめれば、そしてやる気があれば「やればやった分だけ稼げる」のが『在宅ワーク』なのです。
今回は本格的に子育てをしながら『在宅ワーク』を考えている方のために、筆者の経験と、先日受講した講座で学んだことをもとに、
- どんなお仕事があるのか
- 仕事の見つけ方
- スキルアップの効率的な方法
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お仕事の探し方などを書いた後編も合わせて読んでいただければと思います。
パッと読むための目次
私が在宅ワーカーになったきっかけ
筆者は結婚に伴う転居を機に退職してしまったため、仕事復帰するには新しく仕事を探さないとなりませんでした。
でも、1歳の子を抱えての求職活動は想像以上にハードでした。
ハローワークや面接に行くたびに一時保育に預けないといけないし、保活(保育園探し)も同時進行しないといけないし、入園までに仕事が見つかるか分からないプレッシャーもありました。
また、筆者自身が子どもの頃、病気がちで月に4日しか保育園に行けない月もあったと母から聞きました。
それを考えると、「こんな大変な思いをしてまで働く意味があるのか」という疑問がわいてきます。
「どうせ働いた分のお金は保育料に消えるのに…」とも思うと、
県で支援するテレワーク講座に参加
いつものように、子どもを連れて街の図書館へ行ったときのことです。
チラシやフリーペーパーなどが置かれている棚を何気なく見ていると、それがあったのです。
- 受講無料
- 託児無料
- 遠隔受講
- 就業支援
そのチラシは、主に子どもや育児中・妊娠中の方向けのスペースに置かれていました。
興味を持った筆者は、チラシを持ち帰り、さっそくホームページにアクセスして詳細を見てみました。
すると、こんなことが書かれていました。
パソコンなどを使って遠隔で仕事をする「テレワーク」
子育ても仕事も両立させたい方、介護で家から離れづらい方でも在宅などで働ける、今注目の働き方です。本講座では、テレワーカーとして働くための知識やスキルアップのプログラムを用意。ぜひこの機会にテレワーカーとしての第一歩を踏み出してみませんか
つまり、テレワーカーとして自宅で働きたい人のために、知識やスキルを学べる講座が受けられるイベントでした。
学べるだけではなく、実際にテレワーカーを募集している企業と面談をして、条件が合えばそのままお仕事も紹介してもらえるとのことでした。
受講は無料だし、託児もあるし、これは参加しないという手はありません!
講座で学んだことについてはのちほど書いていきますが、筆者はこんな形で『在宅ワーカー(テレワーカー)』として本格的に第一歩を踏み出したというわけなのです。
在宅ワーカーって一体何?内職との違いは?
筆者の学生時代の友人に、漫画を描いている人がいます。
その友人も家で仕事をしているのですから、広い意味で言えば在宅ワーカーです。
保険の外交員をしている知り合いがいます。
その人は保険屋さんに勤めているわけではなく、自営型の保険代理人をしています。
彼女も、お客様の家に行くという以外は家で仕事をしているわけなので、在宅ワーカーといえます。
このように、世の中にはたくさんの在宅ワーカーがいるのですね。
サラリーマンやOLと同じように、それだけ『在宅ワーク』の需要もあるということです。
普通の会社で働くのと同じように、初めての仕事であれば覚えることや勉強も必要ですが、スキルが上がれば直接的に報酬につながるため、モチベーションも上がりやすいというのが特長です。
時代は“内職”から『在宅ワーク』へ
『在宅ワーク』は一昔前には“内職”と呼ばれていました。
どちらも「家で仕事をする」という意味で使われ、実は違いはありません。
内職というと、家でお裁縫をしたり、部品を組み立てたりするイメージが強いと思いますが、『在宅ワーク』はパソコンやスマホを使ってお仕事をするのが基本です。
一般的に、内職は手作業、在宅ワークはIT関連(情報を扱う)のお仕事という意味で使い分けられているようです。
そして、現在では内職という言葉はあまり使われなくなり、『在宅ワーク』という言葉に取って代わられるようになりました。
それは、手作業での内職仕事が減ってきているからです。
筆者の母も昔、内職をしていましたが、「全部機械がやるようになって、仕事がなくなった」と言って辞めてしまいました。
工場の機械化が進み、部品を手作業で組み立てたりする必要もなくなり、内職さんの需要がなくなってしまったのですね。
職場はオフィスから自宅へ
『在宅ワーク』は、SOHO、テレワーク、フリーランス、アウトソーシング(クラウドソーシング)とも呼びます。
クラウドソーシングとは、これまでプロが作っていたことを、不特定多数のクラウド(群衆)が集まって何かを作り上げていくことを指します。
