ぴのまま
最新記事 by ぴのまま (全て見る)
- ベビービョルンの抱っこ紐One+Airを2年使用した感想を徹底レビュー! - 2018年10月20日
- 生後8ヶ月からベビーくもんを2年続けて感じた効果をシェア!レッスンの様子を写真付でレポート! - 2018年8月7日
- 家事時短できる神家電3選!共働きの我が家の助っ人たちを紹介します! - 2018年7月3日
ママテク(@mamateku)ライターのぴのままです。
幼児教材で有名なのが「こどもちゃれんじ」か「ベビーくもん(Baby Kumon)」です。
テレビCMでもよく紹介されていて、どちらがいいのか気になりますよね。
我が家には現在2歳半の娘がいますが、私は高齢出産でしたので、同い歳のママ友たちの子どもたちはもう小学生の子たちばかりです。
ママ友に聞いてみると、ほとんどの人が「こどもちゃれんじ」をしていました。
そして、みんな必ず「こどもちゃれんじをやっていて良かった」と言ってました。
私も友だちが使用しなくなった「こどもちゃれんじ」のおもちゃなどをもらいましたが、こどもの興味を引くようなおもちゃに、よく考えられていて素晴らしいと思いました。
でも、私は、娘が8ヶ月の時に「ベビーくもん」に入会しました。
「ベビーくもん」「ベビーくもんAdvanced」と受け、来月で2年になりますので、実際にベビーくもんをやってみた感想や、娘にどんな変化があったのか紹介したいと思います。
パッと読むための目次
ベビーくもんをはじめたきっかけ・加入の決め手は?
初めての出産、育児ってもうバタバタですよね。
私も生後3ヶ月ぐらいまでは母乳が安定せず、夜泣きもあったりで、日々ぼろぼろでした。
でも生後6ヶ月過ぎた頃、離乳食、母乳、昼寝、遊び、睡眠と、1日のタイムスケジュールもほぼ決まっていました。
【スポンサードサーチ】
その頃、娘が起きている時間に、何をしたらいいか迷うことが多々ありました。
Eテレの「いないいないばあ」や「おかあさんといっしょ」を録画して見せたりもしましたが、ずっとテレビを見せるわけもいきません。
おもちゃを買っても、ずっと遊んでくれるわけでもないです。
そんな時に、新聞の折り込みに、ベビーくもんの無料体験のチラシが入ってきました。
ちょうど家から徒歩5分のところにくもんの教室があったので、まずは無料体験に行ってみることにしました。
そこでくもんの先生と面談をしました。
体験学習では「絵本1冊・うたぶっく・やりとりぶっく・おためしレシピ」一式が貸し出されます。
先生から効果的な教材の使用方法を聞いて、2週間後に返却するといった流れです。
ベビーくもんに入会すれば、最初の一式はもらうことができます。
2週間のお試しですが、正直この2週間で良いかどうかは分からないと思います。
教材も同じものは市販されていませんが、似ているものは探せばいくらでもあります。
でも、私は体験学習を終えた時点ですぐに入会することに決めました。
面談の時、教材の説明も受けたのですが、私はほとんどの時間、育児の相談をしていました。
そのくもんの先生は近所に住んでいらして、さらに3人のお子さんがいました。
当時、私は育児休暇取得中でしたので、数ヶ月後には娘を保育園に預けて職場復帰する予定でいました。
なので、私が住む地域の保育園や小学校の事情なども教えてくれました。
たくさんのお子さんを指導されてきているので、育児などで悩んだ時に、その子にあったいろいろなアドバイスをくれました。
この「住んでいる地域に密着した育児の相談ができる」というのが、ベビーくもんの最大の利点だと思います。
ベビーくもんの仕組みについて
ベビーくもんには、0~1歳台向けの「ベビーくもん」と2歳台向けの「ベビーくもんAdvanced」とあります。
どちらも1~12号あり、すべて受けると2年になります。料金はどちらも月額2,160円(税込)です。
初回に会費袋を渡されて、そこに現金で毎月1回のベビーくもんタイムに持参します。アナログな感じですね。
また同じく初回だけ、ベビーくもんバッグ、ベーシックブック、れんらく帳がもらえます。
そして、毎月もらえるベビーくもんセットと、月に一度教室に親子でいくベビーくもんタイムの2種類の構成になっています。
おうちでベビーくもんセット
毎月、以下のセットがもらえます。
- よみきかせえほん or ママえほん 1冊
- やりとりぶっく or やりとりカード 1セット
- やりとりレシピ 1冊
月に1度のベビーくもんタイム
