【体験談】妊娠発覚時から行う上手な育休復帰術!働くプレママさんが知っておくべきこと

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ののかママ

ののかママ

日々、2014年生まれの女の子に翻弄されているワーキングママです。育児や仕事に家事と、毎日何かに追われへとへとですが、娘からもらう幸せと笑いをもとに生きています。日々の生活の中から役立つ情報が発信出来たら幸いです。

ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。

初めて妊娠したことが分かった時は勿論、とても嬉しい気持ちでいっぱいだと思います。

しかし、その反面で、今後の自分のキャリアやその後の生活等に不安を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身も、妊娠発覚した時期と仕事で昇進した時期とが重なったこともあって

どうやって職場に報告しよう、これからどうやって続けていこう…
と不安でたまりませんでした。

仕事は人事担当者として働いていましたので、沢山の女性社員の妊娠報告を受け、産前産後や育休の手続きを行ってきました。

その中には育児休暇を丸々取ってからちゃんと復帰を果たせた社員もいれば、残念ながら妊娠発覚後や復帰を果たせずに退職した社員もいました。

各々の社員によって、家庭の事情・体調の事情など様々な事情があったのですが、自分がどちらになるのか、正直すごく不安でたまりませんでした。

現在お仕事をしているプレママさんたちの中でも、今後のキャリアに不安を抱いている方がたくさんいらっしゃると思います。

気持ちよく産休・育休に入って、スムーズに職場復帰できるように参考にしていただければ幸いです。

妊娠したいと思った時から職場の人間関係の見直しを

実は私、「妊娠したいな…」と思った時に、改めて周囲への自分の言動に気を付けるようになりました。

勿論社会人ですから、普通の対応はしてきたのですが、人事目線から考察するに気持ちよく復帰した社員には共通点がありました。

それは、人当りの良さと謙虚さです。

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「今まで我儘でした、ごめんなさい」こう周囲に謝ってから妊娠したことを周りに報告し産休に入った社員がいました。

彼女は確かに我儘でしたが(笑)妊娠・出産を経てから復帰するにあたっては周囲の協力が最も必要不可欠であると気づいたのでしょう。

謝ってから彼女はとても謙虚になり、人が変わり、皆が彼女に協力したいと思うようになりました。

出産後も同じ会社で仕事を続けたいのであれば、妊娠したいと思った時から、職場の人間関係を見直す事が大事です。

一緒に働く人たちと今どういう付き合いをしていたのかをよく考え、もしも職場で人間関係が良好な関係を作れているのであればそれで問題ないのですが、周りが敵ばかりであるような状況であれば自分から働きかける努力をした方が良いかと思います。

そしてそれは意外と難しいことでもありません。

人間関係の基本は挨拶です。笑顔で、元気に、相手の目を見て、挨拶をしましょう。

相手から無視されたって良いのです。挨拶をきちんとして、仕事をきちんとする、それだけで周りの対応は変わってきます。

そして、誰かが大変な状況であれば『大丈夫ですか?』と一声声をかける、時には残業を手伝う、基本的な事ですがそれだけであなたの評価は変わってきます。

なぜ、妊娠と人間関係が関係するのか?と疑問に思われるかもしれません。しかし、これって本当に大事なことなのです。

人間関係を良くしておくこと、それはこれから妊娠して出産し、育児休暇を取るまでに協力者を一人でも多く増やす為の大事な種撒きであるからです。

もしも今まで、むすっと仕事をしていた人が突然フレンドリーになったとしたら、最初は周囲にとても驚かれるかもしれません。

でもそれでも良いのです、人間関係を円滑にして置き妊娠中に周りの理解や協力がうまく得られるかどうか、それが復帰するまでの第1関門です。

また、もしも職場に妊婦さんがいらっしゃいましたら、率先して協力することもお勧めします。明日は我が身、です。

妊娠・出産に関する制度を知ろう

現政府も1億総活躍社会を目指していますが、妊婦さんや出産後のママさん達への制度も少しずつ改変されながら、整備されています。

妊娠を意識しだしたときから、妊娠や出産に関わる法令変更は意識して知るようにして、制度等について調べておくといざ、妊娠・出産というときに便利です。

出産に係る休暇

産前休暇
会社は妊娠をした社員が申し出た場合、出産予定日より42日前から産前休暇を取らせなければいけません。
産後休暇
会社は出産した翌日から56日間働かせることはできません。また産後42日間は働く事はできません。
本人に働きたいという意思があり、医師から問題がないと診断された場合にのみ42日後からの勤務が可能です。
ここで注意していただきたいのは、産後42日間は本人が希望したとしても会社は働かせることができません。
育児休暇
1歳未満の子どもを育てている労働者に与えられる休暇です。保育園に入れない場合には例外的ではありますが2歳まで延長する事が出来ます。
またこちらの制度はママだけではなくパパが取る事も可能です。