コトバンクより
一つの大きな仕事を一人の社員に任せるのではなく、在宅ワーカーに少しずつ振り分けてやってもらうことで、企業側も働く側も、負担やリスクを減らせるというメリットがあるのですね。
アップル社など大手企業でも在宅ワーカーを活用していることが知られています。
わざわざ満員電車を乗り継いで出勤し、オフィスではパソコンに向かって仕事をするだけ…ってなんだか効率が悪いですよね。
セキュリティはどうするのか、一緒に働く仲間とのコミュニケーション不足など問題点はいくつかありますが、自宅にパソコンがあって、自宅でも仕事ができるなら会社に行かなくてもいいじゃないか。
というわけで、ライフスタイルの変化・省エネ・渋滞回避などのために、これからどんどん増えていく働き方だと思います。
ママにとって『在宅ワーク』のメリット
では、具体的に『在宅ワーク』がママにとってどんなメリットがあるのか、育児と両立させるという視点から挙げてみました。
- 子どもを預けてハローワークや面接に行くなどの求職活動は不要。履歴書も書かなくて良い。
- 家にいながら仕事ができる。カフェやコワーキングスペース、車で移動中など、インターネットができればどこでも仕事可能。
- 子どもを保育園に預けなくても仕事ができる。
- 子どもを保育園に入れることもできる(基準を満たせば、ちゃんと就労としてみなされる)
- 子どものお昼寝中、一人遊び中など、空き時間が活用できる。
- 子どもが体調不良のときなども、周りに迷惑をかけず、側にいてあげられる。
- がんばればがんばるほど、収入が上がる。
- ストレスが少ないので、いつもニコニコ。
「子どもと過ごす時間が増える」「ストレスが少ない」「時間を自由に使える」といったところが、筆者には大きなメリットでした。
法律では『在宅ワーク』も『就労』とみなされるので、本格的にやりたいという方は保育園への入園も可能です。
市町村によると思いますが、就労証明の代わりに、収入証明や仕事の成果、確定申告などを提出するということが多いようです。
自営型(フリーランス)の在宅ワーカーって?
筆者は、企業に雇用されて在宅勤務をしているわけではありません。
お仕事依頼を受けて、お仕事を始める。それが終わったら、また次のお仕事。
という風に、『完全にフリーの在宅ワーカー』なのです。
これを自営型と呼ぶこともあります。
雇用型と比較すると「収入が安定しない」というデメリットはありますが、次の理由から筆者は自営型を選択しています。
- 育児中のため、取れる時間が決まっていない。
- 2人目妊活中なので、また出産などで働けなくなる可能性がある。
- ストレスが少ない。
- いろいろな仕事ができる。
毎日決まった時間だけ仕事ができるというわけではなく、家事や育児の合間に仕事をしているため、自営型のほうがより仕事量を調節しやすいのです。
また、「今月はこれに挑戦しよう」「来月はこんな仕事をやってみよう」と、いろいろな仕事に携われるのもフリーランスのメリットといえます。
在宅ワーカーママはいつ仕事しているの?
家事や育児の合間といっても、まとまった時間が取れるのは、
- 子どものお昼寝中
- 子どもが夜寝たあと
の2パターンです。
1歳半のわが子は、パソコンに興味津々。
わが子の前でパソコンを開こうものなら、キーボードを勝手に押したり、画面を触ってみたり、電源ケーブルを抜いて口に入れたり、とやりたい放題。
ママと同じことがしたいようです。
最近新しいパソコンを買ったので、わが子に古いパソコンで遊ばせておいて、仕事をするということもできるようになりました。
それでも子どもが起きている間はどうしても集中しづらいので、メールチェックや簡単な修正のみにしておいて、クリエイティブなお仕事は子どもが寝ている間にしています。
子どもがもっと小さかったときは、抱っこ紐で寝かせたまま仕事をしていました。
もし2人目ができたら、パソコンを持ってお散歩に行き、子どもが抱っこ紐やベビーカーで寝ている間に公園やカフェでお仕事をしてみたいなぁと考えています。
スタバでパソコンを開いている方をよく見かけますが、まさにあんな感じです。
基本的にどこかに出社したりミーティングをしたりということはなく、取引先(仕事をもらう相手)とは会わず、仕事が完了すればメールなど、インターネット上でファイルのやり取りをします。
つまり、すべてが『家にいながら』完結してしまえるのですね。
仕事の量、働く場所、働く時間を決めるは自分です(「たくさん稼ぎたい!」「空いている時間に少しやりたい」など)
自宅は「自分ひとりだけのオフィス」というわけです。
妊娠中、育児中、何かの事情で外に出られない人にとっては、ありがたい環境といえます。
在宅ワークにはどんな仕事があるの?