月に1度、親子で教室に行き、上記のセットを受け取って説明を受けます。
おうちでベビーくもんセットの詳細
では、ベビーくもんの教材について詳しく説明したいと思います。
れんらく帳
子ども様子や、親子のやりとりなどを自由に記録し、月に1度のベビーくもんタイムに持参します。
左側が記録ページとなっていて、その月のよく歌っている歌や嬉しかったこと楽しかったことなどを記載します。
右側はフリースペースになっていて、何を書いてもOKです。
最初は何を書いたらいいか迷ったのですが、私はその月にスマホで撮影した写真を貼り、一言添えることにしました。
先生からは『忙しい時は無理をしなくていい』と言われていたので、写真を貼るだけとか、コメントを書くだけの時もありました。
今悩んでいることとか、娘が初めてできたことなども記録しました。
結果、1年を通しての手作りアルバムになったので、娘が大きくなったら見せてあげようと思っています。
やりとりレシピ
ベビーくもんでは、子育ての力が自然と身につく5つのポイントがあります。
- よく見る
- 広げる
- ほめる
- 待つ
- 続ける
このポイントの中の1つが毎号のテーマになります。
やりとりレシピでは、テーマに沿って特集が組まれます。
例えばベビーくもんAdvanced 8号のテーマは「よく見る」だったのですが、子どもの困った行動も「よく見る」とわが子の成長と記載されていました。
例えば、女の子ならママの真似をしてお化粧をしたがる行動がありますよね。
我が子も実際にありました。忙しい朝の時間、私が化粧をしていると、目をキラキラしながら「私もやりたい!」と言われることもしばしば…。
正直、時間がないですし、まだ2歳には化粧はできません。
でもこの行動は、普段からママのことをよく見ていて、体験したことを外に向かって表現しようとしているのだそうです。
これを発達や成長と捉えられれば、少しはイライラも減るかもしれません。
最初から「ダメ!」というのではなく、実際には真似ごとでもいいので、気の済むようにさせてあげた方がスムーズに行きます。
ちょっとの真似ごとでは気が済まない時は「そうきたか~」と、やはりもう少し時間に余裕を持たなくてはいけないと考えられるようになりました。
娘の行動をなるべく客観的に「よく見る」ことで、ママも考え、一緒に成長できるのだなと思いました。
他にも、やりとりレシピには先輩ママたちの体験談なども記載されているので、ちょっとした休憩時間に読むのにちょうどいいです。
よみきかせえほん/ママえほん
よみきかせえほんは毎号必ず1冊貰えます。
様々なテーマや内容、作家さんが書かれているオリジナルの書き下ろし絵本です。市販では売っていません。
中には「ママえほん」というものがあり、「ママが楽しめる、ママが読みたくなる、子どもに伝えたくなる」ような内容になっています。
本は全て長くつかえるハードカバーで、安全にこだわり角が丸くなっています。
娘は8ヶ月からはじめたので、最初は絵本を読んであげても、もちろんちゃんと聞くことはできませんし、絵本を破ったりしていたりもしました。
でも、くもんの先生からは
ママが楽しんでいると、必ずと言っていいほど子どもにも伝わります。
娘はとにかく絵本が大好きになりましたし、最初は無反応だった絵本が後になってからお気に入りになったりすることも多々あります。
あと、自分でも書店で絵本を買いますが、内容やイラストを見て、無意識に親の趣味で決めてしまうこともありますが、くもんの絵本には、優しい色使いの絵本や、中にはどきつい色を使用しているのもあり、これは絶対自分では選ばないと思っていたのを、娘は気に入ったりすることもありました。
そして、先生から教えていただいた公文式の言葉で「うた200 読み聞かせ10000 賢い子」という言葉があるそうです。
歌を200曲覚えるくらい、読み聞かせを1万回してあげるくらい、お子さんと言葉を通じたコミュニケーションをすることが「賢い子どもを育てる」ということなのだそうです。
その言葉が本当なのか確かめるために、実際に先生は友人に図書カードをプレゼントして、10000冊カウントしてもらったそうですが、そのお子さんは本当に賢くなったそうです。
これを聞いてから、私は最低でも1日に1冊は絵本を読んであげよう!と思い、実践しています。
だいたい寝かしつけの時に読んでいますが、疲れている時など「今日は読んであげるのが面倒くさいな~」と思う時もあるのですが、娘も喜んでくれるし「10000回読めば賢くなる!」と自分に言い聞かせることで、今のところ毎日読むことができています。