給与支払いの有無

給与が支払われるかどうかは会社によって異なります。就業規則等で必ず確認しましょう。

産前産後育休中の保険料について

産前産後及び育児休暇中の保険料は免除となっています。保険料の支払いはありません。

産休中受けられる給付

①出産育児一時金

非常に高額な出産費用ですが、どの健康保険だったとしても、原則として一律新生児一人に当たり42万円(※産科医療補償制度の対象外となる出産の場合は40.4万円)の補助があります。

また、「直接支払制度」を導入している産院での出産の場合、事前に書類を提出しておく事で直接支払制度を利用する事が出来ます。

その場合、健康保険と医療機関の間で直接手続きをしてもらえるため、出産後の窓口での支払いは42万円を越えた部分のみの支払いとなり便利です。
(出産費用が42万円より低い場合にはその差額を請求することが可能です)

加入している健康保険によって申請方法などが変わる場合も有るため事前に調べておきましょう。

②出産手当金

出産手当金は

  1. 勤務先で健康保険に加入していること
  2. 出産のために仕事を休んでいてその間の給与が支払われていないこと

の二つの条件を満たしていれば標準報酬の3分の2の額が支給されます。

産休に入る前に会社の担当者に受給資格の有無を聞き、申請書を貰っておきましょう。

申請書には医師の証明を受け、必要事項を記入し、会社を通して社会保険事務所や健康保険組合に提出します。

③育児休業給付金

育児休暇に入っている間の給付は雇用保険から支給されます。

初回の申請書を会社から受け取ったら、出来れば出産前までに給与の振り込まれる金融機関で申請書に証明を受けておきましょう。

また、結婚してから銀行の口座名義を変えていない、旧姓のまま、という方はこのタイミングで口座名義を結婚後の名前に変えておきましょう。

雇用保険の育休給付は、申請名と口座名義が一致していないといけません。

育児休暇手当は、育児休暇を取得してから2か月後に会社を通して申請します。そのあと2か月ごとに育児休業給付が支給されます。

④その他

もしも悪阻等で連日出社できなかった場合で給与が無休であった場合には傷病給付金が、出産が帝王切開になった場合などには医療保険の保険金が受けられる場合も有ります。

住民税について

産休中も住民税は支払わなければなりません。

住民税は前年の年収が元になっているため、給与が支払わない時期には家計の負担となりますが、こちらは産休に入る前に一括で徴収するか自分で3か月ごとに支払うかは選べますのでご自身の経済状況を見て選びましょう。

手続きは会社が行いますので会社の担当者に相談を。

年末調整について

産休中でも年末調整は行わなければなりません。会社から書類が送られてきたら忘れずに書類を提出しましょう。

尚、産休・育休中の年収が103万以下なら配偶者控除、141万以下であれば配偶者特別控除を旦那さんの年末調整で受ける事もできます。(育児休業給付金は所得に含まれません)

養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置

出産後時短勤務に切り替わったり、残業などをセーブしたりするために給与が大幅に減る方もいらっしゃるかもしれません。

その場合、通常であれば社会保険の標準報酬月額が減り、将来の年金も減額されます。

しかし、3歳未満の子どもを育てている被保険者に対して一定の手続きを行えば将来の年金において時短前の標準報酬月額が適用される制度があります。

ただし、この制度に関しては手続きを行わせる事は会社の義務ではなく、あくまでも申請ベースとなりますので自ら会社に申請をして手続きを行う必要があります。

申請には住民票や謄本等も必要となってきますので、事前に取り寄せておく事をお勧めします。また、こちらの制度はママだけではなくパパにも適用されます。

産後働いている間、保育園などの都合等で勤務時間を頻繁に変えなければならないこともあるかと思います。

産後すぐにお給料が下がる事はなくても念のために申請しておくことをお勧めします。

日ごろから就業規則の確認を

就業規則には、会社の規定が書いてあります。

そして、そこには労働法で定められている絶対的必要記載事項として、

  1. 始業及び終業の時刻、休憩時間、休日、休暇、労働者を2組以上に分けて交替に就業させる場合においては就業時転換に関する事項
  2. 賃金(臨時の賃金等を除く)の決定・計算及び支払の方法、締切り及び支払の時期、昇給に関する事項
  3. 退職に関する事項(解雇の事由を含むを)