筆者が受けた“テレワーカーになりたいためのITスキルアップ講座”では、大きく分けて3つの講座がありました。
- ビジネスITコース
- Webページ作成コース
- Webプログラミングコース
保険の外交員やデイトレーダー、漫画家などの特殊なジャンルを除けば、『在宅ワーク』で募集の多い仕事はこの3種類に分類できるかと思います。
この3種類に分けて『在宅ワーク』のお仕事を紹介していきたいと思います。
ビジネスIT
WordやExcelを使って、文章を作成したり、データ入力をする仕事が多いです。
いくつか代表的なものを挙げてみると、
- データ入力(ネットショップの商品登録、ある商品の価格を調査して結果をExcelに入力するなど)
- 文字起こし(大学の講義などの録音テープを聞いて文字にする)
- ライティング(育児、グルメ、スマホアプリ、美容などのテーマでブログ、記事を書く)
- モニター(商品を試したり、漫画を読んで、レビューを書く)
こういった案件はたくさんありますが、「誰でもできる」という条件から希望者も多く、競争率が高いのが特徴です。
単純作業なお仕事は単価も安い傾向にあります。
が、筆者は会社員時代に副業として「データ検索&入力」というお仕事で月4万円いただいていたことがあるので、作業スピードが上がればそれだけ報酬もアップします。
Webページ作成
Webページ作成とは、ホームページを作るお仕事です。
Webページを作るにはHTMLなどの知識が必要ですが、『在宅ワーク』ではもっと細分化された「画像編集のみ」「キャッチコピーのみ」というようなお仕事もあります。
- PhotoshopやIllustratorで画像の切り抜きをしたり
- 文字入れをしたり
- ロゴのデザインを考えたり
- イラストを描いたり
- チラシをデザインする、ショッピングサイト用のページを作ってほしいなどというお仕事も
Webデザイン関連業務は、女性向きで楽しくできるお仕事が多いです。
写真が好きな方、絵を描くのやデザインを考えるのが好きな方に向いています。
やりがいのある仕事を求めている方にはおすすめです。
Webプログラミング
- Excelのマクロ作成
- アプリ開発
- Webサイト上で動くプログラムを作成
というような仕事が多いです。
MySQLやWordpressなどの「プログラミング言語」の知識・経験が必要ですが、1件数万円~数十万円とかなり高単価なのが特長です。
プログラミングは簡単なものなら独学でも十分習得できるものもあるので、より稼ぎたいという方は学びながらチャレンジしてみるといいと思います。
在宅ワークで役に立つスキルって?
パソコンがある程度使えるのであれば、『在宅ワーク』を始めるのに十分です。
しかし、持っているスキルが高ければ高いほど、収入アップにつながるのはたしかなことです。
『在宅ワーク』はそれがとても顕著だと感じます。
したがって、「新しく技術を習得する」と、今後の収入に大きく差が出てくると思います。
そこで、より在宅ワークで収入アップさせるために「あると役立つスキル」をご紹介します。
筆者もこんな感じで、レベルアップしていった経験があります。
在宅ワークは慣れてくると、より「やりがいのある仕事」「難しい仕事」がしたくなります。
レベルアップしたい、と思ったら迷わずどんどんチャレンジしてみるといいと思います。
基本:タイピングを早くする
文字を打つのが速くなると、お仕事をするのに有利になります。
理由は、
- 基本的にメールでのやり取りになるため
- データ入力など、文字を入力するお仕事も多いため
- タイプミス、変換ミスは仕事の質を下げてしまうため
正確に、速く文字が打てるようになれば、それだけたくさんの仕事をこなすことができます。
メールなど文字でのやり取りは必須になるため、タイピングを上達させることは在宅ワーカーの基本といえます。
スマホのフリック入力のように、タイピングも毎日やっているとすぐに慣れて上達するものです。
一度体で習得したものは簡単には忘れませんので、根気よく続けることが大事です。
基本:インターネットに強くなる
仕事探しから始まり、相手とのやり取り、完成したデータの納品まで、すべてインターネット上で行うことが多いです。
時には、
- Skypeでのやり取り
- チャットワークでのやり取り
などを希望する取引先もあります。
また、楽天やYahoo!といったネットショップ運営のアシスタント(商品登録作業)や、インターネットを使ってデータ収集をするといったお仕事も非常に多いです。
ECサイト(インターネット上で商品やサービスの売買をする取引サイト、つまりネットショップやトラベルサイトなど)を日頃から見ている、利用しているという方はお仕事の幅も広がると思います。