おかげで娘は大の本好きで、最後まで集中して聞いてくれますし、1冊では物足りず5冊ぐらい読んであげないと満足してくれません。
多い時は10冊以上読む時もあります。
この絵本を読んであげる時間は、授乳していた時のように娘と私との貴重な時間になっています。
きっと歌でも読み聞かせでもなんでもいいから、言葉を通じたコミュニケーションが心と頭を健やかに育てるのだと思います。
やりとりぶっく/やりとりカード
やりとりぶっく/やりとりカードも毎号どちらかが入ります。
食べ物、動物など、身近なものを題材に、親子でのやりとりが広がる絵本になってます。
乳幼児の発達や言葉などについて、発達心理学者や言語聴覚士、俳人といった専門家のアドバイスを取り入れているそうです。
これも娘は大好きで、挨拶の言葉などはこのカードで覚えました。
A5サイズぐらいの小さいサイズなので、お出かけの時にも持って行ったりして重宝しています。
うたぶっく&CD
うたぶっく&CDは、ベビーくもんでは1号・4号・7号・10号、ベビーくもんAdvancedでは1号と4号に入ります。
絵本のように歌詞が書かれていて、その曲がどういう曲なのか、ヒント&コラムも書かれているので、いろいろな楽しみ方が広がります。
小さい頃よく歌っていた童謡って、結構忘れてませんか?
自信がないと歌ってあげられなくなるので、このうたぶっくには大変助けられました。
やりとりノート(Advancedのみ)
ベビーくもんAdvanced7号から毎号入ります。
言葉、数、英語などにふれられる遊びや歌が取り入れられて、楽しくやりとりができます。
手、指の器用さを高める遊びが盛り込まれています。はがせるシールやクレヨンでかいて消せるページなど、繰り返し遊べます。
また、Advanced7号でクレヨン、Advanced10号で鉛筆と鉛筆削りがセットで付いてきます。
このクレヨンは、断面が太い三角形なので、指の力が弱い幼児でも持ちやすいです。
また、鉛筆も同じく断面が三角形なので、クレヨンの延長ですぐに持てるようになりました。
以上が、ベビーくもんの家でやりとりできるセットになります。
どのアイテムも年齢に合わせたラインナップで必ずテーマがあるので、なんとなくやりとりするのではなく、親も意識して子どもに向き合い取り組むことができます。
また、月1回のベビーくもんタイムで先生に相談したりすることもできます。
月1回のベビーくもんタイムってどんな事をするの?
ベビーくもんタイムは、毎月1回、親子で教室にいきます。
1回の時間は30分程度です。
- ごあいさつ
- 出席のしるし
- 1ヶ月のふりかえり
- 次号のベビーくもんセットを受け取る
- 次回の日程を決める
- さようなら
ごあいさつ
まずは、あいさつをして席に着きます。
最初はじっと座っていられず、立ったりすることもありましたが、回を重ねるごとに最初から最後まで座っていられるようになりました。
出席のしるし
持参したれんらく帳にシールを貼ります。シールはいろいろな種類があり、娘に選ばせて自分で貼らせます。
1ヶ月のふりかえり
れんらく帳を確認しながら、1ヶ月の報告をします。
あまり興味を示さなかったアイテムなどを伝えると、違うやり方をアドバイスしてくれたりします。
次号のベビーくもんセットを受け取る
見本用のセットを使用しながら、こんな感じでやってみてと詳しく教えてくれます。
娘も興味津々で、毎回早く帰ってやろうと楽しみにしてくれます。
次回の日程を決める
私は、毎回第4週目の水曜日、娘の園の帰り16:30~というように決めていました。
子どもが急に病気になってしまった時なども、別日に変更してくれます。
さようなら
他、雑談などをして、帰りのあいさつをします。
今では、親子で月1回の先生との時間が楽しみになりました。
子どもの成長を先生も一緒に喜んでくれるのも嬉しいのですが、何よりも私自身のことも褒めてくれるのです。
子どもとのエピソードを伝えると「そこに気づくなんてよく見ているね」と褒められると純粋に嬉しいですよね。
子育てを頑張っていても、なかなか言葉にして褒めてくれる人って周りにいません。
初めての子育てで悩むことが多く、正解も一つではないので、先生に褒めてもらえることで『これでいいんだ』と、ママとしても自信もついてきます。
これはベビーくもんならではだと思います。
くもん出版のことわざカードもおすすめ!