を記入しなければなりません。

この「休暇」の部分を良くチェックしてください。

大抵の会社では、休暇の部分に産前産後休暇や育児休暇についての事項が書いてあると思います。自分の勤務年数やその他の諸条件がそこに当てはまっているかどうかをよく確認しましょう。

また、休暇中の給与が無給なのか有給なのかは会社により異なりますので必ず確認しておきましょう。

妊娠発覚をしたら速やかに人事や上司に報告を

『うまく育つかもわからないし、安定期に入るまで誰にも言わない/言いたくない…』という方が結構な数いらっしゃいます。

しかし、安定期に入るまでの時期が妊娠においては大事な時期です。

混んでいる通勤電車では押されたり転んだりするかもしれません。悪阻で出社できない日があるかもしれません。仕事上重い荷物を運ぶ仕事もあるかもしれません。

会社には、社員の健康や安全を守る義務がありますから、突然の休みなどで周囲に迷惑をかけないためにも、妊娠したことが発覚した時点で直属の上司と人事には伝えておきましょう

私の場合、幸いにも人事職であり、また上司の奥様が出産直後だったために、上司の理解は非常に良く得られました。

事前に上司に伝えておく事で、飲み会等も断りやすくなりましたし、残業等も体調に合わせて断る事も出来るようになりました。重い荷物は上司が運んでいました(笑)

自分や自分の赤ちゃんを守るためにも、上司に詳細を伝えておく事はとても重要です。

もしも、理解のない上司の場合は人事や総務等、労務関係を取り扱う部署でも良いと思います。

男性上司の場合、妊娠や出産に関する知識が少ない管理職も多々いますし、年齢が上になればなるほど女性が働く事に対しての認識も弱い方もいらっしゃるのが現実です。しかし、そういった上司に対して不平不満を思っても仕方がないです。

そういった場合は人事担当者がいれば相談を(女性であれば尚可)、また、人事担当者がいない場合には出産経験のある同僚等に相談しておく事をお勧めします。

そしてもう一つ大事な事ですが、安定期に入ったらすぐに、同僚たちにも伝えましょう

今後の仕事の割り振り等、これからは沢山の人に協力を仰いでいくことになります。そして、自分が対応しきれない事を代わりに対応してもらう事になりますので、必ず忘れずに感謝の気持ちは伝えるようにしましょう。

妊娠ハイにはご用心

無事安定期に入り、周囲の人にも妊娠している事を告げ、見た目はすっかり妊婦さん、色んな人に出産の時期やお腹の子の事を聞かれる時期がやってきます。

自分自身も妊婦であるがゆえに周りに聞いてみたい質問等もたくさん出てきます。

しかし、会社という不特定多数の人が集まる場所においては、妊婦ハイには特に注意が必要です。

自分や配偶者が人知れず不妊に悩んでいる人がいるかもしれない、自分や配偶者が実は流産した直後かもしれない…人事としていろんな社員を対応していると、意外とかなりの確率でそういったことを抱えている方がいるので、そういう話で盛り上がる隣でどういう気持ちでいるのかとハラハラしてしまいます。

また、自分が産休で抜けた穴を埋めるために異動させられる社員もいるかもしれません。

その人がその異動を好んでいるのであればよいのですが、もしかしたら、嫌々異動を受けたかもしれません。周りの人がどう思っているかは各々にしかわかりませんから配慮は必要です。

赤ちゃんの事を聞いてきた人、そしてそれに応じているだけの自分には、全く悪気はないと思いますが、仕事中は特に妊娠の話はほどほどにして、やらなければいけない仕事には集中して取り組みましょう。

妊娠中の体調についての質問や出産後のことで何か不安なことがあった場合は、仕事場の人ではなく親や近況をよく知っている友人にする方が無難です。

自分の体調を過信しない事

私は連日の残業を率先して行ってしまい、結果お腹が張って翌日病院に駆け込んだ…ということがありました。

また、通勤途中、電車の座席に座った状態で貧血を起こし、意識が薄れていく中でパニックになってしまったこともありますし、お腹が圧迫され呼吸がしづらくなった時期には、酸欠で混んでいる通勤電車の中、立てなくなり救護室のお世話になったこともありました。