「インターネットに強くなる=ネット上でのデータやメッセージのやり取り、ECサイトが使える」ということは、かなり在宅ワークを始めやすいといえます。
初級1:Word、Excelが使える
パソコンにマイクロソフトのWord、Excelが入っているという方も多いと思います。
このオフィスソフトは在宅ワークの多くの場面で使用するので必需品になります。
なければ購入しインストールしておいた方が良いです。
どんなところで使うのかというと、例えば、
- 『データ入力』の仕事の例だと、「ある商品のAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでのそれぞれの価格」を調べ、Excelにまとめて提出します。
- 『グルメレビュー』の仕事では、あるお店に食べに行き、感想をWordにまとめて提出します。
- 今月分の支払い明細がWord文書で送られてくるので、チェックをしてサインをする。という場合もあります。
学校や会社で使ったことがある人も多いので、文字入力ができれば問題ないと思いますが、きれいな文書、見やすいデータ作りのためにはWord、Excel の基本的機能を知っておくと便利です。
また、Word、Excelを使いこなせるようになると、在宅ワーカーとしてのアピールポイントにもなり、仕事依頼も増えます。
Word文書なら「書式」、Excelなら「関数」が分かれば、かなりいろいろな在宅ワークができるようになると思います。
初級2:画像編集、Illustrator、Photoshop
スマホで写真を撮り、SNSにアップしているという人も多いと思います。
そんなときに、フィルターをかけたり、スタンプや文字を入れたりという加工をしますよね。
それをパソコンで行うのが、Adobe Photoshopやペイントといった画像編集ソフト。
また、イラストなどを作成することのできるIllustratorもあります。
これらのソフトがあると、「画像切り抜き、加工」といったお仕事ができます。
例えば、こんなお仕事。
- 服をネットショップで商品として販売したい。
- 洋服の写真を撮影したけど、背景を真っ白にしたいので、洋服の部分だけ切り抜いてほしい。
画像1枚で数百円~1000円くらいの報酬が多いですが、慣れればささっと切り抜いてしまえるため、画像系はかなり単価の高いお仕事だといえます。
筆者はこちらのテキストを使って勉強をしました。CDつきで分かりやすかったです!
中級:HTMLを使える
HTMLとは、Webページを構成しているプログラム言語になります。
文字や画像などを、Webのページに表示させる働きもしています。
インターネット上のWebページはもれなくHTMLが使われているため、HTMLをマスターすると、楽しいWebのお仕事ができるようになります。
みなさんが今見ているこのページも、HTMLで作られています。
ためしにパソコンで見ている人は、画面ページ上で右クリック→ソースの表示を押してみてください。ずらっとHTMLがたくさん表示されると思います。
一見すると難しく見えますが、実は同じようなことがくり返し書かれています。
- 文字を表示する
- 画像を挿入する
- リンクを貼る
それらが集まって、Webページは作られているのですね。
HTMLは難しいものではありません。
独学でも十分習得することができるため、「Webのお仕事をしたい、IT関係のお仕事をしてみたい」と思っている方はまず初めに勉強することをおすすめします。
ちなみに、筆者は高校生の頃に部活のホームページをみんなで作ったことがあります。
簡単なものでしたが、学校の勉強よりも楽しかった記憶があります。
また、ブログなどをやったことのあるという方は、もうすでにHTMLを使っているようなものです。
ブログで改行をする、文字を赤くする、画像を入れる…などもそうです。
筆者はテキストを購入して勉強しました。
実際にレッスンのできる「実践式」のレッスンブックがおすすめです。
上級:プログラミングができる
在宅ワークで一番多いのはプログラミングだと思います。
プログラミングはひとりで作業しやすく、在宅勤務型のプログラマーが増えているようです。
近年、子どもの習い事としてもプログラミングが上位に入るようになりました。
プログラミングとは、「プログラミング言語」を使ってWeb上で動きをつけたり、スマホのアプリを開発したりすることをいいます。
プログラミング言語と一口にいってもさまざまで(100種類くらいある)、Webページに文字を出したり消したりする小学生にも分かりやすい簡単なものもあります。
簡単なプログラミング言語としては、『JavaScript』『PHP』などが挙げられます。