ある時、先生からくもん出版の「ことわざカード」を紹介されました。
『ことわざを覚えてみませんか?』と。
「2歳の子どもに?」と思いましたが『試しに5枚、持ちかえってやってみて』というので、お借りしました。
ことわざカードは、表にことわざの前半の言葉が書いてあり、ことわざの内容を表す絵が書いてあります。裏面には、ことわざの意味が書いてあります。
私は、まず1日目は娘と絵を見て、「大きいのと小さい虫さんが2匹いるね~。」などと言いながら、ことわざを言ってみました。
それを5枚順番にやります。
2日目には、絵を見せながらことわざを言って、「◯◯ちゃんも言ってみて~」と復唱させました。
一旦はそれでやめるのですが、ちょっと覚えにくそうにしていたことわざは、お風呂に入っている時や寝る前に何度か言ってみたりしてました。
3日目には、ことわざの前半だけ私が言って、この後の言葉を何かわかるか聞いてみます。
そうすると、だいたい覚えていました。
2歳児の暗記力にはびっくりさせられました。
どれだけ覚えられるのだろうと思い、すぐにことわざカードを買いました。
ことわざカードは1集~3集まであって、1集に31枚のことわざカードが入っています。
このやりとりを平日だけ日課にしてやってみると、だいたい3日で5枚覚えられるので、1ヶ月で1集全部覚えることができました。
教室へ行ったときに、先生に覚えたことわざを披露すると、とても喜んでいらっしゃいました。
今ことわざを覚えられたからといって、小学生まで覚えているということはないのですが、脳のトレーニングにとてもいいそうです。
また、やっていくとなかなか覚えられないことわざもあるのですが、そうすると娘はすごく嫌がります。
少しストレスがかかるぐらいがまた脳の刺激になるそうです。
そのストレスを超えて覚えられ、たくさん褒めてあげると娘も喜び、最近は自ら「ことわざしたい」と言うようになりました。
ちなみにこのことわざカードは、ベビーくもんに加入していなくても、楽天で購入することができます。
ベビーくもんに通って感じた効果について
娘は1歳3ヶ月の時から保育園に通っているので、必ずしもベビーくもんだけの影響ではないのですが、私の個人的な見解ですが、ベビーくもんに通ったことで、娘が出来るようになったと思うことを紹介したいと思います。
- あいさつができるようになった
- 絵本が大好きになった
- 観察する力がついた
- 教室の椅子に30分座っていられるようになった
- 言葉を話すのが早かった
- 親子の絆が育まれた
- 無意識に学ぶ姿勢が作られた
観察する力がついたというのは、1歳半ぐらいの頃、家でテレビをみているときに子どもブランドの「mikihouse」のCMが流れたんです。
最後に「ミキハウス~♪」とボイスロゴが出た時、私が「ミワハウス~♪」と言ったのです。
娘の名前は「みわ」というのですが、ちょっと似てるなと思ってふざけて言ったのですが、その言葉に対し娘は「ママハウス~♪」と言いました。
瞬時に「ミキハウス」の「ミキ」の部分は名前(人)なんだと判断して、「ママ」に変えて切り返してきたのでびっくりしました。
まとめ
先日、最後の号のベビーくもんセットを受け取りに行ったのですが、先生から花束をプレゼントしてもらいました。
娘は「ひまわり!」と嬉しそうにして、花の匂いを嗅いでいました。
先生は「花から匂いがすることを知っているんだね」と娘の細かい動きにも反応されていました。
常に子どもの行動を観察されているところはとても勉強になりますし、私もよく観察しようと思います。
ベビーくもん終了後は「幼児のくもん」になるそうです。
基本的には3歳からのカリキュラムなのだそうですが、現在娘は2歳半なので、まだ早いのか相談しましたが、ベビーくもんを2年実践していれば、問題ないそうです。
なので、これからも続けていこうと思っています。
自分の子どもと自分の関係はどういう形にするのがいいのか。
日々実践で悩むことはありますが、ベビーくもんはそのヒントをくれます。
それを踏まえて、我が家流を探してみます。これだと思ったら、とことんやればいいし、ちょっと違うな?と思ったら、少し違うことをやってみる。その繰り返しなのだと思います。
これからもくもんとともに、親子で成長していきたいです。
気になる方は、お近くのくもんに見学に行ってみてくださいね。