妊娠中はどんな事が起こるか、全く予想が出来ません。

よく言われますが、妊娠は病気じゃありません。しかし、妊娠は通常の状態ではない、ということも確かです。

まじめな妊婦さんこそ、迷惑をかけたくない…と、ついつい無理をしてしまいがちですが、そこで倒れられたり、入院してしまったりしては本末転倒。

突然のお休みや、体調不良が続いてしまうと結果として会社には迷惑をかけてしまいます。

妊娠した時点で、自分の体はもう自分だけのものではない、という事を心得て、出産までの日々を過ごしましょう。

赤ちゃんを守れるのはお母さんだけです。

産休前には引き継ぎをしっかりと。可能であれば産休中もサポートを。

私は臨月まで働いていたのですが、引継ぎには3か月くらいの時間を要しました。何かあったときには困らないように、業務スケジュールと引き継ぎ書を作成して関係者に配布しました。

退職するつもりはさらさらなかったですが、復帰後に自分のポジションがそのまま残っているかどうかはその時の状況にならないと分かりません。

自分の仕事を誰が代わりに対応しても問題なく業務が進められるように、という事を意識した引き継ぎ書を作成しました。

また、産休に入ってから、出産に係る手続きやその他連絡事項があるたびに、メールではなく電話をしました。そして、そのついでに引き継いだ仕事の中でわからないことや困っていること等がないか、確認を入れました。

もちろん、産休中は業務を行う義務はないのですが、自分があけた穴を埋めている人がいる以上、それをサポートしていくのはとても重要な事ですし、会社の情報も何となく知ることもできるので、進んで接点を作っておくことはとても有益です。

復帰の意志ははっきりと伝える

子どもも生まれ、育休の終わりも見えてきたら、復帰も頭に浮かんでくるかと思います。

私は保育園の申請をする直前に上司にメールを入れ、復帰する意思があること、そしてこれから保育園の申請を行う事を宣言しました。

翌年の新年度の保育園の申請は市区町村のより異なるかと思いますが通常11月。11月に申請をしたとは言え、その時点で保育園に入れる確証はありません。

しかし、事前に復帰の意志を伝えておく事で会社にも準備期間ができると思ったのであえて早めに連絡をしました。

仮に復帰を断られたり復帰を好意的にとらえられていないことが分かったとしても、早めに状況を把握する事で別の選択肢を考える時間ができるのではないかとも思っていました。

結果、本当に幸運な事に無事2月に保育園に入れる事が決まったのですが、決まった時点でも即会社に連絡し、無事に4月に復帰することとなりました。

産休は1年弱でしたが、産休中も事あるごとに会社と連絡を取っていたため、復帰後の仕事にもあまり影響はありませんでした

家族のサポートは必須

うちの夫は私が復帰するまで、家事は一切しませんでした。しなかった、というより出来なかったのかもしれませんが、私がどんなに忙しくても無神経に「手伝おうか?」なんて言ってしまうくらいで私を怒らせました(笑)

しかし、子育てと仕事の両立をうまくやっていけているほかの社員は皆、家族のサポートをうまく受けられていることを考えると、夫に協力してもらう必要性をひしひしと感じて夫の役割を考え直しました。

まず家事は厳しそうだと思ったため、子育てへの協力を促しました

次にあげるのは私が実際にやったことです。

  1. 保育園の説明会や初日の保育園の送迎は夫婦で一緒に行く
  2. 保育園で使うものの購入や名前書きも一緒にやる
  3. 保育園の行事には必ず一緒に参加する

一通りの保育園の流れを学んでいくうちに、子どもが3歳となった現在では保育園の準備や時間があるときの送迎は完璧にこなせます。

保育園とのかかわりが増えるほどに、保育園では○○のパパと呼ばれ、他の子どもたちとも仲良く接しています。また、パパ友も増えつつあるようです(笑)

私が遅いときの夕飯やお風呂も分担できるようになり、私の出張中は一人でも見てくれているので、子育てから夫の協力を得ていくことには手ごたえを感じています。

まとめ

女性の生活は妊娠・出産で大きく変わっていきます。キャリアをとるか、子どもをとるかで悩まれる方もたくさんいらっしゃいますし、待機児童問題や家庭の事情など、自分の意志とは関係ないところで今まで積み上げてきたものをあきらめざるを得ない状態の方もいらっしゃるかと思います。

私の場合は復帰まですごくラッキーなケースであったとは思うのですが、職場・家庭ともに協力してくれる人たちがいなければ妊娠・出産、そして復帰はままならなかったと思っています。

これから妊娠し、出産を迎える働くママさんに、少しでも参考になる制度の紹介や対応策ができたら幸いです。せっかく女性に生まれたのだもの、どちらも諦めないことが当たり前のようにできる世の中になったら最高ですよね!

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