どちらも、Webページ上で動きをつけるというはたらきをするために使われます。
そもそもプログラムとは、パソコンやスマホの画面の裏で動いているロボット、というと分かりやすいのではないでしょうか。
「○○をしなさい」という命令をプログラミング言語で書くと、このロボットが「○○」をしてくれるというわけです。
例えば、サイトを見ていると画像が次々とスライドで変わっていくという仕掛けがありますよね。
これは『PHP』というプログラミング言語を使用したプログラムで、「○秒ごとに画像を切り替えなさい」という命令が書かれているのですね。
この「命令文をプログラミング言語で書く」ことは難しくありません。
『JavaScript』や『PHP』は比較的簡単なので、プログラミング初心者にはおすすめです。
Web制作の延長としてのお仕事も多く、HTMLからのステップアップとしても最適です。
プログラミングはこれから伸びる分野なので、習得しておけば絶対に損はないと思いますよ。
『在宅ワーク』は、向き不向きがある
もし世の中すべての人が在宅ワーカーになれば、朝の出勤ラッシュや面倒な人間関係に神経をすり減らすこともなくなります。
しかし、人によって在宅ワーカーに不向きな人もいると思います。
在宅ワーカーに向いている人の特徴
まず、こんな人は在宅ワークに向いているといえます。
- ひとりの時間が好き、ひとりで楽しむ趣味がいくつかある。
- 正直、組織の中で働くのは苦手。人間関係や通勤電車が憂鬱。
- パソコンが得意。少なくとも苦手ではない。
- パソコンの前に座っていると、時間を忘れて没頭してしまう。
- 1日中家の中にいるのは、苦痛ではない。
- 自分なりのストレス解消法、息抜きの仕方を知っている。
- ○時までにこれをやる。今日はあれをやる。と自分で目標やスケジュールを立てて実行できる。
- 自己鍛錬を怠らない。
在宅ワーカーに向いていない人の特徴
逆に、こんな人は在宅ワークではストレスが溜まってしまうかもしれません。
- 人と話すのが好き。漠然と誰かと会話したいなぁ、とよく思う。
- 仕事とプライベートを分けたい。きっちり「○時から○時まで仕事」と割り切りたい。
- 仕事場ではその場の雰囲気で真面目にやっているけど、家では集中できない。だらけてしまう。
- パソコンが苦手。インターネットって怖い。メールの文章を書くのは苦手。
- やりたい仕事がとくにない。
- 「事務」「営業」「接客」など、自分の役割が決まっているほうがいい。
- じっと座っているのは苦手。動きのある仕事をしたい。
- 「交渉」なんてできない。自分をアピール?何それ、分からない。
- 先延ばしにするクセがある。「まあ、いいか」と自分に甘かったり、時間にルーズ。
在宅ワーカーのデメリット
在宅ワークにはこんなデメリットもあります。
- オンとオフの切り替えがあいまい。
- うまく切り分けないと、プライベートと仕事がごちゃごちゃになる。
- 人と接する機会がないので、寂しい。
- すべて自己責任。忙しいときやミスをしたときに助けてくれる人がいない。
- 収入が安定しない。
- 周りに理解されにくい。
筆者も、仕事の途中で子どもがお昼寝から目覚めたので中断したときは、そのあとずっと仕事のことが頭から離れなかったり、子どもに邪魔をされてイライラしてしまうことがよくあります。
わが家というプライベートな空間で仕事をする、家事や育児の合間に仕事をする、ということ。
それはつまり「オンオフを切り替える」というよりかは、「オンもオフもない」と言ったほうが正しいかもしれません。
したがって、「趣味や好きなことを仕事にできる」「やりたい仕事がある」という人には『在宅ワーク』はおすすめですが、「楽をして稼ぎたい」と思っているようならば、出勤して仕事せざるを得ない状況に身を置いた方がいいと思います。
まとめ
『在宅ワーク』はストレスフリーで自由な働き方ですが、「仕事を取ってくる」「計画を立てる」「働く時間を決める」などをすべて自分でやらないとなりません。
決められた時間だけ決められた仕事をこなすという、パートタイマーとはまったく違います。
『在宅ワーク』ができる・できないは能力の差ではありません。
それは向き・不向きの問題だと思います。
実際に、スキルも経験もない筆者が『在宅ワーク』を初めて「自分に向いている!」と感じました。
企業に勤めているときよりも、自分のやりたいことができる、日常がうまくまわるといったメリットも感じられるようになりました。
役割が決まっていて、時間的拘束のある働き方がいいのか、それとも自由のきくフリーランスのほうがいいのか、副業として在宅ワークをするのか。
自分に合った働き方を見つけてくださいね。